こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は”It’s nothing.”の意味とその使い方についてお話します。感謝されたときにサラっと言えるとカッコいいフレーズです。この記事を読めばさらに英語の表現がアップします。それでは、まいりましょう。
目次
意味
「It’s nothing.」というフレーズは英語で、「大したことない」「問題ない」「気にすることはない」という意味を持ちます。主に、何かを助けたり、サービスを提供したりした後に、感謝の意を示されたときに使われることが多いです。また、自分の問題や困難を軽減して話す際にも使われます。基本的には、相手に対して、「心配しなくて大丈夫だよ」と伝えるために使用されるフレーズです。
使う場面
感謝を受けた時
誰かのために小さな親切をした後、相手が「ありがとう」と言ったときに、「It’s nothing.」と返すことで、「大したことをしたわけではないよ」と謙遜する意味を込めることができます。
誰かを慰める時
友人や同僚が自分に対して何か小さなミスを犯したときに謝られた場合、「It’s nothing.」と言って、そのミスを気にしないことを伝え、相手を慰めることができます。
軽いトラブルや不便を経験した時
自分が何か小さな不便やトラブルに遭遇し、他人が心配して聞いてきた場合に、「It’s nothing.」と答えて、その問題が大したことではないと伝え、相手の心配を和らげることができます。
自分の提案やアイデアが採用された時
会議や議論の中で自分の提案やアイデアが評価された時、謙虚な態度を示すために「It’s nothing.」と言うことがあります。これは、「自分の貢献は他の人々の助けがあってのことだ」という意識を示す場合に用いられることがあります。
誰かの気遣いに対して
誰かがあなたのために何か小さなことをしてくれたとき(例えば、ドアを開けてくれたとき)、その人が「申し訳ありません、それをするべきではありませんでした」と言った場合に、「It’s nothing.」と返して、その行為があなたにとって問題ではなかったことを伝えることができます。
例文
色々手伝ってもらって…
ほんとにありがとう。
なんてことないよ。
友人へ…
その仕事をくれて本当にありがとう。
どういたしまして。
気遣ってくれたときの返答
また心配してくれる相手に対して心配しないように伝えるときにも使うことができます。
同僚へ…
いや、なんでもないよ。大丈夫。
- 英文: After I helped her with her luggage, she thanked me, and I just said, “It’s nothing.”
- 和訳: 彼女の荷物を持ってあげた後、彼女が私に感謝したので、「大したことないよ」と言っただけです。
- 英文: When he apologized for being a little late, I smiled and told him, “It’s nothing, don’t worry about it.”
- 和訳: 彼が少し遅れたことを謝ると、私は笑って、「大したことないよ、心配しないで」と言いました。
- 英文: Seeing my friend upset over a small mistake, I comforted her by saying, “It’s nothing, everyone makes mistakes.”
- 和訳: 友人が小さなミスで落ち込んでいるのを見て、「大したことないよ、誰でもミスはするんだから」と慰めました。
- 英文: After receiving compliments on my presentation, I modestly responded, “Thank you, but it’s really nothing special.”
- 和訳: プレゼンテーションに対する褒め言葉をもらった後、謙遜して、「ありがとう、でも本当に大したことないんだ」と答えました。
- 英文: He offered to fix my computer and refused to take any payment, saying, “It’s nothing, I’m happy to help.”
- 和訳: 彼は私のコンピュータを修理してくれ、代金を受け取ろうとせず、「大したことないよ、助けられて嬉しいんだ」と言いました。
これらの例文は、さまざまな状況で「It’s nothing.」がどのように使われるかを示しています。日常会話や仕事の場面で、このフレーズを使って相手への思いやりを示すことができます。
It was nothing.との違い
「It was nothing.」と「It’s nothing.」は似た意味合いを持ち、両方とも謙遜や何かを問題としない態度を表すために使われますが、使われる文脈によってわずかなニュアンスの違いがあります。
- 「It’s nothing.」
- 現在形で使われることが多く、直接的な、または進行中の状況に対して用いられます。誰かが今感謝を表すか、あるいはあなたが今何か小さな問題を経験している場合に、「大したことないよ」という意味で使います。この表現は、事が起こっている現在の瞬間に対する軽視や謙遜を示すのに適しています。
- 「It was nothing.」
- 過去形で使われ、すでに完了した行為や状況に対して言及します。過去にあった何かに対して「大したことはなかった」と伝えたいときに使います。この表現は、特定の出来事や行為が過去に発生した際の、その重要性を軽く扱うか、あるいは感謝された行為を謙遜して受け流す際に用いられます。
要するに、両者の主な違いは時制です。「It’s nothing.」は現在または一般的な状況に対して、「It was nothing.」は過去の特定の状況や行為に対して使われます。しかし、どちらのフレーズも似たような謙遜や気遣いを表現する際に使われ、その違いは微妙です。
返答のバリエーション
- Thank you anyway. / それでもありがとう。
- 相手の親切を認識し、謙遜にも関わらず感謝の気持ちを表現します。
- I really appreciate it. / 本当に感謝しています。
- 「It’s nothing.」という言葉で相手が行為を軽く扱っても、その助けや親切が自分にとって価値があったことを伝えます。
- You’ve been a great help. / 大変助かりました。
- 相手の行為が自分にとってどれだけ役立ったかを具体的に伝えることで、感謝の意を示します。
- I owe you one. / 恩に着るよ。
- 将来何かで恩返しをする意志があることを示し、相手の行動を評価します。
- If there’s anything I can do in return, let me know. / お返しに何かできることがあれば、教えてください。
- 相手に対する感謝と、何かをして恩返しをしたいという意志を伝えます。
これらの返答は、相手の親切や助けを適切に認識し、感謝の意を示すために使うことができます。対話の中でこれらのフレーズを使うことで、良好な人間関係を築くことに役立ちます。
似た英語表現
「It’s nothing.」に関連する英単語やフレーズを紹介します。これらは、類似の状況で使われることがあり、同じような意味合いや感情を表現するのに役立ちます:
- No problem.
- 問題ない、気にしないで。
- Don’t mention it.
- 言うことないよ、言及する必要なし。
- No worries.
- 心配無用、問題ないよ。
- Think nothing of it.
- それは何でもないことだ、気にしないで。
- Not at all.
- 全く問題ない。
- My pleasure.
- どういたしまして。
- Happy to help.
- 助けられて嬉しい。
- Forget it.
- 忘れて良い、それくらいどうってことない。
- Don’t give it a second thought.
- もう一度考える必要はない、気にしないで。
これらの単語やフレーズは、「It’s nothing.」と同様に、親切をしたり、何かを提供した後に相手が感謝する際、あるいは小さい問題や状況を軽減して話す時に使うことができます。これらを使って、状況に応じた適切な返答をすることができます。
「どういたしまして」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が”It’s nothing.”の意味とその使い方でした。それでは、See you around!
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