こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
✅ 今日の即答!
「It’s nothing.」は 「大したことないよ」「気にしないで」 という意味で、誰かに感謝されたときや謝られたときに、さらっと返せる便利なフレーズです。
例えば、こんなふうに使えます:
➡️ A: Thank you so much!(本当にありがとう!)
➡️ B: It’s nothing.(なんてことないよ。)
この記事では、「It’s nothing.」の詳しい意味や使い方を、たくさんの例文と一緒にわかりやすく解説していきます。それでは、まいりましょう!
ちなみに、「It’s nothing.」と同じように 「気にしないで」や「大丈夫だよ」 を伝えたいときに便利なのが “No worries.” という表現です。詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
👉 「No worries」の意味とその使い方はこちら
僕の失敗談:初めて「It’s nothing.」を聞いてドキッとした話
実は僕も、英語を学び始めた頃に「It’s nothing.」で 恥ずかしい勘違い をしたことがあります。
昔、外国人の友達にちょっとした手伝いをして、その友達が「It’s nothing.」って言ったんです。僕はそれを初めて聞いたとき、なんとなく 「どうでもいいよ」みたいな冷たい意味 だと思ってしまって、
「えっ…何か悪いことしたかな…?」
と、本気で心配になりました。
でも実際は、相手は 「大したことないよ」「気にしないで」 と言いたかっただけなんですよね。日本語でいう「どういたしまして」や「全然いいよ」と同じ感覚だったと後で知って、すごくホッとしました。
この経験から学んだのは、英語表現は 直訳だけじゃなくて、使われる場面やニュアンスを知ることが大事 ということ。僕と同じ勘違いをしないよう、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
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「It’s nothing.」の意味と使い方を詳しく解説
「It’s nothing.」は、英語で「大したことないよ」「気にしないで」という意味のフレーズです。相手から感謝されたり謝られたりしたときに、謙遜したり相手を安心させたりするためによく使われます。
例えば、誰かに「ありがとう」と言われたときに、「大したことをしたわけじゃないよ」 という気持ちを込めてこう答えます。
➡️ A: Thank you so much!(本当にありがとう!)
➡️ B: It’s nothing.(なんてことないよ。)
また、相手が謝ったときに、「気にしなくていいよ」 と伝えるときにも便利です。
➡️ A: I’m so sorry I’m late.(遅れてごめん。)
➡️ B: It’s nothing. Don’t worry.(全然大丈夫だよ。気にしないで。)
さらに、自分の困りごとが大したことじゃないと伝えるときにも使えます。
➡️ A: Are you okay? You seem worried.(大丈夫?心配そうだね。)
➡️ B: No, it’s nothing.(いや、なんでもないよ。)
つまり、「It’s nothing.」は、相手の心配や感謝の気持ちを軽く受け止めて、場の空気を和らげる ときに使える、とても便利な表現です。
使うときのポイントは、笑顔や優しい口調で言うこと! 冷たく言ってしまうと、「どうでもいいよ」と突き放す感じに誤解されることがあるので注意しましょう。
ぜひ会話の中で、さらっと使ってみてくださいね!
シーン別!「It’s nothing.」会話例と自然に使うコツ
シーン① 感謝されたとき
状況: 友達の荷物を持ってあげたとき
A: Thank you so much for helping me carry these bags!
(荷物運ぶの手伝ってくれて、本当にありがとう!)
B: It’s nothing. I’m happy to help.
(なんてことないよ。手伝えて嬉しいし。)
👉 コツ: 感謝に対して「It’s nothing.」だけだと素っ気なく聞こえるときは、「I’m happy to help.」など一言そえると優しい印象になります。
シーン② 謝られたとき
状況: 同僚が少し遅刻してきた
A: Sorry I’m late. The train was delayed.
(遅れてごめん。電車が遅れちゃって。)
B: It’s nothing. Don’t worry about it.
(全然大丈夫だよ。気にしないで。)
👉 コツ: 謝罪に返すときは、「Don’t worry.」や「No problem.」をセットで言うと、より安心感を与えられます。
シーン③ 相手を気遣うとき
状況: 友達が少し元気なさそう
A: You seem a bit down. Is everything okay?
(ちょっと元気なさそうだけど、大丈夫?)
B: No, it’s nothing. I’m fine.
(いや、なんでもないよ。大丈夫。)
👉 コツ: この場合、本当に話したくないときや、話を軽く流したいときに使う のが自然です。言い方が冷たくならないよう、やわらかい表情で言うのがポイント!
シーン④ 褒められたとき
状況: プレゼンが上手だったと同僚に褒められた
A: Great job on the presentation today!
(今日のプレゼン、本当によかったよ!)
B: Thanks, but it’s nothing special.
(ありがとう、でも大したことないよ。)
👉 コツ: 謙遜するときは、「It’s nothing special.」など形容詞をつけると自然です。「It’s nothing.」単体だと少しそっけなく聞こえることもあります。
シーン⑤ 誰かの気遣いに対して
状況: ドアを開けてくれた人に「すみません」と言ったとき
A: Oh, I’m so sorry to trouble you.
(あぁ、わざわざすみません。)
B: It’s nothing! Really.
(全然!本当に大丈夫だよ。)
👉 コツ: 気遣いに返すときは、「Really」や「Don’t mention it」などを足すと、より優しく聞こえます。
まとめのコツ
- 笑顔で言うこと! 言い方次第で冷たく聞こえる表現なので要注意。
- 「It’s nothing.」単体より、一言プラスする方が自然で優しい印象になる。
- 日本語の「どういたしまして」「全然大丈夫だよ」に近い感覚で使える。
ぜひ、色々な場面で試してみてくださいね!
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音声を聞いて練習しよう
色々手伝ってもらって…
ほんとにありがとう。
なんてことないよ。
友人へ…
その仕事をくれて本当にありがとう。
どういたしまして。
気遣ってくれたときの返答
また心配してくれる相手に対して心配しないように伝えるときにも使うことができます。
同僚へ…
いや、なんでもないよ。大丈夫。
「It’s nothing.」と似た英語表現&関連語彙
「It’s nothing.」と同じように、感謝に返したり、気遣いを和らげたりする便利な英語表現をまとめました。ニュアンスに少しずつ違いがあるので、状況に応じて使い分けられると自然です!
No problem.
➡️ A: Thanks for helping me move the boxes.
(箱を運ぶの手伝ってくれてありがとう。)
➡️ B: No problem!
(全然問題ないよ!)
👉 「問題ないよ」「気にしないで」 のカジュアルな表現。日常会話で超定番!
Don’t mention it.
➡️ A: I really appreciate your help.
(助けてくれて本当に感謝してるよ。)
➡️ B: Don’t mention it.
(お礼なんていいよ。)
👉 直訳は「言うまでもない」。「お礼なんていらないよ」というニュアンスで使われます。
No worries.
➡️ A: Sorry for the trouble.
(ご面倒かけてごめんなさい。)
➡️ B: No worries!
(気にしないで!)
👉 特にオーストラリア英語でよく使われる表現。「心配しないで」というニュアンス。
Think nothing of it.
➡️ A: Thanks for covering for me at work.
(仕事で代わりをしてくれてありがとう。)
➡️ B: Think nothing of it.
(気にしないで。)
👉 少しフォーマルめ。「全然問題じゃない」 という意味。
Not at all.
➡️ A: Thank you for coming all this way.
(わざわざ来てくれてありがとう。)
➡️ B: Not at all.
(全然構わないよ。)
👉 丁寧な響きがあり、ビジネスシーンでも使いやすい表現。
My pleasure.
➡️ A: Thank you for your help today.
(今日は手伝ってくれてありがとう。)
➡️ B: My pleasure.
(こちらこそ嬉しいよ。)
👉 「どういたしまして」 の中でも、相手への好意が強く伝わる表現。
Happy to help.
➡️ A: Thanks for fixing my computer.
(パソコン直してくれてありがとう。)
➡️ B: Happy to help!
(手伝えて嬉しいよ!)
👉 助けられたことを 「嬉しい」と伝えるポジティブな表現。
Forget it.
➡️ A: Should I pay you back for the coffee?
(コーヒー代、払おうか?)
➡️ B: Forget it.
(いいよ、気にしないで。)
👉 カジュアルで軽い感じ。場合によっては冷たく聞こえることもあるので注意。
Don’t give it a second thought.
➡️ A: Sorry if I caused you any trouble.
(ご迷惑かけてたらごめんなさい。)
➡️ B: Don’t give it a second thought.
(そんなこと二度と考えなくていいよ。)
👉 少しフォーマルでやわらかい言い方。「本当に気にしなくていい」 と伝えたいときに便利。
「It’s nothing.」でよくある日本人のNGパターン
NG① 「You’re welcome.」しか言えない
✅ よくあるパターン
感謝されたとき、毎回「You’re welcome.」で返してしまう。
➡️ A: Thank you so much!
(本当にありがとう!)
➡️ B: You’re welcome.
(どういたしまして。)
もちろん間違いではないですが、いつも同じ表現だと機械的でそっけない印象に。特に親しい間柄では、もっと柔らかい表現を使う方が自然です。
👉 改善ポイント
- It’s nothing.(なんてことないよ。)
- No problem!(全然問題ないよ。)
- My pleasure.(こちらこそ嬉しいよ。)
NG② 「It’s nothing.」=冷たい表現だと思い込む
✅ よくあるパターン
「It’s nothing.」を「どうでもいい」という冷たい意味に勘違いしてしまい、使うのを避ける。
➡️ A: Thanks for helping me out.
(手伝ってくれてありがとう。)
➡️ B: …(なんて返せばいいか分からず無言)
実際は、「気にしないで」「大したことじゃない」という優しいニュアンスで使うことが多いです。
👉 改善ポイント
- 笑顔や柔らかい口調で言うこと!
- 必要なら「I’m happy to help.」などを加えるとより優しく響く。
NG③ 「It’s nothing.」を使う場面がわからない
✅ よくあるパターン
「It’s nothing.」って、どんなときに使うの?と疑問のまま使えずにいる。
➡️ 感謝されたとき、謝られたとき、褒められたときなど、場面が思い浮かばない。
👉 改善ポイント
以下のようなシーンで使えます!
- 感謝されたとき → It’s nothing.(大したことないよ。)
- 謝られたとき → It’s nothing. Don’t worry.(全然気にしないで。)
- 自分の悩みを軽く伝えたいとき → No, it’s nothing.(いや、なんでもないよ。)
NG④ 「It’s nothing.」だけで終わらせてしまう
✅ よくあるパターン
「It’s nothing.」を単独で言ってしまい、そっけなく感じさせてしまう。
➡️ A: Thank you for everything.
(色々ありがとう。)
➡️ B: It’s nothing.
(なんてことないよ。)
これだけだと 「会話を終わらせたいのかな?」と誤解されることも。
👉 改善ポイント
- 一言添えると親しみやすくなる!
- It’s nothing. I’m happy to help.(なんてことないよ。手伝えて嬉しいし。)
- It’s nothing. Don’t mention it.(なんてことないよ。お礼なんていらないよ。)
NG⑤ 「It’s nothing.」を謝罪の代わりに使ってしまう
✅ よくあるパターン
自分が悪いことをした場面で「It’s nothing.」と言ってしまう。
➡️ A: Why did you delete the file?
(なんでファイル消しちゃったの?)
➡️ B: It’s nothing.
(なんてことないよ。)
これは誤解を生むのでNG!この場合は きちんと謝る表現が必要 です。
👉 改善ポイント
- I’m so sorry about that.(本当にごめん。)
- I didn’t mean to.(そんなつもりじゃなかったんだ。)
まとめ
「It’s nothing.」は便利だけど、ニュアンスや場面を間違えると誤解されやすい表現です。ぜひいろんなパターンを覚えて、自然に使いこなしてみてくださいね!
「It’s nothing.」練習用クイズ
クイズ①
A: Thank you so much for helping me today!
(今日は手伝ってくれて本当にありがとう!)
B: ____________. I’m happy to help.
(なんてことないよ。手伝えて嬉しいし。)
解説:
感謝に対して「大したことないよ」と返すときは It’s nothing. がぴったり!さらに「I’m happy to help.」を足すことで、優しく聞こえます。
クイズ②
A: Sorry I’m late.
(遅れてごめん。)
B: ____________. Don’t worry about it.
(全然大丈夫だよ。気にしないで。)
解説:
謝られたときに「全然大丈夫」「気にしないで」と伝える定番の返しが It’s nothing.。この後に「Don’t worry about it.」をつけるとさらに自然!
クイズ③
「It’s nothing.」の意味として、正しいものを選んでください。
A) 忘れてくれ
B) 大したことないよ
C) すぐに戻るね
解説:
「It’s nothing.」は「大したことないよ」「気にしないで」という意味。AやCの意味では使わないので要注意!
クイズ④
次のうち、「It’s nothing.」を使うのが不自然なのはどれ?
A) 感謝されたとき
B) 謝られたとき
C) 自分が失敗したことを謝るとき
解説:
自分がミスしたときは「I’m sorry」などで謝るべき場面。It’s nothing. は相手を安心させる表現なので、自分の謝罪の代わりには使いません!
クイズ⑤
A: Are you okay? You seem worried.
(大丈夫?心配そうだけど。)
B: No, ____________. I’m fine.
(いや、なんでもないよ。大丈夫。)
解説:
心配されたときに「大したことない」「気にしなくていい」と伝えるときにも It’s nothing. が使えます。表情は柔らかく言うのがポイント!
ぜひ挑戦して、使える表現を身につけてくださいね!
よくある質問(FAQ)
- 「It’s nothing.」はどんな意味ですか?
→ 「大したことないよ」「気にしないで」という意味で、感謝や謝罪に対する返答などに使われます。 - 「You’re welcome.」との違いは?
→ 「You’re welcome.」はフォーマルにもカジュアルにも使える万能な「どういたしまして」ですが、「It’s nothing.」はより謙遜や控えめなニュアンスを込めたいときに使います。 - どんな場面で「It’s nothing.」を使えますか?
→ 感謝されたとき、謝られたとき、褒められたとき、自分の悩みを軽く流したいときなど、相手を安心させる場面で使えます。 - 「It’s nothing.」だけで言うのは失礼ですか?
→ 単独で使うとそっけなく聞こえる場合があります。「I’m happy to help.」などを付け加えるとより自然で優しい印象になります。 - 「It’s nothing.」以外に似た表現はありますか?
→ 「No problem.」「Don’t mention it.」「No worries.」「My pleasure.」などがあります。それぞれ微妙にニュアンスが違うので場面に合わせて使い分けましょう。
まとめ
「It’s nothing.」は、「大したことないよ」「気にしないで」 という意味で、感謝や謝罪に返すときなどに使える便利な表現です。使うときは、笑顔や優しい口調を忘れずに、一言添えるとより自然に響きます。似た表現もたくさんあるので、場面に応じて使い分けてみましょう!
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