こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。本日は、自己紹介や仕事の話題に触れる際に役立つ「I’m working for」「I’ve been working for」「I work for」の3つの表現の違いと、それぞれの効果的な使用方法をご紹介します。これらのフレーズを適切に使い分けることで、より自然で流暢な英会話が可能になります。詳しい解説を通じて、英語表現の質を高めましょう。それでは、早速始めていきましょう。
目次
I’m working for 〜一時的に働いてる場合に使う
友人からどこの会社に働いているのか聞かれて…
今はABC会社で働いているよ。
- “I’m working for a tech company that specializes in mobile app development.”
- 「モバイルアプリ開発を専門とするテック企業で働いています。」
- “I’m working for a non-profit organization that supports education for underprivileged children.”
- 「経済的に恵まれない子どもたちの教育をサポートする非営利団体で働いています。」
- “I’m working for a local government to improve community health services.”
- 「地域の保健サービスの向上のため、地方自治体で働いています。」
I’m working for 〜と現在進行形で表現した場合、一時的に働いているというニュアンスになります。なぜなら進行形には今だけの行動だけではなく、時間的に長いか短いかに関係せず、一時的な出来事に対して使うことができるからです。使えるシーンとしては以下が考えられます。
- 一時的に働くことしか考えていない
- 最近働き初めてまだずっと続けていくのか不明
- 別会社へ出向できている
- 派遣社員として一時的に働いている
このあたりを意識して使うとよいでしょう。一方でI work for 〜も例文の状況で同じく入れ替えで使えそうですが、相手に伝わるニュアンスが変化します。それについては後半でお伝えします。
I’ve been working for 〜は働いている期間を伝えるときに使う
どのくらい今の会社で働いているか聞かれて…
この会社にもう10年間働いています。
- 例文: “I’ve been working for an international tech company for the past five years.”
- 和訳: 「私は過去5年間、ある国際的な技術会社で働いています。」
- 例文: “She’s been working for a non-profit organization since she graduated from college.”
- 和訳: 「彼女は大学を卒業して以来、ある非営利団体で働いています。」
- 例文: “We’ve been working for the community to provide better healthcare services.”
- 和訳: 「私たちは地域社会により良い医療サービスを提供するために働いています。」
I’ve(have) been working for 〜と現在完了形の継続で表現した場合、働いている期間を伝えることになります。なぜなら現在完了形の継続はある過去の時点から今まで行っていることを指すからです。ちなみに例文ではfor the companyと明記していますが、省いてI’ve been working for 10 years now.と伝えてもよいです。この場合のnowは「もう」です。期間を表すforを使っていますが、sinceを使って働き始めた年数を入れて表現してもよいでしょう。
いつから働いているのか聞かれて…
2010年からここで働いていますよ。
I work for 〜はずっと働くだろうと思う時に使う
パーティーでどこの会社で働いているのか聞かれて…
ABC会社で働いていますよ。
- 例文: “I work for a multinational corporation in the marketing department.”
- 和訳: 「私はマーケティング部門で多国籍企業に勤めています。」
- 例文: “He works for a local newspaper as a journalist.”
- 和訳: 「彼はジャーナリストとして地元の新聞社で働いています。」
- 例文: “They work for a startup that specializes in renewable energy solutions.”
- 和訳: 「彼らは再生可能エネルギーのソリューションを専門とするスタートアップで働いています。」
I work for 〜と現在形で表現した場合、ずっと働くだろうと思うときに使います。なぜなら現在形には習慣を表す用法があり、つまり「昨日も今日も明日も起こること」に対して使うからですね。具体的には昨日も働いたし、今日も働いているし、また明日も働くだろうという習慣が今後も続くという確信がある場合に使います。使えるシーンとしては以下が考えられます。
- 今後数年は絶対に働くと考えている
- もうある程度の年数働いている
- ある程度の役職についている
なので、もう4〜5年も同じ会社で働いてるのにI’m working for this company for 5 years.と言うのは不自然ということになりますね。さらに期間を伝えるならhave been working for 〜が適切です。
関連英単語
「work」に関連する英単語を紹介します。これらの単語は、職場、労働、または仕事の遂行と関連があります。これらの単語は、「work」の周りに構築された広範な語彙を形成し、職場の環境や労働に関連する様々な側面を表現するのに役立ちます。
- Employee – 従業員: 組織や企業に雇用されている人。
- Employer – 雇用者: 人を雇う個人や組織。
- Career – キャリア: 長期にわたる職業生活や仕事の進路。
- Occupation – 職業: 個人が生計を立てるために従事する仕事や職。
- Profession – 専門職: 特定の専門知識や資格を要する職業。
- Salary – 給料: 定期的に支払われる労働の対価。
- Wage – 賃金: 時間や日数に応じて支払われる労働の対価。
- Freelance – フリーランス: 固定の雇用主に依存せずに仕事をする自営業者。
- Internship – インターンシップ: 職業経験を積むための一時的な仕事。
- Unemployment – 失業: 仕事がなく、働く意志と能力があるにも関わらず仕事を得られない状態。
- Workforce – 労働力: ある地域、産業、または組織で働く人々の総体。
- Productivity – 生産性: 特定の期間内に労働者が生み出す商品やサービスの量。
- Labor – 労働: 仕事の実行または努力。
- Task – 任務: 完了が期待される具体的な作業や活動。
- Project – プロジェクト: 特定の目標達成を目指す計画的な作業の集まり。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が自己紹介で使えるI’m working forとI’ve been working forそしてI work forの違いとその使い方でした。それではSee you around!