こんにちは!RYO英会話ジムのリョウです。
「どこで働いているの?」と聞かれたとき、すぐこう言えますか?
✅ 普段どこに勤めている → I work for ABC Corporation.
✅ 今だけ働いている感じ → I’m working for ABC Corporation.
✅ ずっと長く働き続けている → I’ve been working for ABC Corporation for 10 years.
たった数語の違いなのに、伝わるニュアンスが全然変わるのが英語の面白いところ。
今日は、この3つの表現の違いと使い分けのコツを、わかりやすく解説していきます!
それでは、早速スタートです! 🚀
- 1 「もう10年働いてるのに、アルバイトみたいに聞こえた!?」"I'm working"の落とし穴
- 2 ✅ 1. I work for 〜(普段どこの会社に所属しているか)
- 3 ✅ 2. I'm working for 〜(今まさに働いている、または一時的な印象)
- 4 ✅ 3. I've been working for 〜(ずっと働き続けている)
- 5 🔸英語は「間違えてナンボ」。だからこそ、アウトプットの場が超重要。
- 6 I'm working for 〜一時的に働いてる場合に使う
- 7 I've been working for 〜は働いている期間を伝えるときに使う
- 8 I work for 〜はずっと働くだろうと思う時に使う
- 9 ❌ 日本人がよくやるNG表現パターン
- 10 🎯 クイズ:「I work for」「I'm working for」「I've been working for」の使い分け
- 11 🔍「work」に関連する重要英単語まとめ
- 12 よくある質問(FAQ)
- 13 ✅ まとめ
「もう10年働いてるのに、アルバイトみたいに聞こえた!?」”I’m working”の落とし穴
「10年以上ずっと同じ会社で働いています。」
…ということを英語で言いたくて、堂々とこう言ったんです。
“I’m working for ABC Corporation.”
でもそのあと、アメリカ人の友人にこう言われました。
“Oh, you’re working there now? Like temporarily?”
(へぇ、今はそこにいるんだ?なんか一時的な感じ?)
え?なぜそんな風に聞こえたの!?とびっくり。
実は、「I’m working for…」って、今まさに働いている最中というニュアンスが強く、一時的だったり、最近始めたような印象を与えることがあるんです。
だから、「長年働いている」という継続的なイメージを伝えたいなら、正しくは:
✅ “I’ve been working for ABC Corporation for 10 years.”
これで、「ずっとそこで働き続けている」ことが自然に伝わります。
この小さな間違いで、信頼感や経験の重みがちゃんと伝わらないのはもったいないですよね。
だからこそ、時制って本当に大事!
何を伝えるかだけじゃなく、「どう伝えるか」で、相手の受け取り方が変わるんだと実感しました。
🗣️ちなみに、「work」とよく混同されがちな単語に「walk」がありますよね。
実はこの2つ、発音が全然違うんです!
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✅ 1. I work for 〜(普段どこの会社に所属しているか)
💬 実際の英会話シーン:
A: So, what do you do?
B: I work for a tech company in Tokyo. I’m a software engineer.
💡 自然に使うコツ:
- 「職業」や「どこに勤めているか」をサラッと伝えるときに使います。
- 長く勤めていても、特にその年数を強調しないときにピッタリ。
- 「働いている場所・業種」の紹介に便利。
✅ 2. I’m working for 〜(今まさに働いている、または一時的な印象)
💬 実際の英会話シーン:
A: What are you doing these days?
B: I’m working for a startup right now. Just joined last month.
💡 自然に使うコツ:
- 「最近入社した」「今だけ関わっている」など、“今の状態”を強調したいときに使います。
- 相手に一時的な印象を与えることがあるので、「長く働いている」と言いたい場合は注意!
✅ 3. I’ve been working for 〜(ずっと働き続けている)
💬 実際の英会話シーン:
A: How long have you been working at your company?
B: I’ve been working for ABC Corporation for over 8 years now.
💡 自然に使うコツ:
- 「今も働いていて、過去から継続している」ことを明確に伝えたいときに◎
- 年数や継続している姿勢をアピールしたい場面で使うと、信頼感アップ!
- ビジネスの自己紹介、面接などで使うとプロフェッショナルな印象に。
🔁 まとめのイメージ比較:
表現 | ニュアンス | 例文 |
---|---|---|
I work for | 所属の事実を伝える | I work for Sony. |
I’m working for | 今していることを強調(短期・途中っぽく聞こえることも) | I’m working for a new project team. |
I’ve been working for | 継続して働いていることを強調 | I’ve been working for Toyota since 2015. |
🔸英語は「間違えてナンボ」。だからこそ、アウトプットの場が超重要。
今回のような、「I’m working」のちょっとした使い方の違いで、自分の印象がガラッと変わってしまう。こうしたリアルな失敗って、実際に口に出して使ってみないと気づけないことなんですよね。
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I’m working for 〜一時的に働いてる場合に使う
“I’m working for 〜”(現在進行形)を使うと、一時的に働いているというニュアンス になります。
これは、進行形が「今この瞬間だけ」ではなく、長さに関係なく一時的な出来事 にも使えるからです。
こんな場面で使えます👇
このポイントを意識して使うと、より自然な英語表現になります!
ちなみに、”I work for 〜” に置き換えることも可能ですが、ニュアンスが変わる ので、その違いについては後半で詳しく解説します。
音声を聞く
友人からどこの会社に働いているのか聞かれて…
今はABC会社で働いているよ。
I’ve been working for 〜は働いている期間を伝えるときに使う
“I’ve (have) been working for 〜”(現在完了形の継続)を使うと、働いている期間を伝える表現 になります。
これは、現在完了の継続用法が「過去のある時点から今までずっと続いていること」を示す ためです。
💡 ポイント
例文では “for the company” と明記していますが、“I’ve been working for 10 years now.” のように、会社名を省略してもOK!
📌 この場合の”now”は「もう」 の意味で使われています。
また、for + 期間(例:for 10 years)だけでなく、
since + 働き始めた年(例:since 2014)の形でも表現できます!
音声を聞く
どのくらい今の会社で働いているか聞かれて…
この会社にもう10年間働いています。
いつから働いているのか聞かれて…
2010年からここで働いていますよ。
I work for 〜はずっと働くだろうと思う時に使う
“I work for 〜”(現在形)を使うと、「今後もずっと働くだろう」というニュアンス になります。
これは、現在形が「習慣」を表すため であり、
つまり「昨日も今日も明日も続くこと」に対して使われるからです。
具体的には…
✅ 昨日も働いたし、今日も働いている。そして明日も働くだろう。
✅ この習慣が今後も続くと確信している場合に使われる。
こんな場面で使えます👇
✅ 今後数年は確実に働くつもり
✅ すでにある程度の年数、同じ会社で働いている
✅ 役職についており、安定した職に就いている
例えば、4〜5年も同じ会社で働いているのに、”I’m working for this company for 5 years.” とは言えません。
これは不自然な表現になります。
もし「働いている期間」も伝えたい場合は、”have been working for 〜”を使うのが適切です!
音声を聞く
パーティーでどこの会社で働いているのか聞かれて…
ABC会社で働いていますよ。
❌ 日本人がよくやるNG表現パターン
① “I’m working for…” を長年勤めている時に使ってしまう
✅ NG例
✖ I’m working for Toyota for 10 years.
→「I’m working for」は今まさにやっている感、一時的な印象が強いので、「ずっと長く勤めている」と言いたいときには不自然になります。
✅ 正しくは
✔ I’ve been working for Toyota for 10 years.
② “since” を現在形と一緒に使ってしまう
✅ NG例
✖ I work for Sony since 2015.
→ “since” は継続を表す現在完了と一緒に使うのが基本。現在形と一緒に使うのは誤りです。
✅ 正しくは
✔ I’ve been working for Sony since 2015.
③ 「for ○ years」を現在形と一緒に使ってしまう
✅ NG例
✖ I’m working for this company for 5 years.
✖ I work for this company for 5 years.
→ 「for+期間」は、過去から今まで続いていることを示すので、現在完了形が必須。
✅ 正しくは
✔ I’ve been working for this company for 5 years.
④ “I’m working for…” を職業紹介で使ってしまう
✅ NG例
✖ I’m working for a bank.(自己紹介で)
→ 自己紹介では「普段どこに勤めているか」という習慣や事実を伝える方が自然。進行形を使うと「今だけそこにいる」ように誤解されがち。
✅ 正しくは
✔ I work for a bank.
⑤ “I work at” と “I work for” の混同
✅ NG例
✖ I work at Google Marketing team.
(→「チーム」などの部署や組織単位を言うときに “at” を使うとやや不自然なことも)
→ 「for」は企業や組織を示すときによく使う。 “at” は物理的な場所(オフィス、ビルなど)のニュアンスが強め。
✅ 正しくは
✔ I work for the Google Marketing team.
⑥ 「work」と「walk」の発音を混同しがち
✅ NG例
✖ “I walk for a trading company.”(walk=歩く)
→ 発音を間違えると、全く別の意味に!work /wɜːrk/ と walk /wɔːk/ の違いを要確認。
✅ 正しくは
✔ I work for a trading company.
これらのポイントを押さえるだけで、プロフェッショナルな印象がぐっと上がります!
🎯 クイズ:「I work for」「I’m working for」「I’ve been working for」の使い分け
Q1. あなたが長年トヨタに勤めていることを伝えたいとき、正しい英文はどれ?
A. I work for Toyota since 2010.
B. I’m working for Toyota since 2010.
C. I’ve been working for Toyota since 2010.
D. I worked for Toyota since 2010.
【正解:C】
解説:「since 2010(2010年から)」のような継続を表す表現があるときは、現在完了進行形(have been ~ing)を使うのが自然です。
👉 正しくは I’ve been working for Toyota since 2010.
Q2. 短期プロジェクトで今だけ関わっている会社について話しています。適切な表現は?
A. I work for a design firm temporarily.
B. I’m working for a design firm temporarily.
C. I’ve been working for a design firm temporarily.
D. I work for a design firm for a while.
【正解:B】
解説:「temporarily(一時的に)」がキーワード。一時的・現在進行中の仕事を表すには、現在進行形(be + ~ing)が最適です。
👉 I’m working for a design firm temporarily. で、「今だけ関わっている」というニュアンスを出せます。
Q3. 初対面の相手に、普段どこで働いているかを伝える場合、自然な表現はどれ?
A. I’m working for Amazon.
B. I’ve been working for Amazon.
C. I work for Amazon.
D. I work at Amazon now.
【正解:C】
解説: 自己紹介で「普段〇〇に勤めています」と言いたいときは、現在形(I work for)が一番自然。
👉 I work for Amazon. はフォーマルでもカジュアルでも使える定番の言い方です。
Q4. 面接で「この会社に入って7年目です」と伝えたいときのベストな表現は?
A. I work for this company for 7 years.
B. I’ve been working for this company for 7 years.
C. I’m working for this company for 7 years.
D. I have worked this company since 7 years.
【正解:B】
解説: 「7年間ずっと今も働いている」という継続を伝えるには、現在完了進行形(have been ~ing)がベストです。
👉 正しくは I’ve been working for this company for 7 years.
「for 7 years」「since 2017」など継続期間が出てくるときは特に要注意!
🔍「work」に関連する重要英単語まとめ
英語で職場や仕事に関する話をするとき、「work」だけでなく、その周辺語彙も知っておくと表現力がグッとアップします!
以下の単語は、ビジネス英語や日常英会話でもよく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。
👥 働く人たちに関する語彙
- Employee(従業員)…会社や組織に雇われて働く人
- Employer(雇用者)…人を雇う側の個人や企業
- Freelance(フリーランス)…雇用主に属さず独立して働く人
- Internship(インターンシップ)…職業経験を積むための短期的な職務
- Workforce(労働力)…ある会社や業界全体で働いている人々の総称
🧑💼 職業や仕事の性質に関する語彙
- Occupation(職業)…収入を得るために行っている仕事全般
- Career(キャリア)…職業人生の流れや進路
- Profession(専門職)…特定の知識や資格を必要とする仕事(例:医師、弁護士など)
💰 給与・報酬に関する語彙
- Salary(給料)…月給や年俸など、定期的に支払われる報酬
- Wage(賃金)…時間給や日給など、働いた分だけ支払われる報酬
- Unemployment(失業)…働きたいのに職がない状態
⚙️ 作業・業務に関する語彙
- Task(任務)…やるべき具体的な作業
- Project(プロジェクト)…目標に向かって進める一連の作業
- Productivity(生産性)…一定時間内にどれだけ成果を出せるか
- Labor(労働)…体や頭を使った仕事・作業そのもの
💡 学習のポイント
こうした語彙は、「work」だけでは伝えきれないニュアンスの違いや具体的な職場シーンを表現するのにとても便利です。
たとえば、
- “I’m looking for a career in marketing.”(マーケティング分野でのキャリアを探しています)
- “She’s a freelance designer.”(彼女はフリーランスのデザイナーです)
- “The company improved its productivity after automation.”(自動化で会社の生産性が向上した)
のように、日常でもビジネスでも頻出です。
よくある質問(FAQ)
- 「I work for」と「I’m working for」の違いは何ですか?
→ I work for は「普段どこで働いているか」という習慣や事実を伝える表現です。一方、I’m working for は「今まさに働いている」状況や、一時的な勤務を伝えるときに使います。 - 「I’ve been working for」はどんなときに使いますか?
→ I’ve been working for は「過去から今までずっと働き続けている」という継続を伝えたいときに使います。年数や経験をアピールしたいときにピッタリです。 - 「I’m working for」を長年働いているときに使っても大丈夫ですか?
→ 長年同じ会社で働いている場合、I’m working for は一時的な印象を与えてしまうため不自然です。正しくは I’ve been working for を使いましょう。 - 「for ○ years」は現在形と一緒に使えますか?
→ いいえ、使えません。for+年数を使うときは、現在完了進行形(I’ve been working for…)が必要です。 - 「since」は現在形で使えますか?
→ 使えません。since は「いつから続いているか」を示すので、現在完了形や現在完了進行形と一緒に使うのが正解です。 - 「I work at」と「I work for」の違いは?
→ I work for は「企業や組織」を示すときに使います。
例)I work for Google.
一方、I work at は「物理的な場所」や建物、施設などを表すときに使います。
例)I work at the hospital. - 「work」と「walk」の発音の違いがわかりません!
→ 発音が全然違うので要注意!
– work は /wɜːrk/(ウォークではなく「ワーク」に近い発音)
– walk は /wɔːk/(「オー」に近い音が入る)
発音を間違えると意味がまったく変わってしまいます。 - ビジネス自己紹介で「I’m working for a bank.」は正しいですか?
→ I’m working for… は一時的な感じが出るため、自己紹介では不自然です。
正しくは I work for a bank. と言いましょう。 - 長年働いていることを伝えるとき、どの表現が一番プロフェッショナルに聞こえますか?
→ I’ve been working for… が最も自然で、経験や信頼感を伝えられます。面接やビジネスシーンに最適です。 - 短期プロジェクトで働いているときはどう言えばいいですか?
→ 一時的な仕事の場合は、I’m working for… がベストです。
例)I’m working for a design firm temporarily.
✅ まとめ
「I work for」「I’m working for」「I’ve been working for」 は、どれも「〜に勤めている」と言うときに使える便利な表現ですが、伝わるニュアンスが大きく違うのがポイントです。
- I work for〜 → 普段どこの会社に勤めているか、習慣を伝える
- I’m working for〜 → 今まさに働いている、一時的な感じを出す
- I’ve been working for〜 → 長年続けて働いていることを強調する
この使い分けをマスターすれば、自己紹介やビジネスの場で、自分の経験や立場をより正確に伝えられるようになります!
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✅ 一時的な仕事として働いている
✅ 最近働き始めたばかりで、今後続けるかは未定
✅ 別の会社に出向している
✅ 派遣社員として期間限定で働いている