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【完全保存版】「get」の句動詞30選!これで迷わない使い分けと会話例

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務し、2019年にRYO英会話ジムを起業。KLab株式会社で翻訳・通訳を経験後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を担当。株式会社Alueでは三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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こんにちは、RYO英会話ジムです。

「getの句動詞って、多すぎてどれがどれか分からない…」
「get overとget throughの違いって何?」
そんな悩み、ありませんか?

✅ 結論(即答)

「get」の句動詞は「到達・変化・関係性・克服」の4つで整理すればOK!
英語では、get+前置詞や副詞を組み合わせて、まったく別の意味になることが多いですが、基本パターンを知ればスッと理解できます。

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💬 すぐに使える例文(超基本)

句動詞 意味 例文
get up 起きる I get up at 7 every morning.(毎朝7時に起きます)
get along with 仲良くする I get along well with my coworkers.(同僚と仲がいい)
get over 乗り越える She got over her breakup.(彼女は失恋を乗り越えた)
get into ~にハマる He’s getting into photography.(彼は写真にハマっている)

このように、「get+〇〇」のパターンを意味ごとに分類すれば、今まで曖昧だった句動詞がスッキリ整理できます。

それでは、場面別に「get」の句動詞をわかりやすく解説していきましょう!

 

僕の失敗談:get upとget toしか知らず大混乱した話

英語を勉強し始めた頃、僕が知っていたのは get up(起きる)get to(〜に着く) くらい。
それ以外の句動詞が出てくると、もう頭が真っ白になっていました。

例えば、友人から “Don’t worry, you’ll get over it.” と言われたとき、
「え?getって“起きる”とか“着く”じゃないの?なんで“立ち直る”になるの?」と大混乱。
会話の流れについていけず、話題が進む中で苦笑いしてごまかしたこともあります。

読者のみなさんも同じ経験ありませんか?

  • 「知ってるgetと意味が違う…」
  • 「辞書を引いても複数の意味が並んでいて、どれを使えばいいかわからない」

僕もまったく同じ壁にぶつかりました。だから、これは自然なつまずきなんです。

克服のコツ(Tips)

  1. コアイメージで理解する
    → getは「動きを伴って“手に入れる/到達する”」が基本。
    そこから「克服する」「仲良くやる」などが派生していると考えると混乱が減ります。
  2. 場面別フレーズで覚える
    → 単語帳で丸暗記するより、会話例の中で「こういうときにget overを使う」とイメージで定着。
  3. まずは5つだけ選ぶ
    → get up / get to / get over / get along / get rid of
    この5つを会話で使えるようになると、一気に使いこなせる感覚が出てきます。

 

getの句動詞:意味と使い方を徹底解説

get up(起きる/立ち上がる)

  • 意味:ベッドから起きる、または椅子から立ち上がるときに使う。
  • 例文
    • I get up at 6:30 every day.(毎日6時半に起きます)
    • Please get up and give her your seat.(立って彼女に席を譲ってください)

get to(〜に着く/〜できるようになる)

  • 意味:「場所に到達する」「機会を得て〜できる」の2つの使い方がある。
  • 例文
    • We finally got to the station.(やっと駅に着いた)
    • I got to meet the CEO yesterday.(昨日CEOに会うことができた)

get along (with)(仲良くやる)

  • 意味:人との関係が良好なときに使う。
  • 例文
    • I get along well with my neighbors.(近所の人たちと仲良くやっています)
    • How are you getting along with your new team?(新しいチームとはうまくやってる?)

get over(克服する/立ち直る)

  • 意味:病気や困難、ショックな出来事を「乗り越える」ときに使う。
  • 例文
    • She got over the flu quickly.(彼女はすぐにインフルから回復した)
    • It took him months to get over the breakup.(彼が失恋から立ち直るのに数ヶ月かかった)

get through(連絡がつく/困難を乗り越える)

  • 意味:「電話がつながる」「試練を切り抜ける」など。
  • 例文
    • I couldn’t get through to him yesterday.(昨日は彼に電話がつながらなかった)
    • We finally got through the tough exam.(ついに難しい試験を突破した)

get by(なんとかやっていく)

  • 意味:最低限で生活する、やり過ごす。
  • 例文
    • I can get by with a little English.(少しの英語でなんとかやっていける)
    • He doesn’t earn much, but he gets by.(彼は多く稼いでないが、なんとかやっている)

get rid of(取り除く/捨てる)

  • 意味:不要なものを処分する、人間関係から抜けるときなどにも使う。
  • 例文
    • I need to get rid of old clothes.(古い服を処分しなきゃ)
    • He finally got rid of his bad habit.(彼はついに悪い癖をやめた)

get into(〜にハマる/〜に巻き込まれる)

  • 意味:「趣味に夢中になる」「トラブルに巻き込まれる」両方で使う。
  • 例文
    • She’s getting into yoga lately.(彼女は最近ヨガにハマっている)
    • He got into trouble at school.(彼は学校でトラブルに巻き込まれた)

get back to(折り返す/返信する)

  • 意味:誰かに後から連絡する、返事をする。ビジネスで超頻出。
  • 例文
    • I’ll get back to you by tomorrow.(明日までに折り返します)
    • Thanks for your question. I’ll get back to you soon.(ご質問ありがとうございます。すぐにご連絡します)

👉 こうして整理すると、「get+前置詞や副詞」で意味が大きく変わることがわかりますね。

さらに覚えておきたい「get」の句動詞

get off(降りる/離れる)

  • 意味:乗り物から降りる/仕事から解放される。
  • 例文
    • I got off the bus at the station.(バスを駅で降りた)
    • I usually get off work at 6.(普段は6時に仕事を終える)

get on(乗る/うまくやる)

  • 意味:乗り物に乗る/人や状況と「うまくやる」。
  • 例文
    • She got on the train.(彼女は電車に乗った)
    • How’s he getting on in his new job?(彼は新しい仕事でうまくやってる?)

get away(逃げる/休暇に行く)

  • 意味:その場から離れる、または旅行でリフレッシュする。
  • 例文
    • The thief got away.(泥棒は逃げた)
    • We’re planning to get away this weekend.(今週末に小旅行に行く予定だ)

get away with(うまく逃れる/ごまかす)

  • 意味:悪いことをしても罰を受けない。
  • 例文
    • He got away with cheating on the exam.(彼は試験でカンニングしたのに逃げ切った)

get back(戻る/取り戻す)

  • 意味:場所や状態に戻る/失ったものを取り戻す。
  • 例文
    • I’ll get back home by 9.(9時には家に戻る)
    • She finally got her money back.(彼女はついにお金を取り戻した)

get down(落ち込む/真剣に取り組む)

  • 意味:気分が沈む/何かに集中して取り組む。
  • 例文
    • Rainy days always get me down.(雨の日はいつも気分が落ち込む)
    • Let’s get down to work.(さあ仕事に取りかかろう)

get in touch(連絡を取る)

  • 意味:人と連絡する、コンタクトを取る。
  • 例文
    • I’ll get in touch with you next week.(来週ご連絡します)

get out(外に出る/ばれる)

  • 意味:外へ出る/秘密が広まる。
  • 例文
    • Let’s get out of here.(ここを出よう)
    • The news got out quickly.(そのニュースはすぐに広まった)

get together(集まる/会う)

  • 意味:人と集まる、会合する。
  • 例文
    • Let’s get together for dinner.(夕食に集まろう)
    • They got together for a meeting.(彼らは会議のために集まった)

get across(うまく伝える)

  • 意味:自分の意見や考えを相手に理解させる。
  • 例文
    • He got his point across clearly.(彼は自分の言いたいことをはっきり伝えた)

get ahead(成功する/先に進む)

  • 意味:キャリアで成功する、ライバルより前に進む。
  • 例文
    • She worked hard to get ahead in her career.(彼女はキャリアで成功するために一生懸命働いた)

まだまだある!覚えておきたい get の句動詞

get ahead of(追い越す/先を行く)

  • 意味:物理的にも比喩的にも「前に出る」。
  • 例文
    • Try not to let the other team get ahead of us.(他のチームに追い越されないようにしよう)
    • He always tries to get ahead of trends.(彼は常にトレンドの先を行こうとする)

get around(回避する/移動する)

  • 意味:「避ける」「あちこち動き回る」。
  • 例文
    • There’s no way to get around this rule.(このルールを避ける方法はない)
    • She gets around by bike.(彼女は自転車で移動している)

get around to(やっと〜する)

  • 意味:ずっと先延ばしにしていたことをやっとする。
  • 例文
    • I finally got around to cleaning my room.(やっと部屋の掃除をした)
    • Did you get around to reading that book?(あの本を読む時間はとれた?)

get at(意味する/たどり着く)

  • 意味:「言いたいことにたどり着く」「〜に届く」。
  • 例文
    • What are you getting at?(何が言いたいの?)
    • I can’t get at the box on the top shelf.(一番上の棚の箱に手が届かない)

get in(到着する/入り込む)

  • 意味:場所に入る、乗り物が到着する。
  • 例文
    • What time did you get in last night?(昨夜は何時に帰ったの?)
    • The train just got in.(電車がちょうど到着した)

get out of(避ける/〜から抜け出す)

  • 意味:責任や状況から逃れる。
  • 例文
    • He got out of doing his homework.(彼は宿題をやらずに済ませた)
    • I need to get out of this bad habit.(この悪い癖をやめないといけない)

get on with(続ける/仲良くやる)

  • 意味:「物事を続ける」「人と仲良くやる」。
  • 例文
    • Stop talking and get on with your work.(おしゃべりはやめて仕事を続けなさい)
    • Do you get on with your boss?(上司とうまくやってる?)

get off with(軽い罰で済む/親しくなる)

  • 意味:思ったより軽い処罰/恋愛的なニュアンスで「仲良くなる」。
  • 例文
    • He got off with just a warning.(彼は警告だけで済んだ)
    • She got off with a guy at the party.(彼女はパーティーで男の子と親しくなった)

get into trouble(トラブルに巻き込まれる)

  • 意味:問題に関わる。
  • 例文
    • Kids often get into trouble at school.(子どもは学校でよくトラブルに巻き込まれる)

get wind of(〜を嗅ぎつける)

  • 意味:噂や情報を耳にする。
  • 例文
    • He got wind of the surprise party.(彼はサプライズパーティーのことを嗅ぎつけた)

get down on(批判する/責める)

  • 意味:人を責める、批判する。
  • 例文
    • Don’t get down on yourself.(自分を責めすぎないで)
    • She always gets down on her team.(彼女はいつもチームを責めてばかりいる)

📌 get の句動詞 一覧表

句動詞 主な意味 例文
get up 起きる/立ち上がる I get up at 7 every morning.
get to ~に着く/~できるようになる We got to the station. / I got to meet him.
get along (with) 仲良くやる I get along with my coworkers.
get over 克服する/立ち直る She got over her breakup.
get through 連絡がつく/乗り越える I couldn’t get through to him.
get by なんとかやっていく I can get by with a little English.
get rid of 取り除く/捨てる I need to get rid of old clothes.
get into ~にハマる/巻き込まれる He’s getting into photography.
get back to 折り返す/返信する I’ll get back to you tomorrow.
get off (乗り物を)降りる/解放される I got off the bus. / I get off work at 6.
get on (乗り物に)乗る/うまくやる She got on the train. / He’s getting on well.
get away 逃げる/休暇に行く The thief got away. / Let’s get away this weekend.
get away with (悪いことをして)逃げ切る He got away with cheating.
get back 戻る/取り戻す I got back home at 9. / She got her money back.
get down 落ち込む/取り組む Rainy days get me down. / Let’s get down to work.
get in touch 連絡を取る I’ll get in touch with you soon.
get out 出る/(秘密が)広まる Let’s get out of here. / The news got out.
get together 集まる Let’s get together for dinner.
get across うまく伝える He got his point across.
get ahead 成功する/先に進む She worked hard to get ahead.
get ahead of 追い越す/先を行く Try not to let them get ahead of us.
get around 回避する/動き回る You can’t get around this rule.
get around to やっと〜する I finally got around to reading it.
get at 言いたいことにたどり着く/届く What are you getting at?
get in 入る/到着する The train just got in.
get out of 避ける/抜け出す He got out of doing homework.
get on with 続ける/仲良くやる Get on with your work.
get off with 軽い罰で済む/親しくなる He got off with a warning.
get into trouble トラブルに巻き込まれる He got into trouble at school.
get wind of ~を嗅ぎつける He got wind of the plan.
get down on 批判する/責める Don’t get down on yourself.

 

シーン別英会話:get の句動詞を自然に使うコツ

1. 日常会話(get over = 立ち直る)

A: I heard you broke up with Sarah. Are you okay?
B: Yeah, it was tough, but I’m getting over it.
A: That’s good. Take your time.

A(和訳): サラと別れたって聞いたよ。大丈夫?
B(和訳): うん、つらかったけど、もう立ち直りつつあるよ。
A(和訳): よかった。時間をかければ大丈夫だよ。

👉 自然に使うコツ
「get over」は「病気」「ショック」「失恋」など「つらい出来事を乗り越える」ときに使う定番フレーズ。シリアスな場面だけでなく、軽めに「風邪から回復した」でも使える便利表現。

2. 旅行・移動(get to = 着く)

A: How long does it take to get to the airport from here?
B: About 40 minutes by taxi.
A: Okay, then we should leave soon.

A(和訳): ここから空港に着くまでどれくらいかかる?
B(和訳): タクシーで40分くらいだね。
A(和訳): じゃあ、そろそろ出発しないと。

👉 自然に使うコツ
「arrive at」よりも口語的でカジュアル。旅行や出張の会話では「get to」が圧倒的に使われやすい。

3. 仕事・ビジネス(get back to = 折り返す/返信する)

A: Could you send me the updated report today?
B: Sure, I’ll get back to you this afternoon.
A: Perfect, thanks!

A(和訳): 今日中に更新版のレポート送ってもらえますか?
B(和訳): もちろんです。今日の午後に折り返しますね。
A(和訳): 助かります、ありがとう!

👉 自然に使うコツ
ビジネスメールや電話で超頻出。「後で連絡する」はほぼこのフレーズでOK。ビジネスの即戦力表現。

4. 集まり・友達関係(get together = 集まる)

A: We should get together this weekend.
B: Sounds great! How about Saturday night?
A: Perfect, let’s do it!

A(和訳): 今週末集まろうよ。
B(和訳): いいね!土曜の夜はどう?
A(和訳): いいね、決まり!

👉 自然に使うコツ
「meet」よりカジュアルでフレンドリー。ネイティブは「Let’s get together」でサクッと誘うことが多い。

5. 困難を切り抜ける(get through = 乗り越える/連絡がつく)

A: Did you get through the exam?
B: Yeah, I passed! It was tough though.
A: Congrats!

A(和訳): 試験うまく乗り越えた?
B(和訳): うん、合格したよ!大変だったけど。
A(和訳): おめでとう!

👉 自然に使うコツ
「試験や仕事を切り抜ける」と「電話がつながる」の両方で使える万能フレーズ。


💡 まとめると:

  • 日常 → get over(立ち直る)
  • 移動 → get to(着く)
  • ビジネス → get back to(折り返す)
  • 友達関係 → get together(集まる)
  • 困難克服 → get through(乗り越える)

このようにシーンごとに覚えると、自然に会話で出せるようになります。

 

英語力を伸ばすカギは「アウトプット→間違える→改善」

英語を学んでいて一番つまずきやすいのは、「知っているのに話せない」という壁です。
この壁を超えるために大切なのは、実際に声に出してアウトプットし、間違えを指摘され、その場で改善すること

RYO英会話ジムでは、このプロセスを徹底的に繰り返すことで、短期間でも英語が自然に口から出てくる感覚を掴む方が多くいます。

ある受講生の方は「自分の弱点を初めて“見える化”してもらえたことで、学習の方向性が明確になった」と話しています。
また別の方は「練習中に繰り返し指摘されることで、実際の会議で無意識に正しい表現が出るようになった」と実感しています。

ただ知識を増やすだけでなく、アウトプットと改善の循環があるからこそ、「英語で考え、英語で話せる力」が育ちます。

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よくあるNG表現パターン(日本人が起こしやすいミス)

1. get on と get in の混同

  • NG:I got in the bus.
  • 正解:I got on the bus.
    👉 乗り物に「乗る」は get on(バス・電車・飛行機などの大きな乗り物)を使います。get in は「車やタクシーのような小さな乗り物」に限定。

2. get to と arrive at の誤用

  • NG:I arrived to the station.
  • 正解:I arrived at the station. / I got to the station.
    👉 「arrive to」は誤り。arrive at/in またはカジュアルなら get to を使い分けます。

3. get over と get through の取り違え

  • NG:I finally got through my cold.(風邪が治った、と言いたい場合)
  • 正解:I finally got over my cold.
    👉 get over は「病気・ショックから立ち直る」、get through は「試験・困難を切り抜ける」「電話がつながる」。シーンを間違えると意味が伝わらない。

4. get back と get back to の混同

  • NG:I’ll get back you tomorrow.
  • 正解:I’ll get back to you tomorrow.
    👉 get back は「戻る」、get back to は「折り返す/返事する」。to を忘れると意味が変わってしまう。

5. get off と get out の誤用

  • NG:I got out the train.
  • 正解:I got off the train.
    👉 「電車・バス・飛行機」は get off、「車・タクシー」は get out (of)

6. get rid of の直訳ミス

  • NG:I got rid my old clothes.
  • 正解:I got rid of my old clothes.
    👉 get rid of は「〜を処分する」。of を忘れるミスが多い。

7. get down の意味の勘違い

  • NG:The music gets me down.(「音楽でノる」と言いたい場合)
  • 正解:The music gets me excited. / The music pumps me up.
    👉 get down は「気分が落ち込む」または「しゃがむ」。日本人が「ノリノリ」と勘違いして誤用することがある。

💡 まとめ
日本人がよく間違えるのは、同じ「乗る/降りる」「克服する/乗り越える」など微妙に似ている表現の使い分け。一度整理して「場面ごとに正しい句動詞」を定着させることがポイントです。

 

getを使ったイディオム集

1. get cold feet(怖気づく/直前で尻込みする)

  • 自然に使うコツ:結婚式・プレゼン・大きな決断の直前で「やっぱり怖い」となるときに使う。
  • 会話例
    A: I heard you canceled your presentation. What happened?
    B: Honestly, I got cold feet. I wasn’t ready.
    A: That’s normal. Next time you’ll be fine.

和訳
A: プレゼンをキャンセルしたって聞いたよ。どうしたの?
B: 正直、怖気づいたんだ。準備ができてなくて。
A: それ普通だよ。次は大丈夫さ。

2. get the hang of(コツをつかむ)

  • 自然に使うコツ:新しいスキルを練習して「やっと慣れてきた」ときに便利。
  • 会話例
    A: How’s your new job going?
    B: Tough at first, but I’m starting to get the hang of it.
    A: That’s great to hear!

和訳
A: 新しい仕事はどう?
B: 最初は大変だったけど、やっとコツをつかみ始めたよ。
A: それはいいね!

3. get a kick out of(楽しむ/面白がる)

  • 自然に使うコツ:ちょっとしたことから「楽しい!」「ウケる!」と感じるときに使える。
  • 会話例
    A: You really get a kick out of those silly videos, don’t you?
    B: Yeah, they always make me laugh!
    A: Whatever makes you happy!

和訳
A: 君ってあのバカみたいな動画、本当に楽しんでるよね?
B: うん、いつも笑っちゃうんだ!
A: 楽しければ何より!

4. get it off your chest(胸の内を打ち明ける)

  • 自然に使うコツ:悩みや秘密を人に話してスッキリする、カジュアルな表現。
  • 会話例
    A: You look upset. Do you want to talk about it?
    B: Yeah, I just need to get it off my chest.
    A: Go ahead, I’m listening.

和訳
A: なんだか元気ないね。話したいことある?
B: うん、ちょっと胸の内を打ち明けたいんだ。
A: いいよ、聞いてるから話して。

5. get down to business(本題に入る)

  • 自然に使うコツ:ミーティングや会話を始めて、余談を終えて「さて本題へ」とするとき。
  • 会話例
    A: Okay, now that everyone is here, let’s get down to business.
    B: Sure, what’s on the agenda today?
    A: First, the budget.

和訳
A: よし、全員そろったので本題に入りましょう。
B: 了解です。今日の議題は何ですか?
A: まずは予算についてです。

6. get the ball rolling(物事を始める)

  • 自然に使うコツ:プロジェクトや会議で「さあ始めよう」と言うときに使う。
  • 会話例
    A: Who wants to start the discussion?
    B: I’ll get the ball rolling with a few ideas.
    A: Great, let’s hear them.

和訳
A: 誰か最初に議論を始めてくれる?
B: じゃあ僕がいくつかアイデアを出して始めるよ。
A: いいね、聞かせて。


👉 まとめると:

  • 心理的な表現 → get cold feet / get it off your chest
  • スキル・慣れ → get the hang of
  • 楽しむ → get a kick out of
  • ビジネスで使える → get down to business / get the ball rolling

 

練習用クイズ:get の句動詞&イディオムをマスターしよう!

Q1.

A: I finally _____ my cold after two weeks.
B: That’s good! You look much better.

答え:got over
→ 「病気や困難から回復する/立ち直る」は get over を使います。
「get through」は「試験や困難を切り抜ける」なのでここでは不自然です。

Q2.

A: Sorry, I’m busy right now. I’ll _____ to you later today.
B: No problem, thanks!

答え:get back to
→ 「折り返す/返信する」の意味。to を忘れやすいので注意!
get back だけだと「戻る」の意味になります。

Q3.

A: We should _____ this weekend. It’s been a while!
B: Yeah, let’s do dinner on Saturday.

答え:get together
→ 「集まる」「会う」という意味で、友人同士のカジュアルな誘いにぴったりです。
meet でもOKですが、もっと自然でフレンドリーな響きになります。

Q4.

A: He always tells jokes during meetings. It’s hard to _____ the main topic.
B: I know, we really need to stay focused.

答え:get down to (business / the main topic)
→ 「本題に入る」。会議やディスカッションで「余談をやめて本題へ」とするときに使います。

Q5.

A: I finally _____ cleaning my closet yesterday.
B: Wow, that must feel good!

答え:got around to
→ 「やっと〜する」「ずっと先延ばしにしていたことをやっと片付ける」。
get to と混同しやすいので注意。

Q6.

A: I was going to give a speech, but I _____ at the last minute.
B: Oh no, what happened?

答え:got cold feet
→ イディオムで「怖気づく/尻込みする」。特に大事なイベント直前に「やっぱり怖い」となるときによく使います。

Q7.

A: This new app is confusing, but I’m starting to _____ it.
B: Same here, it’s getting easier with practice.

答え:get the hang of
→ 「コツをつかむ」。最初は難しいけれど、徐々に慣れてきたときの定番表現です。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 「get」の基本的な意味とは?

A. get の基本イメージは「手に入れる・到達する・変化する」です。そこから多くの句動詞やイディオムに派生します。例えば get a book(本を手に入れる)get to the station(駅に着く)get better(良くなる) など、状況に応じて使い分けます。

Q. 「get up」と「wake up」の違いは?

A. wake up は「目を覚ます」、get up は「起き上がる」です。目が覚めてもベッドから出なければ wake up、ベッドから出たら get up が自然です。例:I woke up at 7 but got up at 7:30.

Q. 「get to」と「arrive at」の使い分けは?

A. どちらも「到着する」ですが、get to は日常会話でカジュアルに使われ、arrive at/in は少しフォーマルです。友達との会話なら I got to the station.、ビジネス文書なら I arrived at the station. が自然です。

Q. 「get on」と「get in」の違いは?

A. get on はバスや電車など「大きな乗り物」に使い、get in は車やタクシーなど「小さな乗り物」に使います。例:I got on the bus. / I got in the taxi.

Q. 「get off」と「get out of」の違いは?

A. get off はバス・電車・飛行機などから降りるときに使い、get out of は車やタクシーから降りるときに使います。例:I got off the train. / I got out of the car.

Q. 「get over」と「get through」の違いは?

A. get over は「病気や失恋から立ち直る」、get through は「試験や困難を乗り越える」「電話がつながる」という意味で使います。例:I got over my cold. / I got through the exam.

Q. 「get together」と「meet」の違いは?

A. meet は「初めて会う・予定通りに会う」ニュートラルな表現、get together は「気軽に集まる・再会する」ときに使います。友達との誘いなら Let’s get together this weekend! が自然です。

Q. 「get rid of」の意味と使い方は?

A. get rid of は「不要なものを処分する/悪い習慣をやめる」という意味です。例:I need to get rid of old clothes. / He got rid of his bad habit. 日常会話でもよく使われます。

Q. 「get cold feet」とはどういう意味?

A. get cold feet は「怖気づく/直前で尻込みする」というイディオムです。例:He got cold feet before the wedding.(結婚式の直前に怖気づいた) 大きな決断の前によく使われます。

Q. 「getの句動詞を効率よく覚える方法は?」

A. 一番の近道は「知識を増やす」よりも、実際に声に出してアウトプットし、間違えを指摘され、その場で改善することです。多くの受講生が「自分の弱点が見える化されたことで学習の方向性が明確になった」と実感しています。興味があれば、ぜひ 無料体験レッスン をお試しください。

 

まとめ

「get」の句動詞やイディオムは数が多く、最初は混乱しがちですが、基本イメージ「手に入れる・到達する・変化する」を軸にすれば整理できます。さらに「シーン別に使い分ける」ことで、日常会話からビジネスまで自然に使えるようになります。

今回の記事では、代表的な表現から応用までをカバーし、会話例やNGパターンも紹介しました。大事なのは、知識として覚えるだけでなく、実際に声に出して使ってみることです。


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