こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は”stink”の意味とその使い方についてお話します。この記事を読めば今日より英語力が少しアップするかと思います。それではまいりましょう。
stinkの基本的な意味
「stink」ってどんな意味?
「stink」という単語は、「臭い」、「悪臭を放つ」という意味があります。特に、非常に強くて不快な臭いを表現するために使われます。例えば、腐った食べ物やゴミなど、嗅ぎたくないような臭いに対して「stink」が使われます。
例文:
- The garbage stinks.(ゴミが臭い。)
- Your shoes stink!(君の靴、臭いよ!)
日本語での「臭い」との違い
日本語の「臭い」は、「香り」や「におい」など、良いにおいにも悪いにおいにも使われます。しかし、英語の「stink」は、必ず不快な臭いを指します。ポジティブな意味で使われることはほとんどありません。
例えば、日本語では「花の香りが良い」というとき、「香り」や「におい」を使いますが、「stink」は「花の香り」には使えません。「stink」はあくまで、ネガティブな状況や物に対してのみ使われることを覚えておくと良いでしょう。
例文:
- The flowers smell nice.(花は良い香りがする。)
- The flowers stink.(花が臭い。)→ これは通常あり得ない表現です。
「stink」という言葉は、その強い否定的なニュアンスから、日常会話で使うときには注意が必要です。しかし、適切に使えば、表現力がアップします。
stinkの使い方と例文
日常会話での使い方
「stink」は日常会話でよく使われる言葉です。不快な臭いを表現するだけでなく、比喩的に物事が悪い状態やひどいと感じるときにも使われます。例えば、仕事や状況が悪いときに「This job stinks!(この仕事は最悪だ!)」と言うことがあります。
ネイティブがよく使うフレーズ
ネイティブスピーカーがよく使う「stink」を含むフレーズには、以下のようなものがあります:
- Stink up the place: ある場所全体に悪臭を広げる。
- The fish went bad and stank up the entire kitchen.
(魚が腐って、台所全体が臭くなった。)
- The fish went bad and stank up the entire kitchen.
- Stink to high heaven: 非常に強い悪臭を放つ。
- That old cheese stinks to high heaven.
(あの古いチーズはひどく臭い。)
- That old cheese stinks to high heaven.
- Something stinks: 何かが怪しい、納得がいかない。
- Something about his story stinks.
(彼の話には何か怪しいところがある。)
- Something about his story stinks.
例文を使って具体的に説明
以下に「stink」を使った例文をいくつか紹介します:
- The trash can stinks.
- ゴミ箱が臭い。
- 家の中で何かが臭いときによく使われる表現です。
- My shoes stink after the rain.
- 雨の後、靴が臭くなった。
- 濡れた靴や服が臭くなったときに使います。
- This movie stinks.
- この映画は最悪だ。
- 物事が期待外れだったり、ひどいと感じるときに使います。
- His attitude really stinks.
- 彼の態度は本当にひどい。
- 人の態度や行動が悪いと感じたときに使います。
- The whole situation stinks.
- 状況全体が最悪だ。
- 良くない状況や問題があるときに使います。
「stink」は強い否定的な感情を表す言葉ですが、適切に使うことで会話に深みを与え、より自然な表現ができるようになります。
音声付き例文
stink(過去形:stunk or stank)は「(とても)臭う」や「(とても)くさい」という意味です。また、ただ臭いのではなくてとても臭い場合に使ってください。時制については、よく混同されがちなんですが、「臭っているから現在進行形だろう?」と思われる人もおおいです。しかしstinkは状態動詞なので、原則的に進行形にできません。haveやloveの扱いと同じですね。会話では例文のように主語を持ってきて使われます。つまりstinkは自動詞なので直後に目的語が来ません。もし「〜の臭いがする」と言いたい場合はstinkの直後に前置詞ofを持ってきましょう。
旦那の靴下を片付けようとして…
あらやだ、あなたの靴下臭うわ!
彼氏が飲み会から帰ってきて…
息くさ!
半乾きの服を来ていて…
僕のシャツなんだか臭うな。
飲み会から帰ってきた夫に…
あなたの息アルコールの臭いがするわ。歯磨いて。
stinkの同じ意味の表現もみておきましょう。
- smell extremely unpleasant
- have a very unpleasant smell
- give off a bad smell
「最悪だ」という意味
臭うわけではないですが、そういったネガティブなニュアンスから「〜は最悪だ」という意味で使うこともできます。
ある映画をみていて…
ぶっちゃけ、この映画最悪だよ。
形容詞「stinky」
さらにこのstinkは形容詞になると形を変えてstinkyとなります。以下例文をみてみましょう。
ふと疑問に思い…
なんで足はとても臭いの?
旅行先のレストランで食べた料理が…
この料理臭わない?
このようにbe動詞と一緒にものの臭いを表現することができます。またbe動詞の代わりにsmellを使ってsmell stinkyと表現してもよいでしょう。smellyという似たような表現がありますが、臭いのレベルとしてはstinkyがより上で、その次にsmellyがくるような感じで覚えておくとよいです。
stinkを使ったフレーズ
「stink like a skunk」の意味と使い方
「stink like a skunk」というフレーズは、非常に強烈な悪臭を放つことを表現します。スカンク(skunk)は、危険を感じたときに強烈な臭いを放つ動物として知られているため、この表現は非常に臭いものや場所について使われます。
意味:とてもひどく臭う。
使い方:
- 食べ物や場所がひどく臭うときに使います。
- 比喩的に使われることもあり、物事や状況がひどいと感じる場合にも使われることがあります。
例文:
- The garbage outside stinks like a skunk.
(外のゴミがひどく臭う。) - After the gym, his socks stank like a skunk.
(ジムの後、彼の靴下はひどく臭った。)
「something stinks」の意味と使い方
「something stinks」というフレーズは、何かがおかしい、または納得がいかないことを表現するために使われます。この表現は、物理的な臭いだけでなく、状況や出来事が怪しいと感じるときにも使われます。
意味:何かが怪しい、納得がいかない。
使い方:
- ある状況や物事に疑問を感じたときに使います。
- ビジネスや日常生活で、何かが正しくないと感じたときに適用できます。
例文:
- Something stinks about this deal.
(この取引には何か怪しいところがある。) - His explanation stinks.
(彼の説明には納得がいかない。)
これらのフレーズを使うことで、日常会話での表現力が高まり、英語をより自然に使いこなすことができます。
stinkのスラングとしての使い方
「This job stinks!」のようなネガティブな使い方
「stink」は、スラングとして使われるとき、物事が非常に悪い、または不快であることを強調するために使われます。特に、状況や仕事、出来事に対して不満を表現する際に使われることが多いです。
例文:
- This job stinks!
- この仕事は最悪だ!
- 仕事の内容や環境に不満があるときに使います。
- The weather today really stinks.
- 今日の天気は本当に最悪だ。
- 天気が悪くて不満を感じているときに使います。
- That movie stinks.
- あの映画はひどい。
- 映画が期待外れだったり、つまらなかったときに使います。
スラングとしてのニュアンスを理解しよう
スラングとしての「stink」は、強い否定的な感情を表現するために使われ、軽蔑や不満を表すときに便利です。ただし、この言葉は感情が強く込められているため、使い方には注意が必要です。
ニュアンス:
- 強い不満や失望を表現する:
- 「stink」を使うことで、ただ単に悪いというだけでなく、非常に不快であることを強調できます。
- 例えば、「This party stinks.(このパーティーは最悪だ。)」と言うと、パーティーが期待外れだったり、楽しめなかったことを強く表現しています。
注意点:
- カジュアルな場面での使用:
- 「stink」はカジュアルなスラングなので、フォーマルな場面では避けた方が良いです。友人や家族との会話、またはリラックスした状況で使うのが適しています。
例文:
- His cooking stinks.
- 彼の料理はひどい。
- 料理の腕前に対して強い不満を持っているときに使います。
- My team stinks this season.
- 今年のシーズン、私のチームはひどい成績だ。
- スポーツチームのパフォーマンスが悪いと感じているときに使います。
「stink」をスラングとして使いこなすことで、日常会話での表現力が向上し、より自然な英語を話せるようになります。適切な場面で使い、ニュアンスを理解して表現力を高めましょう。
stinkを使った面白い表現
笑いを誘うstinkの表現
「stink」という言葉は、その強い否定的なニュアンスを利用して、ユーモラスな表現としても使われることがあります。以下は、笑いを誘うために「stink」を使った面白い表現の例です:
- Stinking rich
- 意味:非常にお金持ち。
- 例文:He’s not just rich, he’s stinking rich!
(彼はただのお金持ちじゃなくて、ものすごく金持ちだよ!) - ユーモラスなポイント:ここでは「stink」を強調するために使っており、金持ちを表現するための面白いフレーズになっています。
- You stink at this!
- 意味:これに全然向いてないね!
- 例文:You stink at cooking, but your jokes are great!
(君は料理は全然ダメだけど、ジョークは最高だね!) - ユーモラスなポイント:軽いからかいとして使われ、友達との会話で笑いを誘います。
- Something smells fishy… oh wait, it’s just your socks!
- 意味:何か魚臭い…あ、君の靴下か!
- 例文:Something smells fishy… oh wait, it’s just your socks!
(何か魚臭い…あ、君の靴下か!) - ユーモラスなポイント:悪臭をジョークに変えて、場を和ませます。
友達との会話で使えるジョーク
友達との会話で「stink」を使ったジョークを言うことで、笑いを誘うことができます。以下にいくつかのジョークの例を紹介します:
- Why don’t skunks make good friends? Because they always stink at keeping secrets!
- 意味:スカンクが良い友達になれない理由は?秘密を守るのが苦手だから!
- ジョークのポイント:スカンクの悪臭と秘密を守ることをかけたダジャレです。
- What did one garbage can say to the other? You really stink!
- 意味:あるゴミ箱が他のゴミ箱に言ったことは?君、本当に臭いよ!
- ジョークのポイント:ゴミ箱同士の会話というユーモラスな設定です。
- Why did the gym close down? It just didn’t work out… and it stank!
- 意味:なぜジムが閉店したのか?うまくいかなかったから…そして臭かった!
- ジョークのポイント:ジムの閉店理由を面白く説明し、悪臭を加えて笑いを誘います。
これらの表現やジョークを使うことで、会話がより楽しくなり、友達とのコミュニケーションが深まります。ユーモアを交えることで、英語の会話にリラックスした雰囲気を作り出すことができます。
まとめ
「stink」を使いこなして、英会話をもっと楽しもう
「stink」という単語は、基本的な意味からスラングとしての使い方、面白い表現まで幅広く応用できます。この言葉を使いこなすことで、日常会話がより自然で豊かになります。また、ネガティブな感情や状況を表現する際にも役立ちます。正しい文脈で使うことで、ネイティブのような表現力を身につけることができます。
今日から使えるフレーズをおさらい
以下に、「stink」を使ったフレーズをまとめます。ぜひ、日常会話に取り入れてみてください。
- 基本的な使い方
- The garbage stinks.
(ゴミが臭い。) - Your shoes stink!
(君の靴、臭いよ!)
- The garbage stinks.
- スラングとしての使い方
- This job stinks!
(この仕事は最悪だ!) - The weather today really stinks.
(今日の天気は本当に最悪だ。)
- This job stinks!
- 面白い表現
- He’s stinking rich!
(彼はものすごく金持ちだよ!) - Something smells fishy… oh wait, it’s just your socks!
(何か魚臭い…あ、君の靴下か!)
- He’s stinking rich!
- フレーズ
- Stink like a skunk
(スカンクのようにひどく臭う)- After the gym, his socks stank like a skunk.
(ジムの後、彼の靴下はひどく臭った。)
- After the gym, his socks stank like a skunk.
- Something stinks
(何かが怪しい)- Something stinks about this deal.
(この取引には何か怪しいところがある。)
- Something stinks about this deal.
- Stink like a skunk
これらのフレーズを日常会話に取り入れることで、英語表現の幅が広がり、コミュニケーションがよりスムーズになります。「stink」を使いこなして、英会話をもっと楽しみましょう!