こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
「今日はもう退社しました」って英語でどう言う?
すぐに使える自然な表現はこちらです👇
👉 He has gone for the day.
👉 He left for the day.
👉 She’s done for the day.
これらはすべて「本日はもう会社に戻りません」という意味で、ビジネスの現場でも自然に使われる定番フレーズです。
💬 たとえばこんなふうに使えます:
He has gone for the day. Can I help you with anything?
(今日はもう退社しましたよ。何かお手伝いできますか?)
意外と多くの人が「He is not here.」などで誤解されがちなので、状況に合ったフレーズを選ぶことが大切です。
それでは、「終日不在」を伝える英語表現について、もう少し詳しく見ていきましょう。👇
- 1 よくある失敗:「He is not here.」で通じなかった話
- 2 ビジネスでよく使う「本日は終日不在です」の英語表現
- 3 「ただいま不在です」はどう表現する?
- 4 会話例:英語で「本日は終日不在です」を伝えるシーン
- 5 自然に使うコツとフレーズ集(和訳つき)
- 6 まとめ
- 7 「正しく話す」より「使いながら気づく」が上達の鍵
- 8 音声を聞いて練習しよう
- 9 よくあるNG表現とその理由
- 10 まとめ:NG表現のポイント
- 11 ✅ 表現定着クイズ:本日は終日不在です
- 12 ✅「終日不在です」に対するありえる返答集
- 13 🌟補足ポイント
- 14 🔗「has gone for the day」に関連する語彙・フレーズ集
- 15 📝この記事のまとめ
よくある失敗:「He is not here.」で通じなかった話
私が昔、外資系企業で働いていたときのことです。ある日、同僚のアメリカ人に「田中さんはいますか?」と聞かれました。
そのとき私はとっさにこう答えました。
He is not here.(彼はここにいません)
自分では「今日はもういないよ」という意味で言ったつもりでしたが、相手は不思議そうな顔。
よくよく話を聞くと、「彼は一時的に席を外してるだけ?」と勘違いさせてしまっていたんです。
実際には田中さんはその日もう戻らない予定だったので、正しくはこう言うべきでした:
He has gone for the day.(今日はもう戻りません)
このとき私は、「物理的に今この場にいない」=”not here”
と単純に訳してしまったんですね。
でも英語では、「今日はもう帰った」や「もう仕事終わりで不在」のニュアンスをしっかり伝える必要があります。
この経験から、「状況に合った自然な表現を使うこと」の大切さを学びました。
ポイント:
“not here” だけでは、「少し席を外してる」程度に受け取られることが多いので、その日中に戻らない場合は “has gone for the day” を使うのがベスト!
👉 ちなみに、「今日はもう帰りました」といった表現とあわせて覚えておきたいのが、「仕事を終えて帰る」というシーンで使える英語表現です。
こちらの記事では、「仕事を終えて帰る」の自然な英語表現やネイティブらしい言い回しをわかりやすく紹介しています。
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ビジネスでよく使う「本日は終日不在です」の英語表現
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
今回は、ビジネス英語で頻繁に使われるフレーズ、「本日は終日不在です。」の英語表現とその使い方をご紹介します。
この短い一言には、その日の予定や状況を相手に簡潔に伝える力があります。職場でのスムーズなコミュニケーションに役立つ便利な表現です。それでは見ていきましょう。
「本日は終日不在です」は英語でどう言う?
この表現は、英語で以下のように言えます:
- has gone for the day
- left for the day
- has done for the day
たとえば、社員が外出後その日はもう戻ってこない場合、以下のように言えます。
He has gone for the day.
(彼は本日もう戻りません)
この表現は、「その日はもう戻らない」ことを伝える時によく使われます。出張や外回りの予定があって、事務所に戻らないときなどに便利です。
また、「has」は省略されることもあります。たとえば:
He gone for the day.(カジュアルな言い方)
そして、通常このフレーズは「翌日は戻ってくる」ことを前提としています。
「終日」とはいつまで?
ビジネスで「終日」と言う場合、基本的には勤務時間内(営業時間内)を意味します。
つまり、「終日不在です」とは、
「今日は一日中会社にいません」
という意味になります。
「ただいま不在です」はどう表現する?
次に、「ただいま不在です」というシチュエーションについて見ていきましょう。
この場合は、以下のような表現を使います:
- out of the office now / at the moment
(ただいま外出中/不在です)
たとえば:
She is out of the office at the moment.
また、「いつまで不在か」を伝えたいときは、前置詞“until”を使ってこう言えます:
He is out of the office until next week.
(来週まで不在です)
この「next week」の部分は、August 2など具体的な日付に変えてもOKです。
他にも使える表現いろいろ
「不在」を表す表現は他にもあります。以下も合わせて覚えておきましょう:
- be not in the office(会社にいない)
- be absent from the office(不在である)
- on vacation(休暇中)
まとめ
「本日は終日不在です」は、“has gone for the day”などで表現できます。
状況に応じてフレーズを使い分けることで、より正確に相手に伝えることができます。
ぜひ今回の内容を、日々のビジネス英語に役立ててくださいね!
会話例:英語で「本日は終日不在です」を伝えるシーン
シーン:オフィスで同僚が上司を探している場面
A: Hey, is Mr. Tanaka around? I need to get his approval on this report.
(ねえ、田中さんいる?このレポートの承認をもらいたいんだけど)
B: Oh, he has gone for the day. Can I help you with anything?
(ああ、今日はもう退社しましたよ。何か私でお手伝いできることありますか?)
A: I see. No worries, I’ll talk to him tomorrow. Thanks!
(そっか、じゃあ明日話すよ。ありがとう!)
自然に使うコツとフレーズ集(和訳つき)
コツ①:相手に「今日はもう戻らない」と伝える時に使う
- He has gone for the day.
(彼は今日はもう戻りません)
→ オフィスを離れ、その日はもう戻らないときに使います。 - She left for the day about an hour ago.
(彼女は1時間ほど前に退社しました)
→ より具体的に時間を伝えると親切です。
コツ②:「他の人で対応可能です」とスムーズにつなげる
- He has gone for the day, but I might be able to help.
(今日はもう戻りませんが、私でよければ対応できますよ) - She’s done for the day. Would you like to leave a message?
(彼女は今日はもう退社しました。伝言をお預かりしましょうか?)
→ 相手の目的が達成できるよう、代案を添えてあげると丁寧です。
コツ③:「戻るのは明日」とさりげなく伝える
- He’ll be back in the office tomorrow morning.
(明日の朝には戻ります)
→ “has gone for the day”のあとに加えると、次の予定も伝えられます。
まとめ
「has gone for the day」は、フォーマルすぎず、自然なビジネス英語表現として非常に使いやすいフレーズです。
特に、同僚や取引先が誰かを探している時に、「もう今日は戻りません」と伝えるための定番表現として覚えておくと便利です。
「正しく話す」より「使いながら気づく」が上達の鍵
英語を話すとき、つい「正しい文法で言わなきゃ」と考えてしまいませんか?
でも実は、英語力が伸びる人の多くは、完璧を目指すよりも“とにかく口に出す”ことを大事にしています。
間違えてもいい。むしろ、そこから気づきと成長が生まれる。
それが、RYO英会話ジムの指導スタイルです。
✅ RYO英会話ジムでのリアルな学びの変化
実際に受講された方からは、こんな声が届いています:
「これまで“英語を話す=間違えないこと”だと思っていましたが、ここで間違いが学びの種になると気づけました」
(30代・男性・製薬会社勤務)
「レッスン後に自分の発言が見える化されるのがありがたい。自分では気づけない“言いぐせ”や思考パターンに気づけたのが大きな収穫です」
(40代・女性・外資系人事)
「毎回アウトプットが中心なので、使える英語が“習慣”になってきた感覚があります」
(20代・女性・IT企業勤務)
どれだけフレーズを覚えても、「使わなければ定着しない」。
どれだけ間違っても、「使って初めて気づける」。
それを実感できる環境が、RYO英会話ジムにはあります。
まずは気軽に、たくさん話して間違えて、気づける楽しさを体感してみませんか?
音声を聞いて練習しよう
マイクを探していて…
今日は終日不在だよ。
ナオミ宛てに電話がかかってきて…
申し訳ありません、本日彼女は終日不在です。明日は事務所におりますよ。
同僚のリョウにレポートの確認を依頼したくて…
電話でリョウはいないか聞かれて…
彼はただいま不在です。
上司のスタローンがいなくて…
来週まで彼は不在だよ。
よくあるNG表現とその理由
❌ He is not here.
→「一時的に席を外している」と誤解されやすい
これはとてもよくあるミスです。「not here」は確かに「ここにいない」という意味ですが、一時的にトイレや打ち合わせで席を外しているような印象を与えてしまいます。
🔁 正しくは:
He has gone for the day.(本日はもう戻りません)
❌ He is outside now.
→「建物の外にいる」と誤解される可能性あり
この表現も一見自然に見えますが、「今外にいる」というだけで、一時的な外出のニュアンスになり、今日戻らないことは伝わりません。
🔁 正しくは:
He left for the day.(今日はもう帰りました)
❌ He is absent today.
→ 学校的な響きで、ビジネスではやや不自然
「absent」は間違いではありませんが、学校での欠席や、ややかたい表現として受け取られることもあり、会話では不自然に感じられることがあります。
🔁 より自然な表現:
He is out of the office today.(今日はオフィスにいません)
He has gone for the day.(今日はもう帰りました)
❌ He went home.
→「今帰ったところ」というニュアンスに偏りがち
「帰った」は合っているのですが、「went」は“行った”という過去動作”にだけフォーカスしているため、「今さっき帰った」と感じさせることが多く、その日戻らないことを強調するにはやや弱いです。
🔁 より適切な表現:
He has gone home for the day.(今日はもう家に帰りました)
まとめ:NG表現のポイント
NG表現 | 問題点・誤解されやすい理由 | ベターな表現 |
---|---|---|
He is not here. | 一時的な不在に聞こえる | He has gone for the day. |
He is outside now. | 建物の外にいるだけに聞こえる | He left for the day. |
He is absent today. | フォーマルすぎ・学校っぽい印象 | He is out of the office today. |
He went home. | 今帰ったばかりの印象になる | He has gone home for the day. |
学習のコツ:
「いない」と言いたいときは、「なぜいないのか」「いつまでいないのか」まで含めて英語で伝えると、誤解が減り、より伝わる英語になります!
✅ 表現定着クイズ:本日は終日不在です
問題①
同僚が「田中さんいますか?」と聞いてきました。
その日はもう帰っていて、明日戻る予定です。正しい返答はどれ?
A. He is not here.
B. He went out for a walk.
C. He has gone for the day.
Aは「ちょっと席を外している」程度の意味にとられることがあり、
Bは「散歩に出かけた」とまったく違う意味です。
Cが「今日はもう戻りません」という自然なビジネス英語表現になります。
問題②
以下のうち、「今日はもう戻ってこない」という意味で使わない方がいい表現はどれ?
A. He is absent today.
B. He left for the day.
C. He is outside now.
Cは「建物の外にいる」という物理的な意味になってしまい、
「今日は戻らない」という意図は伝わりません。
Aはやや堅めですが意味としては合っています。
Bは自然な言い方です。
問題③
以下の文を自然なビジネス英語に直すとどうなる?
「彼はもう今日戻りません」
A. He is not in his seat.
B. He has gone for the day.
C. He is working from home.
Aは単に「席にいない」だけの意味で、帰宅したかどうかは伝わりません。
Cは「在宅勤務中」の意味なので、まったく別の状況になります。
Bが意図に最も合った表現です。
このクイズを繰り返すことで、「has gone for the day」の使いどころが自然と身についていきます。
✅「終日不在です」に対するありえる返答集
■ シンプルに受け取る返答
Oh, I see. I’ll talk to him tomorrow.
(なるほど。じゃあ明日話しますね)
Thanks for letting me know.
(教えてくれてありがとう)
■ メッセージや対応を依頼する返答
Can you let him know I stopped by?
(立ち寄ったこと、伝えてもらえますか?)
Would you mind giving him this document when he’s back?
(彼が戻ったときにこの書類を渡してもらえますか?)
Can I leave a message for him?
(伝言をお願いしてもいいですか?)
■ 代替対応を求める返答
Is there anyone else I can talk to about this?
(この件について他に話せる方はいますか?)
Can someone else help me with this today?
(今日中に他の方が対応できますか?)
■ 少し驚いたり残念な気持ちを伝える返答
Oh, I was hoping to catch him today.
(今日会えると思ってたんだけどな)
Too bad, I needed to discuss something urgent.
(残念、急ぎの話があったんです)
🌟補足ポイント
このような返答を覚えておくと、相手が不在でも会話が止まらずにスムーズに対応ができるようになります。
ビジネス英会話では、「次にどう動くか」を示すフレーズがとても大切です。
🔗「has gone for the day」に関連する語彙・フレーズ集
■ 不在・外出を伝える表現
- out of the office:オフィスにいない
- away from the desk:席を外している
- on leave:休暇中(有給休暇など)
- on a business trip:出張中
- has left for the day:その日はもう退社した
- off today:本日はお休み
- out at a meeting:会議で外出中
- working remotely / from home:リモート勤務中/在宅勤務中
■ 戻り予定・対応可否を伝える表現
- He’ll be back tomorrow.:明日戻ります
- She’s expected back later this week.:今週中に戻る予定です
- Can I take a message?:伝言をお伺いしましょうか?
- Would you like to send an email instead?:代わりにメールをお送りしますか?
- Someone else can assist you.:他の者が対応可能です
■ 状況確認・応答に使える表現
- Is he in today?:今日は彼、出勤していますか?
- Do you know when he’ll be back?:いつ戻るかご存知ですか?
- I just missed him, didn’t I?:ちょうど帰ったところですよね?
- Can I catch him tomorrow morning?:明日の朝なら会えますか?
これらの語彙やフレーズを、メイン表現「has gone for the day」と一緒に覚えると、「不在」に関する会話の幅が広がり、会話の受け答えがより自然になります。
📝この記事のまとめ
- 「本日は終日不在です」は英語で “has gone for the day” と表現するのが自然で正確。
- よくある誤りとして “He is not here.” は一時的な不在に聞こえてしまうので注意。
- 似た表現には “left for the day” や “done for the day” などがあり、状況に応じて使い分けよう。
- 「ただいま不在です」は “out of the office now” や “at the moment” を使うのが適切。
- 間違いながら学ぶことが上達への近道。アウトプット中心の練習が効果的。
- RYO英会話ジムでは、実践的な英語力を身につけるために、たくさん話し、間違えて気づく環境を提供中。
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