こんにちはRYO英会話ジムです!今回は「hands are tied」という英語表現についてお話しします。この表現は、応じることができない制限や障害があることを表します。例えば、権限がないために何かを決めることができない場合や、制限により行動ができない状態である場合に使われます。さて、以下ではより具体的にこの表現について解説します。
hands are tiedの意味と使い方
「hands are tied」という表現は、「権限がない」や「手が打てない」という意味で、手が縛られているというところからきています。具体的には、何かをするための自由や権限がないため、行動を起こせない状況を表します。この表現は、ビジネスや政治など、権限が限られた状況でよく使われます。
3つの例文
同僚から…
あなたを助けたいと思いますが、私には権限がないのでできません。
会議で…
その企業は契約により(制限があるため)値段を下げることができない。
なぜ逮捕できないのか聞かれて…
警察はまだ彼を逮捕することができません。証拠不十分で手が打てないからです。
hands are tiedの理由を付け加える際に前置詞byも一緒によく使われます。
同じ意味の英語表現
“Hands are tied”には、同じ意味の英語表現があります。それらは以下の通りです。
- “Can’t do anything about it”(何もできない):ある問題や状況に対して何らかの解決策が見つからないため、何もできないという状況を表します。
- 例文:I’m sorry, but we can’t do anything about the weather.(天気に関しては何もできません。)
- “No choice”(選択肢がない):ある状況において、選択肢が存在しないことを表します。
- 例文:I have no choice but to work overtime tonight.(今夜は残業するしかない。)
- “Powerless”(無力な):ある状況に対して力や影響力を持っていないことを表します。
- 例文:I feel powerless to help my friend who is going through a tough time.(友人が苦しんでいるのを助けることができず、自分が無力な気分になる。)
- “Unable to act”(行動できない):何らかの理由で行動できない状況を表します。
- 例文:I’m unable to act until I receive further instructions from my supervisor.(上司から指示があるまで行動できません。)
- “Stuck in a difficult situation”(難しい状況に取り残された): 難しい状況に取り残されていることを表します。
- 例文:He’s stuck in a difficult situation and doesn’t know what to do next.(彼は難しい状況に取り残され、次に何をすべきかわからない。)
一緒に覚えておくと良い英語表現
「Hands are tied」以外にも、同様の意味を持つ表現があります。ここではいくつか紹介します。
- “Up against a wall”:困難な状況に直面していることを表す表現
- 例文:I’m up against a wall with this project deadline.(このプロジェクトの締め切りに迫られ、どうしていいかわからない。)
- “Between a rock and a hard place”:二つの選択肢の中で、どちらを選んでも困難な状況に置かれることを表す表現
- 例文:I’m between a rock and a hard place because I can’t afford to lose my job, but I also can’t keep working these long hours.(仕事を失うわけにもいかないが、長時間働き続けることもできないため、二つの選択肢の中で困難な状況に置かれている。)
- “Deadlock”:議論や交渉が行き詰まって、解決策が見つからない状況を表す表現
- 例文:The negotiations between the two countries have reached a deadlock and it seems like there’s no way to reach a compromise.(二国間の交渉は行き詰まり、妥協点に到達する方法が見つからないようだ。)
これらの表現も、日常会話で使われることがありますので、覚えておくと便利です。
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今回は、「Hands are tied」の意味と使い方についてご紹介しました。このフレーズは、何らかの理由で行動ができないときに使うことができます。また、「Can’t do anything about it」「No choice」「Powerless」など、同じような意味を持つ表現も紹介しました。
英語学習においては、定期的に新しい表現や単語を学ぶことが大切です。今回の記事で紹介した表現を覚えて、英語力を向上させてください。それではSee you around!
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