こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は教えて!”go to home”と”go home”ってどちらが正しいの?についてお話します。英会話を上達させるには形で覚えるのがよいと言われます。なぜならそのほうが効率がよいからですね。例えばgo to 〜で「〜へ行く」と覚えれば、様々なパターンを作ることができるようになります。今回はそのgo to homeもしくはgo homeの場合についてご紹介します。この記事を読めば、今日より文法力がアップします。それではまいりましょう。
Youtubeで聞く
go to homeは間違い!
何時にいつも帰宅するのか聞かれて…
7時に帰宅するよ。
学習者の方でgo to homeのように前置詞toを入れてしまう方は大変多いです。なぜならgo to the grocery storeやgo to a doctorのように「〜へ行く」= go toで覚えてしまっているからですね。もしくはhomeを名詞として認識しているからだと思います。例えば、This is my homeのように、homeは「家」という意味で名詞の役割をしています。だからgo to homeがついつい口から出てくるのですが、homeを名詞として考えた場合、go to homeは文法的に間違いではありませんが、不自然な英語になります。だから会話でgo to homeと聞くことはまずありません。
go homeが正しい!
同僚のナオミがどこに行ったか聞くと…
彼女は一時間前に帰宅したよ。
go homeで「帰宅する」という意味です。また定型句なので、これで覚えるのが一番です。ただし具体的に説明すると、この場合のhomeは「家に」という意味の副詞です。なぜなら前置詞toの意味がhomeにすでに含まれていることになります。例えば、似たような例を紹介するとcome home「家に来る」, walk home「家まで歩く」, run home「家まで走る」のようないくつかの便利な言い回しをすることができます。いずれも前置詞を必要としません。なぜならhomeで副詞の役割をするからですね。
このように場所を表す前置詞が必要そうだけどいらない単語はhomeだけでなく他にもあります。以下に紹介しておきますので一緒に覚えておきましょう。
- downstairs / upstairs「下へ/上へ」
- somewhere「どこかへ」
- outside「外に/外で」
- abroad「海外に/海外で」
- there「そこに」
まとめ
形で覚えるのは大事ですが、今回のような例外もあります。その場合、そういう時こそ文法を考えると大変スッキリします。学習者にとって、英語での不自然な表現を減らしていくことは英語力をアップさせる大きなチャンスです。そのためにも少しずつレッスンや実践の場でアウトプットするようにしましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が教えて!”go to home”と”go home”ってどちらが正しいの?でした。それではSee you around!