回数を表す英単語「once」「twice」「thrice」の使い方とは？

ABOUT US

RYO英会話ジム代表: 横田涼

/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ＆オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴：KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社（大手英会話スクールhanaso）に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムのアピールポイント/
1. 業界No.1の圧倒的なアウトプット量
2. レッスン内で発言内容の見える化&添削
3. 課題と改善策の具体化、目標レベルまで伴走
4. 英語コーチング業界最安値、高品質

NEW POST

1. 「once」「twice」「thrice」って何？まずは基本を知ろう
2. 「once」の使い方：一度の意味を超える活用法
3. 「twice」の使い方：二度にまつわるフレーズ
4. 知っておきたい「thrice」の特徴と現代での使われ方
- 「thrice」の基本の意味と古風な響き
- 現代での使用例と用途
5. 例文集
6. まとめ：今日から「once」「twice」「thrice」を自然に使おう

1. 「once」「twice」「thrice」って何？まずは基本を知ろう

英語には、「一度」「二度」「三度」を表す特別な単語があります。それが 「once（ワンス）」、「twice（トワイス）」、そして 「thrice（スライス）」 です。それぞれの意味と使い方を見ていきましょう。

「once」ってどんな意味？

「once」は、「一度」や「一回」という意味です。例えば、「私は一度だけそれを見た」という場合は “I saw it once.” と言います。日常会話でとてもよく使われる表現です。

例文:

“I go to the gym once a week.”（私は週に一度ジムに行きます）

「twice」ってどんな意味？

「twice」は、「二度」や「二回」を意味します。これも日常でよく使われる単語です。「彼は二度電話してきた」なら、 “He called me twice.” となります。

例文:

“She brushes her teeth twice a day.”（彼女は1日に2回歯を磨きます）

「thrice」ってどんな意味？

「thrice」は「三度」や「三回」を意味しますが、これは少し特殊です。実は、「thrice」は現代英語ではほとんど使われません。代わりに、「three times（スリー・タイムズ）」が一般的です。ただ、古い文学や詩では「thrice」を見かけることもあります。

例文:

“He knocked on the door thrice.”（彼はドアを三度叩きました）

まとめ

「once」と「twice」は、日常生活でよく耳にする単語で、覚えておくと便利です。「thrice」は少しレアですが、知っておくと英語の深みを感じられます。次にこれらの単語を見かけたときは、自信を持って意味がわかるようにしていきましょう。

2. 「once」の使い方：一度の意味を超える活用法

「once」は、「一度」や「一回」といった基本的な意味が知られていますが、それだけではありません。「once」には、「かつて」や「一度きり」といった意味もあり、英語ではさまざまな場面で使われます。これらのニュアンスを具体的な例文を交えて解説します。

基本の意味：「一度」や「一回」

まず、「once」はシンプルに「一度」や「一回」を表すときに使います。この意味は、日常会話でよく登場します。

例文:

“I’ve only been to Paris once.”（私はパリに一度しか行ったことがありません）
“Let’s try this once and see how it goes.”（これを一度試して、どうなるか見てみましょう）

「かつて」という意味

「once」には「かつて」という意味もあります。この使い方では、昔のことを指して「昔は～だった」というニュアンスを伝えられます。

例文:

“She was once a famous singer.”（彼女はかつて有名な歌手でした）
“Once, this town was full of people.”（かつて、この町は人で溢れていました）

この意味で使うと、過去の出来事を懐かしんだり、以前の状況を説明したりする際に役立ちます。

「一度きり」の意味

「once」は、「一度きり」という特別なニュアンスを持つこともあります。つまり、「たった一度で、その後はない」という意味合いです。

例文:

“You only live once.”（人生は一度きり）
“This is a once-in-a-lifetime opportunity.”（これは一生に一度の機会です）

こういった表現では、何かがとても貴重であることを強調しています。

まとめ

「once」は、「一度」「一回」という意味から「かつて」「一度きり」まで、使い方によってニュアンスが異なります。これらを覚えておくと、英語での表現の幅が広がり、より自然な会話ができるようになります。日常会話や文章で「once」を見かけたら、どの意味かを意識してみてください。

3. 「twice」の使い方：二度にまつわるフレーズ

「twice」は「二度」や「二回」を意味し、日常英会話でよく使われる単語です。使い方はシンプルですが、関連するフレーズや熟語も知っておくと、会話でさらに自然に使えるようになります。

基本の使い方：「二度」「二回」

「twice」は「二回」や「二度」という意味で使われ、何かを2回行ったり、2回発生したりすることを表します。

例文:

“I go jogging twice a week.”（私は週に2回ジョギングをします）
“She called me twice yesterday.”（彼女は昨日私に2回電話しました）

このように、頻度や回数を伝えるときによく登場する表現です。

熟語：「think twice」

「think twice」というフレーズは、「二度考える」や「慎重に考える」という意味で使われます。何かを決断する前に、よく考えることを伝える表現です。

例文:

“You should think twice before making a big purchase.”（大きな買い物をする前に、よく考えるべきです）
“He didn’t even think twice about helping his friend.”（彼は友達を助けることを、ためらいもしませんでした）

このフレーズは、「再考する」や「慎重になる」というポジティブなニュアンスで使われることが多いです。

その他の使い方

他にも、「twice」を使った表現はありますが、基本的には「二回」や「2倍」といった意味を持つシンプルな使い方です。

例文:

“This recipe makes twice as much food.”（このレシピは2倍の量の料理を作ります）

まとめ

「twice」は、「二度」「二回」という意味で日常的に使いやすい単語です。「think twice」などの熟語も覚えておくと、会話の中でより深みを出せます。ぜひ、日常生活の中で使ってみてください。

4. 知っておきたい「thrice」の特徴と現代での使われ方

「thrice」は、「三度」や「三回」を意味する単語です。しかし、現代英語ではほとんど使われなくなっており、古風な響きを持っています。そこで、この記事では「thrice」がどのような特徴を持ち、現在ではどう使われているのかを解説します。

「thrice」の基本の意味と古風な響き

「thrice」は、「three times（スリー・タイムズ）」と同じく「三度」や「三回」を意味します。ただし、「thrice」は現代の英会話やカジュアルな文章ではほぼ使われません。代わりに、話し言葉や日常表現では「three times」が一般的です。

例文:

文学や詩： “He called out thrice, but no one answered.”（彼は三度呼びかけたが、誰も答えなかった）

このような文章は、詩的な雰囲気や物語性を強調するために使われることがあります。

現代での使用例と用途

「thrice」は、古典文学や詩、演劇などの中で登場することが多いです。例えば、シェイクスピアの作品や古典的な物語の中では、「thrice」という表現が頻繁に見られます。しかし、日常生活では「three times」が使われ、より分かりやすく、自然な表現です。

現代の会話では次のようになります：

現代英語： “I checked the report three times.”（私はその報告書を三度確認しました）
古典的な表現： “I checked the report thrice.”（私はその報告書を三度確認しました）

後者の表現は文学的で、特に格式のある場面や文学作品で目にすることが多いです。

まとめ

「thrice」は、古風で特別な響きを持つ単語であり、現代英語ではほとんど使われません。ですが、文学や詩に興味がある人や、特別な雰囲気を持たせたい文章には役立つこともあります。日常会話では「three times」を使うことが自然なので、覚えておくと良いでしょう。

5. 例文集

アイヴァン

I told him once not to touch the hot stove, but he didn’t listen and burned his hand.
一回言ったのに、彼は聞かずに熱いコンロに触って手をやけどしてしまった。

ウィル

She asked me twice to help her with her homework, so I finally agreed to tutor her.
彼女は宿題を手伝ってほしいと二度も頼んできたので、ついに家庭教師を引き受けることにした。

マイク

He had to call customer service thrice to resolve the issue with his internet connection.
彼はインターネット接続の問題を解決するために三度もカスタマーサービスに電話しなければならなかった。

6. まとめ：今日から「once」「twice」「thrice」を自然に使おう

これまで「once」「twice」「thrice」の意味や使い方について学んできました。それぞれが持つニュアンスや日常での使用例を理解することで、これらの単語を自信を持って使えるようになります。最後に、日常会話に取り入れるためのヒントと簡単な復習クイズを行いましょう。

まとめポイント

「once」 は「一度」「かつて」「一度きり」といった幅広い意味を持ち、日常会話で非常に役立ちます。
「twice」 は「二度」や「二回」を意味し、特に頻度や回数を表現する際に使います。
「thrice」 は「三度」を意味しますが、古風な表現であり、現代では主に「three times」が使われます。

これらの単語を正しく使うことで、英語での表現の幅が広がり、より自然な会話ができるようになります。

日常会話への取り入れ方

「once」や「twice」は、日常生活の会話や書き言葉で頻繁に使われます。例えば、「私は週に一度友達と会います」は “I meet my friend once a week.” です。特に「think twice」などのフレーズを使えば、より豊かな表現が可能です。少し練習して、自然に使えるようにしてみましょう。