こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は一体何が違う?“I’m living in”と“I live in”の使い分けについてお話します。I live inもI’m living inも同じ日本語の訳になりますし、またどちらも「今」のことなので、違いは特になさそうですが、実は使い分けがしっかりとあります。また相手への伝わり方も変わってきます。この記事を読めば、英語の文法力がさらにアップします。それではまいりましょう。
目次
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I’m living inは今後も住むのか不確かな場合に使う
赴任先で知り合った人からどこに住んでいるのか聞かれて…
今マイアミに住んでいますよ。
10年ぶりに会った高校の友人にどこに住んでいるか聞くと…
まだ大阪に住んでいます。
I’m living in 〜は「〜に住んでいます」という意味ですが、使う場面としては「将来もその場に住むか不確かな場合」です。なぜなら現在進行形は一時的なニュアンスを伴うからです。I’m running.と言えばずっと走るわけはなく、一時的なことですよね。また現在進行形は今やっていることを次の瞬間には止めてしまえるようなことに対して使います。
1つ目の例文の場合だと、海外赴任しているので、将来そこにどのくらい住むかというのは不確かですよね。ある程度年数が決まっている場合もありますが、それでも一時的なことは確かです。なので現在進行形を使います。また2つ目の例文に関しては、なぜI’m living in Tokyoと現在進行形を使っているのかわかりにくいですが、予想できることはアイヴァンが転勤で東京に一時的にいるということです。おそらく会社の意向でいつどこへ働くかは不明といったところでしょうか。このように現在進行形にすることで一時的なニュアンスを含めることができます。
I’m staying inはどう?
ちなみにI’m staying in 〜の場合は、I’m living in 〜のように住む目的ではなく、滞在なので短期出張や旅行に対して使われることになります。
I live inはこれからもずっと住む予定の場合に使う
パーティーで知り合った人にどこに住んでいるのか聞かれて…
横浜に住んでいます。
海外に完全移住した友人が…
今はマレーシアに住んでるんだ。
I live in 〜は同じく「〜に住んでいます」という意味ですが使う場面が変わってきます。使う場面はこれからもずっと住む予定がある場合は、I live in 〜と現在進行形ではなく現在形にします。なぜなら現在形には繰り返し起こる行動に対して使われるからですね。別の言い方で言えば、昨日も今日も、そして明日も同じ行動を繰り返すということになります。つまり習慣や定期的な行動に現在形は使われます。一つ目の例文で言えば、昨日も今日もそしてこれからの未来も横浜にいることなので、定住していることを意味します。2つ目の例文に関しても同じく、マレーシアに住んでまもなくてもこれから長い間住むということであれば、現在形を使うことができます。
まとめ
I live in 〜と現在形の場合は、昨日も今日、明日もずっとその場所にいるということですね。そしてI’m living in 〜の場合は一時的なニュアンスが含まれるので、将来も住むかは不確定ということになります。覚えられたでしょうか。それではレッスンや実践の場でアウトプットしていきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が一体何が違う?“I’m living in”と“I live in”の使い分けでした。それではSee you around!
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