目次
はじめに
ワーキングホリデーと聞くと、海外での自由な生活や英語力アップを夢見る人も多いでしょう。しかし、その裏には期待だけでなく、不安や挑戦がたくさんあります。僕もそうでした。
セブ留学で英語を学びながらも、「本当に使える英語を身につけたい」という思いが募り、次のステージとして選んだのがオーストラリアでのワーキングホリデーでした。異国の地で仕事をし、暮らし、言葉や文化の壁に直面する毎日は、自分にとって未知の連続。それでも、この経験があったからこそ、英語力だけでなく、自分の価値観や人生観までもが大きく変わりました。
この記事では、そんな僕のワーホリ初期のリアルな挑戦についてお話しします。英語を学びたい方、これからワーホリに挑戦しようと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです!
1. 渡航の決意:セブ留学を超えてリアルな英語へ挑戦
僕がワーキングホリデーを決意した理由は、セブ留学だけでは物足りず、リアルな英語を実践で使いたいと思ったからでした。学校内での評価に甘んじるのではなく、本場の英語圏で「生きた英語」を体感することが目標でした。
実は、最初はカナダを目指していたのですが、当時付き合っていた彼女がオーストラリアを希望。彼女の強い想いと運命のじゃんけん勝負により、僕たちはオーストラリアのゴールドコーストを選びました。この軽いノリで決めた旅が、僕の人生を大きく変えることになるとは、この時は思いもよりませんでした。
2. 資金集めの挑戦:60万円を半年で貯めた生活
ワーキングホリデーの渡航準備で最大の挑戦は、必要な資金を自力で集めることでした。親にはセブ留学でお世話になった分、これ以上は頼らずにやり遂げたいという気持ちが強かったです。
大阪の阪急地下にある喫茶店でアルバイトをし、約60万円を半年で貯めました。その間、できるだけ出費を抑え、ひたすら貯金に集中しました。同僚の休憩時間に偶然出会った高校時代の同級生がキラキラした社会人生活を送っている姿を見て、「自分ももっと輝けるはず」と強く思った瞬間は忘れられません。
3. 初めての仕事:クリーナーで感じた現実のギャップ
オーストラリアに到着してすぐに始めたのは、日本人オーナーが経営するクリーナーの仕事でした。ホテルや短期賃貸の部屋を掃除するこの仕事は、現地の掲示板で見つけた求人から応募しました。
しかし、期待と現実には大きなギャップがありました。時給はオーストラリアの最低賃金である16ドルを大きく下回り、10ドル程度。それに加えて、英語を使う機会がほぼゼロでした。
「せっかくオーストラリアに来たのに、掃除だけで終わるのか?」と落胆し、もっと英語を使う仕事を見つける必要があると感じました。この仕事を辞めるきっかけとなったのは、罰金のエピソード。オーナーの運転する車でシートベルトを締め忘れ、100ドルの罰金を受けたことが決定打となり、別の道を模索することにしました。
4. 日本食レストランでの接客:異文化との出会い
次に見つけたのは、日本食レストランでの短期アルバイト。この仕事ではキッチンの手伝いとホールでの接客を担当しました。日本でのアルバイト経験が活かせたため、スムーズに採用が決まりました。
特に楽しかったのは、ホールでの接客。外国人観光客やハーフ日本人のオーストラリア人と会話を楽しみながら、英語を使うことで広がる世界の面白さを感じました。一方で、オーストラリア特有のアクセントには苦戦しましたが、英語での会話に触れるたびに自分の成長を実感することができました。
また、このレストランでは多国籍なスタッフと働く機会もありました。中国人や韓国人の厨房スタッフ、タイ人やフィリピン人のホールスタッフなど、多様な背景を持つ仲間との共同作業を通じて、異文化への理解が深まりました。
まとめ:ワーホリ初期に得た気づき
ワーホリ生活の初期段階で経験したこれら4つの挑戦は、僕にとって大きな学びと成長のきっかけとなりました。
- 渡航の決意で得た「挑戦する心」
- 資金集めで身につけた「計画性と努力」
- 初めての仕事で直面した「現実のギャップ」
- 日本食レストランで感じた「異文化交流の楽しさ」
これらの経験が、僕のその後の人生にどれだけ影響を与えたかは計り知れません。
おわりに
オーストラリアでのワーキングホリデー初期の経験は、僕にとって「挑戦することの大切さ」を教えてくれる貴重な時間でした。渡航前の準備や現地での生活の中で、失敗や迷いもたくさんありましたが、それらを乗り越えた先には、新しい自分との出会いがありました。
この記事を読んで、少しでも「自分も挑戦してみたい!」と思っていただけたら嬉しいです。ワーホリは決して楽しいことばかりではありませんが、それ以上に得られるものがたくさんあります。
次回は、現地で中期での経験をお話しします。ぜひ楽しみにしていてください!あなたの挑戦を応援しています!
あなたもワーホリ生活に一歩踏み出してみませんか?