こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。言葉は文化や状況によって微妙なニュアンスを持ちます。今回は「You’re welcome.」と「My pleasure.」という表現に焦点を当て、これらの言葉の違いや使い方について掘り下げていきましょう。それではまいりましょう。
目次
違い
You’re welcome.
一般的な返答
“You’re welcome.” は非常に一般的であり、様々な状況で使用されます。これは基本的でフォーマルな返事で、感謝の言葉に対して礼儀正しく返答する際に使います。
普遍的な使用
“You’re welcome.” はほとんどの状況で適切で、相手との関係性や文脈に関係なく利用できます。
My pleasure.
イディオム表現
“My pleasure”はネイティブがよく使うイディオム表現です。そして”You’re welcome.”に比べると、より丁寧な言い方です。
喜びや満足感を強調
My pleasure.” は、何かをすることで自分が喜びや満足感を感じたことを強調する表現です。特にサービス業やボランティアのコンテキストでよく見られます。他人からのお願いを喜んでやりましたよ、というニュアンスを含むので”You’re welcome.”より強調された表現でもあります。
ただし、必ずしも”You’re welcome.”より強調して言いたいときに使われないこと。ただ単に丁寧な表現として使っているだけで、心から”pleasure”と思っていなくても使う人はたくさんいます。そこのところ、押さえておきましょう。
例: A: “Thank you for helping me move.” B: “My pleasure. It was fun!”
親しみやすい印象
“My pleasure.” は、より親しみやすい印象を与える傾向があり、相手との関係が比較的親密な場面でよく利用されます。
例文
会議室へ入る際に…
ドアを開けてくれてありがとう。
どういたしまして。
引っ越しを手伝ってくれて…
どういたしまして。
隣人と話していて…
面接で…
どういたしまして。
You’re welcome以外に使えるフレーズ
Don’t mention it.
直訳すると「言及しないで」となりますが、これも礼儀正しい返答の一つで、相手がお礼を言ってくれたときに使います。
- A: “Thanks for your assistance.” (お手伝いありがとう。)
- B: “Don’t mention it.“(言及しないで。)
Anytime.
直訳すると「いつでも」となり、いつでも助けになるという意味を含んでいます。
- A: “Can I ask you for help again?”(また助けてもらってもいいですか?)
- B: “Anytime.”(いつでも。)
関連する語彙
Kind gesture (親切な行為)
例: “Her kind gesture of offering a seat to the elderly person touched everyone’s heart.”
和訳: 「彼女の年配の方に席を譲る親切な行為は、みんなの心に触れました。」
Appreciate (感謝する)
例: “I appreciate your help in completing the project on time.”
和訳: 「プロジェクトを時間通りに完成させるための助け、感謝しています。」
Gratitude (感謝の気持ち)
例: “Expressing gratitude regularly can improve relationships.”
和訳: 「定期的に感謝の気持ちを表すことは、関係を改善するのに役立ちます。」
要点のまとめ
- “You’re welcome.” は一般的でフォーマルな返事で、ほとんどの状況で使用できます。
- “My pleasure.” は個人的な喜びや満足感を示し、より親しみやすい雰囲気を醸し出します。特にサービスや協力のコンテキストでよく利用されます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。お互いに感謝の気持ちを表すことはコミュニケーションを円滑にし、関係を深める手段です。 “You’re welcome.”と “My pleasure.”はどちらも優れた返答ですが、使い分けることでより自然な会話が生まれるでしょう。それではSee you around!
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