こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。日常会話やビジネスシーンでよく耳にする「wing it」というフレーズ。一体これはどんな意味なのでしょうか?この表現の魅力と使用法を一緒に探ってみましょう。それでは、まいりましょう。
目次
「Wing It」の意味
「Wing it」は、文字通りには「翼を持っている」という意味ですが、英語のイディオムとしては「即席で対処する」「準備なしに進める」という意味で使われます。この表現は、本来必要とされる準備や練習をせずに、直感や即興の力を頼りに任務や課題をこなす状況を指します。つまり、予定やプランがない状態で、その場の状況や手持ちのリソースを最大限に活用して問題を解決しようとする行動を表現するのです。
発音
発音については”wing it”の”t”の音が弱まるので「ウィンギィ」という音になります。そしてingがついた場合は早口になると”g”が弱まり、”wing-in”のように「ウィンギン」のようになることを覚えておくとネイティブの発音も聞き取れるでしょう。
”wing it”の意味とその使い方【かっこよく話せる】
明日プレゼンがあることをすっかり忘れていて…
ミーティングがあることを知らず…
明日のテストに向けて勉強したか聞かれて…
- 英文: “I forgot to prepare for the presentation, so I’ll just have to wing it.”
- 日本語訳: 「プレゼンの準備を忘れちゃったから、その場でなんとかするしかないな。」
- 英文: “We didn’t have a script, but we decided to wing it and the play turned out great.”
- 日本語訳: 「台本がなかったけど、即興でやることにして、結果的には素晴らしい劇になった。」
- 英文: “Without any rehearsal, the band had to wing it at the concert.”
- 日本語訳: 「リハーサルなしで、バンドはコンサートで即興をしなければならなかった。」
同じような表現に”play it by ear”というのがありますが、こちらについては別記事“play it by ear”の意味とその使い方よりどうぞご覧ください。
関連する語彙
Ad-lib: 即席で話すこと
“The actor ad-libbed his lines after forgetting them.”
「俳優はセリフを忘れた後、即席で話した。」
Off the cuff: 準備なしに、即座に
“He gave an off-the-cuff speech that impressed everyone.”
「彼は準備なしで即座にスピーチをし、皆を感動させた。」
押さえておきたいポイント
「Wing it」は非公式の状況や友人との会話でよく使われますが、ビジネスシーンでは少しカジュアルすぎるかもしれません。相手や状況を考えて、適切な表現を選ぶことが大切です。
「計画」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。「Wing it」は、予期せぬ状況に柔軟に対応する力を示す表現です。このフレーズをうまく使いこなして、日々のコミュニケーションをより豊かにしていきましょう!以上が、”wing it”の意味とその使い方【かっこよく話せる】でした。それでは、See you around!
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