こんにちは、RYO英会話ジムです。
今日は 「What’s taking so long?」=『なんでそんなに時間かかってるの?』 というフレーズを解説します。
👉 即答:「What’s taking so long?」は、誰かや何かを待っているときに「どうしてこんなに遅いの?」と不満や苛立ちを込めて言う表現です。
👉 即答+例文:
- レストランで料理が遅いとき
“What’s taking so long? We’ve been waiting for our food.”
「なんでこんなに時間かかってるの?料理を待ってるんだけど。」 - 友達がなかなか来ないとき
“He still hasn’t arrived. What’s taking so long?”
「まだ来てないよ。なんでそんなに時間かかってるんだ?」
このように、日常の「待たされるシーン」でとてもよく使われる表現です。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
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日常会話でよく使われる表現で、学習者が混乱しやすいポイントもわかりやすく解説しています。
- 1 学習の失敗エピソード:takeの意味に混乱した話
- 2 「What's taking so long?」の意味
- 3 使われる主なシーン
- 4 類似・関連表現
- 5 ポイントまとめ
- 6 例文
- 7 シーン別英会話
- 8 自然に使うコツ
- 9 アウトプットで気づき、間違いから成長する学び方
- 10 よくあるNG表現パターン
- 11 ポイントまとめ
- 12 似た英語表現
- 13 関連語彙と自然な使い方
- 14 練習クイズ
- 15 よくある質問(FAQ)
- 15.1 Q. “What's taking so long?”とはどういう意味ですか?
- 15.2 Q. “What's taking so long?”の使い方は?
- 15.3 Q. “What took you so long?”との違いは?
- 15.4 Q. “Why is this taking forever?”との違いは?
- 15.5 Q. “What's the hold-up?”はどういう意味ですか?
- 15.6 Q. 日本人がよく間違える使い方は?
- 15.7 Q. ビジネスで使うと失礼になりますか?
- 15.8 Q. “delay”との違いは?
- 15.9 Q. 待ち合わせで友達が遅れたときはどう言えばいい?
- 15.10 Q. もっと自然に英語を使えるようになるには?
- 16 まとめ
学習の失敗エピソード:takeの意味に混乱した話
英語を学び始めた頃、僕は “take”=「取る」や「連れていく」 という意味だけで覚えていました。
なので「What’s taking so long?」を見たとき、正直「誰が何を取ってるの?」と混乱してしまったんです。
実際の意味は「なぜそんなに時間がかかっているの?」ですが、当時の僕には結びつかず、会話の中でスムーズに理解できませんでした。
共感ポイント
多くの学習者が「単語を一つの意味だけで覚える」ことで同じような混乱を経験します。特に “take”や“get”など多義語は、最初は「意味が多すぎてわけがわからない」と感じやすいですよね。僕もその一人でした。
克服のコツ(Tips)
- フレーズごとに覚える
単語単体ではなく、表現やフレーズの形で覚えると、自然な文脈で意味が理解できます。
例:「take time = 時間がかかる」と丸ごと覚える。 - 自分の生活シーンに当てはめる
「料理が遅いときに使おう」といったように、使う場面を具体的にイメージすることで定着が早くなります。 - 繰り返し音読する
「What’s taking so long?」を声に出して何度も練習することで、混乱よりも「自然に出てくる感覚」が強くなります。
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「What’s taking so long?」の意味
「What’s taking so long?」は直訳すると「何がそんなに長くかかっているの?」ですが、実際のニュアンスは「どうしてこんなに遅いの?」や「なんでこんなに時間がかかってるの?」 という意味になります。
このフレーズは、相手や状況に対して 苛立ちや不満を含めて待ち時間の長さを問いかける表現 です。
特に、思っていたよりも時間がかかっていると感じたときに自然に口から出てくるセリフです。
使われる主なシーン
サービスの遅れを感じたとき
レストランで料理がなかなか出てこない、カフェで注文が遅いときなど。
例文
- What’s taking so long? We’ve been waiting for 40 minutes.
「なんでこんなに遅いの?もう40分も待ってるんだけど。」
職場での遅延
仕事の報告やプロジェクトの進行が遅れている場面。
例文
- What’s taking so long with the report?
「そのレポート、なんでそんなに時間かかってるの?」
交通機関や移動が遅れているとき
電車やバスが予定より遅れている、友人がなかなか来ない場面など。
例文
- He still hasn’t arrived. What’s taking so long?
「彼、まだ来ないね。なんでそんなに時間かかってるんだ?」
技術や修理のトラブル
依頼した修理やシステムの作業が進んでいないとき。
例文
- What’s taking so long with my computer repair?
「パソコンの修理、なんでそんなに遅いの?」
類似・関連表現
What’s the hold-up?
「何が遅れの原因なの?」と直接原因を尋ねる表現。
Why is this taking forever?
「なんで永遠にかかってるみたいに遅いの?」と、より強い苛立ちを示す表現。
How much longer will this take?
「あとどのくらいかかるの?」と残り時間を具体的に尋ねる表現。
ポイントまとめ
- 感情ニュアンス:苛立ち・不満を含むことが多い
- シーン:サービス、仕事、交通、修理など「遅れている」と感じる場面全般
- 言い換え可能:「What’s the hold-up?」「How much longer will this take?」
例文
サイン待ちの列が全然減らなくて…
何にそんな時間かかってんの?
会議に遅れている同僚がいて…
彼はまだ到着していないのか。何にそんな時間かかってんるだい?
20分経ってもバスが来なくて…
何にそんな時間がかかってんだ?
友人を長い間待ってやっと現れたときは以下例文のように”take”を過去形にしてその直後にyouを置きましょう。
30分経ってやっとトイレから出て来た友人に…
何にそんな時間かかってたんだ?
シーン別英会話
レストランで料理が遅いとき
A: We’ve been waiting for almost an hour. What’s taking so long?
B: I’m so sorry. The kitchen is really busy tonight.
和訳
A: もう1時間近く待ってるよ。なんでこんなに遅いの?
B: 大変申し訳ありません。今夜はキッチンがとても混み合っていまして。
会議に同僚が遅れているとき
A: He still hasn’t joined the meeting. What’s taking so long?
B: He texted me. He’s stuck in traffic.
和訳
A: 彼、まだ会議に入ってこないね。なんでそんなに時間かかってるんだろう?
B: さっきメッセージきたよ。渋滞にはまってるらしい。
バスが全然来ないとき
A: The bus was supposed to be here 20 minutes ago. What’s taking so long?
B: Maybe there’s an accident on the road.
和訳
A: バス、20分前に来るはずだったのに。なんでこんなに遅いんだ?
B: たぶん道路で事故があったのかもね。
修理が遅れているとき
A: What’s taking so long with my laptop repair?
B: We’re still waiting for a part to arrive.
和訳
A: ノートパソコンの修理、なんでそんなに時間かかってるの?
B: 部品が届くのをまだ待っているんです。
自然に使うコツ
- 不満を強調したいときに使う
声のトーンを少し強めにすると、「イライラしている」ニュアンスが伝わります。
例:レストランや交通機関の遅れ。 - カジュアルな場面で気軽に使える
友人や家族への待ち合わせの遅れには、軽い冗談っぽく使うと自然です。
例:友達がやっと現れたときに「What took you so long?」 - ビジネス場面では控えめに
同僚や部下に使うときは、トーンを柔らかくするか、別の言い回し(例:How much longer will it take?)に置き換えると良いです。
アウトプットで気づき、間違いから成長する学び方
英語を本当に話せるようになるために欠かせないのは、実際に口に出す=アウトプットです。
ただし、その過程で必ず出てくるのが「間違い」。ここをどう向き合うかが成長の分かれ道です。
RYO英会話ジムでは、単に正しい英語を覚えるのではなく、間違いをその場で見える化し、改善して次に活かす仕組みを大切にしています。
生徒さんの気づき・成果
実際に受講した方からは、こんな声をいただいています。
- 「自分では気づかなかった弱点を、客観的に指摘してもらえたことで、学習の方向性がクリアになった。」
- 「失敗を恐れずに話すことで、逆に自分の課題がはっきり見えてきた。その積み重ねで英語に対する自信がついた。」
- 「短期間でも集中してアウトプットを繰り返したら、以前より格段に会話がスムーズになった。」
このように、間違いを次のステップに変えていける学習体験が、多くの受講生に支持されています。
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よくあるNG表現パターン
時制ミス
多くの学習者が、「今の出来事」なのに過去形を使ったり、「すでに終わったこと」なのに現在形を使ったりしてしまいます。
❌ What takes so long?
(「普段なぜ時間がかかるのか?」のニュアンスになり、不自然)
✅ What’s taking so long?
(「今なんでこんなに遅いの?」が正しい)
語順ミス(主語に人を置いてしまう)
「take」を「人が何かを取る」と覚えていると、主語を人にしてしまいがちです。
❌ You are taking so long?
(文法的には成立するが、意味は「あなたが時間をかけすぎてる」になり、不自然)
✅ What’s taking so long?
(「何が遅れの原因なの?」と状況に焦点を当てる)
不自然な言い回し
日本語を直訳してしまい、不自然になるケースです。
❌ Why is it late so much?
(「とても遅い」という日本語直訳。ネイティブは使わない)
✅ Why is this taking forever?
(「なんで永遠に終わらないみたいに遅いの?」という自然な表現)
ポイントまとめ
- 時制は「進行形」 → 今まさに遅れている状況を表すため
- 主語は「人」ではなく「状況」 → 「何が原因で遅れているのか?」を聞くイメージ
- 直訳を避ける → 日本語的な「遅い」をそのまま英語にしない
似た英語表現
What’s the hold-up?
意味:遅れの原因を直接尋ねるフレーズ。
コツ:友人や同僚とのカジュアルな会話で使いやすい。ビジネスでもやや柔らかく状況を確認する時に便利。
会話例
A: The meeting was supposed to start 15 minutes ago. What’s the hold-up?
B: We’re still waiting for the manager.
和訳
A: 会議、15分前に始まるはずだったよね。何が遅れてるの?
B: マネージャーをまだ待ってるんだ。
Why is this taking forever?
意味:「永遠に終わらないんじゃないか」という強い苛立ちを込めた表現。
コツ:友達同士やくだけた場面で使うのが自然。フォーマルな場では避けるのが無難。
会話例
A: Why is this taking forever? We’ve been in line for an hour.
B: Yeah, this place is way too crowded today.
和訳
A: なんでこれ永遠にかかってるの?もう1時間も並んでるよ。
B: ほんとだね、今日は人が多すぎる。
How much longer will this take?
意味:残りの所要時間を具体的に尋ねるフレーズ。
コツ:不満を抑えながら状況を確認したいときに便利。ビジネスシーンでも自然。
会話例
A: How much longer will this take? I have another meeting soon.
B: Just ten more minutes.
和訳
A: あとどれくらいかかりますか?もうすぐ別の会議があるんです。
B: あと10分だけです。
関連語彙と自然な使い方
Delay(遅れ)
コツ:名詞・動詞の両方で使える。フォーマルな説明に便利。
例文:There’s been a delay with the flight.
(フライトに遅れが出ています。)
Frustration(イライラ、欲求不満)
コツ:自分の感情を表すときに使う。
例文:The long wait caused a lot of frustration among customers.
(長い待ち時間が顧客に大きなイライラを引き起こした。)
Impatient(我慢できない)
コツ:待つことに疲れた時の気持ちを表す。
例文:She was getting impatient waiting for the bus.
(彼女はバスを待ちながらだんだんイライラしてきた。)
Anticipation(期待・予想)
コツ:ポジティブな「待つ気持ち」を表す語。
例文:Everyone waited in anticipation for the big announcement.
(みんな大きな発表を楽しみに待っていた。)
練習クイズ
クイズ1
レストランで料理が全然出てこないときに使える自然な表現はどれでしょう?
A. Why is it late so much?
B. What’s taking so long?
C. You are taking so long?
Aは日本語直訳で不自然、Cは「あなたが時間をかけすぎている」という意味になり違和感があります。
「What’s taking so long?」が自然に「なんでこんなに遅いの?」と伝えられる表現です。
クイズ2
会議が15分遅れているときに「原因は何?」と聞きたい場合、正しい表現は?
A. What’s the hold-up?
B. Why is this taking forever?
C. How much longer will this take?
Bは「なんで永遠にかかってるの?」と苛立ちを強調するフレーズ。
Cは「あとどのくらいかかる?」と残り時間を聞く表現です。
会議の遅れの原因を知りたいときには「What’s the hold-up?」が自然です。
クイズ3
オンライン注文した商品が届かず、状況を確認したいときに最も自然な表現は?
A. Why is this taking forever?
B. How much longer will this take?
C. What took you so long?
Aは「めちゃくちゃ遅い!」と強い苛立ちを示す表現。
Cは過去形なので「なんでそんなに時間かかったの?」と、すでに遅れた相手を責めるときに使います。
進行中の状況を冷静に確認するなら「How much longer will this take?」がベストです。
クイズ4
友達が30分遅れてやっと現れたときに自然な言い方は?
A. What’s taking so long?
B. What took you so long?
C. Why is this taking forever?
すでに友達が到着した「過去の遅れ」を指すので過去形の took を使います。
Aは「今なんで遅いの?」という進行中の状況に使う表現。
Cは「永遠に終わらないみたいに遅い!」と苛立ちを強調するため、少し違います。
よくある質問(FAQ)
Q. “What’s taking so long?”とはどういう意味ですか?
A. “What’s taking so long?” は「なんでこんなに遅いの?」という意味で、待たされているときに使います。苛立ちや不満を込めて言うことが多く、レストランや会議、交通機関の遅れなど幅広い場面で使えます。
Q. “What’s taking so long?”の使い方は?
A. “What’s taking so long?” は「今まさに遅れている状況」に使います。例えば「料理がなかなか出てこない」「バスが20分遅れている」といった進行中の遅れを表すときに自然に使えます。
Q. “What took you so long?”との違いは?
A. “What’s taking so long?” は「今なんで遅れているの?」、“What took you so long?” は「なんでそんなに遅れたの?」と過去の出来事を指します。相手がすでに到着した後に使うなら後者です。
Q. “Why is this taking forever?”との違いは?
A. “What’s taking so long?” は状況をシンプルに聞く表現ですが、“Why is this taking forever?” は「永遠に終わらないみたいに遅い!」と強い苛立ちを表します。友達同士のカジュアルな会話でよく使われます。
Q. “What’s the hold-up?”はどういう意味ですか?
A. “What’s the hold-up?” は「何が遅れの原因なの?」という意味です。原因を直接聞く表現なので、会議や仕事での進行の遅れを尋ねるときに便利です。
Q. 日本人がよく間違える使い方は?
A. よくあるミスは「時制の誤り」と「主語の誤解」です。❌ What takes so long? や ❌ You are taking so long? などは不自然。正しくは “What’s taking so long?” です。
Q. ビジネスで使うと失礼になりますか?
A. “What’s taking so long?” はカジュアルでやや強い響きがあるため、ビジネスでは控えめにした方が安心です。代わりに “How much longer will this take?” や “Could you update me on the delay?” を使うと柔らかく伝えられます。
Q. “delay”との違いは?
A. “delay” は「遅れ」という名詞・動詞で、フォーマルな説明に使われます。例:There’s been a delay with the train. 一方 “What’s taking so long?” は会話での不満や疑問を口語的に表すフレーズです。
Q. 待ち合わせで友達が遅れたときはどう言えばいい?
A. 友達がまだ来ていないなら “What’s taking so long?”、すでに来たあとなら “What took you so long?” を使うのが自然です。シーンによって時制を変えることが大事です。
Q. もっと自然に英語を使えるようになるには?
A. 単語を暗記するだけでなく、実際に声に出して間違いを直す経験が欠かせません。アウトプット → 間違い → 改善の流れを積み重ねることが上達の近道です。実際に話しながら改善できる環境を探している方は、RYO英会話ジムの無料体験レッスンがおすすめです。
まとめ
今回は “What’s taking so long?” の意味と使い方を中心に、似た表現や関連語彙、よくあるミスのパターンまで整理しました。
待ち時間のイライラを表現するだけでなく、シーンごとの自然な言い回しを身につけることで、会話がぐっとスムーズになります。
英語学習で大事なのは、知識をため込むことではなく、実際に声に出してアウトプットし、間違えて改善していくことです。
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