こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語学習者にとって、「throw up」は聞き慣れない表現かもしれません。しかし、日常会話や特定の文脈で頻繁に登場するフレーズです。この記事では、「throw up」の意味、使い方、よくある間違い、そして関連表現まで、詳しく解説していきます。それではまいりましょう。
目次
意味と使う場面
使い方のコツやヒント
文脈をしっかりと理解することが重要です。「throw up」がどの意味で使われているかは、話されている内容から判断します。嘔吐を意味する場合は、体調不良や病気の話題で使われることが多いです。
例文
嘔吐する
友人から顔色がすごく悪いと言われて…
大変酔っていた同僚へ翌日体調はどうか聞くと…
一晩中吐いてたよ。
同僚が出張中の飛行機で吐いてしまい…
彼女はいつも長距離飛行で吐いちゃうんだ。
通常目的語をあまり置くことはないと思いますが、foodやdrinkなどの目的語を置く場合はthrow the food upやthrow up the foodと真ん中に置いても、また直後に置いても問題ありません。ただし代名詞の場合は必ずthrow it upのように真ん中にくるのが原則です。その辺り気をつけて使ってください。
また他の英語で表現すると一番代表的なのがvomitです。発音は「ボミット」ではなく「バミット」のようになります。よくfeel like vomitingという言い回しが頻繁に使われます。そのほかにもbring up food/drinkも同じ意味として使うことができます。一方、イギリスではまったく違う意味でカジュアルに使うこともあります。それはthrow upで「(仕事を)突然やめる」という意味で使われます。
仕事を辞めた元同僚の話しになり…
「急に現れる」または「急に起こる」
突然の嵐が巨大な波を生じさせた。
このプロジェクトは予期せぬ多くの課題を引き起こした。
よくある間違いや注意点
「Throw up」を「投げ上げる」と直訳すると誤解されがちですが、日常会話では「嘔吐する」の意味で最もよく使用されます。「投げる」を意味する場合は、通常、「throw」だけを使います。
質問に対する返答のバリエーション
- “Did you throw up?” (吐いた?)
- “Yes, I felt sick.” (はい、気分が悪かったです。)
- “No, I managed to hold it in.” (いいえ、何とか堪えました。)
実践的な練習問題
昨夜食べた後で気分が悪くなったときの感覚を、「throw up」を使って英語で説明してみましょう。
似たような表現
1. Bring Up
- 意味: 「提起する」「話題にする」
- 使用場面: 会議やディスカッションで新しいアイデアや問題点を話題に出すときに使われます。また、子育ての文脈で「子どもを育てる」という意味でも使われることがあります。
- 例文: “He brought up a good point during the meeting.” (彼は会議中に良い点を提起した。)
2. Turn Up
- 意味: 「現れる」「姿を見せる」
- 使用場面: 人が予期せずにある場所に現れた時に使われます。また、失くした物が見つかった時にも使われることがあります。
- 例文: “She turned up at the party unexpectedly.” (彼女は予期せずにパーティーに現れた。)
関連する語彙
1. Nauseous
- 意味: 「吐き気がする」「気持ちが悪い」
- 使用場面: 体調が悪く、吐き気を感じる状態を表現する際に使用します。食べ過ぎや乗り物酔い、妊娠初期のつわりなど、様々な原因で吐き気を感じる時に使われます。
- 例文: “Eating too much cake made me feel nauseous.” (ケーキを食べ過ぎて気持ち悪くなった。)
2. Vomit
- 意味: 「嘔吐する」
- 使用場面: 「Throw up」のフォーマルな表現として、体から食べ物や液体を強制的に外に出す行為を指します。医療の文脈や公式な書き言葉でよく使われます。
- 例文: “The child vomited after riding the roller coaster.” (子供はジェットコースターに乗った後、嘔吐した。)
押さえておきたいポイント
「Throw up」は便利な表現ですが、使う場面を選び、文脈を理解することが重要です。身体の反応を表す際や予期せぬ事態を説明する際に有効に使用できます。
「吐く」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「Throw up」という表現を理解し、使いこなすことで、英語の表現力が格段にアップします。日常会話はもちろんのこと、さまざまなシチュエーションで役立つ表現を身につけましょう。以上が”throw up”の意味とその使い方【気持ち悪くなったときに使える】でした。それではSee you around!
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