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1週間で価値観が変わった!吹田ホームステイで出会った21歳アメリカ人留学生から学んだこと

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務し、2019年にRYO英会話ジムを起業。KLab株式会社で翻訳・通訳を経験後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を担当。株式会社Alueでは三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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1. 吹田の実家でのホームステイ体験

僕の実家(大阪・吹田)では、幼少期から海外の人をホームステイで受け入れる文化があります。5歳の頃から数えると、これまでに20人以上の留学生や旅行者が滞在してきました。国籍もバックグラウンドもさまざまで、まるで家にいながら世界旅行をしているような感覚になります。

今回のホームステイは、僕がマニラから一時帰国したタイミングで始まりました。滞在者はカリフォルニア出身のアメリカ人留学生・コーナー(Connor)。大阪大学に通う21歳の研究生で、背の高さは183cm以上。両親は医師で、これまでに20カ国以上を旅行した経験があるという、まさに国際派の若者です。

この1週間の滞在は、単なる「日本文化体験」だけでなく、英語学習・異文化理解・社会問題への気づきなど、多くの学びをもたらしてくれました。本記事では、その中でも特に印象に残った出来事と、英語学習者として感じたポイントを紹介していきます。

 

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2. 初対面の印象と会話の速さに驚き

コーナーと初めて顔を合わせたのは、実家での夕食の席でした。第一印象は、シャイで控えめな青年。目を合わせるのが少し苦手そうで、「履歴書に書いてあった“恥ずかしがり屋”は本当だな」と感じました。

ところが、ひとたび会話が始まると一変。政治・文化・金融・旅行など、話題が次々と展開し、驚くほどの語彙力と知識量を披露してくれました。しかも話すスピードは、僕がこれまで出会ったアメリカ人の中でもトップクラス。ある程度アメリカ英語に慣れている僕でも、「今の単語、初めて聞いたぞ」という瞬間が何度もありました。

これは発音の問題ではなく、語彙力の差による聞き取りの難しさです。特に政治や経済など、普段のカジュアル英会話では出てこない分野の単語が多く、まさに生きた学びの連続でした。

💡 英語学習ポイント
ネイティブとの会話では、「聞き取れなかった単語や表現を後でメモして調べる」ことが大事。僕もこの1週間で、新しい単語リストが一気に増えました。

この出会いの瞬間から、「この滞在はきっと刺激的になる」と確信しました。

3. 日本語と英語の使い分けで会話を工夫

コーナーは日本語学習歴が約500時間。片言ながらも簡単な会話はできるレベルですが、話すスピードはややゆっくりで、「どの単語を使えばいいのか…」と迷っている様子がありました。

そこで僕は、最初はできる限り日本語で話すよう心がけました。たとえコーナーが英語で返してきても、あえて日本語で続けることで、彼に日本語を使う機会を増やします。ただし、会話が行き詰まりテンポが落ちるときは英語に切り替え、お互いの理解を優先しました。

このバランスがポイントで、

  • 日本語で話す時間:コーナーの日本語力アップ
  • 英語で話す時間:僕のリスニング力・語彙力アップ

という相互学習の環境が自然に生まれます。

僕にとっても、ネイティブ英語を長時間聞くことは耳の訓練になります。特にフレーズや文の構造、言い回しを意識して聞くようにし、気になった単語はすぐメモ。こうしたインプット習慣は、英語学習を10年以上続けていても変わらない大切なルーティンです。

4. 日米の生活コスト・物価比較に驚き

コーナーが大好きだというお好み焼きを振る舞う

会話の中で特に印象に残ったのが、アメリカの生活費の高さについての話です。
例えば、卵12個パックの価格はなんと 約6.5ドル(約1,000円)。日本での感覚からすると信じられない高さです。特に高齢の人は、ウォルマート(Walmart)などのオンラインスーパーを利用することが多いそうです。

家賃についても衝撃的でした。コーナー本人は月約2,000ドル(約31万円)のアパート暮らしですが、お姉さんはシェアハウスで月3,000ドル(約46万円)。しかもそれが「普通」の水準だというのです。

後で調べてみると、アメリカの平均年収はおよそ9万ドル(約1,000万円)。一見高収入に見えますが、コーナーの話や現地YouTuberの情報によると、この年収でも貯金がほとんどできないほど物価上昇が進んでいるそうです。

この話を聞いて、僕はこう思いました。

「もしアメリカで働くなら、アメリカの給与をもらいながら物価の安い国で暮らす方が圧倒的にコスパがいい」

実際、アメリカ企業でフルリモート勤務をし、タイなど物価の安い国で生活している人もいるそうです。これは将来的に働き方を考えるうえで、非常に参考になるアイデアでした。

5. アメリカの移民問題と多様なルーツ

コーナーとの会話では、アメリカの移民問題についても触れました。
アメリカは歴史的に、さまざまな人種・民族が移り住み、共存しながら成り立ってきた国です。これはニュースや本でもよく目にする事実ですが、実際に移民ルーツを持つ本人から聞くと、その重みやリアルさは違います

コーナーの祖母はクロアチア出身で、16歳のときにアメリカへ移住しました。その選択があったからこそ、今のコーナーがアメリカ人として暮らしているのです。彼自身も「自分のルーツはヨーロッパにある」と語り、友人にも同じように移民のバックグラウンドを持つ人が多いそうです。

特にカリフォルニアは、多様な人種が混ざり合う州のひとつ。白人だけでなく、アジア系も多く、日本系アメリカ人や韓国系アメリカ人、中国系アメリカ人など、多民族コミュニティが形成されています。
コーナーも幼い頃からアジア文化に親しみ、食や習慣にも自然と馴染んできたといいます。

💡 異文化理解の視点
アメリカの「自由の象徴」というイメージは、多様な人種が混ざり合って社会を築いてきた歴史の上に成り立っている。移民の背景を知ると、その価値観や社会構造への理解も深まる。

この会話を通じて、僕も改めて「アメリカという国は、多様性が根幹にある」という事実を肌で感じました。

6. 社会問題について語り合う

滞在中、コーナーとはポジティブな話題だけでなく、お互いの国が抱える社会問題についても深く語り合いました。

まず彼が話してくれたのは、アメリカで深刻化しているフェンタニル問題。強力な合成オピオイドで、年間10万人以上が命を落としているといいます。コーナー自身はあまりネガティブな話題を好まないようでしたが、僕はあえて質問を投げかけ、現地のリアルな状況を聞くことができました。

一方で、彼から質問されたのが日本の自殺問題。特に電車での自殺が多いことに驚いていました。最近ではホームドアや柵の設置が進み、自殺者は大幅に減少していることも伝えると、「そんな対策が功を奏しているのは素晴らしい」と感心していました。

💡 異文化交流のポイント
ネガティブな話題も避けずに話すことで、相手国の現実を理解しやすくなる。批判を受けても「そう見える背景」を知るチャンスになる。

僕はホームステイで海外の人と話すとき、必ずポジティブな話とネガティブな話の両方を扱うようにしています。そうすることで、一方的に「いい国」とだけ思われるのではなく、お互いの改善点や課題を共有できる関係が築けるからです。

7. 大谷翔平と水原事件:日米の温度差

野球好きな僕としては、コーナーがカリフォルニア出身ということで、やはり気になったのは大谷翔平選手の話題。特にアメリカで大きく報道された「水原一平通訳の違法賭博事件」について尋ねてみました。

驚いたのは、コーナーが「大谷も少しは関与していたのでは」と疑っていたこと。日本では大谷選手の誠実な人柄やこれまでの実績から「関与していない」という見方が圧倒的ですが、アメリカでは半信半疑で見ている人も少なくないというのです。

理由のひとつとして、彼はこう話しました。

「大谷は英語でのトークショーや長いインタビューにほとんど出ない。それが逆に疑いを持たれる原因かもしれない。」

この発言を聞き、僕は少しショックを受けました。同時に、「メディア露出や言語の壁が、同じ出来事の受け止め方をこんなにも変えてしまうのか」と痛感しました。

💡 異文化理解の学び
同じ人物でも、国やメディア環境によって評価や印象は大きく変わる。これは日米の報道スタイルや情報の受け止め方の違いを知る貴重なきっかけになりました。

8. 離婚率と養育費制度の違い

コーナーとの会話で驚いたのが、アメリカの離婚率の高さと、離婚後の制度の厳しさです。
彼の周りの親戚や知人はほとんどが離婚経験者で、唯一離婚していないのは両親だけとのこと。離婚は珍しいことではなく、文化的にも比較的受け入れられているそうです。

さらに印象的だったのは、養育費の取り決めとその管理の厳格さ
アメリカでは、離婚後に養育費を払わない場合、パスポート差し押さえなどの厳しい法的措置が取られます。対して日本では、養育費の支払いが曖昧で、払わない元配偶者も少なくありません。

この違いから、僕はこう感じました。

「自由な国ほど、離婚はしやすいけれど、その後の責任は非常に重くなる。」

こうした家族観や制度の違いは、ニュースや統計から知ることはできても、実際に現地の人から聞くことでリアルさが増すと改めて実感しました。

9. 地元の人との交流とホームステイの醍醐味

今回のホームステイ期間中、僕の友人やいとこ、兄が遊びに来ることが何度もありました。これはコーナーにとって、地元の日本人との交流を体験できる貴重な機会になったはずです。

中でも印象的だったのは、ある友人が女性を連れて突然現れたサプライズ。
その友人は15年以上彼女がいなかったため、家族や親戚全員が驚きと笑いに包まれました。コーナーは日本語がほとんど話せませんが、日本人同士の会話のテンポや雰囲気を肌で感じることができたようです。

僕は意識的にコーナーへ質問を投げかけ、日本語で話す時間を作りました。これにより、単に「日本に滞在する」だけでなく、日本語と日本人のコミュニケーション文化を体感してもらうことができたと思います。

💡 ホームステイの魅力
観光では味わえない「日常の会話」や「家族・友人との交流」が、何よりの学びになる。

こうして、コーナーは日本語の実践機会を増やし、僕は英語のリスニングと表現力を鍛えることができました。これこそホームステイの醍醐味です。

10. 別れと今回の学び

ホームステイ最終日の夜、コーナーとじっくり話し、記念写真を撮りました。
1週間という短い時間でしたが、21歳という若さで幅広い知識を持ち、多様な価値観を吸収している姿に大きな刺激を受けました。

会話を通じて感じたのは、

  • 年齢に関係なく、好奇心と行動力が人を成長させる
  • 異文化交流は、言語学習だけでなく思考や価値観の幅を広げる
  • 自分の「当たり前」が、他国では当たり前ではない

ということです。

僕自身も、これからもっと教養を深め、多様な視点を持てる人間になりたいと強く思いました。

まとめ:英語学習と国際交流の相乗効果

今回のホームステイは、単なる国際交流イベントではありませんでした。

  • リスニング力の強化:ネイティブの高速会話や専門的な話題に耳を慣らす
  • 語彙力アップ:政治・経済・文化など多ジャンルの新単語をインプット
  • 異文化理解:日米の物価、家族制度、社会問題などリアルな話を直接聞く
  • 会話力の応用:日本語と英語の切り替えによる双方向コミュニケーション

これらが一度に経験できた、非常に濃い1週間でした。

英語学習は机上だけでなく、実際に人と向き合って話すことで飛躍的に伸びると改めて確信しました。そして、異文化に触れることで、自分の視野も広がります。

💬 英語を学んでいる方へ
チャンスがあれば、ぜひ海外の人とのホームステイや交流に挑戦してみてください。言語だけでなく、人生観まで変わる体験になるはずです。

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