こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。本日は、「on my own」の意味及び使用方法に焦点を当てて解説いたします。このフレーズは、「by myself」や「alone」との違いは何か、という視点で紐解いていきます。本フレーズは、皆さんが既に知っている表現に代わるものとして取り入れ可能で、使用することで話し言葉がより洗練された印象になるかと思います。会話中で頻繁に登場する表現なので、ぜひマスターしてお役立てください。この記事を通じて、あなたの表現力が一段と向上することをお約束します。それでは、詳細について見ていきましょう。
意味
「on my own」とは、「一人で」という意味であり、「誰からも助けを借りずにすべてを自分の力だけで成し遂げる」という深い意味合いを持っています。このフレーズは、「without any help」を使って英語で明確に伝えることができます。また、「alone」や「by myself」といった言葉に置き換えることも可能です。例えば、英語学習を独学で行っている場合、「I’m studying English on my own.」と表現して、自分自身の努力を強調できます。
本フレーズでは、「my」という代名詞を使用していますが、「his」「her」など他の所有代名詞に変更することで、様々な文脈に応用可能です。例えば、「My baby finally can walk on his own.」のように、子どもが一人で歩き始めた大切な瞬間を表すことができます。このように、「on my own」は、自立性や自己努力を象徴する表現として、多くの場面で用いることができます。
「own」は英語で「自分自身の」という意味を持つ形容詞です。所有権、個人の所属、または個人的な関連性を示すのに使用されます。これは、話者や書き手がその名詞が自分に特有である、あるいは自分が完全に所有していることを強調したい時に使われます。例えば、「my own house」(私の自分の家)では、その家が話者の個人的な所有物であることを強調しています。
さらに、「own」は、独立性や自立性を示す表現にも使われます。「on my own」や「on your own」などのフレーズで、「一人で」や「自力で」という意味があり、他人の助けや介入なしに何かをする状況を示します。
この単語は、所有を示す場合だけでなく、強調や独自性を表現する場合にも非常に便利で、日常会話からビジネス、教育の文脈まで幅広く使用されます。
例文
手伝おうか聞かれて….
自分でできるよ。
誰と住んでいるのか聞かれて…
いえ、一人暮らしですよ。
映画を一人で見に行くか聞かれて…
一人で映画見るの嫌じゃないよ。
レストランに入った際に「一人です」
何名様か聞かれて…
一人です。
もちろん、by myselfとaloneに置き換えることができますが、aloneは少し感情的にネガティブなニュアンスが含まれますので、I’m on my ownかI’m by myselfを使うとよいでしょう。
ロールプレイ
Person A: Hey, are you going to hire a professional to fix your sink?
Person B: No, I’ve decided to tackle it on my own. I watched a few tutorials online and I think I’ve got it figured out.
Person A: That sounds challenging. Are you sure you don’t need any help?
Person B: I appreciate the offer, but I really want to see if I can do it by myself. It’s important for me to learn and grow from these experiences.
Person A: Alright, just let me know if you change your mind. Good luck!
和訳
Aさん: ねえ、シンクを直すのにプロを雇うつもり?
Bさん: いや、自分でやってみることにしたよ。オンラインでいくつかのチュートリアルを見たから、何とかなりそうだと思う。
Aさん: それは大変そうだね。本当に助けはいらない?
Bさん: 申し出はありがたいけど、自分一人でできるか試してみたいんだ。これらの経験から学んで成長することが僕にとって重要なんだ。
Aさん: わかったよ、気が変わったら教えてね。頑張って!
音声
aloneとの違い
Alone
- 意味: 物理的に誰もいない状態、つまり人が一人であることを指します。
- ニュアンス: この言葉は単に周りに誰もいない状態を表すことが多く、その状態が好ましいか否かは文脈に依存します。
- 例文: I was alone in the house.
- 和訳: 家に一人でいました。
On My Own
- 意味: 「自分自身で」という意味も含む「一人で」ですが、こちらは自立して何かをする、自分の力で何かを成し遂げるという意味合いが強いです。
- ニュアンス: 「on my own」は、能動的に何かをすることを選択したり、自分で問題を解決したりする自主性や自立心を表す場合に使われます。この表現は、単に誰も付き添っていないという事実を超えて、個人の能力や意志を強調します。
- 例文: I solved the problem on my own.
- 和訳: 問題を自分の力で解決しました。
By Myself
「by myself」は、文字通り「自分自身によって」を意味し、他人の助けや介在なしに何かをすることを示します。この表現は、自分一人で何かをする状況や能力を強調する際に使われます。物理的な独立や単独での活動に焦点を当てることが多く、特に自分で何かを成し遂げたり、問題を解決したりした時に用います。
例文:
- I went to the movie by myself.
- I fixed the car by myself.
和訳:
- 映画を一人で見に行きました。
- 車を自分で修理しました。
似た英語表現
By myself
例文: I decided to go to the cinema by myself.
和訳: 映画館に一人で行くことにした。
解説: 「By myself」は「一人で」という意味で、「on my own」とほぼ同じ意味を持ちます。自分自身だけで何かをする場合に用いられます。
Solo
例文: I traveled to Japan solo last year.
和訳: 去年、一人で日本を旅行した。
解説: 「Solo」は「一人で」、「独りで」を意味し、特に音楽や旅行などの文脈で使用されることが多いですが、幅広いシチュエーションで「on my own」と置き換えて使うことができます。
Independently
例文: She published her first book independently, without the help of a publishing company.
和訳: 彼女は出版社の助けを借りずに、自らの力で初めての本を出版した。
解説: 「Independently」は「独立して」や「自立して」という意味で、自分自身の力だけで何かを成し遂げることを表します。「On my own」と同様に、他人の助けを必要としない状況を示す時に使われます。
これらの表現は、すべて何かを自分自身で行うという点で「on my own」と類似していますが、使用される文脈やニュアンスによって異なる場合があります。「By myself」は一人で行動することに重点を置き、「solo」は特に一人での活動や旅行に強調して使用され、「independently」は自分の力だけで何かを成し遂げるという自立性や独立性に焦点を当てています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が”on my own”の意味とその使い方【by ○○の代わりに使える】でした。それではSee you around!
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