こんにちは、RYO英会話ジムです。
さっそく結論からお伝えします。
🗣️ “know something inside out” は「〜を知り尽くしている」「〜に精通している」という意味です。
たとえばこんなふうに使います:
He knows the business inside out.
(彼はそのビジネスに精通している)
I know her inside out.
(僕は彼女のことを知り尽くしてる)
You should ask Mark. He knows the system inside out.
(マークに聞きなよ。あのシステムについて詳しいから)
ある分野や人物、仕組みについて“中も外も完璧に理解している”状態を表す、とても便利な表現です。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。👇
- 1 関連記事
- 2 英語表現の失敗談:「knows all of business」と言ってしまった過去
- 3 同じ失敗をしないためのコツ【Tips】
- 4 "know something inside out" の意味とは?
- 5 どんな場面で使う?具体的な使い方例
- 6 よくある間違いに注意!
- 7 シーン別英会話:職場でのアドバイス
- 8 シーン別英会話:長年の友人について話すとき
- 9 シーン別英会話:道案内の場面
- 10 自然に使うコツ【シンプルに習得するためのポイント】
- 11 なぜ独学だけでは難しいのか?
- 12 アウトプット → 間違える → 修正 → 伸びる
- 13 例文を読んでアウトプットしよう
- 14 よくあるNG表現パターン(生徒さんのレッスンから見えた共通ミス)
- 15 📣 間違えることは成長の第一歩!
- 16 似た英語表現と関連語彙
- 17 ✨表現力アップのポイント
- 18 英語表現クイズにチャレンジ!
- 19 よくある質問(FAQ)
- 19.1 Q. "know something inside out" とはどういう意味?
- 19.2 Q. "know inside out" の使い方を教えてください
- 19.3 Q. "know inside out" を人に対して使っていいの?
- 19.4 Q. "know inside out" と "know well" の違いは?
- 19.5 Q. "all of ○○" と言うのは間違いなの?
- 19.6 Q. "be well-versed in" ってどういう意味?
- 19.7 Q. "be an expert on" と "be an expert in" の違いは?
- 19.8 Q. "have a deep understanding of 〜" の使い方は?
- 19.9 Q. "know inside out" はカジュアルな会話でも使える?
- 19.10 Q. 間違って覚えていた英語表現、どうやって改善すればいい?
- 20 まとめ
関連記事
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詳しくは、I’m not sureとI don’t knowの違いをわかりやすく解説した記事をご覧ください!
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英語表現の失敗談:「knows all of business」と言ってしまった過去
実は以前、ある英語面接で 「He knows all of business.」 って言ってしまったことがあるんです。
そのときは「彼はビジネスに詳しいよ」と言いたかっただけなんですが、終わってから「なんか変だったかも…?」と違和感が残って、後からネイティブの先生に確認してみたら、
「“all of business” だと、ビジネスという世界のすべてを知ってるみたいに聞こえるし、ちょっと不自然だよ。そこは He knows the business inside out. が自然だね。」
と言われて、顔から火が出るほど恥ずかしかったのを今でも覚えています。
でも、これってよくあること。
英語を勉強していると、単語の意味はわかってるのに、“組み合わせ方”でミスをするってよくあるんですよね。とくに “all of 〜” って便利だから何でも使えそうに思ってしまう。
同じ失敗をしないためのコツ【Tips】
✅ 表現は“単語の直訳”ではなく“フレーズ単位”で覚える
→「知り尽くしてる=know something inside out」とまるごと覚えておくと、応用が効きます。
✅ 「日本語的に考えると自然だけど、英語では違和感」という落とし穴に注意
→「全部知ってる=all of ~」という発想が、英語だと不自然になることがあります。
✅ 間違いは“気づきのチャンス”
→ 恥ずかしかったけど、この失敗があったからこそ「inside out」という表現がしっかり記憶に残りました。
英語学習って、間違えた回数だけ深く身につくもの。もしあなたも似たような経験があるなら、それは成長の証です!
次はあなたが自信を持って “I know the system inside out.” と言えるよう、ぜひこの表現を声に出して何度も使ってみてくださいね。
“know something inside out” の意味とは?
“know something inside out” は、英語で 「〜を隅から隅までよく知っている」「〜に精通している」「〜を熟知している」 という意味のイディオムです。
この表現は、ある分野・物事・人物について表面的な理解を超えて、深く細部まで知っている 状態を示します。
語源的なイメージ
“inside out” とは直訳すると「裏返しに」「中も外もひっくり返して」という意味になります。
つまり、「中も外も全部知っている」というニュアンスで、
表面的な知識ではなく“本質レベルでわかっている”ことを強調しています。
たとえば:
✅ He knows the business inside out.
→(彼はそのビジネスに精通している)
✅ I know her inside out.
→(僕は彼女のことをよく理解している/知り尽くしている)
✅ You should ask Ken. He knows the software inside out.
→(ケンに聞いた方がいいよ。彼はそのソフトを熟知してるから)
どんな場面で使う?具体的な使い方例
この表現は、仕事・人間関係・技術・趣味など、あらゆる分野で応用できます。
ビジネスに詳しい人を説明する場面
She knows marketing inside out.
(彼女はマーケティングに精通している)
→ スキルや経験の深さを強調したいときにぴったりです。
相手との関係性が深いことを伝えるとき
I know my best friend inside out.
(親友のことはなんでも知ってるよ)
→ 人物に対して使うと、心の中まで理解しているような深い関係性を表せます。
技術や仕組みを理解していることを示すとき
He knows the machine inside out.
(彼はその機械を知り尽くしてる)
→ システムやマニュアルに頼らず、実践的に理解していることをアピールできます。
よくある間違いに注意!
日本語で「全部知ってる」という感覚から、つい “knows all of ○○” と言いたくなりがちですが、それでは不自然に聞こえることがあります。
✅ ❌ He knows all of business.(不自然)
✅ ✅ He knows the business inside out.(自然)
“inside out” は ネイティブがよく使う自然な強調表現なので、そのままの形で覚えるのがポイントです。
シーン別英会話:職場でのアドバイス
(このシステムの使い方がよくわからないの)
(ケビンに聞いてみなよ。彼はそれを知り尽くしてるから)
シーン別英会話:長年の友人について話すとき
(なんでいつも彼女の考えてることがわかるの?)
(15年来の友達だからね。彼女のことは知り尽くしてるよ)
シーン別英会話:道案内の場面
(そこに行くのに地図いる?)
(いや、大丈夫。この街は知り尽くしてるから)
自然に使うコツ【シンプルに習得するためのポイント】
✅ ポイント1:人やモノに対してどちらでも使える
- 人:I know her inside out.(彼女のことを知り尽くしてる)
- モノ:He knows Excel inside out.(彼はExcelに精通している)
✅ ポイント2:“the”や“it”とセットで使うと自然
- ❌ I know inside out(NG)
- ✅ I know the job inside out(OK)
✅ ポイント3:カジュアルな会話でもビジネスでも使える万能表現
- フォーマルな場でも問題なし。特にスキルや経験をアピールしたいときに使える。
なぜ独学だけでは難しいのか?
英語表現を本当の意味で「使える」ようになるには、自分で話して、間違えて、修正されるというプロセスが欠かせません。でも独学では、この「間違い」と「改善」の機会が圧倒的に少ないのが現実です。
実際、ある受講生の方はこんな気づきを話してくれました。
「自己流で学んでいたときは、“なんとなく通じてる”で止まっていました。でも、レッスン内で添削してもらいながら発話する中で、“伝わる”英語と“独りよがりな英語”の違いに初めて気づけました。」
この「気づき」の積み重ねこそが、確実な上達につながります。
アウトプット → 間違える → 修正 → 伸びる
RYO英会話ジムでは、あなたの発話内容がリアルタイムで見える化&添削されるため、どこが改善ポイントかがひと目でわかります。
さらに、定期的なフィードバックで「なんとなく覚えて終わり」ではなく、実際に使える英語として定着させていきます。
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例文を読んでアウトプットしよう
あるビジネスの話をしていて…
彼はそのビジネスに詳しいんだ。
妻の話をしていて…
僕は彼女を知り尽くしてるんだ。
同僚から仕事の質問をされ…
行き方は知っているか聞かれて…
車の話をしていて…
車のエンジンのことは知り尽くしてるよ。
ある曲を弾けるか聞かれて…
簡単にこの曲を弾けるよ。
よくあるNG表現パターン(生徒さんのレッスンから見えた共通ミス)
“know something inside out” はシンプルに見えて、実際のレッスンでは意外と多くの生徒さんが不自然な言い回しや文法ミスをしてしまう表現でもあります。以下は、RYO英会話ジムのレッスン内で実際によく見られた間違いパターンをもとにまとめたものです。
❌ NGパターン①:know all of ○○
✖ He knows all of business.
→ 「すべてのビジネスを知ってる」的な意味に聞こえ、不自然です。
✅ He knows the business inside out.
→「そのビジネスに精通している」という自然な表現に。
❌ NGパターン②:know inside out 単体で使う
✖ I know inside out.
→ 何を知っているのかが不明で意味が伝わらない文に。
✅ I know this project inside out.
→「このプロジェクトを熟知してる」と明確になります。
❌ NGパターン③:人に対して使うときの前置詞ミス
✖ I know about him inside out.
→ “about” をつけると「彼について知ってる」になり、deepな理解がぼやけます。
✅ I know him inside out.
→「彼のことをよく知っている」という強い意味に。
📣 間違えることは成長の第一歩!
英語学習において大切なのは、「正しく言うこと」よりも「間違いを通じて気づき、修正すること」です。
実際、上で紹介したようなミスも、アウトプットする中で見つかり、改善されたことで表現力が大きく伸びた生徒さんがたくさんいます。
ミスはチャンスです。遠慮せず、どんどん話して、どんどん修正していきましょう!
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似た英語表現と関連語彙
英語には「〜を熟知している」「〜を完璧に理解している」というニュアンスを持つ表現が他にもあります。ここでは、“know something inside out” に近い意味を持つ別の表現を3つ紹介し、それぞれ自然な使い方のコツ+会話例をつけて解説します。
✅ be well-versed in 〜
意味:〜に精通している、詳しい(ややフォーマル)
💡 自然に使うコツ
- 専門分野やスキルに対してよく使われます
- ビジネスシーンでも違和感なく使える
💬 会話例
(彼女にこのプロジェクト任せられると思う?)
(もちろん。彼女はマーケティング戦略に精通してるよ)
✅ be an expert on / in 〜
意味:〜の専門家である、〜に強い
💡 自然に使うコツ
- “on”はトピックに対して、“in”は分野や業界に対して使うのが自然
- “a real expert”や“a total expert”などの強調もOK
💬 会話例
(最近SEOで苦戦しててさ)
(リサに聞いてみなよ。彼女はそれの専門家だから)
✅ have a deep understanding of 〜
意味:〜を深く理解している、理解力が高い
💡 自然に使うコツ
- 複雑な概念や仕組みに対して使うと説得力がある
- 書き言葉にも向いているため、プレゼンやレポートでも有効
💬 会話例
(ジェームズ、なんであんなに早く昇進したの?)
(彼は会社の運営について深い理解を持ってるからだよ)
✨表現力アップのポイント
- 状況に合った言い回しを選ぶことが、ナチュラルな英語のカギ
- 「精通している」と言いたいとき、”know” だけに頼らず、上記の表現も覚えておくと会話の幅が一気に広がります!
英語表現クイズにチャレンジ!
次の文に入るもっとも自然な表現を、A〜Dの中から1つ選びましょう。
【問題1】
Sarahは15年間デザインの仕事をしていて、細部まで熟知しています。
She __________ the design process.
A. is an expert of
B. knows inside out
C. knows the design process inside out
D. is well-versed the design
→ “know something inside out”は「〜を熟知している」という意味で、具体的な対象(the design process)を入れると自然な文に。Aは “of” ではなく “on”、Bは目的語が抜けていて不自然、Dは文法ミス(be well-versed in)。
【問題2】
この分野に強い専門家に話を聞くのが一番だよ。
You should talk to someone who __________ this field.
A. knows about
B. is an expert on
C. knows in
D. is well-versed to
→ “be an expert on 〜” は「〜に強い」「〜の専門家」という意味。CとDは前置詞ミス、Aは漠然としすぎてこの文脈では弱い印象になります。
【問題3】
Mikeはこの会社の仕組みを深く理解している。
Mike has a __________ of how the company works.
A. deep understanding
B. strong knowledge
C. deep know
D. good understand
→ “have a deep understanding of 〜” は「〜を深く理解している」の定型表現。Bは不自然ではないが “understanding” の方がより適切。CとDは文法ミスです。
【問題4】
そのエリアの地理に詳しいから、地図は要らないよ。
I don’t need a map. I __________ the area.
A. know well about
B. know the area inside out
C. am well-versed to
D. have expert on
→ このようなカジュアルな場面では “know ~ inside out” がぴったり。Aは “about” をつけると意味が弱くなり、CとDは文法ミスです。
【問題5】
彼女はマーケティング戦略に精通している。
She is __________ in marketing strategy.
A. well-versed
B. well-known
C. well-versed in
D. knowing inside out
→ “be well-versed in 〜” は、専門性のある話題に対してよく使われる表現。Aは前置詞がないため不自然、Bは「有名な」の意味、Dは文法的に不正確です。
よくある質問(FAQ)
Q. “know something inside out” とはどういう意味?
A. “know something inside out” は「〜を隅から隅まで知っている」「精通している」という意味の英語表現です。ある分野や人、システムなどを完全に理解している状態を表します。
Q. “know inside out” の使い方を教えてください
A. 文の中では必ず具体的な対象と一緒に使います。例:“She knows the system inside out.” のように、“know”の目的語(知っているもの)を入れるのが自然です。
Q. “know inside out” を人に対して使っていいの?
A. はい、OKです。“I know him inside out.” のように、人の性格や考え方を熟知している場合に使えます。ただし“about” は不要なので注意!
Q. “know inside out” と “know well” の違いは?
A. “know well” は「よく知っている」という広い意味ですが、“know inside out” は「細部まで熟知している」というより深い理解を表します。使い分けで表現のレベルが変わります。
Q. “all of ○○” と言うのは間違いなの?
A. 使い方によっては不自然になります。たとえば “He knows all of business.” は誤りで、“He knows the business inside out.” のように言うのが自然です。
Q. “be well-versed in” ってどういう意味?
A. “be well-versed in” は「〜に詳しい」「〜に精通している」という意味で、ややフォーマルな表現です。例:“She is well-versed in marketing.”
Q. “be an expert on” と “be an expert in” の違いは?
A. 両方使えますが、“on” は特定の話題やテーマ、“in” は分野や領域全体に対して使うのが一般的です。例:“an expert on SEO” / “an expert in education”
Q. “have a deep understanding of 〜” の使い方は?
A. 「〜について深い理解を持っている」という意味です。ビジネスや学術的な場面でも使えます。例:“He has a deep understanding of global finance.”
Q. “know inside out” はカジュアルな会話でも使える?
A. はい、カジュアルでもビジネスでも使えます。たとえば「この街は詳しいよ」と言いたいときに “I know this city inside out.” と言えばナチュラルです。
Q. 間違って覚えていた英語表現、どうやって改善すればいい?
A. 一番の近道はアウトプット→間違える→修正されるという流れを繰り返すこと。RYO英会話ジムでは、リアルタイムで発言を見える化し、間違いを歓迎しながら改善する環境を整えています。
👉 今月は無料体験レッスンの枠を5名まで開放中!
まとめ
“know something inside out” は、「〜を隅から隅まで知り尽くしている」「精通している」ことを表す、とても実用的な英語表現です。
記事では、
- シンプルな意味と使い方
- 実際の会話シーン別の例文
- よくある間違いパターン(実際のレッスンで多いミス)
- 関連表現の広げ方
- 練習クイズでの定着
…といった流れで、学んだその日から自然に使えるようにまとめました。
英語は、アウトプットして間違えて、改善していくことで深く身につくもの。
このプロセスを重ねるほど、あなたの英語は確実に「使える英語」に変わっていきます。
必要であれば、このまとめのトーン違いや長さ違いも作成できますので、お気軽にどうぞ!













































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