こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
「I can’t help -ing」は、「〜せずにはいられない」という意味で、感情や行動が自分の意思では止められないときに使う表現です。
✅ 例文
- I can’t help laughing.
(どうしても笑ってしまう) - I can’t help crying at that movie.
(あの映画では泣かずにいられない)
同じような場面でよく「I can’t stop -ing」と混同しがちですが、実はニュアンスが少し違うんです。
次の章では、「I can’t help -ing」と「I can’t stop -ing」の違いについて詳しく解説します!
英語の「help」の使い方で迷ったことはありませんか?
「help do」「help to do」「help doing」の違いについては、こちらの記事でわかりやすく解説しています👇
➡️ どれ使えばいい?help doとhelp to do、help doingの違い
ネイティブが自然に使うパターンや、試験・ビジネス英語での使い分けのコツも学べるので、初心者から上級者までおすすめです!
- 1 「I can’t stop -ing」って言っちゃった!よくある学習の落とし穴
- 2 「I can't help -ing」が使われるシーン
- 3 まとめ:感情を自然に伝えたいときに大活躍!
- 4 会話での自然な使用例
- 5 自然に使うためのコツ
- 6 まとめ
- 7 「間違えること」が英語上達の第一歩。RYO英会話ジムで実感!
- 8 音声を聞いて練習しよう
- 9 「No one can help -ing」の意味と使い方
- 10 「Can't help but」の意味と使い方
- 11 「You can help it」の使い方と意味
- 12 まとめ:感情や行動の「どうしようもなさ」を表す便利な表現たち
- 13 音声を聞いて練習しよう
- 14 よくあるNG表現パターン(I can't help -ing 編)
- 15 まとめ:正しく伝えるには「文法」と「ニュアンス」の両方が大切!
- 16 I can't help -ing 練習クイズ
- 17 関連表現でもっと深く理解しよう:似た意味を持つフレーズたち
- 18 関連する語彙も一緒に覚えておこう
- 19 まとめ:言葉のニュアンスを味方に
- 20 まとめ:感情や行動を自然に伝えるなら「I can't help -ing」をマスターしよう!
「I can’t stop -ing」って言っちゃった!よくある学習の落とし穴
英語学習をしていると、「あれ?これで合ってるかな?」と不安になること、ありますよね。
特に今回のような表現では、似た意味のフレーズと混同してしまうことがよくあります。
その中でもよくあるのが、「I can’t help -ing」の代わりに、「I can’t stop -ing」を使ってしまうパターン。
🔸 こんな失敗、ありませんか?
例えば、感動して泣いてしまったシーンでこう言いたかったとします:
❌ I can’t stop crying at the end of that movie.
(あの映画のラストで泣くのを止められない)
意味は一応通じますが、これだと「泣き始めたら止まらない」というニュアンスが強く、
「誰もが感動して自然と泣いてしまう」という本来伝えたいニュアンスとは少しズレてしまいます。
🔍 「can’t stop」と「can’t help」の違いを理解しよう
- I can’t help crying:自然と涙が出てしまう(感情が抑えられない)
- I can’t stop crying:泣き始めたら止められない(行動が止まらない)
どちらも正しい英語ではありますが、表現したい気持ちによって使い分けが必要です。
✅ 間違えても大丈夫。それが上達のヒント!
このような失敗は、実際に口に出して使ってみることで初めて気づくことが多いです。
だからこそ、アウトプットの場で「違いに気づける機会」がとても大事。
間違えた経験こそ、正しい表現を自分の言葉として身につける一番の近道です。
「間違えた…」と思ったその瞬間が、実は成長のチャンスなんです!
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「I can’t help -ing」が使われるシーン
① 感情や衝動が抑えきれないとき
この表現は、自分の意思では止められない感情や行動を表したいときにピッタリです。
🔸例文
“I can’t help laughing.”
(どうしても笑ってしまう)
“I can’t help crying at that movie.”
(あの映画では泣かずにいられない)
② 好奇心が止まらないとき
何かに強く興味を持ってしまったときにも、この表現が使えます。
🔸例文
“I can’t help wondering how it works.”
(どうやって動くのか、考えずにはいられない)
③ 感情を抑えきれないとき
怒りや悲しみなど、強い感情に突き動かされたときにも使えます。
🔸例文
“I can’t help feeling angry when I think about the injustice.”
(その不公平を考えると、怒りを感じずにはいられない)
④ 習慣やクセが出てしまうとき
無意識にやってしまう行動や癖を説明したいときにも便利です。
🔸例文
“I can’t help biting my nails when I’m nervous.”
(緊張するとつい爪を噛んでしまう)
まとめ:感情を自然に伝えたいときに大活躍!
「I can’t help -ing」は、感情や反応を英語らしく自然に伝えたいときにとても便利な表現です。
感情が高ぶったとき、習慣的な行動、または止められない衝動など、
日常のさまざまなシーンで活用できます。
ぜひ、会話の中でどんどん使ってみてくださいね!
会話での自然な使用例
会話例①:映画を観たあとの感想
A: Did you cry during the movie?
(映画観て泣いた?)
B: Yeah, I can’t help crying whenever there’s a sad scene.
(うん、悲しいシーンがあると、どうしても泣いちゃうんだよね。)
会話例②:恋人について話すとき
A: You’re smiling again. Thinking about your boyfriend?
(また笑ってる。彼氏のこと考えてた?)
B: Haha, yeah… I can’t help thinking about him all the time.
(うん…つい、いつも彼のこと考えちゃうの。)
会話例③:癖について話すとき
A: You’re biting your nails again!
(また爪噛んでるよ!)
B: I know… I can’t help it when I’m nervous.
(わかってるんだけど…緊張すると、ついやっちゃうんだよね。)
自然に使うためのコツ
✅ 感情・衝動・癖に注目しよう
この表現は、「自分では止められない行動」にぴったりです。
無理に「意味」を考えるよりも、以下のような状況を意識して使いましょう。
- 感情が込み上げたとき
例:I can’t help feeling sad.(悲しくてたまらない) - やめたいけどやめられない行動
例:I can’t help checking my phone every minute.(1分ごとにスマホ見ちゃうんだよね) - つい考えてしまうこと
例:I can’t help wondering what she’s doing now.(今彼女が何してるか、つい気になっちゃう)
✅ 動詞は 「動名詞(-ing)」の形 で使う
「I can’t help」の後には、必ず動詞のing形を使いましょう。
❌ I can’t help cry.
✅ I can’t help crying.
✅ 日常の「つい〇〇しちゃう」に当てはめると使いやすい!
「ついやっちゃう」「我慢できない」「止まらない」と思ったときに、
「あ、これは “I can’t help -ing” で言えるな!」と連想してみてください。
まとめ
- 「I can’t help -ing」は止められない感情や行動を自然に表す英語表現
- 感情・衝動・癖がキーワード
- 会話でさらっと使えるよう、まずは自分の日常に当てはめて練習してみよう!
気になる例文があれば、さらにアレンジもお手伝いしますよ!
「間違えること」が英語上達の第一歩。RYO英会話ジムで実感!
「I can’t help -ing」のようなネイティブ表現を使いこなすには、知識をインプットするだけでは不十分です。
大事なのは、「間違えてもいいから使ってみる」こと。実際に声に出して、会話の中で使いながら、少しずつ自分のものにしていくことが大切です。
RYO英会話ジムでは、そんなアウトプット重視の環境を提供しています。
英語が話せるようになるには、正しい方法で話す量を積み重ねること。
そして、間違いを恐れずに試す姿勢が何よりも大切だと考えています。
実際に受講されている生徒さんの声には、こんなものがあります:
「ずっと“完璧な英文”を作ろうとしていたけど、RYO英会話ジムに通ってから“間違いながらでも話すことが一番の近道”だと気づけました。自分の言葉で伝えるのが楽しくなって、英語が前よりずっと身近になりました!」
「毎回のレッスンで発言内容を見える化してもらえるので、何が良くて何を改善すべきかがはっきり分かる。自分の成長が“実感”できるのが嬉しいです!」
英語に自信が持てない方こそ、ぜひ体験してみてください。
きっと、「英語を話すって、こんなに面白いんだ」と感じてもらえるはずです。
間違えてOK。そこからが始まりです!
音声を聞いて練習しよう
別れたばかりの元カノの話になり…
彼女のことを考えられずにはいられないよ。
好きな女性の話になり…
ペットが最近死んでしまい…
とても悲しくならずにはいられないわ。
「No one can help -ing」の意味と使い方
誰もがそうしてしまう、そんな状況にぴったり
「No one can help -ing」は、
「誰も〜せずにはいられない」という意味です。
つまり、ある行動や感情があまりにも自然で強く、誰もその反応を避けられないような時に使います。
🔸例文
No one can help crying at the end of that movie.
(あの映画のラストでは、誰も泣かずにはいられないよ。)
このように、「No one can help -ing」は、共感性の高い状況を表すときに非常に効果的です。
「これ、みんなそうだよね」というニュアンスを自然に伝えることができます。
「Can’t help but」の意味と使い方
「どうしても〜してしまう」のもう一つの表現
「Can’t help but」は、「〜せざるを得ない」「ついやってしまう」という意味で、
「I can’t help -ing」と似ていますが、使い方に違いがあります。
🔹Can’t help -ing:動詞の ing形 を使う
🔹Can’t help but + 動詞の原形:原形動詞を使う
🔸例文
I can’t help but laugh when I see his face.
(彼の顔を見ると、つい笑ってしまう。)
この表現は、感情に突き動かされるような場面でよく使われます。
「理屈じゃなくて、自然にそうなってしまう」という感覚です。
「You can help it」の使い方と意味
「避けられることだよ」と伝えたい時に
「You can help it」はあまり聞きなれないかもしれませんが、
「それは避けようと思えば避けられることだよ」という意味で使われます。
通常は、否定文の形で使われることが多くなっています。
🔸例文
He just can’t help it.
(彼はどうしてもやめられないんだよ。)
You can help it if you try.
(頑張れば、それは避けられるよ。)
ポイントは、「can help」は「避けることができる」、
「can’t help」は「避けられない」という意味で正反対になるところです。
まとめ:感情や行動の「どうしようもなさ」を表す便利な表現たち
表現 | 意味 | 動詞の形 |
---|---|---|
I can’t help -ing | 〜せずにいられない | 動詞のing形 |
No one can help -ing | 誰もが〜せずにいられない | 動詞のing形 |
Can’t help but + 動詞 | 〜せざるを得ない | 原形動詞 |
You can help it | それは避けられる(反対の意味) | 状況に応じて使用 |
これらの表現は、感情や行動がどれだけ自然で抗いがたいかを伝えるために非常に便利です。
特に会話やライティングで「共感」や「人間らしさ」を出したいときに、大活躍してくれますよ。
音声を聞いて練習しよう
ある芸人について…
彼が冗談をいうとき誰一人笑わずにはいられへんで。
太っている友人へ…
たくさん食べるのコントロールできないな。
できるでしょ。ただしないって決めるねん。
チェーンスモーカーの友人が…
たこばを吸わずにはいられないぜ。
よくあるNG表現パターン(I can’t help -ing 編)
❌ パターン①:「I can’t stop -ing」と混同してしまう
NG例:
I can’t stop crying when I watch that scene.
理由:
意味として通じますが、「泣き始めたら止まらない」というニュアンスに変わってしまい、
本来の「自然と涙が出てしまう」という感情的なニュアンスが弱くなります。
✅ 正しい表現:
I can’t help crying when I watch that scene.
(そのシーンを見ると、自然と泣いてしまう)
❌ パターン②:「help」の意味を直訳で考えすぎる
NG例:
I can’t help to cry.
理由:
「help=助ける」と考えて、「to不定詞」を続けたくなりますが、
このフレーズでは「help」の後に必ず動名詞(〜ing)が必要です。
✅ 正しい表現:
I can’t help crying.
❌ パターン③:「but」の使い方を間違える
NG例:
I can’t help but to laugh.
理由:
「can’t help but」の後にはto不定詞ではなく、動詞の原形を使います。
✅ 正しい表現:
I can’t help but laugh.
(つい笑ってしまう)
❌ パターン④:「I cannot help」だけで止めてしまう
NG例:
I cannot help.
理由:
このままだと「助けることができない」という別の意味にとられかねません。
「〜するのを抑えられない」という意味で使いたいときは、後に動名詞を忘れずに。
✅ 正しい表現:
I cannot help feeling nervous before presentations.
❌ パターン⑤:感情を表す動詞を名詞にしてしまう
NG例:
I can’t help the sadness.
理由:
「〜するのを抑えられない」という意味を出したいときには、
名詞ではなく動詞(しかもing形)を使う必要があります。
✅ 正しい表現:
I can’t help feeling sad.
まとめ:正しく伝えるには「文法」と「ニュアンス」の両方が大切!
日本人学習者は、真面目だからこそ「直訳」で考えすぎてしまったり、
似た表現(stopやbutなど)と混同して使ってしまうケースがよくあります。
でも安心してください。
こうしたミスのパターンを知っておくことで、正しい表現への気づきがグッと早くなります!
I can’t help -ing 練習クイズ
クイズ①
次の中で、「笑わずにはいられない」と自然な英語で表現できているのはどれ?
A. I can’t help to laugh.
B. I can’t help but laughing.
C. I can’t help laughing.
D. I can’t stop to laugh.
解説:
「I can’t help -ing」は、「〜せずにはいられない」という意味で、動詞のing形を使います。
Aはto不定詞になっているので誤り。
Bは「but」の後に動名詞が来ており文法的に不正確。
Dも同様に「to laugh」は不自然です。
クイズ②
「その動画を見ると、誰でも笑わずにはいられない」は英語でどれが自然?
A. No one can help but laugh at that video.
B. No one can’t help laughing at that video.
C. Everyone can’t help to laugh at that video.
D. No one helps laughing at that video.
解説:
「No one can help but + 動詞の原形」で、「誰も〜せずにはいられない」を自然に表現できます。
Bは二重否定(No one + can’t)になってしまい不自然。
Cは「to laugh」が誤り。
Dは文法的に意味が通じません。
クイズ③
以下の文の空欄に最も適切なものを選びましょう:
I was so touched that I couldn’t help ________.
A. cry
B. to cry
C. crying
D. cried
解説:
「can’t help」の後は動詞のing形が必要です。
cry(原形)やto cry(不定詞)はNG。
cried(過去形)も文法的に誤りです。
クイズ④
「彼女の行動を考えると、どうしてもイライラしちゃう」を英語にするなら?
A. I can’t stop to feel annoyed when I think about her behavior.
B. I can’t help feeling annoyed when I think about her behavior.
C. I can’t help but to feel annoyed.
D. I can’t stop feeling annoyed at her action.
解説:
「I can’t help feeling ~」が正しい形です。
AとCは不定詞(to feel)が誤り。
Dも意味は近いですが、「stop feeling」はこの文脈では不自然です。
クイズ⑤
次のうち、「そのミスを避けることはできるよ」と伝えたいときに正しい表現は?
A. You can’t help it.
B. You can help it.
C. You help it.
D. You can’t help but help it.
解説:
「You can help it.」は、「それは避けようと思えば避けられる」という意味です。
「can’t help it」は「どうしようもない」という意味なので、逆の意味になります。
関連表現でもっと深く理解しよう:似た意味を持つフレーズたち
「I can’t help -ing」と似た意味を持つ表現は他にもあります。
それぞれ少しずつニュアンスが異なるので、使い分けを知ることで表現の幅が広がります!
I cannot resist -ing
「〜するのを我慢できない」
魅力的なものへの誘惑に抗えないときに使います。
感情よりも衝動や欲求に負けるニュアンスが強めです。
🔸例文
I cannot resist eating chocolate when I’m on a diet.
(ダイエット中でも、チョコレートを食べるのを我慢できない。)
I am compelled to + 動詞原形
「〜せざるを得ない(外的・内的要因によって)」
「仕方なくやる」「どうしても言わなきゃいけない」など、
義務感や内なる信念に突き動かされる時に使います。
🔸例文
I am compelled to speak out against injustice.
(不正に対して声を上げざるを得ない。)
I find myself -ing
「自分が〜していることに気づく」
意図せず、無意識に行動している自分に「ふと気づく」時にぴったり。
自己認識が伴う表現で、少し客観的な響きがあります。
🔸例文
I find myself checking my phone every few minutes, even when I’m supposed to be working.
(仕事中なのに、数分おきに携帯を見ている自分に気づく。)
関連する語彙も一緒に覚えておこう
irresistible
「抗えないほど魅力的な」
誘惑的なものに対して使います。
「I can’t help -ing」や「I cannot resist -ing」と相性バツグン。
🔸例文
The cake looked irresistible, and I couldn’t help eating it.
(そのケーキはたまらなく魅力的に見えて、食べずにはいられなかった。)
inevitable
「避けられない、必然的な」
ある結果や感情が自然に起こる・当然起こるという時に使われます。
🔸例文
Feeling nervous before a big presentation is inevitable.
(大きなプレゼンの前に緊張するのは避けられない。)
まとめ:言葉のニュアンスを味方に
同じ「避けられない」「抑えられない」という意味でも、
その背景にある理由(感情・衝動・義務・習慣など)によって使う表現は変わります。
どれも英語の会話やライティングで自然に感情を伝えるためにとても便利。
場面に合わせて、ぜひ使い分けてみてくださいね!
まとめ:感情や行動を自然に伝えるなら「I can’t help -ing」をマスターしよう!
「I can’t help -ing」は、自分の意思では止められない感情や行動を自然に表現できる便利な英語フレーズです。
似たような表現(can’t stop、can’t help but、I find myselfなど)との違いや使い分けを知ることで、英語の表現力がぐっと豊かになります。
よくある間違いも、実際に声に出して試してみることで少しずつ身についていきます。
間違えることを恐れず、どんどんアウトプットしていく姿勢が上達のカギです!
表現を知識で終わらせず、会話でどんどん使ってみましょう!
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