こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今日のフレーズは 「ask around」 です。意味はとてもシンプルで、「聞いて回る/情報を集める」 ということ。複数の人に同じ質問をして、情報や意見を得たいときに使います。
✅ 即答:「ask around」= 情報を得るために周りの人に聞いて回ること。
✅ 例文:
- I asked around but nobody has seen my wallet.
(聞いて回ったけど誰も財布を見てない。) - Let’s ask around and see if anyone knows a good restaurant.
(誰かいいレストランを知ってるか聞いてみよう。)
このように、友達におすすめを聞いたり、仕事でアドバイスを求めたり、いろんな場面で自然に使える便利な表現です。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう!
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日常で使える英語フレーズを一つひとつマスターしていくことで、会話がぐっとスムーズになりますよ。
- 1 僕の失敗エピソード:「ask」だけで通じなかった話
- 2 「ask around」の意味
- 3 「ask around」の使い方
- 4 似たような表現との違い
- 5 まとめ
- 6 シーン別英会話:ask aroundの使い方
- 7 まとめ:自然に使うポイント
- 8 音声を聞いて練習しよう
- 9 英語は「アウトプットと間違い」から伸びる
- 10 よくあるNG表現パターン
- 11 ポイントまとめ
- 12 似た英語表現と関連語彙
- 13 まとめ:自然に使い分けるポイント
- 14 練習用クイズ
- 15 よくある質問(FAQ)
- 15.1 Q. “ask around”とはどういう意味ですか?
- 15.2 Q. “ask”と“ask around”の違いは何ですか?
- 15.3 Q. “ask people around”は正しいですか?
- 15.4 Q. “ask around”はフォーマルな場面でも使えますか?
- 15.5 Q. “inquire”と“ask around”の違いは?
- 15.6 Q. “seek advice”と“ask around”はどう違うの?
- 15.7 Q. “canvass”と“ask around”の違いは?
- 15.8 Q. “consult”と“ask around”の違いは?
- 15.9 Q. “survey”と“ask around”はどう違いますか?
- 15.10 Q. 英語を自然に使えるようになるにはどうしたらいい?
- 16 まとめ
僕の失敗エピソード:「ask」だけで通じなかった話
職場でのちょっとした誤解
昔、海外勤務中にこんなことがありました。
オフィスで資料を探していたとき、同僚に “I’ll ask.” とだけ言って他の人に聞きに行ったんです。僕の中では「ちょっと聞いて回るね」というつもりでした。
でも実際は「ただ一人に質問する」というニュアンスにしかならず、同僚からは「え?誰に聞くの?」と怪訝そうな顔をされました。自分では自然に言ったつもりが、相手には伝わらなかったんです。
その時は正直ちょっと恥ずかしかったですね…。
共感ポイント
英語学習をしていると、「なんとなく通じそうだから、簡単に言ってしまう」ことってありますよね。僕もそのひとりでした。特に“ask”はシンプルなので、便利だと思って使ってしまいがち。でも「聞いて回る」なら、“ask around” という表現を知らないと、意図が伝わらないんです。
克服のコツ(Tips)
- Tip 1:意味の幅を意識する
“ask” は「一人に聞く」イメージ、“ask around” は「複数人に聞いて回る」イメージ、と整理すると頭に入りやすいです。 - Tip 2:シーンを思い浮かべて練習
例えば「おすすめレストランを聞く」「財布を探す」といった日常シーンを想像しながら声に出すと定着しやすいです。 - Tip 3:失敗は成功のヒントに変える
僕のように「伝わらなかった」経験こそ、次に進む大きなきっかけになります。間違えた瞬間をむしろ“成長の種”として大事にしてみてください。
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「ask around」の意味
「ask around」は直訳すると「周りに聞く」。つまり、複数の人に質問して情報や意見を集めること を意味します。
シンプルに「ask(尋ねる)」を使うと「一人に聞く」イメージになりますが、around が加わることで「聞いて回る=複数人に同じ質問をする」というニュアンスが加わります。
また、もう一つ別の意味として、「人を家に招待する」 という使い方もあります。この場合は「ask 人 around」と目的語を入れるのがポイントです。
「ask around」の使い方
① 情報を集めるとき
誰かにおすすめを聞いたり、紛失物を探すために複数の人に尋ねたりするシーンでよく使われます。
- I asked around but nobody has seen my wallet.
(聞いて回ったけど、誰も財布を見てない。) - Let’s ask around and see if anyone knows a good restaurant.
(いいレストランを知ってる人がいないか聞いて回ろう。)
② 家に招待するとき
「ask 人 around」で「〜を家に招く/招待する」という意味になります。
- I asked her around for dinner the other day, but she was busy.
(先日、彼女を夕食に招いたけど、忙しかったんだ。)
このように、同じ「ask around」でも「聞いて回る」と「招待する」の2つの意味を持っています。文脈で判断できるので安心してください。
似たような表現との違い
inquire(問い合わせる)
フォーマルな場面で「問い合わせる」ときに使います。
- I will inquire about the availability of the conference room.
(会議室の利用可能状況を問い合わせます。)
seek advice/opinion(アドバイスや意見を求める)
特定の問題や意思決定に関して意見を聞くとき。
- I’m seeking advice on how to improve my presentation skills.
(プレゼン力を高める方法についてアドバイスを求めています。)
canvass(広範囲に聞き回る)
政治やビジネスなどで、より大規模に聞き回るイメージ。
- We need to canvass the neighborhood to understand the community’s needs.
(地域のニーズを理解するために、住民に広く聞いて回る必要があります。)
まとめ
- ask around =「聞いて回る/情報を集める」または「人を家に招待する」
- 使い分けのポイント:文脈を見れば誤解されにくい
- 類似表現:「inquire」(フォーマル)、「seek advice」(意見を求める)、「canvass」(大規模に聞き回る)
👉 まずは「聞いて回る」という基本の使い方をしっかり押さえて、日常会話で自然に出せるようにしましょう!
シーン別英会話:ask aroundの使い方
シーン1:レストラン探し
A: I don’t know where to eat tonight.
(今夜どこで食べようか分からないな。)
B: Let’s ask around and see if anyone knows a good restaurant nearby.
(周りに聞いて、近くのいいレストランを知ってる人がいないか探してみよう。)
👉 コツ:旅行や外食シーンで「おすすめを聞く」ときに自然に使える。
シーン2:仕事でアドバイスを求める
A: I’m not sure how to handle this project.
(このプロジェクトをどう進めるか分からないんだ。)
B: You should ask around in the office. Maybe someone has done something similar.
(オフィスでみんなに聞いてみたら?似たような経験がある人がいるかもしれないよ。)
👉 コツ:ビジネスシーンでは「経験者に聞く」ニュアンスで使うと説得力が増す。
シーン3:落とし物を探す
A: I think I left my umbrella in the building.
(ビルの中に傘を置き忘れたかも。)
B: Let’s ask around and check if someone has seen it.
(みんなに聞いて、誰か見てないか確かめてみよう。)
👉 コツ:紛失物を探すときは“ask around”がぴったり。
シーン4:家に招待する意味で
A: What’s Ivan up to these days?
(最近アイヴァンどうしてる?)
B: I asked him around for dinner last week, but he couldn’t make it.
(先週ディナーに招待したんだけど、来れなかったんだ。)
👉 コツ:「ask 人 around」で「招待する」という別の意味になるので文脈に注意。
まとめ:自然に使うポイント
- 一人に聞く=ask、複数人に聞いて回る=ask around
- 紛失物、レストラン探し、仕事の相談など「人に聞いて情報を集める」シーンで使うと自然
- 「ask 人 around」で「家に招待する」という別の意味もあるので要チェック
音声を聞いて練習しよう
オフィスで財布を無くしてしまい同僚へ…
聞いて回ったけど誰も俺の財布を見てないんだ。
どうやって行く美容院を決めるか聞くと…
私はたいていその美容院に行く前に何人かに聞くわ。
グーグルマップで探している場所がなかなか見つからなくて…
聞いて回ろう。
最近アイヴァンはどうしているのか聞かれて…
英語は「アウトプットと間違い」から伸びる
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よくあるNG表現パターン
不自然な言い回し
❌ I ask people around.
(直訳っぽくて不自然)
👉 正しくは “I asked around.” でOKです。“ask people around” にすると「人を家に招待する」の意味になってしまいます。
時制ミス
❌ I will ask around yesterday.
(未来と過去がごちゃ混ぜ)
👉 正しくは “I asked around yesterday.”
「昨日〜した」と言いたい場合は過去形に統一しましょう。
前置詞のミス
❌ I asked to around for information.
(toは不要)
👉 正しくは “I asked around for information.”
“ask around” は前置詞なしでそのまま使います。必要なら for〜 を後ろにつければOK。
ポイントまとめ
- ask people around は「人を招待する」という別の意味になるので要注意
- 時制はシンプルに:過去なら過去形、未来ならwillをそのまま
- 前置詞はシンプルに:around自体が「周りに」の意味を含むので、余計な前置詞は不要
似た英語表現と関連語彙
Inquire(問い合わせる)
フォーマルな場面で「問い合わせる」と言いたいときに使います。
- 自然に使うコツ:ビジネスメールや公式なやり取りで活用。カジュアルな会話ではやや硬い印象。
会話例
A: I’m not sure if the room is available.
(部屋が空いているか分からない。)
B: I’ll inquire at the front desk.
(フロントで問い合わせてみます。)
Seek advice / Seek opinion(アドバイス・意見を求める)
具体的な課題について人の意見を聞くときに使います。
- 自然に使うコツ:相談ごとや改善策を求めたいときに便利。フォーマル・カジュアル両方で使える。
会話例
A: I don’t know how to improve my presentation.
(プレゼンをどう改善すればいいか分からないな。)
B: Why don’t you seek advice from your manager?
(上司にアドバイスを求めてみたら?)
Canvass(広く意見を求める)
特に政治やビジネスで「広範囲に意見を集める」という意味。
- 自然に使うコツ:日常会話よりも、キャンペーンや調査活動などで使うことが多い。
会話例
A: How are we going to understand the community’s needs?
(地域のニーズをどう把握するんだろう?)
B: We need to canvass the neighborhood.
(近隣に広く聞き回らないとね。)
Consult(相談する)
専門家や信頼できる人に相談するときによく使います。
- 自然に使うコツ:相手がプロフェッショナルや目上の人の場合に特に自然。
会話例
A: I’m not sure if this contract is safe to sign.
(この契約に署名して大丈夫か分からない。)
B: You should consult with a lawyer first.
(まずは弁護士に相談すべきだよ。)
Survey(調査する)
「調査する」という意味で、体系的にデータを集めるときに使います。
- 自然に使うコツ:個人間の会話というより、仕事やリサーチでの表現に向いている。
会話例
A: Do we know what our customers think about the new product?
(新しい製品について顧客がどう思っているか分かる?)
B: Not yet. We need to survey them.
(まだ分からない。調査する必要があるね。)
まとめ:自然に使い分けるポイント
- カジュアルに「聞いて回る」 → ask around
- フォーマルに「問い合わせる」 → inquire
- アドバイスや意見を求める → seek advice/opinion
- 大規模に意見収集 → canvass
- 専門家に相談する → consult
- 体系的に調査する → survey
👉 シーンや相手に応じて、自然に表現を切り替えることが大切です。
練習用クイズ
クイズ1:紛失物を探す
あなたはオフィスで財布をなくしました。周りの人に聞いて回るときに一番自然な表現はどれでしょう?
A. I asked.
B. I asked around.
C. I inquired.
“ask” だけだと「一人に聞いた」ニュアンスになり、状況に合いません。“inquire” はフォーマルな「問い合わせ」で、財布をなくした場面にはやや不自然です。“ask around” が自然に聞き回る場面に最適です。
クイズ2:ビジネスでの相談
会議準備でプレゼンの改善点を知りたいときに、上司に相談する自然な表現は?
A. I will canvass my boss.
B. I will consult with my boss.
C. I will ask around my boss.
“consult with” は専門家や上司に「相談する」ときに使います。“canvass” は政治・営業などで「広く意見を募る」という文脈で使い、ここでは不適切。“ask around my boss” は文法的にも不自然です。
クイズ3:アンケート調査
新しい商品に関して顧客の意見を体系的に集めたいときの表現は?
A. We need to survey our customers.
B. We need to ask around our customers.
C. We need to seek advice our customers.
“survey” は顧客アンケートや体系的な調査にぴったりの表現です。“ask around” は友達や同僚など非公式な聞き回りで使う表現。“seek advice our customers” は文法的にも “seek advice from our customers” とする必要があります。
クイズ4:広範囲の意見収集
選挙活動で「地域住民の意見を広く集めたい」と言うときに最適な表現は?
A. We need to canvass the neighborhood.
B. We need to inquire the neighborhood.
C. We need to ask the neighborhood around.
“canvass” は政治・ビジネスで「広く意見を求める/支持を呼びかける」ときに使う表現です。“inquire the neighborhood” は不自然で、“ask the neighborhood around” は文法的に誤りです。
クイズ5:フォーマルな問い合わせ
「会議室の空き状況をフロントに問い合わせます」と丁寧に言うなら?
A. I’ll ask around at the front desk.
B. I’ll inquire at the front desk.
C. I’ll survey the front desk.
“inquire” はフォーマルに「問い合わせる」という意味で、会議室予約や公式な場に最適です。“ask around” は「複数人に聞いて回る」で意味が違い、“survey the front desk” は不自然です。
よくある質問(FAQ)
Q. “ask around”とはどういう意味ですか?
A. “ask around” は「周りの人に聞いて回る」という意味です。複数の人に同じ質問をして情報や意見を集めたいときに使います。例えば、レストランを探すときや落とし物を探すときに自然に使えます。
Q. “ask”と“ask around”の違いは何ですか?
A. “ask” は一人に質問するイメージ、“ask around” は複数人に聞いて回るイメージです。例えば I asked him は「彼に聞いた」、I asked around は「周りに聞いて回った」というニュアンスになります。
Q. “ask people around”は正しいですか?
A. 注意が必要です!“ask people around” は「人を家に招待する」という全く別の意味になります。「聞いて回る」と言いたいなら “ask around” だけで十分です。
Q. “ask around”はフォーマルな場面でも使えますか?
A. “ask around” はカジュアルな表現です。ビジネスのメールやフォーマルな場では “inquire” や “consult” のほうが適切です。場面によって言い換えることが自然です。
Q. “inquire”と“ask around”の違いは?
A. “inquire” は「問い合わせる」というフォーマルな言い方です。ホテルや会社に確認する場合に使います。一方 “ask around” は友人や同僚などに気軽に聞いて回るときに使います。
Q. “seek advice”と“ask around”はどう違うの?
A. “seek advice” は「特定の人にアドバイスを求める」という意味です。“ask around” は「誰かが答えを知っているかもしれないから、周りに広く聞く」というイメージです。目的と場面で使い分けましょう。
Q. “canvass”と“ask around”の違いは?
A. “canvass” は政治やビジネスで「広範囲に意見を求める/支持を呼びかける」ときに使います。“ask around” はもっと日常的で、友人や同僚などに聞いて回るイメージです。
Q. “consult”と“ask around”の違いは?
A. “consult” は専門家や信頼できる相手に「相談する」という意味です。例えば「弁護士に相談する」とき。“ask around” は、専門性というより「誰かが知っているかも」という軽い聞き方に使います。
Q. “survey”と“ask around”はどう違いますか?
A. “survey” はアンケートや調査のように体系的にデータを集めるときに使います。“ask around” はもっとラフに「ちょっと周りに聞く」感覚です。リサーチか日常会話かで使い分けましょう。
Q. 英語を自然に使えるようになるにはどうしたらいい?
A. ポイントは 「実際にアウトプットして、間違えて、改善すること」 です。一人で学んでいると気づけない弱点も多いですが、指摘されることで一気に上達します。興味がある方は、実際に話して学べる RYO英会話ジムの無料体験レッスン をぜひ試してみてください。
まとめ
今回は “ask around” の意味と使い方を中心に、似た表現や関連語彙、よくあるミス、会話例まで幅広く紹介しました。
ポイントを整理すると…
- ask around は「周りに聞いて回る」または「人を家に招待する」という2つの意味がある
- askだけでは通じにくい場面 があり、正しく区別することが大事
- 類似表現(inquire / seek advice / canvass / consult / survey)をシーンに応じて使い分けられると表現力がアップする
- 実際に声に出して、間違えながら改善することが上達の近道
英語は「知っている」だけではなく、実際にアウトプットすることで初めて使える力になります。
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