こんにちは、みなさん。RYO英会話ジムです。英語でのアポイントメント取りは、ビジネスシーンで欠かせないスキルです。しかし、言葉の壁に直面することもしばしば。そこで役立つのが、「It works for me.」というフレーズ。このシンプルながらも強力な表現を使いこなすことで、スムーズに会議やミーティングのスケジュールを確定させることができます。本記事では、このフレーズを効果的に使うための具体例を紹介し、あなたのビジネス英会話を次のレベルへと導きます。
目次
意味
「It works for me.」はビジネス英会話でよく使われるフレーズの一つで、アポイントメント(アポ取り)の場面などで特に役立ちます。このフレーズの意味は、「その日時(または提案)で問題ないです」「その提案で大丈夫です」といったニュアンスになります。つまり、相手が提案した日時や条件が自分にとって都合が良い、または受け入れ可能であることを伝える時に使います。
例えば、相手が「来週の月曜日の午後2時に会議はどうですか?」と提案した場合、あなたがその時間に予定がなく、会議を行うのに問題がない場合に「It works for me.」と返答することで、提案を受け入れ、その日時での会議を確定させることができます。
このフレーズは、シンプルでありながら柔軟に使えるため、ビジネスシーンで非常に便利です。
「It works for me.」における「work」の意味は、提案されたアイデア、時間、場所、方法などが「自分にとってうまくいく」「自分に合っている」「問題ない」といったニュアンスを持ちます。この文脈では、「work」は、何かが機能する、適切である、または受け入れられるという意味で用いられます。特にビジネスシーンや日常会話で、相手の提案に対して同意や承認を示す際にこのフレーズが活用されます。
使える場面
「It works for me.」は非常に汎用性が高く、様々なビジネスシーンや日常会話で使える便利なフレーズです。以下に、具体的な使用場面をリストアップします。
- 会議のスケジュール調整: 他の参加者が提案する会議の日時に合意する場合。
- ランチやコーヒーミーティングの約束: 同僚やクライアントとの非公式なミーティングの日時を設定する際。
- プロジェクトの提案: チームメンバーや上司からのプロジェクトのアイデアやアプローチに同意する場合。
- 作業のデッドライン: 作業の期限について話し合い、その期限が自分にとって実行可能であることを伝える時。
- ワークフローの変更: 職場での新しい作業手順やプロセスに対する同意を示す場合。
- 社外の人とのネットワーキング: 業界のイベントや会合で新しい人々と出会う際の計画を立てる時。
- フィードバックやレビュー会議: 自分の仕事に関するフィードバックを受け、そのセッションのタイミングが都合がいい場合。
- 個人的な予定の調整: 職場の同僚や友人との私的な予定(映画、スポーツイベントなど)を合わせる時。
- リモートワークのスケジュール調整: リモートチームとの作業時間やミーティングの時間を決める際。
- 教育やトレーニングセッション: 職業訓練やスキル向上のためのセミナーやワークショップの参加を決める時。
これらの場面では、「It works for me.」を使うことで、提案された条件やスケジュールに対して肯定的な返答をすることができます。このフレーズは、協調性を示し、スムーズなコミュニケーションを促進するのに役立ちます。
例文
場面: オンラインミーティングのスケジュール調整
英語の例文:
- A: “Can we schedule our next online meeting for Tuesday at 10 AM?”
- B: “It works for me. Let’s lock that time in.”
和訳:
- A: 「次のオンラインミーティングを火曜日の午前10時に設定できますか?」
- B: 「それで問題ありません。その時間で決定しましょう。」
場面: プロジェクトの進行状況を報告する会議の提案
英語の例文:
- A: “I think we need to have a meeting to discuss the project’s progress. How about next Wednesday at 3 PM?”
- B: “It works for me. I’ll make sure to prepare the necessary documents by then.”
和訳:
- A: 「プロジェクトの進行状況を話し合うために会議を開く必要があると思います。次の水曜日の午後3時はどうですか?」
- B: 「それで大丈夫です。その時までに必要な資料を準備しておきます。」
場面: ランチミーティングの設定
英語の例文:
- A: “Would you be available for a lunch meeting this Friday?”
- B: “It works for me. Where should we meet?”
和訳:
- A: 「この金曜日にランチミーティングを開けますか?」
- B: 「それでいいです。どこで会いましょうか?」
これらの例文は、ビジネスシーンでの「It works for me.」の使い方を示しています。このフレーズは、提案された日時やアイデアが自分にとって都合が良い、または受け入れ可能であることを表現するのに役立ちます。
It works for me.への使える返答フレーズ
「It works for me.」という肯定的な返答を受けた後に使える返答フレーズは、会話を前進させ、次のステップへ進むために有効です。以下に、いくつかの例を挙げます。
- “Great, I’ll put it on our calendars.”
- 「素晴らしい、私たちのカレンダーに入れておきます。」
- “Perfect, I’ll send out an invite with the details.”
- 「完璧です、詳細を含む招待状を送ります。」
- “Good to hear. Let’s finalize the agenda then.”
- 「良かったです。それでは議題を最終決定しましょう。」
- “Excellent, I look forward to it.”
- 「素晴らしい、楽しみにしています。」
- “Okay, I’ll make the necessary arrangements.”
- 「了解です、必要な手配をします。」
- “Sounds good. Do you need anything from me before then?”
- 「良さそうですね。それまでに私から何か必要ですか?」
- “Thanks for confirming. I’ll prepare the materials we’ll need.”
- 「確認ありがとう。必要な資料を準備しておきます。」
- “Alright, let’s touch base closer to the date.”
- 「わかりました、日付が近づいたら連絡を取り合いましょう。」
- “I’m glad that works. Do you have any preliminary ideas to discuss now?”
- 「それで都合が良いと聞いて嬉しいです。今、話し合う予備的なアイデアはありますか?」
- “That’s settled then. I’m looking forward to our meeting/discussion.”
- 「それでは決まりです。私たちの会議/議論を楽しみにしています。」
これらのフレーズは、相手からの肯定的な応答を受けて、感謝の意を表すと同時に、次のアクションへと話を進めるために役立ちます。
似た英語表現
「It works for me.」はアポイントメントの確認や調整の際に便利なフレーズですが、アポ取りの場面でさらに使える関連フレーズをいくつかリストアップし、それぞれの意味を添えます。
- “That time is perfect for me.”
- 「その時間、私にとって完璧です。」
- 提案された時間が非常に都合が良いことを示します。
- “I’m available then.”
- 「その時、私は空いています。」
- 提案された時間に予定がないことを明確に伝えます。
- “I can make that work.”
- 「それなら都合をつけられます。」
- 提案された時間に少し調整が必要だが、会うことが可能であることを示します。
- “Let’s lock that in.”
- 「それで決めましょう。」
- 提案されたアポイントメントの詳細に同意し、その計画を確定する意志があることを示します。
- “That slot works for me.”
- 「その時間帯は私に合います。」
- 提案された特定の時間帯が問題ないことを伝えます。
- “I’m flexible, but that works best.”
- 「柔軟に対応できますが、それが最も都合が良いです。」
- 他の時間も調整可能だが、提案された時間が最も好ましいことを伝えます。
- “Can we pencil that in?”
- 「その予定を仮に入れておきましょうか?」
- 提案されたアポイントメントを暫定的にスケジュールに入れることに同意しているが、後で変更する可能性があることを示唆します。
- “That fits into my schedule.”
- 「それは私のスケジュールに合います。」
- 提案された時間が自分の予定に適合することを明確に伝えます。
- “I’ll make time for that.”
- 「そのための時間を作ります。」
- 忙しい中でも、提案されたアポイントメントのために時間を確保する意志があることを示します。
- “I’m open to that time.”
- 「その時間で大丈夫です。」
- 提案された時間に対して開かれた態度でいるが、他にも選択肢があれば考慮する用意があることを示します。
これらのフレーズは、アポイントメントを取る際に柔軟性を持ちながらも、自分の都合や意向をはっきりと伝えるために有効です。
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「It works for me.」この一言で、英語でのアポイントメント取りがぐっと楽になります。今回紹介した例文やテクニックを活用すれば、言語の障壁を乗り越え、相手とのコミュニケーションをスムーズに行うことが可能です。英語でのアポ取りに自信を持つことは、ビジネスの成功に直結します。このフレーズを使いこなし、自信を持って次のビジネスチャンスに臨みましょう。