こんにちは、RYO英会話ジムです。
「〜がついてくる」は英語で?
一番シンプルなのは comes with です。
- This dish comes with a salad.
この料理にはサラダがついてきます。 - The laptop comes with a one-year warranty.
このノートパソコンには1年間の保証がついてきます。
同じ意味で includes も使えますが、「含まれていることを強調する」ニュアンスがあります。
- The price includes tax and service charges.
この価格には税金とサービス料が含まれています。
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👉 レストランで役立つ!”take this away”の正しい使い方
- 1 失敗談:「This dish has salad」で伝わらなかった話
- 2 「〜がついてくる」を表す英語表現:意味と使い方+例文
- 3 音声を聞いて練習しよう
- 4 シーン別会話例 & 自然に使うコツ
- 5 英語力を伸ばすなら「話して・間違えて・直す」サイクルがカギ
- 6 よくあるNG表現パターン
- 7 似た英語表現 & 関連語彙
- 8 練習用クイズ
- 9 よくある質問(FAQ)
- 9.1 Q. 「〜がついてくる」は英語で何と言う?
- 9.2 Q. 「comes with」と「includes」の違いは?
- 9.3 Q. 「This dish has salad」は間違い?
- 9.4 Q. 「is served with」はどんなときに使う?
- 9.5 Q. 「be accompanied by」の使い方は?
- 9.6 Q. ホテルや施設紹介で使える表現は?
- 9.7 Q. 「complimentary」と「free」の違いは?
- 9.8 Q. 「〜が料金に含まれている」は英語で?
- 9.9 Q. 「with〜」だけで通じる?
- 9.10 Q. 「comes with」などの表現を自然に使えるようになる方法は?
- 10 まとめ
失敗談:「This dish has salad」で伝わらなかった話
海外のレストランで注文したとき、僕は自信満々にこう言いました。
“This dish has salad.”
店員さんは一瞬首をかしげ、「Yes… it has salad.」と返事はくれたものの、なんとなく会話がぎこちない。あとで振り返ると、「has」は「〜を持っている」という意味で、料理の説明というより“食材としてサラダが入っている”ニュアンスになっていたんです。つまり、「サラダが付いてくるセット」という意図は伝わっていませんでした。
正しい言い方は “This dish comes with a salad.”
これなら「料理を注文したらサラダも一緒に提供される」という意味がはっきり伝わります。
共感ポイント
英語学習者は「have/has」を便利に使いがち。でも、状況やニュアンスによっては不自然に聞こえることがあります。特にメニュー説明やサービスの案内では、「comes with」や「includes」のほうが断然自然です。
克服のコツ(Tips)
- 「持っている」と「一緒についてくる」を分けて覚える
– have/has → 所有・構成(例:The burger has cheese.)
– comes with → サービスやセットで付く(例:The burger comes with fries.) - メニューを英語で読む習慣をつける
海外のレストランや通販サイトの英語表記を見ると、自然な表現が身につきます。 - 旅行や外食の前に使いそうなフレーズを準備
事前に2〜3フレーズ暗記しておくと、会話で迷わなくなります。
この失敗以来、僕は「料理や商品に“セットで付く”なら comes with!」と心に刻み、海外での注文がぐっとスムーズになりました。
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「〜がついてくる」を表す英語表現:意味と使い方+例文
1) comes with(最も自然・口語)
「(商品・料理・サービスに)〜が“付いてくる”」をいちばん自然に表す基本表現。
- 形:[名詞] + comes with + [付属/セット品]
- 複数主語なら come with に変化。
例文
- This dish comes with a side salad. この料理にはサラダがついてきます。
- All main courses come with a drink. すべてのメインにドリンクがつきます。
- Does the soup come with bread? スープにパンはつきますか?
- It doesn’t come with a charger. 充電器はついていません。
2) includes(「価格・構成に含まれる」を強調)
「(料金・パッケージに)〜が“含まれている”」を客観的に示す表現。仕様・説明文・ビジネス文脈でよく使う。
- 形:[主語] + includes + [含まれるもの]
例文
- The price includes tax and service charges. 価格に税金とサービス料が含まれています。
- The membership includes pool access. 会員権にプール利用が含まれます。
- Is breakfast included? 朝食は含まれていますか?
3) has / contains(所有・成分:付属ではなく“中身”)
has は「〜を持っている/中にある」。“付いてくる”より構成・成分のニュアンス。
contains は「(成分として)含む」。アレルゲンや成分表示で多用。
例文(使い分け)
- The burger has cheese.(= 中身としてチーズが入っている)
- The burger comes with fries.(= セットでフライドポテトが“付いてくる”)
- This sauce contains nuts. このソースにはナッツが含まれています。
NG例の修正:
× This dish has salad.(“中身にサラダが入ってる”感じで不自然)
○ This dish comes with a salad.(“付いてくる”が明確)
4) is accompanied by(フォーマル・書き言葉)
「〜が同伴する/添えられる」という堅い表現。メニューの高級表記・レポート・案内文など。
例文
- Each course is accompanied by a selection of wines. 各コースにはワインが添えられます。
- The report is accompanied by several appendices. 報告書には付録がつきます。
5) provided with(受け手に“提供される”を強調)
対象が「〜を与えられている」状態を表す受け身表現。
例文
- Rooms are provided with free Wi-Fi. 客室には無料Wi-Fiが備わっています。
- Employees are provided with safety gear. 従業員には安全装備が支給されます。
6) comes included / is included(“追加料金なし”の含有を強調)
広告・告知で「最初から含まれている」ことを強調。
- 形:[主語] + comes included (with …) / [名詞] + is included
例文
- Airport transfers come included. 空港送迎は料金に含まれます。
- A user manual is included. 取扱説明書が同梱されています。
ミニ文法メモ(使い方の要点だけ)
- 主語一致:This dish comes / These dishes come
- 冠詞:可算なら a salad、不可算は無冠詞 free breakfast
- 疑問形:Does it come with …? / Is … included?
- 否定:doesn’t come with … / not included
- 言い分け:comes with=付属・セット、includes=内訳・構成、has/contains=中身・成分
音声を聞いて練習しよう
セットメニューで何が一緒についてくるか聞きたくて…
このスパゲッティーは何が付いてきますか?
スープが付いてきますよ。
ハンバーガーとフライドホテトを頼もうとしている友人へ…
君のハンバーガーはフライドホテトが一緒に付いてくるって書いてるよ。
サラダが付いてくるか確認したくて…
これはサラダ付いてきますか?
いえ、サラダは追加料金がかかります。
シーン別会話例 & 自然に使うコツ
① レストランで注文するとき
会話例
A: Does the steak come with any sides?
(このステーキには何か付け合わせがついてきますか?)
B: Yes, it comes with mashed potatoes and vegetables.
(はい、マッシュポテトと野菜がついてきます。)
自然に使うコツ
- 「セットで付くもの」を聞くときは Does it come with …? が鉄板。
- “any” を入れると「何か付きますか?」と幅広く聞ける。
② カフェで友人に教えてあげる
会話例
A: I’m getting a cappuccino.
(カプチーノを頼もうかな。)
B: Oh, it comes with a free cookie.
(それ、無料のクッキーがついてくるよ。)
自然に使うコツ
- 友達に「それには〜が付いてくるよ」と教えるときも comes with が自然。
- “free” を入れるとお得感がアップ。
③ オンラインショッピングで確認
会話例
A: Is a charger included with this phone?
(このスマホには充電器が付属していますか?)
B: No, it doesn’t come with one. You have to buy it separately.
(いいえ、付いてきません。別で購入していただく必要があります。)
自然に使うコツ
- is included と comes with はほぼ同じ意味だが、商品説明では is included が多い。
- 否定するときは doesn’t come with がスムーズ。
④ ビジネスのサービス説明
会話例
A: Does the premium plan include 24/7 support?
(プレミアムプランには24時間サポートが含まれていますか?)
B: Yes, it also comes with a dedicated account manager.
(はい、さらに専任のアカウントマネージャーも付きます。)
自然に使うコツ
- ビジネスでは include を基本にしつつ、プラスアルファ感を出すときに comes with を補足で使うとプロっぽい。
- “also comes with …” は営業トークにも便利。
英語力を伸ばすなら「話して・間違えて・直す」サイクルがカギ
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よくあるNG表現パターン
1) It is with …
❌ It is with salad.
- 誤りの理由: “It is with …” は文法的に不自然で、主語と述語の関係が曖昧。
- 正しい言い方:
✅ It comes with a salad.(セットとして付く)
✅ It is served with a salad.(提供時に添えられる)
2) This dish is going together salad
❌ This dish is going together salad.
- 誤りの理由:「go together」は「相性が良い/一緒に合う」という意味で、“付属する”ではない。しかも前置詞や冠詞も欠けている。
- 正しい言い方:
✅ This dish comes with a salad.
✅ This dish is served with a salad.
3) This dish has salad
❌ This dish has salad.
- 誤りの理由: “has” は「成分として含まれている」というニュアンスになり、「セットで付く」意味ではない。
- 正しい言い方:
✅ This dish comes with a salad.(注文すると一緒に出てくる)
✅ The burger has cheese.(中身としてチーズが入っている)
4) With salad.(単語だけ)
❌ With salad.(メニュー指差しで単語だけ)
- 誤りの理由:カジュアルな会話では通じる可能性もあるが、文章やきちんとした会話では文が不完全。
- 正しい言い方:
✅ Does it come with a salad?
✅ It comes with a salad.
5) This dish is included salad
❌ This dish is included salad.
- 誤りの理由: “included” は形容詞で「含まれている」だが、目的語の取り方が間違っている。
- 正しい言い方:
✅ A salad is included with this dish.
✅ This dish includes a salad.
6) Comes with salad only(文の主語なし)
❌ Comes with salad.(主語が抜けている)
- 誤りの理由:会話ならまだ通じるが、文法的には主語が必要。
- 正しい言い方:
✅ It comes with a salad.
✅ This meal comes with a salad.
似た英語表現 & 関連語彙
① be served with …
意味:「(料理が)〜と一緒に提供される」
ニュアンス:レストランやメニュー説明でよく使う、少し丁寧な言い方。
会話例
A: What is the pasta served with?
(このパスタは何と一緒に出てきますか?)
B: It’s served with garlic bread.
(ガーリックブレッドが付きます。)
自然に使うコツ
- 高級レストランや公式メニューでよく登場。
- “served with” は受け身形にするのが自然。
② be accompanied by …
意味:「〜が添えられる/伴う」
ニュアンス:フォーマルで上品な響き。文章・説明文に最適。
会話例
A: Each course is accompanied by a wine pairing.
(各コースにはワインのペアリングが付きます。)
B: Sounds fancy!
(豪華だね!)
自然に使うコツ
- ビジネスや観光案内、ホテルの説明などでよく使う。
- 日常会話では少し堅い印象。
③ provided with …
意味:「〜が提供されている/備わっている」
ニュアンス:設備・サービスの説明に最適。
会話例
A: Are the rooms provided with free Wi-Fi?
(部屋には無料Wi-Fiがありますか?)
B: Yes, all rooms are provided with it.
(はい、全室完備です。)
自然に使うコツ
- ホテルや施設紹介で「設備・備品が揃っている」ことを説明するときに便利。
- 主語は人ではなく設備や部屋が多い。
④ complimentary(形容詞)
意味:「無料で提供される」
ニュアンス:ホテル・航空会社・イベント特典でよく見る。
会話例
A: Is breakfast complimentary?
(朝食は無料ですか?)
B: Yes, it’s complimentary for all guests.
(はい、すべてのお客様に無料で提供しています。)
自然に使うコツ
- “free” より丁寧・上品。
- 特典やサービス感を出したいときにぴったり。
⑤ included in the price
意味:「料金に含まれている」
ニュアンス:値段とセットで説明するときに使う。
会話例
A: Is lunch included in the price?
(料金にランチは含まれていますか?)
B: No, it’s extra.
(いいえ、別料金です。)
自然に使うコツ
- “included in the price” または “included with” とセットで覚える。
- ネット予約や旅行案内で頻出。
練習用クイズ
Q1.
「この料理にはパンがついてきます」を最も自然に英語にすると?
a) This dish has bread.
b) This dish comes with bread.
c) This dish is with bread.
- comes with は「注文したものに付属してくる」意味で最も自然。
- a) は「中にパンが入っている」ニュアンスになり不自然。
- c) は文法的に誤り。
Q2.
ホテルの説明で「全室無料Wi-Fi付き」を英語で言う場合、正しいのは?
a) All rooms are provided with free Wi-Fi.
b) All rooms have free Wi-Fi come.
c) All rooms is with free Wi-Fi.
- provided with は「〜が備え付けられている」意味で設備説明にぴったり。
- b) は文法的に崩れていて意味不明。
- c) は文法間違い。
Q3.
旅行パンフレットに「このツアーにはランチとドリンクが含まれています」と書くなら?
a) The tour is accompanied by lunch and drinks.
b) Lunch and drinks are included in the tour.
c) The tour has lunch and drinks come together.
- are included in は「料金やパッケージに含まれている」という意味で旅行案内に最適。
- a) も意味は通るが、フォーマルすぎて一般的なパンフではやや堅い。
- c) は不自然な組み合わせで誤り。
Q4.
高級レストランのメニュー説明で「各コースにはワインのペアリングが付きます」と言うなら?
a) Each course is served with a wine pairing.
b) Each course comes with a wine pairing.
c) Each course has a wine pairing inside.
- is served with は料理の提供形態を説明するときに自然で上品。
- b) も間違いではないが、メニュー文面では a) のほうが格式高く響く。
- c) は「中に入っている」という意味になり不自然。
Q5.
チェックイン時に「朝食は無料ですか?」と聞くなら?
a) Is breakfast free?
b) Is breakfast complimentary?
c) Is breakfast included?
- a) Is breakfast free? → 一番カジュアルで直接的。
- b) Is breakfast complimentary? → ホテルやビジネスの場で丁寧。
- c) Is breakfast included? → 宿泊料金に含まれるかを確認するニュアンス。
よくある質問(FAQ)
Q. 「〜がついてくる」は英語で何と言う?
A. 一番自然なのはcomes withです。料理や商品に「セットで付く」意味で使います。例:This dish comes with a salad.(この料理にはサラダがついてきます。)
Q. 「comes with」と「includes」の違いは?
A. comes withは「注文や購入時に一緒に付いてくる」、includesは「価格や構成に含まれている」を意味します。用途やニュアンスが異なるので注意しましょう。
Q. 「This dish has salad」は間違い?
A. 厳密には間違いではありませんが、hasは「成分として含む」ニュアンスです。「セットで付く」を表すならcomes withのほうが自然です。
Q. 「is served with」はどんなときに使う?
A. is served withは「〜と一緒に提供される」という意味で、レストランのメニューや高級店の説明によく使われます。上品な印象を与えたいときに最適です。
Q. 「be accompanied by」の使い方は?
A. be accompanied byは「〜が添えられる/伴う」というフォーマルな表現です。旅行案内や公式な説明文でよく使われます。
Q. ホテルや施設紹介で使える表現は?
A. 設備や備品を説明するときはprovided withが便利です。例:All rooms are provided with free Wi-Fi.(全室無料Wi-Fi付き)
Q. 「complimentary」と「free」の違いは?
A. どちらも「無料」ですが、complimentaryはホテルやイベントの特典として無料で提供されるニュアンスで、freeより丁寧で上品です。
Q. 「〜が料金に含まれている」は英語で?
A. included in the priceまたはincluded withを使います。例:Breakfast is included in the price.(料金に朝食が含まれています)
Q. 「with〜」だけで通じる?
A. 単語だけのwith saladはカジュアルな会話なら通じることもありますが、文としては不完全です。It comes with a salad.など文章で言う方が自然です。
Q. 「comes with」などの表現を自然に使えるようになる方法は?
A. 実際に使って間違え、フィードバックを受けて改善するのが一番です。RYO英会話ジムではアウトプット→改善→定着のサイクルで、生徒が自信を持って話せるようになっています。無料体験レッスンはこちら
まとめ
この記事では、「〜がついてくる」を表す英語表現としてcomes withを中心に、includes, is served with, be accompanied by, provided with, complimentaryなどの関連語彙や使い分けを解説しました。さらに、よくある日本人のNG表現や自然な会話例、場面ごとの使い分けのコツも紹介しました。これらを押さえることで、日常会話からビジネスまで「セットや付属品」をスムーズに説明できるようになります。
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