こんにちは、RYO英会話ジムです!
「In that case」は、英語で 「それなら」「その場合は」 を表す、とても便利な表現です。
たとえば:
✅ “The restaurant is closed.”
→ “In that case, let’s go somewhere else.”
(レストランが閉まってるの?それなら他に行こう。)
相手から新しい情報を聞いたときや、予定を変えたいときにピッタリのフレーズなんです。
それではここから詳しく、「In that case」の意味と使い方 を見ていきましょう!
- 1 「and」ばかり使っていた、ちょっと恥ずかしい失敗談
- 2 「In that case」の意味とは?
- 3 どんな場面で使うの?
- 4 会話例①:レストランでの注文変更
- 5 会話例②:天気が悪くて予定変更
- 6 会話例③:相手の意見に合わせる
- 7 「In that case」を自然に使うコツ
- 8 最後にひとこと
- 9 アウトプットの場があるから、使える英語になる
- 10 「if that's the case」も同じように使える!
- 11 音声を聞いて練習しよう
- 12 よくあるNG表現パターンとその対策
- 13 まとめ
- 14 ✅ In that case|理解度チェッククイズ(全5問)
- 15 「In that case」と一緒に覚えたい!似た表現まとめ
- 16 関連語彙もチェックしておこう
- 17 ✅ よくある質問(FAQ)
- 18 この記事のまとめ
「and」ばかり使っていた、ちょっと恥ずかしい失敗談
英語を話し始めた頃の私は、どんな場面でも「and」でつなげてしまうクセがありました。
例えば、ある日レストランで友人と注文していたときのこと。
サーモンが売り切れだと聞いて、私はこう言いました。
“Oh, I see. And I’ll have the chicken.”
店員さんにはちゃんと通じたのですが、友人から「そこは ‘In that case’ の方が自然だよ」とやさしく指摘されてハッとしました。
よく考えたら、「and」は単純な「〜と〜」の意味なので、状況が変わったり、それに合わせて判断する場面にはちょっと不自然なんですよね。
このとき、「あぁ、日本語では『それなら』って言う場面だな」と気づいて、「In that case」を覚えるきっかけになりました。
こんなふうに、ちょっとした間違いも、表現の幅を広げる大きなチャンスになります。
今では「and」を使いすぎず、状況に合わせて「In that case」などをうまく使えるようになって、英会話がぐっとナチュラルになりました!
ちなみに、「念のため」と伝えたい時には、「just in case」という表現もよく使われます。
状況に備えるニュアンスを含んだ便利なフレーズなので、併せて覚えておくと会話の幅が広がりますよ。
詳しくは【▶︎ 「just in case」の意味とその使い方|会話で重宝する表現はこちら】をご覧ください。
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「In that case」の意味とは?
「In that case」は、日本語で言うと「それなら」「その場合は」という意味です。
この表現は、相手から新しい情報をもらったあとに、自分の考えや行動を変えるときによく使われます。
たとえば、「because of that」や「if that is the situation」と言い換えることもできます。
文の中での使い方
「In that case」は文頭だけでなく、文末にも使えます。
たとえばこのように言うことも可能です:
- “I’ll have the pork steak instead in that case.”
(それなら、代わりにポークステーキにします)
どんな場面で使うの?
「In that case」は、相手の言葉や状況を受けて次の行動を決めるときに使います。
以下のようなシーンでとても自然に使えます。
相手の意見に同意するとき
- “If you think that’s the best option, in that case, I agree.”
(君がそれが一番いいと思うなら、それなら僕も賛成だよ)
計画を変更するとき
- “If it’s raining, in that case, let’s stay inside.”
(雨が降っているなら、その場合は室内で過ごそう)
まとめると、「In that case」は相手の言葉を受けて自分の反応を伝えるときにピッタリなフレーズです。会話の中で自然に使えるよう、ぜひ練習してみてくださいね!
何度も声に出して練習することで、自分の言葉として使えるようになりますよ。応援しています!
会話例①:レストランでの注文変更
状況:注文しようとしていた料理が売り切れだった場合
A: I’m sorry, but the salmon is sold out today.
B: Oh, I see. In that case, I’ll have the chicken.
和訳:
A:申し訳ありませんが、本日はサーモンが売り切れです。
B:そうなんですね。それなら、チキンにします。
会話例②:天気が悪くて予定変更
状況:ピクニックの予定が雨で中止に
A: It looks like it’s going to rain all afternoon.
B: In that case, let’s go to the museum instead.
和訳:
A:午後はずっと雨みたいだよ。
B:それなら、代わりに美術館に行こうよ。
会話例③:相手の意見に合わせる
状況:友人が早めに帰りたいと言ったとき
A: I think I’ll leave early today. I’m feeling a bit tired.
B: In that case, I’ll head out too.
和訳:
A:今日は早めに帰るよ。ちょっと疲れてて。
B:それなら、私も帰ろうかな。
「In that case」を自然に使うコツ
① 新しい情報に反応する時に使おう
「In that case」は、話の流れや状況が変わったときに使うのが自然です。
たとえば相手の発言や状況の変化に対して、「じゃあこうしよう」と返したいときにピッタリです。
🔹 例:
“If the train is delayed, in that case, let’s take a taxi.”
(電車が遅れているなら、それならタクシーにしよう)
② 「それなら」「その場合は」と言いたい時に置き換えてみよう
普段の日本語会話で「それなら」「その場合は」と言うタイミングを意識して、そこを英語にするときに「In that case」を使うようにすると、感覚がつかめます。
🔹 例:
- 「それなら問題ないよ」→ “In that case, no problem.”
- 「その場合は彼に連絡して」→ “In that case, contact him.”
③ 文頭・文末、どちらでもOK!
「In that case」は文頭でも文末でも使えるので、使いやすい位置から練習してみてください。
🔹 文頭:
In that case, I’ll call a cab.
(それなら、タクシーを呼びます)
🔹 文末:
I’ll call a cab, in that case.
(タクシーを呼びます、それなら)
最後にひとこと
「In that case」は、ちょっとした一言で会話がスムーズになる便利なフレーズです。
最初は文頭で使う形から練習するとスッと身につきますよ。
使うたびに、あなたの英語がより自然に聞こえるようになります。ぜひ今日から使ってみてくださいね!
アウトプットの場があるから、使える英語になる
英語表現を「知る」だけでなく、「実際に口に出して使えるようにする」ためには、間違えることを恐れずにどんどんアウトプットする環境が欠かせません。
RYO英会話ジムでは、まさにそのアウトプット中心の環境が整っています。講師と話すだけでなく、自分の発言を「見える化」してくれる添削や、改善のフィードバックがあるので、ただ話して終わりではありません。
実際に参加された生徒さんからはこんな声も:
「これまでは文法やフレーズばかり勉強していて、実際に話すと何も出てこなかったんですが、間違えてもOKという雰囲気で、ようやく“英語を使って考える感覚”が掴めてきました。」
(30代・会社員)
「今までは“なんとなく通じればOK”と思っていたけど、ここで話していくうちに、自分の話し方のクセや弱点に気づけたのが大きかったです。」
(40代・外資系勤務)
こうした「気づき」や「修正のきっかけ」があるからこそ、英語力がしっかりと積み上がっていきます。
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一歩踏み出せば、英語を「使える」実感がきっと得られます。
「if that’s the case」も同じように使える!
「in that case」とほぼ同じ意味で使える表現に、「if that’s the case」があります。
どちらも「それなら」「その場合は」と訳すことができ、会話の中で状況に応じて判断や提案をする時にぴったりの表現です。
違いはあるの?
大きな違いはありませんが、少しだけニュアンスが異なります。
表現 | ニュアンス | 使われるタイミング |
---|---|---|
in that case | すでにわかった状況を受けて行動を示す | 結論や行動を伝えるとき |
if that’s the case | まだ仮定や推測の段階での判断 | 条件として使うときが多い |
会話例で違いをチェック
🔹 in that case:
A: The meeting is canceled.
B: In that case, I’ll head home early.
(会議が中止なら、それなら早めに帰ろう)
🔹 if that’s the case:
A: I heard the client might reschedule.
B: If that’s the case, we should prepare a backup plan.
(クライアントが予定を変えるかもって?それなら予備プランを準備しないとね)
どちらを使えばいいの?
- 今ある事実に対してすぐに反応したい時 → in that case
- 「もしそうなら…」という仮定で話す時 → if that’s the case
どちらもとても便利なので、シチュエーションに合わせて使い分けると、より自然な英語になりますよ!
音声を聞いて練習しよう
週末の旅行について話していて…
明日は交通渋滞になるだろうね。
週末何しているか聞くと…
まだ何も計画してないよ。
注文したビーフステーキが売り切れだと言われて…
よくあるNG表現パターンとその対策
英語表現「In that case」は便利ですが、使い方を間違えると少し不自然になってしまうこともあります。
ここでは、日本人がよくやってしまうミスを3つ紹介します。
❌ NG①:いつでも「and」でつなぐクセ
例:
“I see. And I’ll have the chicken.”
なぜNG?
「and」は単なる並列の意味で、「状況が変わったから判断を変える」というニュアンスが伝わりません。
✅ 改善ポイント:
→ 状況が変わった時の判断や提案には「In that case」を使いましょう。
例:
“I see. In that case, I’ll have the chicken.”
(そうなんですね。それならチキンにします)
❌ NG②:「In that case」を何にでも使う
例:
“If you don’t mind, in that case, could you help me?”
なぜNG?
このような文では、「if」がすでに仮定を表しているため、わざわざ「in that case」を挿入するのは不自然です。
✅ 改善ポイント:
→ 「if that’s the case」など、仮定条件の流れには“if”表現を使いましょう。
例:
“If that’s the case, could you help me?”
(もしそうなら、手伝ってもらえますか?)
❌ NG③:「In that case」を文中に無理やり入れる
例:
“I’ll, in that case, go with the second option.”
なぜNG?
「in that case」は挿入句として使うにはやや不自然な語感があるため、リズムが悪く聞こえてしまいます。
✅ 改善ポイント:
→ 文頭か文末に置くのが最も自然です。
例:
- “In that case, I’ll go with the second option.”
- “I’ll go with the second option, in that case.”
❌ NG④:「In that case」を1文目に使ってしまう
例:
“In that case, I think we should leave.”(←最初の発言なのに)
なぜNG?
前提となる話がない状態で「in that case」を使うと、唐突で意味が伝わりにくくなります。
✅ 改善ポイント:
→ 「何に対する反応か」を必ず話した後に使いましょう。
例:
A: The last train already left.
B: In that case, I think we should take a taxi.
まとめ
NGパターン | よくある原因 | 改善ポイント |
---|---|---|
「and」で何でもつなぐ | 直訳クセ | 判断・提案には「in that case」 |
すでに「if」があるのに in that case を使う | 英語の論理構造の混同 | 「if that’s the case」で代用 |
文中にin that caseを無理に挿入 | 日本語の語順の影響 | 文頭か文末に置く |
会話の最初にin that caseを言う | 前提が抜けている | 必ず「前の話」→「in that case」 |
これらを意識するだけで、ぐっと自然で洗練された英語表現になりますよ!
「ちょっと不自然かも?」と思った時は、日本語の「それなら」「その場合は」に言い換えてみるのがコツです。
✅ In that case|理解度チェッククイズ(全5問)
❓ クイズ①
A: I forgot to book a table at the restaurant.
B: __________, let’s just order takeout.
A. So
B. In that case
C. Even though
解説:
Aの発言は「レストランの予約を忘れた」という事実です。それを受けての判断「テイクアウトにしよう」と言っているので、「In that case(それなら)」が最も自然です。
「So」だと単純な結果、「Even though」は逆接なのでこの文には合いません。
❓ クイズ②
If the meeting gets canceled, __________ we can go out for lunch.
A. in that case
B. instead
C. and then
解説:
「会議がキャンセルされたら、それならランチに行こう」という流れなので、「in that case」がぴったりです。
「instead」は「代わりに」という意味で、単体ではつなぎに使えません。
「and then」も時間の順序を示すだけなので文意に合いません。
❓ クイズ③
(空欄に入るもっとも自然な表現を選びましょう)
A: It’s already 9:30 and the movie started at 9.
B: _________, let’s just go for a drink instead.
A. In that case
B. Because
C. Although
解説:
Aの発言「映画にもう間に合わない」に対して、Bは「それなら飲みに行こう」と提案しています。判断の切り替えなので、「In that case」が自然です。
「Because」や「Although」は接続詞で、文の構造が変わってしまうため不適切です。
❓ クイズ④
A: I can’t make it to the party tonight.
B: Oh, really? __________, I’ll tell everyone not to wait for you.
A. If that’s the case
B. So then
C. Even though
解説:
この場合は「それが本当なら(=来られないなら)」という仮定に近いニュアンスなので、「If that’s the case」がぴったりです。
「So then」や「Even though」は意味や構造が合わないためNGです。
❓ クイズ⑤
次の文の空欄に入るもっとも自然な語を1語で答えてください。
A: The client won’t be joining us after all.
B: __________, we can move the meeting forward.
解説:
「クライアントが結局来ない」と言われて、それを受けて「それならミーティングを早めよう」と判断しているので、「In that case」が自然です。会話の流れを受けた提案にピッタリの表現です。
「In that case」と一緒に覚えたい!似た表現まとめ
「In that case」はとても便利な表現ですが、状況や文脈に応じて他のフレーズも使い分けられると、英語の表現力がぐんとアップします。
ここでは、似た意味を持つ英語表現をいくつかご紹介します。
🟢 If so:「もしそうなら」
ある事実を受けて、それに基づいて結論を出すときに使います。
例文:
“You said the project is behind schedule. If so, we need to allocate more resources.”
日本語訳:
「プロジェクトの進行が遅れていると言ったね。もしそうなら、もっとリソースを割り当てる必要がある。」
🟠 Otherwise:「さもなければ」
「もしそうでなければ」「そうしないと」といった代わりの条件や警告を伝える時に使います。
例文:
“Finish your homework by 8 PM; otherwise, you can’t watch TV.”
日本語訳:
「8時までに宿題を終わらせなさい。さもなければ、テレビを見ることはできないよ。」
🔵 Given that:「それを考慮すると」
ある状況や事実を前提に、次に取るべき行動や判断を導くときに使います。
例文:
“Given that we have limited time, we should prioritize the most urgent tasks.”
日本語訳:
「時間が限られていることを考慮すると、最も緊急のタスクを優先すべきだ。」
関連語彙もチェックしておこう
🟣 Assuming that:「〜と仮定して」
例文:
“Assuming that he agrees, we’ll start the project.”
日本語訳:
「彼が同意すると仮定して、プロジェクトを始めよう。」
🔶 Provided that:「もし〜であれば」
条件付きの提案や計画を立てるときに使われます。
例文:
“Provided that it doesn’t rain, we’ll have a picnic.”
日本語訳:
「雨が降らなければ、ピクニックに行こう。」
まとめ:
これらの表現は、日常会話からビジネス英語まで幅広く使える便利なフレーズばかりです。
文脈に応じて使い分けることで、英語の説得力や自然さがグッと増します。
自分の言いたいことにピッタリ合う表現を選べるよう、ぜひ練習してみてくださいね!
✅ よくある質問(FAQ)
- 「In that case」の意味は何ですか?
「それなら」「その場合は」という意味で、相手からの新しい情報を受けて、自分の判断や行動を変えるときに使う表現です。 - 「In that case」はどんな場面で使いますか?
- 相手の意見や情報を受けて同意するとき
- 計画や行動を変更するとき
- 次の提案をするとき
例:「The restaurant is closed.」「In that case, let’s go somewhere else.」
- 「In that case」は文のどこに置けますか?
文頭にも文末にも使えます。- 文頭:In that case, I’ll call a cab.
- 文末:I’ll call a cab, in that case.
- 「If that’s the case」との違いは何ですか?
大きな違いはありませんが、ニュアンスに少し差があります。- In that case → すでに決まった事実を受けて、行動や判断を伝えるとき
- If that’s the case → まだ仮定や推測の段階で話すとき
- 「In that case」の代わりに使える表現は?
以下のような表現も使えます。- If so(もしそうなら)
- Otherwise(さもなければ)
- Given that(それを考慮すると)
- Assuming that(〜と仮定して)
- Provided that(もし〜であれば)
- 「and」と「In that case」はどう違うのですか?
「and」は単に物事を並べるだけで、状況が変わって判断や行動を変えるニュアンスが出ません。
例:- NG:「I see. And I’ll have the chicken.」
- OK:「I see. In that case, I’ll have the chicken.」
- 「In that case」を使うときの注意点は?
- 会話の最初の一言としては使わない(前の話がないと唐突になる)
- 「if」の入った文には無理に入れない
- 文中に無理やり挿入しない(文頭か文末が自然)
- 英会話で「In that case」を上手に使うコツは?
- 日本語で「それなら」「その場合は」と言いそうな場面を意識する
- 新しい情報を聞いた後に使う
- まずは文頭で練習すると使いやすい
- ビジネスシーンでも使えますか?
はい!ビジネスでもよく使われます。
例:- “The client won’t join the meeting.”
- “In that case, we’ll proceed without them.”
- 練習方法はありますか?
- 声に出して例文を繰り返す
- 自分の普段の日本語会話の「それなら」に置き換えて練習する
- 英会話レッスンやアウトプットの場で積極的に使う
この記事のまとめ
「In that case」は、「それなら」「その場合は」といった意味で、相手の言葉や状況を受けて判断や行動を変えるときに使える便利な表現です。文頭・文末どちらにも置けて、日常会話でもビジネスでも自然に使えます。
また、「If that’s the case」「If so」「Otherwise」「Given that」などの似た表現も場面に応じて使い分けることで、よりナチュラルな英語が身につきます。
さらに、英語を「知る」だけで終わらせず、実際に声に出して使い、間違えながら学んでいくことが大切です。アウトプット中心の学習環境を活かすことで、自分の言葉として定着していきます。
まずはひとつ、使える表現から。今日から「In that case」を意識して使ってみましょう!
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