こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「would の発音ってネイティブはどうしてる?」
結論を先にお伝えします!
✅ 即答
「would」は基本「ウッド」ですが、日常会話では “w” が消えて “ド” のように聞こえます。
例文:
- She said that she’d join it.
(彼女は参加するって言ってたよ)
→ 発音は「シード ジョイン イット」(“would”の音が短縮される) - I’d rather stay home than go out.
(外出するより家にいたいな)
→ 発音は「アィ ドゥ ラザー」(“I’d” の “would” が「ドゥ」に)
ここから先の記事では、なぜ “w” が消えるのか、短縮形のパターン、リエゾン(連結)のコツまで、ネイティブの発音を完全に解説していきます。
「自然な“would”の音」を身につけたい方は、このまま読み進めてください!
関連記事
「would の発音って奥が深い!」と感じた方はこちらの記事もおすすめです。
ネイティブが実際にどう発音しているのか、“that it would be” の3つの音変化を徹底解説しています。
👉 ネイティブはこう発音する!“that it would be”の3つの音変化
こちらの動画も参考に!
「I’dが聞き取れず、思考停止した僕の失敗談」
英語を勉強し始めたころ、ネイティブとの会話でこんなことがありました。
ある日、同僚にこう言われたんです。
“I’d call you later.”
僕は「ん? I’d…?」と一瞬で思考停止。
頭の中で「I had? I would?どっち?」と迷っている間に、相手は次の話題へ。
結果、会話の流れを逃してしまいました…。
当時の僕は、“I’d” が「I would」か「I had」か、
そして発音が「アィドゥ」になることに慣れていなかったんです。
なぜこうなる?共感ポイント
- 短縮形が早口で聞こえると、瞬時に意味を判断できない
- 文脈で判断すべきなのに、文法知識を思い出そうとして固まる
こういう経験、ありませんか?
✔ 克服のコツ(Tips)
- 文脈で判断する練習をする
- “I’d + 動詞の原形” → 未来の意志(I would)
- “I’d + 過去分詞” → 過去完了(I had)
→ これをパターン化して覚える!
- 耳を慣らす音声トレーニング
- “I’d rather stay home.”
- “I’d finished work before dinner.”
→ 省略された音を聞き取るリスニングを繰り返す
- 声に出して真似する
- ネイティブの「I’d」をスピード・リズムごとコピー
- “アィドゥ”や“アィド”と発音してみる
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発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
✅ “I’d” の発音完全ガイド
1. 基本の発音
- スペル:I’d = I + would(または I + had)
- IPA表記: /aɪd/
- 日本語カタカナで近い音:「アィド」(※「ドゥ」寄り)
ポイント:
- I は /aɪ/(「アイ」)
- would/had の短縮は “d” の音だけ残る
- “d” は軽くタップするように発音 → /d/
2. ネイティブの発音変化
ネイティブは文中でスピードを上げるため、次のように変化します。
- I’d 単体 → 「アィド」
- I’d like → 「アィドゥライク」(※“d”と“l”がつながる)
- I’d rather → 「アィドラザー」
- I’d finished → 「アィドフィニシュト」
3. “would” の音が消える理由
ネイティブは頻出表現を短縮して発音するため、
“would” の [w] 音は完全に消えて “d” だけが残るのが自然。
- 正式:I would go → /aɪ wʊd ɡo/
- 会話:I’d go → /aɪd ɡo/
→ 聞き取るときは **「w音を探さない」**こと!
4. “I’d” と “I had” の聞き分け方
発音は同じなので、文脈で判断します。
- I’d go if I had time. → I would go(未来の意志)
- I’d finished when you called. → I had finished(過去完了)
✔ コツ
- would → 動詞の原形
- had → 過去分詞
5. ありがちな失敗ポイント
- 「I’d」を「アイウッド」と発音してしまう
→ 不自然でカタい印象 - “d” を落として「アイ」だけで終わる
→ 意味が不明確になりやすい - “I’d like” を「アイドライク」と言わず「アイライク」にしてしまう
→ 丁寧さが消える
6. リエゾンとスピードの秘密
ネイティブは音をつなげて発音します。
- I’d like a coffee. → 「アィドゥライカコフィ」(“d”と“l”が連結)
- I’d appreciate it. → 「アィダプリシエイリッ」(“d”+母音でリエゾン)
✅ 結論:「I’d」は “アイ”+“ド” をしっかり意識!
会話では w音は消える・スピードが速くなる・リエゾンする ので、
リスニング&スピーキングで徹底練習しましょう。
✅ “I’d” 発音のコツとシーン別会話例
1. 発音のコツ
- 「I’d」は “アイ”+“ド”でOK!
“would” の w 音は消える → 「アイウッド」ではなく「アィド」 - “d”は軽く発音して次の音につなげる
→ “I’d like” は 「アィドゥライク」、
“I’d rather” は 「アィドラザー」 - リエゾンを意識!
次の単語が母音なら、音がつながる
→ “I’d appreciate” → 「アィダプリシエイ」
2. シーン別会話例と自然な使い方
シーン① カフェで注文
A: Hi, what would you like?
(こんにちは、ご注文は?)
B: I’d like a latte, please.
(ラテをお願いします。)
✅ 発音イメージ:アィドゥライカラッテ
✔ コツ:「I want」より丁寧な表現。“I’d like”は注文で超定番!
シーン② 誘いを断るとき
A: Wanna go out tonight?
(今夜出かけない?)
B: I’d rather stay home.
(家にいる方がいいな。)
✅ 発音イメージ:アィドラザー ステイホム
✔ コツ:「I prefer」より自然で会話っぽい!
シーン③ 条件付きの提案
A: If you need any help, just call me.
(もし助けが必要なら、電話してね。)
B: I’d really appreciate that.
(そうしてくれると本当に助かるよ。)
✅ 発音イメージ:アィダプリシエイ ダッ
✔ コツ:“I’d appreciate it” はビジネスでも丁寧な響き。
シーン④ 過去の経験を話すとき(I had)
A: When I called you yesterday, what were you doing?
(昨日電話したとき、何してた?)
B: I’d just finished work.
(ちょうど仕事を終えたところだったよ。)
✅ 発音イメージ:アィド ジャスト フィニシュト
✔ コツ: 過去完了を話すときの“I had”短縮も発音は同じ!文脈で判断。
✅ 自然に使うためのポイント
- 発音はリズムで覚える!
→ “I’d like” は 3拍子:アィ | ドゥ | ライク - 「would」や「had」をはっきり言わない
→ ネイティブは音を省略、wは完全に消える - フレーズごと暗記がおすすめ
→ “I’d like to ~” / “I’d rather ~” / “I’d appreciate ~”
聞いてみよう
まずは二人の会話を会話を聞いてみましょう。
同僚マイクへ…
アイバンがクリスマスパーティーに参加するか知ってる?
彼女は参加するって言ってたよ。
短縮しない場合は逆
「would」は多くの場合、「ウッド」とも聞こえる発音です。しかし、注意が必要なのは、母音の後にくる「d」は、実際にはほとんど発音されないことです。代わりに、「ウッ」の部分を強調して発音することがポイントです。
- “I would like a cup of coffee.
- She would prefer to go shopping.
“I had”の省略も同じ音になるので注意!
その他のパターン”he/I/You would”の音も音読しよう
その他のパターンの例文を作ったので、それぞれ聞いて音読してみましょう。
お土産が気に入らなかったみたいで…
出かけないかと誘われて…
同僚Aがどこに行ったのか聞くと…
合わせて覚えておきたいリエゾン表現
「would」が後ろに続く言葉が母音で始まる場合、リエゾン(連結)が起きることがあります。例えば、「would you」は「wouldja」となることがあります。このような表現を理解し、使い分けることで、より自然な発音が可能です。
実際にアウトプットして、間違えて、改善できる環境を持っていますか?
発音を「知っている」だけでは、会話では使えるようになりません。
一番の課題は、頭では理解していても、口から自然に出てこないこと。
私たちがよく耳にするのはこんな声です:
「自分では“言える”と思っていたのに、実際の会話では出てこない」
「間違えるのが怖くて、結局シンプルな表現ばかり使ってしまう」
英語は“アウトプット→間違える→フィードバック→改善”のサイクルでしか伸びません。
そして、このサイクルを短期間で回すことが、スピーキング上達の最短ルートです。
RYO英会話ジムでは、毎回のレッスンで実際に発話→講師がその場でロジカルさ・自然さ・発音までフィードバック→改善提案を行います。
受講した方からはこんな声をいただいています:
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「わかる → 使える」に変えるための一歩を、今すぐ踏み出しましょう。
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✅ よくあるNG表現&発音パターン(日本人がやりがちなミス)
❌ 1. “I’d”を“I had”と勘違いする
例:
- (誤) I’d go there yesterday.
→ 「昨日そこに行った」つもりで言ってしまう - 理由: “I’d” は “I would” と “I had” の両方を短縮するので、文脈で判断しないと意味がズレる。
✔ 改善ポイント:
- “I’d + 動詞の原形” → I would
- “I’d + 過去分詞” → I had
→ 文法のパターンで瞬時に見極める!
❌ 2. “I’d” が聞き取れず、会話が止まる
例:
- ネイティブ:“I’d love to.”
- 日本人:「え? I… love to?」(思考停止)
理由:
- w音が消えて「アィド」になるので、“would”を期待して聞いていると聞き取れない。
- さらにリエゾンで次の単語とつながると、余計に分かりにくい。
✔ 改善ポイント:
- 「I’d」は必ず“アイ+ド”の音を探す習慣をつける
- “I’d love to” → アィドラブトゥ
- “I’d like to” → アィドゥライクトゥ
❌ 3. “I’d”を「アイウッド」と発音する
例:
- (不自然) “アイウッドライク トゥ”
- ネイティブは「アイウッド」とは言わず、省略して 「アィドゥライク」 と発音。
理由:
- 教科書読みの癖で、すべての音を残そうとする。
✔ 改善ポイント:
- “would”のw音は完全に消える!
- 発音は /aɪd/ → 「アィド」
❌ 4. “I’d like” を「I like」にしてしまう
例:
- (誤) I like a coffee, please.
→ 意味は「コーヒーが好きです」になってしまう。
✔ 改善ポイント:
- 注文のときは “I’d like” が自然で丁寧
- “I like” は「普段から好き」の意味なので、場面でしっかり使い分ける。
❌ 5. “d”を発音せずに「アイ」で終わる
例:
- (誤) “I like a coffee.” と同じに聞こえる
- “I’d”を言ったつもりでも、dを省略すると意味が消える。
✔ 改善ポイント:
- dをしっかり残す → 次の単語につなげるイメージ
- “I’d appreciate” → アィダプリシエイ
まとめ:NG回避のカギ
- ① 発音の短縮を意識(“アイウッド”ではなく“アィド”)
- ② 文脈で「would」or「had」を瞬時に判断
- ③ フレーズごと覚える(I’d like / I’d rather / I’d love to)
✅ “I’d”とセットで覚えたい似た表現&関連語彙
1. I’d like ~
意味: ~をいただきたい(丁寧な依頼)
例文:
- I’d like a coffee, please.
(コーヒーをお願いします)
✔ ポイント: レストラン・カフェでの定番フレーズ。“I want”より丁寧。
2. I’d rather ~
意味: ~の方がいい
例文:
- I’d rather stay home than go out.
(外出するより家にいるほうがいい)
✔ ポイント: 「prefer」に近いニュアンスで、口語でよく使われる。
3. I’d love to ~
意味: ぜひ~したい(強い意志・喜んで)
例文:
- I’d love to join you for dinner.
(ぜひ夕食に参加したいです)
✔ ポイント: “I’d like to” より熱意が強い。ネイティブが好んで使う。
4. I would if I could
意味: できるものならしたい
例文:
- I’d help you if I could.
(できるなら手伝いたいんだけど)
✔ ポイント: 条件文でよく使われる定番パターン。
5. 関連語彙・似た表現
- I wish ~
→ 事実と違うことを願う時
例: I wish I could help you. - I hope ~
→ 実現可能なことを願う
例: I hope you enjoy your trip. - I’m willing to ~
→ 「やる意思がある」という柔らかい表現
例: I’m willing to help you.
✅ 覚えておきたいポイント
- “I’d”を使う表現は「丁寧さ」や「控えめな意思表示」に強い
- ネイティブは “I’d like” や “I’d love to” を自然に多用する
- 条件文や控えめな提案でも“I’d”は大活躍!
✅ 発音特化クイズ
Q1. 「アィドゥライク アカフィー」と聞こえたら、正しい英文はどれ?
a) I would like a coffee.
b) I’d like a coffee.
c) I like coffee.
解説:
- ネイティブは “I would like” を短縮して “I’d like” → アィドゥライク と発音します。
- “I like coffee” だと「コーヒーが好き」という意味になり、注文では不自然。
Q2. ネイティブが「アィドラザー ゴウ ホム」と言った場合、正しい意味は?
a) 家に帰るより外出したい
b) 外出するより家に帰りたい
c) どちらでもいい
解説:
- “I’d rather + 動詞” は「~の方がいい」という意味。
- 発音は “I’d rather” → アィドラザー。
- “rather” の /r/ と “d” がスムーズにつながるのがポイント。
Q3. 「アィドラブトゥ」と聞こえたら、次のうち正しい英文はどれ?
a) I love two.
b) I’d love to.
c) I’d love two.
解説:
- ネイティブは「とてもしたい」を丁寧に言うとき I’d love to を使います。
- 発音は “I’d love to” → アィドラブトゥ(wouldのw音は消えます)。
Q4. 「アィダプリシエイリッ」と言っていたら、相手は何を意味している?
a) I appreciate it.
b) I’d appreciate it.
c) I had appreciate it.
解説:
- “I’d appreciate it” は丁寧に「感謝します」という意味で依頼時に使う。
- 発音は アィダプリシエイリッ(dとaがリエゾンして滑らかになる)。
Q5. 「アイウッドライク」とハッキリ言うのは自然?
a) はい、丁寧で正しい
b) いいえ、不自然で教科書読み
解説:
- ネイティブは “I would like” を 短縮して“I’d like” と言うのが自然。
- 発音は「アイウッド」ではなく 「アィドゥライク」。
よくある質問(FAQ)
Q. “I’d”とはどういう意味ですか?
A. “I’d” は “I would” または “I had” の短縮形です。文脈によって意味が変わりますが、“I would” は「〜したい」「〜だろう」、“I had” は「〜したことがある」など過去完了を示します。
Q. “I’d”の発音はどうすればいいですか?
A. “I’d” は 「アィド」 と発音します。“would” の w音は消える のがポイント。例:「I’d like」は アィドゥライク、「I’d rather」は アィドラザー と発音します。
Q. “I’d”と“I had”の違いは?
A. 両方とも “I’d” と短縮されますが、後に続く単語で判断します。“I’d + 動詞の原形” → I would(未来の意志)、“I’d + 過去分詞” → I had(過去完了)です。
Q. “I’d like”の意味と使い方は?
A. “I’d like” は「〜をいただきたい」という意味で、丁寧なリクエストに使います。例:「I’d like a coffee, please.」(コーヒーをお願いします)。“I want” より柔らかい響きです。
Q. “I’d rather”はどんなときに使う?
A. “I’d rather” は「〜の方がいい」という意味で、好みや選択を示すときに使います。例:「I’d rather stay home than go out.」(外出するより家にいたい)。
Q. “I’d love to”はどういう気持ちを表すの?
A. “I’d love to” は「ぜひ〜したい」という強い意欲を表します。例:「I’d love to join you.」(ぜひ参加したいです)。“I’d like to” より熱意がこもっています。
Q. ネイティブが“アイウッド”と言わないのはなぜ?
A. ネイティブは日常会話で短縮形を自然に使うため、「I would」は**“I’d”** と発音します。“I’d like” は 「アィドゥライク」 と聞こえ、「アイウッドライク」は不自然に響きます。
Q. “I’d”が聞き取れない原因と対策は?
A. 原因はw音が省略されることと、リエゾン(音のつながり)です。対策は、**「アィド」**という音に慣れること。リスニング練習では「I’d like」「I’d rather」をまとめて聞きましょう。
Q. “I’d”を使うときのよくある間違いは?
A. 日本人学習者は「アイウッド」と発音しがち。また、“I’d”を“I had”と誤解してしまうことも。発音を短縮する習慣と文脈判断を身につけましょう。
Q. どうすれば“I’d”を自然に使えるようになりますか?
A. アウトプットとフィードバックが重要です。知識だけでなく、実際に話して間違える→直す→使いこなすサイクルが必要です。RYO英会話ジムではこの練習を短期間で実現できます。無料体験はこちら
✅ まとめ
「I’d」は、短縮形ゆえに聞き取りづらく、文脈で意味を判断する必要がある表現です。
発音のポイントは「アイウッド」ではなく、「アィド」と短く、次の単語につなげること。
ネイティブがよく使う「I’d like」「I’d rather」「I’d love to」などのフレーズは、発音とリズムで覚えるのがカギです。
ただし、知識だけでは使えるようになりません。
アウトプットして、間違えて、改善するサイクルが必須です。
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