こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。食事を楽しむ場面で、「店内で食べる」と「テイクアウトする」際の英語表現は、異なるコミュニケーションが求められます。この記事では、その違いと共に使われる一般的なフレーズや表現について解説します。それでは、まいりましょう。
目次
「店内で食べます」の英語表現
For here, please
注文した後に…
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
店内で食べます。
「店内で食べます」と英語で伝える際には、”For here, please.”という表現が適切です。このフレーズは、ファーストフード店やカフェなどで注文をする際に特に役立ちます。多くのファーストフードチェーンやカジュアルな飲食店では、注文を受ける際に「こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?」と尋ねるのが一般的です。海外では、この質問に対して”for here”は店内で食事をする意向を示し、”to go”は持ち帰りを希望することを意味します。
会話では、”For here, or to go?”というのが一般的ですが、文にして言うこともできます。
カプチーノを店内でお願いします。
まとめ
- “For here, please.”:
- 使用シーン: 店内で食事をする意向を店員に伝えたいとき。
- 文脈: ファーストフード店、カフェ、カジュアルなレストランなどで、食事をどこで食べるかを選択する際に使用します。
- 例: マクドナルド、スターバックス、地元のサンドイッチショップなど。
- “To go, please.”:
- 使用シーン: 食事を持ち帰りたいとき。
- 文脈: 同じくファーストフード店やカフェで、食事の持ち帰りを希望する際に使います。
- 例: 注文したピザやコーヒー、ファーストフードのアイテムを持ち帰りたい場合。
「テイクアウトする」の英語表現
I’d like to order this to go, please.
通常、聞かれて「テイクアウトでお願いします。」というシーンが多いので、To go, pleaseで十分です。
意味は「これをテイクアウトでお願いします」です。こちらは、料理や飲み物を外で楽しむ場合に使う表現です。カウンターやレジで注文する際に使用します。または have + 名詞 to goの形も使えます。
ハンバーガーとポテトをテイクアウトでお願いします。
形容詞”take-out”
レストランで…
ご注文は何になさいますか?
チーズバーガーセットをお持ち帰りでいただきます。
“take-out”は形容詞としても使用され、通常「持ち帰りの」という意味で食事や飲み物を指す場合に用いられます。この形容詞的な用法は、持ち帰り専用のメニュー、料理、またはサービスを説明する際に特に便利です。
- “Take-out menu”: 持ち帰り専用のメニューを指します。
- “Do you have a take-out menu I can look at?”(持ち帰り用のメニューはありますか?)
- “Take-out order”: 持ち帰り用に注文された食事を指します。
- “We received a large take-out order for pizza.”(ピザの大きな持ち帰り注文が入りました。)
- “Take-out container”: 食事の持ち帰り用に設計された容器を指します。
- “Please pack it in a take-out container.”(それを持ち帰り用の容器に詰めてください。)
形容詞としての”take-out”は、飲食物が店外で消費されることを前提としているため、レストランやカフェ、その他の飲食店で提供されるサービスや製品を具体的に指し示す際に使用されます。この用法により、店内での飲食と持ち帰り用の飲食物を区別することが可能になり、顧客が自分のニーズに合わせて適切な選択をすることを容易にします。
名詞”take-out”
同僚と退社する際に…
うん、それ俺も考えてた。
“take-out”は名詞としても使われ、食事の持ち帰りを指す場合に用いられます。”Take-out”は、レストランやファーストフード店で調理された食事を持ち帰り、別の場所(通常は自宅)で食べることを意味します。この用法は、アメリカ英語では特に一般的で、カジュアルな飲食の文脈で頻繁に使われます。
- レストランでの注文: “Can I have that as take-out, please?”(それを持ち帰り用にしてもらえますか?)
- 食事の選択: “We decided to get take-out instead of cooking at home.”(家で料理する代わりに、持ち帰りを選びました。)
- メニューの種類: “This restaurant has a separate menu for take-out.”(このレストランは、持ち帰り用の別メニューがあります。)
国によって言い回しが変化
実は、国によって、それぞれ言い方が変わります。現地に行っても、スムーズに注文できるように、それぞれ押さえておきましょう。
- 【イギリス、オーストラリア】
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
店内で食べます。
- 【カナダ】
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
お持ち帰りでお願いします。
- 【フィリピン】
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?
店内で食べます。
練習問題
1. 状況判断
あなたは新しいカフェに入りました。以下の状況に合った英語フレーズを選び、なぜその選択をしたのかを簡単に説明してください。
A. 店内でコーヒーを飲むつもりです。 B. コーヒーを持ち帰りたいです。
- (i) “I’d like this coffee to go, please.”
- (ii) “Can I have a seat and order a coffee?”
- (iii) “Is there a take-out menu?”
- (iv) “I’ll have my coffee here, thanks.”
Aに最適なフレーズ: ______ Bに最適なフレーズ: ______
2. 対話完成
あなたは友人と話しています。以下の対話を完成させてください。
Friend: “Where should we have lunch today? Do you want to eat out or get something to take home?” You: “______________”
3. 英文作成
次の状況に基づいて短い英文を作成してください。
- あなたは忙しい一日を過ごしており、夕食をテイクアウトしたいと考えています。好きなレストランに電話をかけ、テイクアウトを注文する英文を作成してください。
1. 状況判断
Aに最適なフレーズ: (iv) “I’ll have my coffee here, thanks.”(店内で飲む意向を示しています。) Bに最適なフレーズ: (i) “I’d like this coffee to go, please.”(持ち帰りたい意向を示しています。)
2. 対話完成
“Actually, I’d love to dine out and try something new. How about that new Italian place downtown?”
3. 英文作成
“Hi, I’d like to place an order for take-out, please. Could I get a large pepperoni pizza and a Caesar salad? I’ll pick it up in about 30 minutes.”
関連する語彙とその例文
1. “Dine-out”(外で食事をする)
- 解説: “Dine-out”は、家や職場などのプライベートな空間ではなく、レストランやカフェなど外出先で食事をする行為を指します。この表現は、特別な機会やレジャー活動の一環として、外食を楽しむことを示す際に使われます。
- 例文: “Let’s dine out this weekend and try that new restaurant.”(今週末は外で食事をして、あの新しいレストランを試してみましょう。)
- 使用シーン: 友人や家族との計画を立てる際に、新しいレストランを試すなど、外食を提案するときに使用します。この例文は、共に新しい食体験を探求することへの期待を示しています。
2. “Eat-in”(店内で食べる)
- 解説: “Eat-in”は、食事を購入した場所、特にレストランやカフェの店内でその食事を消費することを意味します。この用法は、特にテイクアウトとの対比で使われ、食事をその場で楽しむことを選択した顧客の意向を示します。
- 例文: “They have a cozy space for those who prefer to eat-in.”(店内で食事を好む人々のために、居心地の良いスペースがあります。)
- 使用シーン: レストランやカフェの内装や雰囲気について話す際や、店内での食事を選択するメリットを強調するときに使用します。この例文は、店内飲食を好む顧客にとって魅力的な環境があることを伝えています。
押さえておきたいポイント
- 注文の際にはっきりと伝えることが大切です。
- “To go” はテイクアウトを意味し、”For here” は店内で食べることを表します。
注文に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。異なる食事体験を楽しむために、店内での食事とテイクアウトの際の英語表現を使いこなしましょう。これらのフレーズは、スムーズなコミュニケーションに役立ちます。それでは、また会いましょう。
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