こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。毎日のコミュニケーションでよく使う「…するかもしれない」という表現。このフレーズは、何かが起こる可能性を示唆するときに非常に便利です。しかし、英語ではどのように表現するのでしょうか?この記事では、英語で「…するかもしれない」を表現する方法とその使い方を解説します。それではまいりましょう。
目次
「〜するかもしれない」の英語表現
might do something
まずは二人の会話を見てみましょう。
ロームメイトへ….
「私~するかもしれない。」と英語で伝えたいときは”I might ~.”と言います。起こりうる確率として30%くらいのときに使える便利な英会話フレーズです。
実は”might”は”may”の過去形
実はこの”might”は”may”の過去形です。では、「なぜ未来の話なのに、過去形が使えるのか?」と思った方は鋭い!過去形で未来の話をすることで現実に起こりそうにないことを表現することができます。文法用語ではこれを仮定法の過去形といいます。こういった用法は会話では嫌という程でてきます。だから”might”は確率の低いときに使うんだと覚えておきましょう。
may do something
正式な文脈や書き言葉でよく使われ、可能性を表しますが、mightよりもややフォーマルな響きがあります。
彼らは明日、会議に来ないかもしれない。
“may”と”might”の使い分け
起こりうる確率をが低いことを伝えたい場合、助動詞”might”「~かもしれない」を使います。同じ様な意味で”may”「~かもしれない」があります。でも“may”は”might”が起こりうる確率20%ぐらいに比べて、だいたい50%くらいと変わってきます。なのでどちらを使いたいかは話し手の主観や状況によってかわります。
“may”は「許可」の意味もある
ただ、”may”には「許可」を表す意味でも使うことができます。誤解を避けるために「〜かもしれない」と言うときは、比較的”might”が好まれる傾向があります。「許可」を表す”may”の例文をいくつかマイクに言ってもらいましょう。
上司マイクが部下に…
もう帰ってもいいですよ。
知人の携帯を少しだけ借りたくて
could do something
これも「可能性がある」という意味で使われますが、mightよりも少し確率が低いまたは礼儀正しいニュアンスを含むことがあります。
彼女は交通のせいで遅れるかもしれない。
似たような表現3選
副詞 + I will…
“might”だけでなく、未来の”will”と組み合わせて「〜かもしれない」を表現できます。「たぶん」という意味の”maybe”や”likely”、そして”probably”も一緒に押させておきましょう。特に”maybe”や”probably”は会話でも頻繁に使います。
LINEで…
“maybe” は「かもしれない」という意味で使われます。この単語は、何かが起こる可能性や不確実性を示す際に非常に一般的に用いられます。何かが確定的ではなく、ある条件下で起こり得るかもしれないという時に “maybe” を使います。例えば、「Maybe I will go to the store later.」は「後で店に行くかもしれない」という意味になります。
電話で…
メールで…
There’s a chance that…
「…するチャンスがある」という意味で、何かが起こる可能性を表すのに使われます。
私たちがその試合に勝つチャンスがある。
この例文では、試合に勝つという事象が起こる可能性があることを示しています。あくまでも一つの可能性として提示されています。
It’s possible that…
「…する可能性がある」と言いたい時に使います。
会議が来週まで延期される可能性がある。)
こちらの例文では、会議が延期されるという出来事が起こりうる可能性を表しています。確定していないが、起こりうる状況を示しています。
「〜したかもしれない」の英語表現
待ち合わせ場所に着いて…
リョウがまだ着いてないね。電車に乗り遅れたのかもしれない。
「〜かもしれない」を学んだので、ついでに「〜したかもしれない」も押さえておきましょう。形は“might have + 過去分詞”です。”might”の後ろに現在完了形をおくだけ。これをサラっと使える英会話中級レベルってとこでしょうか。過去の話の中で、予測をする際に使います。シンプルにいうと「あのときこういうこと起こってたかもしれないな」って感じです。
押さえておきたいポイント
- 「…するかもしれない」を英語で表現する際は、文脈や話している相手によってmight, could, mayを使い分けることが大切です。
- これらの表現は、話している内容の確実性を弱める役割があるため、断言を避けたい時や柔らかい表現が求められる場面で特に有用です。
- 状況に応じて、似た表現や類似の語彙を使ってみましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「…するかもしれない」という表現は、英語においても日本語と同じように多用されるフレーズです。この記事を参考に、様々な場面で適切な表現を選んで使ってみてください。柔軟な表現力が、より豊かなコミュニケーションを実現します!
以上が「~するかもしれない」の英語表現と”may”と”might”の使い分けでした。機会があれば是非使ってみてくださいね。それではまた会いましょう。
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