こんにちは、RYO英会話ジムです。
結論から言うと、
- action =「実行する/行動に移す」(動詞)
👉 “I will action your request tomorrow.”
(あなたのリクエストを明日実行します) - actionable =「実行可能な/行動に移せる」(形容詞)
👉 “We need actionable steps to achieve our goals.”
(目標達成には実行可能なステップが必要です)
たったこれだけで、混乱の正体はすぐに解消できます。
では、さらに詳しく意味や使い方を見ていきましょう。
- 1 僕の失敗談:actionとactionableを間違えて使った話
- 2 「action」と「actionable」の意味と使い方
- 3 シーン別英会話:actionとactionableの自然な使い方
- 4 音声付き例文
- 5 アウトプットと改善のサイクルを徹底できる環境
- 6 よくあるNG表現パターン
- 7 間違いはチャンス!
- 8 似た英語表現と関連語彙
- 9 練習用クイズ:action / actionable と関連表現をマスターしよう
- 10 よくある質問(FAQ)
- 10.1 Q. “action”とはどんな意味ですか?
- 10.2 Q. “actionable”の意味は何ですか?
- 10.3 Q. “action”と“actionable”の違いは?
- 10.4 Q. “take action”と“action”の違いは?
- 10.5 Q. “implement”と“action”はどう違いますか?
- 10.6 Q. “feasible”と“actionable”の違いは?
- 10.7 Q. “practical”と“actionable”は同じ意味ですか?
- 10.8 Q. “constructive feedback”と“actionable feedback”はどう違いますか?
- 10.9 Q. “action”を使うときのよくある間違いは?
- 10.10 Q. 効率よく“action / actionable”を身につける方法は?
- 11 まとめ
僕の失敗談:actionとactionableを間違えて使った話
「action steps」と言ってしまった過去
正直に言うと、僕自身も昔は「actionable」という単語をほとんど聞いたことがありませんでした。ビジネス英語の現場で「具体的な行動」という意味を表したかったのに、つい “action steps” と言ってしまったんです。
意味はなんとか通じたのですが、相手から軽く首をかしげられ、「あれ、少し不自然だったかな?」と気づきました。実際には「actionable steps」の方が「実行可能なステップ」として自然に伝わる表現だったのです。
共感ポイント:誰でもやってしまう勘違い
英語を学んでいると、「似ている言葉でなんとなく置き換えてしまう」ことってよくありますよね。特に 名詞(action)と形容詞(actionable) の違いは、日本語に直訳すると分かりづらく、僕も混乱していました。
克服のコツ(Tips)
- 品詞に注目する:
「action」は名詞や動詞、「actionable」は形容詞。品詞が違えば使い方も変わります。 - セットで覚える:
- action a plan(計画を実行する)
- actionable feedback(行動に移せるフィードバック)
このように「よく使うペア表現」でまとめて覚えると定着が早いです。
- 失敗をそのまま学びに変える:
僕が「action steps」と言ってしまった経験がそうだったように、失敗は忘れにくいもの。恥ずかしい体験ほど、自分の英語の財産になります。
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「action」と「actionable」の意味と使い方
動詞「action」:実際に“行動する”
「action」は本来名詞ですが、ビジネス英語では動詞としても使われ、
「実行する」「行動に移す」という意味を持ちます。
- We need to action this plan by the end of the week.
(この計画を週末までに実行する必要があります) - I will action your request tomorrow.
(明日、あなたのリクエストを実行します)
👉 ポイントは、「具体的なタスクや依頼を“実行する”」ニュアンスで使われること。
日本語にすると単に「やる」ですが、英語ではよりフォーマルで実務的な響きになります。
形容詞「actionable」:“行動に移せる”状態
一方「actionable」は形容詞で、「実行可能な」「行動に移せる」という意味です。
特にビジネスシーンでよく登場します。
- We need actionable insights from this data.
(このデータから実行可能なインサイトが必要です) - Let’s focus on actionable steps to achieve our goals.
(目標達成に向けた実行可能なステップに集中しましょう) - Please provide actionable feedback for improvement.
(改善のための実行可能なフィードバックをください)
👉 「ただの情報」ではなく「次の行動につながるもの」というニュアンスが強調されます。
「action」と「actionable」の違いまとめ
- action(動詞):実際にタスクや依頼を「実行する」
- 例:I will action your request.
- actionable(形容詞):行動に移せる状態を示す
- 例:We need actionable steps.
似ているようで役割は別。「行動そのもの」か「行動できる状態」かで整理すると、迷わなくなります。
シーン別英会話:actionとactionableの自然な使い方
ビジネス(依頼を実行するとき)
A: Could you prepare the slides for tomorrow’s meeting?
(明日の会議用のスライドを準備してもらえますか?)
B: Sure, I’ll action that request this afternoon.
(わかりました。そのリクエストは今日の午後に実行します。)
👉 action を「依頼を実際にやる」ときにそのまま動詞として使うパターン。
日常(軽い依頼を引き受けるとき)
A: Can you send the file to the team?
(チームにファイル送ってもらえる?)
B: No problem. I’ll action it right after lunch.
(もちろん。ランチの後すぐにやるよ。)
👉 日常的な場面でも「do」ではなく「action」を使うと、ちょっとビジネス寄りでスマートに聞こえる。
会議(フィードバックやアイデアに対して)
A: We gathered a lot of data, but we need something more practical.
(たくさんデータを集めましたが、もっと実用的なものが必要ですね。)
B: Right. Let’s turn this into actionable insights for the marketing team.
(そうですね。これをマーケティングチームにとって行動可能なインサイトに変えましょう。)
👉 actionable は「次の行動につながる」という意味で会議や報告のときに大活躍。
自然に使うコツ
- 「実際にやる」=action(動詞)
→ 依頼やタスクに対して「やります!」と答えるときにピッタリ。 - 「行動に移せる」=actionable(形容詞)
→ データやフィードバックを評価するときに、「ただの情報」で終わらせずに行動につながるものとして強調できる。
音声付き例文
部下へ…
フェンスにペンキを塗るあなたのアイデアに気に入っていますが、現時点では実用的ではないと思います。
会議で…
良いアイデアですね。 今日の午後にその行動を起こします。
アウトプットと改善のサイクルを徹底できる環境
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学習でつまずきやすいのは「間違えることが怖い」から。でも、その間違いこそが成長のチャンス。私たちは一人ひとりのアウトプットを丁寧に拾い、次のステップへつなげます。
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よくあるNG表現パターン
❌ “action steps” と言ってしまう
「実行可能なステップ」と言いたいのに、action steps と表現してしまうケース。
正しくは “actionable steps”。
👉 “action” は動詞や名詞、「steps」を修飾できないため不自然になります。
❌ “I will actionable your request.”
「actionable」を動詞だと思って使ってしまうミス。
正しくは “I will action your request.” または “I will take action on your request.”。
❌ “Please give me an action feedback.”
「行動に移せるフィードバック」と言いたいときに “action feedback” としてしまう誤り。
正しくは “actionable feedback”。
❌ 名詞と動詞を混同する
- “I need an actionable.”(名詞のように使ってしまう)
- “I actionable this task.”(動詞のように使ってしまう)
👉 “action” は動詞/名詞、“actionable” は形容詞。品詞の違いを意識すれば回避できます。
間違いはチャンス!
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似た英語表現と関連語彙
take action(行動を起こす)
意味:最もよく使われる「行動する」という表現。フォーマルでもカジュアルでも自然。
自然に使うコツ:
“action” を動詞にするのに抵抗がある場合、まずはこのフレーズから使うと安心。
会話例
A: We’ve been discussing this problem for weeks.
(この問題を何週間も話し合っていますね。)
B: You’re right. It’s time to take action.
(そうだね。もう行動を起こすときだ。)
implement(実行する/導入する)
意味:特に「計画や仕組みを実際に導入して実行する」ニュアンス。ビジネス文脈で頻出。
自然に使うコツ:
“action” よりもかしこまった響きがあるので、会議や報告書で使うと効果的。
会話例
A: The new HR system looks good.
(新しい人事システムは良さそうですね。)
B: Yes, we’ll implement it next quarter.
(はい、次の四半期に導入します。)
practical(実用的な)
意味:実際に役立つ、使える、という意味で “actionable” に近い。
自然に使うコツ:
「理論」ではなく「現場で役立つ」ことを強調したいときに便利。
会話例
A: Your presentation was interesting, but do you have any practical suggestions?
(プレゼンは面白かったけど、何か実用的な提案はありますか?)
B: Sure, here are three practical steps we can start with.
(もちろんです。まず始められる3つの実用的なステップがあります。)
feasible(実現可能な)
意味:計画やアイデアが「現実的に実行できるか」を示す。
自然に使うコツ:
“actionable” が「行動に移せる」に近いのに対し、feasible は「現実的に可能か」に重点がある。
会話例
A: Do you think this timeline is feasible?
(このスケジュールは実現可能だと思いますか?)
B: Yes, but only if we get more support.
(はい、ただしサポートが増えればですが。)
constructive(建設的な)
意味:主に「建設的な意見/フィードバック」で使われる。actionable feedback と同じ場面でよく登場。
自然に使うコツ:
相手を否定せず、改善につながる前向きなニュアンスを出せる。
会話例
A: Please share your thoughts on my draft.
(私の草案について意見をお願いします。)
B: Sure. I’ll give you some constructive feedback.
(もちろん。いくつか建設的なフィードバックをしますね。)
練習用クイズ:action / actionable と関連表現をマスターしよう
Q1. 次の文を完成させてください。
We need _______ steps to achieve our sales target.
(売上目標を達成するためには、_______なステップが必要だ。)
解説:文脈的に「実行可能なステップ」が必要なので actionable steps が正解。単に action steps とすると不自然になります。
Q2. 会話を完成させてください。
A: We’ve been discussing this issue for weeks.
B: You’re right. It’s time to _______.
(この問題を何週間も話し合っているね。/そうだね。もう_______ときだ。)
解説:「行動を起こすときだ」は It’s time to take action. が自然。do action は誤り。
Q3. 次の文を完成させてください。
The new software will be _______ in all departments next year.
(新しいソフトウェアは来年、全部署に_______予定です。)
解説:計画やシステムを「導入する/実行する」は implement を使います。actioned は不自然。
Q4. 次の文を完成させてください。
Your feedback was very _______, and it helped us improve our process.
(あなたのフィードバックはとても_______で、私たちのプロセス改善に役立ちました。)
解説:「建設的なフィードバック」は constructive feedback が定番表現。action feedback や positive feedback ではニュアンスが変わります。
Q5. 会話を完成させてください。
A: Do you think this deadline is _______?
B: Yes, but only if we get more support.
(この締め切りは_______と思いますか?/はい、ただしもっとサポートがあればですが。)
解説:「実現可能な」は feasible。possible でも意味は通じますが、プロジェクトやスケジュールの文脈では feasible がより適切です。
Q6. 次の文を完成させてください。
We need some _______ ideas that can be applied immediately.
(すぐに応用できる_______なアイデアが必要だ。)
解説:理論的ではなく「実用的な」アイデアを表すには practical。actionable も近い意味ですが、「行動につながる」というニュアンスが強くなります。
よくある質問(FAQ)
Q. “action”とはどんな意味ですか?
A. action は「行動」「実行」という意味の名詞ですが、ビジネス英語では動詞として「実行する」「取りかかる」という使い方もあります。依頼や計画を進めるときによく使われます。
Q. “actionable”の意味は何ですか?
A. actionable は形容詞で「実行可能な」「行動に移せる」という意味です。特に会議やビジネス文書で「具体的に動ける内容かどうか」を強調したいときに使われます。
Q. “action”と“actionable”の違いは?
A. action は「行動そのもの」を指し、actionable は「行動できる状態」を表します。たとえば「I will action your request.」は「依頼を実行します」で、「actionable feedback」は「改善につながるフィードバック」です。
Q. “take action”と“action”の違いは?
A. take action は「行動を起こす」という一般的な言い回しです。一方で動詞の action は「実行に移す」というニュアンスがあり、ビジネスでフォーマルに響きます。初心者は take action から覚えると安心です。
Q. “implement”と“action”はどう違いますか?
A. implement は「計画やシステムを正式に導入・実行する」という意味で、フォーマル度が高めです。action はもっと広く「タスクを実行する」という実務的な場面でよく使われます。
Q. “feasible”と“actionable”の違いは?
A. feasible は「実現可能な」という意味で、現実的に達成できるかどうかに重点があります。actionable は「行動に移せる」という点を強調するため、次のステップに直結するニュアンスがあります。
Q. “practical”と“actionable”は同じ意味ですか?
A. 部分的に似ていますが違います。practical は「実用的な」という意味で現場で役立つことを指します。actionable は「すぐに行動に移せる」ことを強調します。状況に応じて使い分けましょう。
Q. “constructive feedback”と“actionable feedback”はどう違いますか?
A. constructive feedback は「前向きで建設的な意見」を意味し、改善の方向性を示します。actionable feedback は「具体的に次の行動につながる意見」です。どちらもポジティブですが、使う場面が少し異なります。
Q. “action”を使うときのよくある間違いは?
A. 日本人学習者によくあるミスは「action steps」と言ってしまうことです。正しくは actionable steps です。また、「I will actionable your request.」のように actionable を動詞として使うのも誤りです。
Q. 効率よく“action / actionable”を身につける方法は?
A. ポイントは「間違えてもすぐ修正すること」と「実際に声に出して使うこと」です。独学では気づきにくいクセも、指導を受ければ改善が早くなります。アウトプット重視の学習を体験したい方は、無料体験レッスン で実感してみてください。
まとめ
今回は “action” と “actionable” の意味や使い方、関連表現との違いについて整理しました。
- action:実際に「行動する」「実行する」
- actionable:具体的に「行動に移せる」「実行可能な」
- 間違えやすいNGパターンもありましたが、失敗から学ぶことで定着が早まります。
- また、関連表現(take action / implement / feasible / practical / constructive など)を押さえておくと、表現の幅がぐっと広がります。
英語は「知っている」だけではなく、実際にアウトプットして「使える」ようになることが大切です。
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