オーストラリア英語の基礎知識: スラング、表現、旅行フレーズをマスターしよう

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

セブ＆オーストラリア留学後、海外で7年間勤務し、2019年にRYO英会話ジムを起業。KLab株式会社で翻訳・通訳を経験後、hanaso（Unhoop株式会社）でメソッド開発・講師を担当。株式会社Alueでは三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムの強み/
- 圧倒的アウトプット量
- 発言を見える化＆添削
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僕はオーストラリアに1年間住んでいた経験があります。空港に到着したとき、初めて聞くアクセントや表現に驚き、正直、かなり戸惑いました。それからも、独特の言い回しに困ることが多かったです。もし事前にもっと準備していれば、もっとスムーズに1年間を過ごせたかもしれません。

今では、インターネットでオーストラリア英語に関する情報がたくさん得られるので、これから行く方々にはぜひ、この記事を参考にして準備を整えてほしいと思います。現地でのコミュニケーションがスムーズになると、もっと楽しい時間を過ごせることでしょう。応援しています！

オーストラリア英語ってどんなもの？

オーストラリア英語には、独特の特徴があります。ブリティッシュ英語やアメリカ英語とは少し違った味わいがあるんですよ。ここでは、オーストラリア英語の基本的な特徴と、それがブリティッシュ英語やアメリカ英語とどう違うのかを見ていきましょう。

オーストラリア英語の特徴とは？

1. アクセント
   オーストラリア英語は、発音に独特のアクセントがあります。例えば、母音の発音がブリティッシュ英語やアメリカ英語と少し違います。例えば、「mate」（友達）は「メイト」と発音されることが多いです。
2. スラングと略語
   オーストラリア英語にはたくさんのスラング（俗語）や略語があります。例えば、「barbie」は「バーベキュー」の略で、「bikkie」は「ビスケット」の略です。こうした略語やスラングは、日常会話でよく使われます。
3. 言い回しの違い
   オーストラリア英語では、特有の言い回しが使われます。例えば、「How are you going?」は「元気ですか？」という意味です。この言い回しは、オーストラリア特有のもので、他の英語圏ではあまり聞かれません。

ブリティッシュ英語やアメリカ英語との違い

1. 発音の違い
   オーストラリア英語の発音は、ブリティッシュ英語に似ている部分もありますが、母音の発音が異なります。アメリカ英語と比べると、オーストラリア英語は音が少し平らで、口をあまり大きく開けないのが特徴です。
2. 語彙の違い
   オーストラリア英語には、ブリティッシュ英語やアメリカ英語にはない独特の語彙が多くあります。例えば、アメリカ英語の「truck」はオーストラリア英語では「ute（ユート）」と呼ばれます。また、「elevator（エレベーター）」は「lift（リフト）」と呼ばれることが多いです。
3. 表現の違い
   オーストラリア英語では、時折カジュアルでリラックスした表現が使われます。ブリティッシュ英語やアメリカ英語に比べて、言葉遣いがもっとフレンドリーで親しみやすい傾向があります。

これらの特徴を知っておくと、オーストラリア英語をより楽しんで学ぶことができます。もしオーストラリアに行く予定があるなら、これらのポイントを意識してみてくださいね。

日常会話でよく使うオーストラリア英語のスラング

オーストラリア英語には、日常会話でよく使われるスラングがたくさんあります。ここでは、代表的なスラングをいくつか紹介しますね。

「G’day」ってどういう意味？

「G’day（ギデイ）」は、オーストラリアで非常によく使われる挨拶の言葉です。これは「Good day（良い日）」の短縮形で、「こんにちは」や「おはよう」といった意味で使います。カジュアルでフレンドリーな印象を与える挨拶です。

• 例文:
  A: “G’day, mate! How’s it going?”
  B: “G’day! I’m doing well, thanks!”
  

  和訳:
  A:「こんにちは、友達！調子はどう？」
  B:「こんにちは！元気だよ、ありがとう！」

「Mate」とはどう使う？

「Mate（メイト）」は、友達や知り合いを指すカジュアルな言い方です。オーストラリアでは、誰に対しても「mate」を使うことがよくあります。親しみや感謝の気持ちを表すときにも使われます。

• 例文:
  A: “Hey mate, do you want to grab a coffee later?”
  B: “Sure, mate! That sounds great.”
  

  和訳:
  A:「ねえ、友達、後でコーヒーを飲みに行かない？」
  B:「いいよ、友達！それはいいね。」

「Fair dinkum」とは？

「Fair dinkum（フェア・ディンクム）」は、「本物」や「正直な」といった意味で使われるスラングです。何かが本当に素晴らしいと感じたときや、誰かの言葉が本当であると確認したいときに使います。

• 例文:
  A: “Is this place really as good as they say?”
  B: “Yeah, it’s fair dinkum. You’ll love it!”
  

  和訳:
  A:「この場所は本当に言われているほど良いの？」
  B:「うん、本物だよ。きっと気に入るよ！」

これらのスラングを覚えておくと、オーストラリアでの会話がもっと楽しくなるでしょう。ぜひ使ってみてくださいね！

オーストラリア特有の言い回しと表現

オーストラリアには、特有の言い回しや表現があります。これらを知っておくと、現地の人との会話がもっとスムーズになりますよ。

「How are you going？」の使い方

「How are you going？」は、オーストラリアでよく使われる挨拶の一つです。直訳すると「どのように行っていますか？」ですが、実際には「元気ですか？」という意味で使われます。ブリティッシュ英語の「How are you?」やアメリカ英語の「How’s it going?」に似た表現です。

• 例文:
  A: “Hey, how are you going?”
  B: “I’m good, thanks! How about you?”
  

  和訳:
  A:「やあ、元気？」
  B:「元気だよ、ありがとう！君はどう？」

「No worries」の意味と使い方

「No worries（ノー・ワーリーズ）」は、「問題ない」や「心配しないで」という意味で使われるフレーズです。誰かが謝ったり感謝したりしたときに、心配する必要がないことを伝えるときに使います。カジュアルな言い回しで、オーストラリアではとてもよく使われます。

• 例文:
  A: “Sorry for being late.”
  B: “No worries, mate! We haven’t started yet.”
  

  和訳:
  A:「遅れてごめんね。」
  B:「問題ないよ、友達！まだ始まってないから。」

「Cheers」の様々な使い方

「Cheers（チアーズ）」は、オーストラリアで非常に多くの意味で使われる言葉です。主に「ありがとう」や「乾杯」といった意味で使われます。また、カジュアルな場面での別れの挨拶としても用いられます。

• 例文1:
  A: “Thanks for helping me with my bags.”
  B: “Cheers! Happy to help.”
  

  和訳:
  A:「荷物を手伝ってくれてありがとう。」
  B:「ありがとう！喜んで手伝うよ。」

• 例文2:
  A: “I’m heading off now. See you later!”
  B: “Cheers, see you soon!”和訳:
  A:「これから帰るね。またね！」
  B:「ありがとう、またね！」

これらの言い回しを覚えておくと、オーストラリアでの会話がもっと楽しく、スムーズになるでしょう。

オーストラリアの文化に根ざした言葉

オーストラリアには、特有の文化に根ざした言葉がいくつかあります。これらの言葉を知っておくと、現地の文化や習慣にもっと親しみが湧きますよ。

「Barbie」ってどういう意味？

「Barbie（バービー）」は、オーストラリア英語で「バーベキュー」を意味します。オーストラリアでは、アウトドアでのバーベキューがとても人気で、家族や友達と集まって楽しく食事をする文化があります。

• 例文:
  A: “We’re having a barbie this weekend. Do you want to join us?”
  B: “That sounds great! I’d love to come.”
  

  和訳:
  A:「今週末にバーベキューをするんだ。参加したい？」
  B:「それはいいね！ぜひ行きたいよ。」

「Esky」って何？

「Esky（エスキー）」は、オーストラリアでよく使われる言葉で、クーラーボックスのことを指します。飲み物や食べ物を冷やすための容器で、アウトドア活動には欠かせないアイテムです。

• 例文:
  A: “Don’t forget to bring the esky for the trip.”
  B: “Got it! I’ll make sure it’s packed.”
  

  和訳:
  A:「旅行のためにクーラーボックスを持ってくるのを忘れないでね。」
  B:「了解！ちゃんとパックしておくよ。」

「Ripper」とは？

「Ripper（リッパー）」は、オーストラリア英語で「素晴らしい」や「最高の」という意味で使われるスラングです。何かがとても良い時や楽しい時に使います。

• 例文:
  A: “That concert was a ripper!”
  B: “Absolutely! It was the best I’ve ever seen.”
  

  和訳:
  A:「そのコンサートは最高だったね！」
  B:「本当にね！今まで見た中で一番だったよ。」

これらの言葉を覚えておくと、オーストラリアの人々との会話がもっと楽しく、スムーズになるでしょう。

旅行中によく使うフレーズ

旅行中に便利なフレーズを知っておくと、現地でのコミュニケーションがスムーズになります。ここでは、オーストラリア旅行で役立つフレーズをいくつか紹介します。

「Where can I find a good café?」

このフレーズは、「良いカフェはどこにありますか？」という意味です。旅行中におしゃれなカフェや美味しいコーヒーを楽しみたいときに使えます。

• 例文:
  A: “Excuse me, where can I find a good café around here?”
  B: “There’s a great café just down the street on the left.”和訳:
  A:「すみません、ここら辺で良いカフェはどこにありますか？」
  B:「通りを下って左側に素敵なカフェがありますよ。」

「Can you recommend a local attraction?」

このフレーズは、「地元の観光スポットをおすすめしてくれますか？」という意味です。現地のおすすめスポットや観光名所を尋ねるときに使います。

• 例文:
  A: “Can you recommend a local attraction?”
  B: “You should check out the local art gallery; it’s very popular.”和訳:
  A:「地元の観光スポットをおすすめしてくれますか？」
  B:「地元の美術館をチェックしてみてください。とても人気がありますよ。」

「How much does this cost?」

このフレーズは、「これの値段はいくらですか？」という意味です。お店での買い物やメニューを確認する際に使います。

• 例文:
  A: “How much does this cost?”
  B: “That item is $15.”和訳:
  A:「これの値段はいくらですか？」
  B:「その商品は15ドルです。」

これらのフレーズを覚えておくと、旅行中に便利です。楽しい旅をお過ごしください！

オーストラリア英語をマスターするためのヒント

オーストラリア英語をしっかりとマスターするためには、リスニング練習やリソースを活用することが大切です。以下にいくつかのヒントを紹介します。

オーストラリア英語のリスニング練習方法

1. オーストラリアのラジオやポッドキャストを聴く
   オーストラリアのラジオ局やポッドキャストは、現地のアクセントやスラングを学ぶのに最適です。例えば、ABC RadioやTriple Jなどのオーストラリアのラジオ番組を聴くと良いでしょう。
   • 例: 「ABC Radio」のニュースやトークショー
2. オーストラリアのテレビドラマや映画を観る
   オーストラリア制作のテレビドラマや映画は、オーストラリア英語の自然な使い方を学ぶのに役立ちます。英語字幕を付けると、言葉の理解がさらに深まります。
   • 例: 「Home and Away」や「Neighbours」

1. オーストラリアのYouTubeチャンネルをフォローする
   オーストラリアのYouTubeチャンネルには、オーストラリア英語を学ぶのに役立つコンテンツがたくさんあります。スラングや日常会話のフレーズを学ぶのに適しています。
   • 例: 「Aussie English」や「Australian English Lessons」

オーストラリア英語に慣れるためのリソース

1. 英語学習アプリを利用する
   オーストラリア英語に特化した英語学習アプリもあります。これらのアプリは、特有の言い回しやスラングを学ぶのに役立ちます。
   • 例: 「Duolingo」や「Babbel」
2. オーストラリアの英語学習ウェブサイトを活用する
   オーストラリア英語に関する情報を提供するウェブサイトを活用することで、より深く学ぶことができます。
   • 例: 「Australian English」や「Aussie English Blog」
3. オーストラリア英語の辞書やガイドブックを使う
   オーストラリア英語の辞書やガイドブックを使うと、スラングや特有の言い回しを理解するのに役立ちます。
   • 例: 「The Macquarie Dictionary」

実際の会話で使える練習方法

1. 言語交換パートナーを見つける
   オーストラリア英語を話す人と直接会話をすることで、実際の会話で使われるフレーズやスラングを学ぶことができます。オンラインの言語交換プログラムやアプリを利用するのも良い方法です。
   • 例: 「Tandem」や「HelloTalk」
2. オーストラリア英語の会話クラブやイベントに参加する
   現地で開催される会話クラブやイベントに参加すると、オーストラリア英語を使った実践的な練習ができます。
   • 例: 「Meetup」などのイベントプラットフォームでオーストラリア英語の会話イベントを探す
3. ロールプレイで練習する
   友達やクラスメートと一緒にロールプレイを行うことで、実際の会話の流れを練習できます。オーストラリアのカジュアルな言い回しやスラングを使ってみましょう。
   • 例: 「カフェで注文するシチュエーション」や「道を尋ねるシチュエーション」

これらの方法を取り入れて、オーストラリア英語の理解を深め、実際の会話に自信を持つことができるでしょう。

まとめ

オーストラリア英語には、独特のアクセントやスラング、文化に根ざした言葉がたくさんあります。旅行中や日常会話でよく使うフレーズを知っておくと、現地の人々とのコミュニケーションがスムーズになりますね。

• オーストラリア英語の特徴: 発音やスラングが他の英語と違うことを理解し、現地の文化を感じ取ることが大切です。
• スラングと表現: 「G’day」や「Mate」などのよく使うスラングや、特有の言い回しを覚えることで、より自然な会話が可能になります。
• 旅行中のフレーズ: 「Where can I find a good café?」など、よく使うフレーズを覚えておくと、旅行がもっと楽しくなります。
• 練習方法: オーストラリア英語をマスターするためには、リスニング練習やリソースの活用、実際の会話での練習が有効です。

応援メッセージ

オーストラリア英語の学習は、新しい言葉や文化に触れる素晴らしい機会です。最初は難しく感じるかもしれませんが、一歩一歩着実に学んでいけば、きっと自信を持って使いこなせるようになりますよ。どんどんオーストラリア英語に親しんで、楽しい会話や旅行を満喫してくださいね！応援しています！