こんにちは、RYO英会話ジムです。
「まぁね」って英語で何て言う?
即答すると “Kind of.” が一番自然です。
このフレーズは「完全にそうとも言えないけど、まぁ近いかな」という曖昧な肯定を表します。
✅ 例文1
A: Is he your boyfriend?(彼ってあなたの彼氏?)
B: Kind of.(まぁね。)
✅ 例文2
A: Did you like the movie?(映画はよかった?)
B: Kind of.(まぁね。)
ポイントは、カジュアルな会話でよく使うということ。ビジネスやフォーマルな場面では別の表現が必要になります。この記事では、「まぁね」の英語での言い方5パターンと使い方のコツをわかりやすく解説していきます。
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「Sort of」の意味と使い方も気になる方はこちらの記事へ
👉 Sort ofの意味とその使い方
Kind ofとほぼ同じ意味ですが、微妙なニュアンスの違いや使い方を解説しています。合わせて読むと理解が深まります!
【失敗談】初めて“Kind of”を聞いたとき、完全に誤解してた話
正直に言うと、僕が最初に “Kind of” を聞いたとき、
「え?“一種の”って意味だよね?なんでこの場面で?」と 頭がフリーズ しました。
当時、映画を見ていて登場人物の会話でこう出てきたんです。
A: Is he your boyfriend?
B: Kind of.
僕の頭の中では「彼は一種の彼氏です」って、意味が全くつながらない(笑)。
結果、そのあと会話の内容がよく分からなくて、ずっと「?」状態。
この経験で学んだこと
- 単語の直訳にこだわると、会話の流れを見失う
- “Kind of” は 曖昧な肯定 を示す表現だと理解する必要がある
- 文脈で意味をつかむ力が大事
この失敗がきっかけで、僕は「意味は辞書だけじゃない。リアルな使い方を知ること」の重要性に気づきました。
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「Kind of」の意味と使い方を徹底解説
「Kind of」の基本的な意味
“Kind of” は、「完全にはそうじゃないけど、まぁ近い」というニュアンスを表す英語表現です。
直訳すると「一種の」ですが、会話では 「まぁね」「ちょっと」「いくぶん」 といった曖昧な肯定を示すときによく使います。
ポイント
- 強い肯定や否定を避ける柔らかい言い方
- カジュアルな日常会話でよく登場
- フォーマルなシーンでは別の表現を使う方が無難
「Kind of」を使う場面
“Kind of” は、以下のようなときに使われます。
- はっきりイエス・ノーを言わずに曖昧に答えたいとき
- 完全には同意できないけど、部分的には当てはまるとき
- 自分の意見を柔らかくしたいとき
「Kind of」を使った例文
✅ 質問に対する曖昧な肯定
A: Is he your boyfriend?
B: Kind of.(まぁね)
✅ 感想をやわらげる
A: Did you like the movie?
B: Kind of. It was fun, but a bit long.
(まぁね。楽しかったけど、ちょっと長かった。)
✅ 追加情報をつける場合
A: Do you like the color?
B: Kind of, but I usually wear darker colors.
(まぁ、好きだけど普段はもっと暗い色を着るんだ。)
「Kind of」の発音と自然な言い方
ネイティブの日常会話では、“Kind of” は「カインダ」(kinda) と発音されることが多いです。
例:
- He’s kind of tired. → He’s kinda tired.
(彼はちょっと疲れてる。)
フォーマルな場での代替表現
ビジネスやフォーマルなシーンでは、“Kind of” の代わりに次の表現を使います。
- somewhat(いくぶん)
- to a certain extent(ある程度)
- partially(部分的に)
例文
- The results were somewhat below our expectations.
(結果は期待をいくぶん下回りました。)
シーン別で使える“Kind of”の会話例
① 恋愛の話題で
A: Is he your boyfriend?
(彼ってあなたの彼氏?)
B: Kind of. We’ve been hanging out a lot, but it’s not official yet.
(まぁね。よく一緒にいるけど、まだ正式じゃないの。)
② 映画の感想を聞かれたとき
A: Did you like the movie?
(映画、面白かった?)
B: Kind of. The visuals were amazing, but the story was weak.
(まぁね。映像はすごかったけど、ストーリーはイマイチ。)
③ 食べ物や味に関する会話
A: Did you enjoy the meal?
(料理、楽しめた?)
B: Kind of. The starter was great, but the main dish wasn’t my taste.
(まぁね。前菜はよかったけど、メインはあまり好みじゃなかった。)
④ 仕事の進捗について
A: Are you satisfied with the project so far?
(今のところ、プロジェクトに満足してる?)
B: Kind of. We’re making progress, but not as fast as I hoped.
(まぁね。進んではいるけど、思ったよりスピードが遅いな。)
自然に“Kind of”を使うコツ
① 単独で答えるだけでもOK
質問に対して短く “Kind of.” と言うだけで、自然な返答になります。
例:
A: Is it comfortable?
B: Kind of.
(まぁね。)
② 追加の理由を加えるともっと自然
“Kind of” のあとに 「でも〜」 のような理由や補足を加えると、会話が広がります。
例:
Kind of, but it’s a bit expensive.
(まぁね、でもちょっと高いな。)
③ カジュアルな場では「Kinda」もOK
ネイティブはよく “Kinda” と発音します。文章でもSNSや友達同士のチャットでよく使われます。
例:
I’m kinda tired today.
(今日はちょっと疲れてる。)
④ ビジネスでは控えめに
フォーマルな場では、“Kind of” は避けて、“somewhat” や “to a certain extent” を使いましょう。
例:
The results were somewhat disappointing.
(結果はやや残念だった。)
音声を聞いて練習しよう
まずは二人の会話を見てみましょう。Here we go!
友人から…
彼ってあなたの彼氏?
まぁね。
映画を見た後に….
映画はよかった?
まあね。
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よくあるNG表現パターン(日本人がやりがちなミス)
① “Kinds of” をそのまま使ってしまう
❌ 誤り例
Is he your boyfriend?
Kinds of.
(複数形になっていて不自然)
✅ 正しい表現
Kind of.
(単数形でOK。「まぁね」という意味では 必ず単数形 を使います)
② “A kind of” と混同する
❌ 誤り例
Do you like him?
A kind of.
(「a kind of」は「〜の一種」という意味で、答えとしては不自然)
✅ 正しい表現
Kind of.
(曖昧な肯定を示すときは、冠詞の a は不要)
⚠ 注意:「a kind of」は、
This is a kind of fruit.
(これは果物の一種です)
のように、カテゴリーを説明する時に使います。
③ “Kinds of” を多様性の意味で誤用
❌ 誤り例
I like kinds of music.
(「たくさんの種類の音楽」という意味で言いたいとき)
✅ 正しい表現
I like all kinds of music.
(「いろんな種類の音楽が好き」なら all kinds of が自然)
④ “Kind of” を文末につけるだけ
❌ 誤り例
He is cool, kind of.
(完全にダメではないが、ネイティブはあまりこう言わない)
✅ 自然な言い方
Kind of. He’s cool, but not my type.
(単独で答えて、その後説明を足す方が自然)
⑤ 発音を“カインド オブ”とカタカナそのままにする
❌ 誤り例
カタカナ発音:「カインド・オブ」
(音が硬く、不自然)
✅ 正しい発音
- ネイティブは 「カインダ」(kinda) と言うことが多い
- [音声記号] /ˈkaɪndə/
例:
I’m kinda tired today.
(今日はちょっと疲れてる)
✅ ここで学んでおくべきポイント
- “Kind of” = 「まぁね」 → 単数形・冠詞なし
- “A kind of” = 「〜の一種」 → 用法が全然違う
- 発音は “kinda” が自然
- ビジネスでは使わず、フォーマルなら “somewhat” などを選ぶ
似た英語表現と関連語彙まとめ
「Kind of」と似たニュアンスを持つ表現はいくつかあります。それぞれの違いを理解しておくと、より自然な英語が使えるようになります。
① Sort of
意味:ほぼ「Kind of」と同じ。曖昧な同意や部分的な肯定を表す。
ニュアンス:イギリス英語では「Sort of」の方がよく使われる傾向があります。
例文:
A: Did you like the movie?
B: Sort of, but it wasn’t what I expected.
(まぁね、でも期待していたものとは違った。)
② Somewhat
意味:「いくぶん」「ある程度」
ニュアンス:フォーマル寄り。ビジネスや書き言葉に使いやすい。
例文:
The results were somewhat disappointing.
(結果は少し残念でした。)
③ A bit
意味:「ちょっと」
ニュアンス:程度を示す。カジュアルで日常会話で頻出。
例文:
A: Is it too spicy for you?
B: A bit, but I like it.
(ちょっとね、でも好き。)
④ In a way
意味:「ある意味で」
ニュアンス:特定の観点では当てはまるけど、完全ではない時に使う。
例文:
A: Do you agree with his opinion?
B: In a way, yes, but not entirely.
(ある意味ではそうだけど、完全にそうとは言えない。)
⑤ More or less
意味:「ほぼ」「だいたい」
ニュアンス:肯定寄りだけど、完全一致ではない。
例文:
The plan is more or less ready.
(計画はほぼできている。)
⑥ To a certain extent
意味:「ある程度まで」
ニュアンス:フォーマルな会話やビジネス文脈でよく使う。
例文:
I agree with the idea to a certain extent.
(その考えにはある程度同意します。)
✅ まとめ
- Kind of / Sort of → カジュアルな曖昧表現
- Somewhat / To a certain extent → フォーマル寄り
- A bit / In a way / More or less → 特定のニュアンスで部分的に肯定
練習用クイズ:あなたならどれを選ぶ?
Q1.
「まぁね」と答えたいとき、最も自然な表現はどれ?
A. Kinds of
B. A kind of
C. Kind of
D. Somewhat
解説:「まぁね」という曖昧な肯定を表すときは Kind of が自然。
Aは複数形で意味が変わり、Bは「〜の一種」という意味なので不正解。DのSomewhatはフォーマルで文中で使う表現です。
Q2.
次の会話を完成させましょう。
A: Did you like the movie?
B: ___, but it wasn’t what I expected.
(まぁね、でも期待とは違った。)
A. A bit
B. Sort of
C. Kinds of
D. Somewhat
解説:「Sort of」は「Kind of」とほぼ同じ意味で、曖昧な肯定を示します。
AのA bitは「少し」という意味で、強調の度合いが違います。Cは不自然、Dはフォーマルでここでは使いません。
Q3.
「結果はある程度期待通りだった。」に最も適した表現は?
The results were ___ as expected.
A. Kind of
B. Somewhat
C. A kind of
D. Sort of
解説:「Somewhat」はフォーマル寄りで、「いくぶん」「ある程度」という意味。
Kind of / Sort of はカジュアルすぎ、A kind of は「一種の」という意味なので不自然。
Q4.
「ちょっと辛いけど、美味しい。」を自然に英語で表すのは?
A. Kind of spicy, but I like it.
B. Sort of spicy, but I like it.
C. A bit spicy, but I like it.
D. Somewhat spicy, but I like it.
解説:「ちょっと辛い」は A bit が最も自然。
Kind of / Sort of は「まぁね」や「曖昧な同意」向きで、ここでは違和感。Somewhat はフォーマルで会話ではあまり使いません。
Q5.
「ある意味では彼の意見に賛成だ。」に最も合う表現は?
___, I agree with his opinion.
A. In a way
B. Kind of
C. Sort of
D. A bit
解説:「In a way」は「ある意味で」という意味で、部分的な同意を示すときに使います。
Kind of / Sort of は「まぁね」、A bit は程度を表すので不正解。
よくある質問(FAQ)
Q. 「まぁね」を英語でどう言うの?
A. 一番よく使われるのは Kind of です。カジュアルな会話で「完全にそうじゃないけど、まぁ近いかな」というニュアンスを表します。単独で答えるときや、後に理由を足すと自然です。
Q. Kind ofの意味は?直訳するとどうなる?
A. Kind of は直訳すると「一種の」ですが、会話では「まぁね」「ちょっと」「ある程度」という曖昧な肯定を意味します。相手に強く同意せず、柔らかく答えるときに便利です。
Q. Kind ofとSort ofの違いは?
A. どちらもほぼ同じ意味で「まぁね」「そんな感じ」を表します。Kind of はアメリカ英語でよく使われ、Sort of はイギリス英語でよく使われます。日常会話ではどちらでもOKです。
Q. 「Kind of」と「A kind of」は同じ意味?
A. いいえ!Kind of は「まぁね」という曖昧な同意ですが、A kind of は「〜の一種」という意味です。
例:This is a kind of fruit.(これは果物の一種です。)
Q. Kind ofの発音はどうするの?
A. 会話では カインダ(kinda) と発音することが多いです。スペルも kinda と書かれることがあります。自然な会話を目指すなら、この崩れた発音を覚えておくと良いですよ。
Q. Kind ofはビジネスシーンで使っていいの?
A. 基本的にカジュアルな表現なので、フォーマルな場では避けましょう。代わりに somewhat(いくぶん)、to a certain extent(ある程度)などを使うと自然です。
Q. Kind ofとSomewhatの違いは?
A. Kind of はカジュアルで口語的、Somewhat はフォーマルで書き言葉やビジネスに適しています。
例:The movie was kind of interesting.(映画はまぁ面白かった。)
The results were somewhat disappointing.(結果はいくぶん残念でした。)
Q. 「Kind of」を文章のどこに入れるのが自然?
A. 主語と動詞の間に入れることが多いです。
例:I kind of like it.(まぁ好きかな。)
ただし、単独で答える「Kind of.」もよく使います。
Q. 「まぁね」に似た英語表現は?
A. Sort of, A bit, In a way, More or less などがあります。状況に応じて使い分けましょう。
例:Sort of.(まぁね)、A bit spicy.(ちょっと辛い)、In a way, yes.(ある意味ではね。)
Q. どうやったら自然に「Kind of」が使えるようになる?
A. 文章を読むだけではなく、実際に声に出して練習することが大事です。私たちのスクールでは、会話の中で表現を実際に使い、間違いをその場でフィードバックしています。
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まとめ:曖昧な「まぁね」を自然に伝えよう!
「まぁね」を英語で表すなら、Kind of が最も自然でカジュアルな表現です。
ただし、Sort of や A bit, Somewhat など、シーンによって適切な表現を選ぶのがポイント。
- Kind of / Sort of → 日常会話で「まぁね」
- Somewhat / To a certain extent → ビジネスやフォーマル
- A bit / In a way → 部分的な同意や程度を表現
さらに、発音は「カインダ」(kinda) がネイティブっぽく自然です。
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