こんにちは、RYO英会話ジムです。
結論から言うと、「twenty」はネイティブだと「トゥエニィ」、「plenty」は「プレンニィ」と発音されることが多いです。
これは「t」の音が弱まり、フラッピングという現象で「d」に近い音に変わるためです。
✅ 例文
- twenty → “I’m twenty years old.”(私は20歳です)
→ ネイティブ発音:「アイム トゥエニィ イヤーズ オールド」 - plenty → “We have plenty of time.”(時間はたっぷりあるよ)
→ ネイティブ発音:「ウィ ハヴ プレンニィ オブ タイム」
つまり、英語では「nt」の組み合わせで “t”が消えやすい んです。
この現象を理解しておくと、聞き取りがぐっと楽になります。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう!
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👉 『it will』や『that will』が「イル」「ダル」に!? ネイティブ発音完全攻略ガイド
「it will」や「that will」が会話でどう崩れて発音されるのかを、実際の会話例と一緒に解説しています。今回の記事と合わせて読むことで、音の変化に強くなるリスニング力と発音の感覚をさらに磨けますよ!
学習の失敗エピソード:カタカナ発音に頼りすぎた結果…
英語を学び始めたころ、僕は「twenty」をずっとカタカナで 「トゥエンティ」 と言っていました。
そのせいで、ネイティブがサラッと「トゥエニィ」と言ったときに、まったく聞き取れなかったんです。
例えば、自己紹介で “I’m twenty years old.” と言われても、最初は「ん?何を言ったんだろう…?」と固まってしまった経験があります。
当時は「自分のリスニング力が足りないんだ」と思い込んでいましたが、実は “t”が落ちる発音ルールを知らなかっただけ だったんです。
共感ポイント
この失敗は、きっと多くの日本人学習者にも共通すると思います。
なぜなら、学校では「トゥエンティ」としか習わず、本当の会話での崩れた発音 を知る機会が少ないからです。
「カタカナ通りに覚えたのに通じない・聞き取れない」――この壁にぶつかる人はとても多いんじゃないでしょうか。
克服のコツ(Tips)
僕がこの経験から学んだのは、「発音の崩れ方を知っておく」ことがリスニング力を伸ばすカギ だということです。
- Tip 1:ネイティブの“崩れた発音”を知る
「twenty = トゥエニィ」「plenty = プレンニィ」など、実際の会話でどう聞こえるのかを覚える。 - Tip 2:無理に真似しなくてもOK
自分が話すときは「トゥエンティ」と丁寧に発音しても問題なし。大事なのは、ネイティブが「トゥエニィ」と言っても聞き取れるようになること。 - Tip 3:録音して確認する
自分の発音を録音し、ネイティブの音と比べてみることで「聞こえ方の差」に気づける。
この「失敗→気づき→修正」の流れを繰り返すことで、少しずつ「知ってる英語が聞き取れる英語」に変わっていきました。
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発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「twenty」の発音と使い方
ネイティブ発音のポイント
- 正確な発音:トゥエンティ
- ネイティブ発音:トゥエニィ(真ん中の t が弱まり「d」に近い音へ)
- この現象を フラッピング と呼びます。
- 特に 会話のスピードが速いと “t” が消える ように聞こえます。
例文と実際の響き
- 正確発音: I’m twenty years old.
→ アイム トゥエンティ イヤーズ オールド - ネイティブ発音:
→ アイム トゥエニィ イヤーズ オールド
会話での使い方
- 年齢を言うとき:I’m twenty.(私は20歳です)
- 数字を伝えるとき:Twenty students are in the class.(クラスに20人の生徒がいます)
- 時刻を表すとき:It’s twenty past ten.(10時20分です)
👉 会話では「トゥエニィ」と聞こえても、意味は「20」なので慌てず理解するのがコツです。
「plenty」の発音と使い方
ネイティブ発音のポイント
- 正確な発音:プレンティ
- ネイティブ発音:プレンニィ(“t” が弱まり “d” に近い音)
- こちらも「nt」が連続することで t が消えやすい 単語です。
例文と実際の響き
- 正確発音: We have plenty of time.
→ ウィ ハヴ プレンティ オブ タイム - ネイティブ発音:
→ ウィ ハヴ プレンニィ オブ タイム
会話での使い方
- 数量を強調するとき:There are plenty of options.(選択肢はたくさんあるよ)
- 時間・余裕があるとき:We still have plenty of time.(まだ時間がたっぷりある)
- 食べ物・資源など:The store has plenty of fresh fruit.(その店には新鮮な果物が豊富にある)
👉 「plenty」は “たくさん” というニュアンスで、カジュアルな会話でよく使われます。
学習者へのアドバイス
- 聞き取れることが最優先:無理に崩して発音しなくても良い。
- リスニング強化:ネイティブの崩れた発音を知っておくと、会話がぐっと聞きやすくなる。
- 自分が話すとき:まずは「トゥエンティ」「プレンティ」と丁寧に言えば十分通じる。
音声を聞いて練習しよう
私は20歳です。
まだたくさん時間があるよ。
トウェンティ
プレンティ
時間を聞かれて…
10時20分過ぎだよ。
国際言語は何か子供に聞かれて…
英語は国際言語だよ。
今日仕事の調子はどうか聞かれて…
シーン別英会話
年齢を伝えるとき
会話例
A: How old are you?
B: I’m twenty years old.
和訳
A: 何歳ですか?
B: 私は20歳です。
自然に使うコツ
「I’m twenty.」だけでも十分通じます。数字を言うだけで済むので、カジュアルな場面では短く言うほうが自然です。
時間を伝えるとき
会話例
A: What time is it now?
B: It’s twenty past ten.
和訳
A: 今何時ですか?
B: 10時20分です。
自然に使うコツ
「twenty past ten」はイギリス英語でもよく使われます。アメリカ英語では「ten twenty」とシンプルに言う人も多いです。
選択肢が多いとき
会話例
A: Which restaurant should we go to?
B: There are plenty of options here.
和訳
A: どのレストランに行こうか?
B: ここにはたくさん選択肢があるよ。
自然に使うコツ
「plenty of」は “a lot of” より少し口語的で柔らかい響き があります。日常会話では「plenty of」が好まれやすいです。
余裕があるとき
会話例
A: Should we hurry up?
B: No worries, we have plenty of time.
和訳
A: 急いだほうがいい?
B: 心配いらないよ、時間はたっぷりあるから。
自然に使うコツ
「No worries, we have plenty of time.」のように、安心させるフレーズと一緒に使うと自然な会話になります。
アウトプットで気づき、間違いを改善できる環境が大切
英語を本当に使えるようになるには、「知識」よりも「実際に話すアウトプット」が欠かせません。
ただし、アウトプットすれば必ず 間違い にぶつかります。大事なのは、その間違いを放置せず、改善のサイクルを回せるかどうかです。
RYO英会話ジムでは、この「アウトプット → フィードバック → 改善」の流れを徹底しています。
実際に受講された方からも、
- 「ただ話すだけではなく、自分のクセや弱点に気づけた」
- 「レッスン後に振り返れるので、改善点が明確で学習が続けやすい」
- 「発言が整理されてきて、英語を話すことへの不安がなくなった」
といった声をいただいています。
英語は「間違えないこと」が大切なのではなく、間違えをどう直していくかが上達のカギです。
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さらに他の受講生の声も読みたい方はこちらからどうぞ 👉 受講生の成果事例
よくあるNG表現パターン
発音の仕方を間違える
日本人学習者は「t」を日本語の「タ行」のように強く発音しがちです。
英語の「t」はもっと軽く、舌を歯の裏にちょっと触れる程度で音を出します。強く発音しすぎると、不自然で相手に伝わりにくくなります。
👉 コツ:軽く息を出すように「t」を発音する。日本語の「タ」よりも弱めに。
カタカナ発音に頼る
「twenty=トゥエンティ」「plenty=プレンティ」とカタカナだけで覚えると、ネイティブが実際に「トゥエニィ」「プレンニィ」と言ったときに聞き取れません。
実際の会話では「カタカナ英語」が邪魔をして、リスニングの妨げになってしまいます。
👉 コツ:カタカナで暗記するのではなく、耳でネイティブ発音を覚えることを意識する。
早く発音しすぎる
「ネイティブっぽく言わなきゃ」と思って、無理に早口で言う人が多いです。
しかし、スピードばかり意識すると音が崩れて、逆に伝わりにくくなります。ネイティブは速いだけでなく、リズムと音のつながりが自然なのです。
👉 コツ:最初はゆっくりでもOK。正しいリズムと音のつながりを意識して練習すると、自然なスピードについていけるようになります。
発音関連の似た英語表現と関連語彙
1. water(水)
英語では「ウォーター」ではなく、「ワラー」や「ワラ」 のように聞こえます。
特にアメリカ英語では「t」が「d」に近い音(フラッピング)に変わるためです。
会話例
A: Can I have a glass of water?
B: Sure, here you go.
和訳
A: お水を一杯いただけますか?
B: はい、どうぞ。
👉 自然に使うコツ:自分が話すときは「ウォーター」でも通じます。ただし聞き取りでは「ワラ」と聞こえても「water」だと理解できるようにしておくことが大切。
2. butter(バター)
日本語の「バター」ではなく、「バラー」「バラ」 のように聞こえるのが自然です。
会話例
A: Do we have any butter for the toast?
B: Yes, it’s in the fridge.
和訳
A: トースト用にバターある?
B: うん、冷蔵庫にあるよ。
👉 自然に使うコツ:会話では「t」が柔らかくなるため「バラー」に聞こえますが、自分は無理に崩さなくても大丈夫。聞き取り力を上げることがポイント。
3. city(都市)
「シティ」ではなく、「シリィ」 のように発音されます。これも「t」が弱くなる例です。
会話例
A: Do you like living in the city?
B: Yes, it’s exciting but also noisy.
和訳
A: 都会に住むのは好き?
B: うん、刺激的だけどちょっとうるさいね。
👉 自然に使うコツ:日本語っぽく「シティ」と言っても通じますが、リスニングでは「シリィ」と聞こえるので慣れておきましょう。
4. better(より良い)
「ベター」ではなく、「ベラー」 に近い音になります。
会話例
A: This coffee tastes better than yesterday’s.
B: Yeah, it’s much fresher.
和訳
A: このコーヒー、昨日より美味しいね。
B: うん、かなり新鮮だよ。
👉 自然に使うコツ:特に日常会話でよく出てくる単語なので、「ベラー」と聞こえても「better」だとすぐ理解できるようにしておくと安心。
まとめのアドバイス
「twenty」「plenty」だけでなく、water / butter / city / better など、日常でよく使う単語でも同じように “t” が弱くなる(フラッピング) 現象が起きます。
👉 無理に崩して発音する必要はなく、まずは聞き取れることを優先すること。
👉 発音を真似したいときは「軽く舌をタッチして抜く」イメージで練習すると自然に近づきます。
発音と使い方チェック!練習用クイズ
クイズ1
次の文をネイティブっぽく聞き取ると、どう発音されるでしょう?
“I’m twenty years old.”
解説:「twenty」の “t” がフラッピングで弱まり、「トゥエンティ」ではなく「トゥエニィ」に近い音になります。
クイズ2
会話で自然に聞こえるのはどちらでしょう?
A. We still have plenty of time.
B. We still have plenty time.
解説:「plenty」は「of」とセットで使うのが基本。発音は「プレンティ」ではなく「プレンニィ」に聞こえることが多いです。
クイズ3
次の会話を聞き取ったとき、「ワラ」と聞こえる単語は何でしょう?
A: Can I have a glass of ___?
B: Sure, here you go.
解説:アメリカ英語では「ウォーター」より「ワラ/ワラー」に近く発音されます。リスニングで混乱しないように注意。
クイズ4
次の文の「butter」はどう聞こえることが多いでしょう?
“She spread butter on the bread.”
解説:「butter」の “t” も弱まり、ネイティブ発音では「バラー」「バラ」に近くなります。
クイズ5
会話でよく聞く「シリィ」は次のどの単語?
A. city
B. seat
C. silly
解説:「city」の “t” が弱まり「シリィ」と聞こえます。日本語の「シティ」発音に慣れていると聞き取れないので注意。
クイズ6
次の文をネイティブが話すとき、「ベター」ではなく「ベラー」に聞こえるのはなぜでしょう?
“This coffee tastes better than yesterday’s.”
解説:「better」は「ベター」ではなく「ベラー」と聞こえやすい単語の代表。
👉 これらのクイズを繰り返すことで、「tが落ちる音の変化」に耳を慣らしながら、自然な英会話に対応できる力がつきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 「twenty」はネイティブだとどう発音するの?
A. twenty はカタカナ通り「トゥエンティ」と発音すると不自然に聞こえることがあります。ネイティブは真ん中の t が弱まり、「トゥエニィ」 のように聞こえるのが一般的です。これは フラッピング と呼ばれる現象で、自然な会話でよく起こります。
Q. 「plenty」の発音はどう変わるの?
A. plenty も「プレンティ」ではなく、ネイティブは 「プレンニィ」 のように発音します。こちらも t が弱くなり、聞き取りにくいですが、知っておくとリスニング力が一気に楽になります。
Q. 「t」が消える英単語にはどんなものがある?
A. water, butter, city, better なども「t」が弱くなる単語の代表です。例えば water は「ワラー」、city は「シリィ」と聞こえます。これを知らないと「別の単語?」と勘違いしてしまうこともあります。
Q. なぜ「t」が消えるの?
A. ネイティブの会話では フラッピング と呼ばれる音の変化が起きるためです。t が「d」に近い音に変わることで「トゥエンティ」が「トゥエニィ」に聞こえるのです。速い会話では特に起きやすい現象です。
Q. カタカナ発音で覚えるのはNG?
A. はい。カタカナ発音に頼ると、ネイティブが話す自然な音を聞き取れなくなります。自分が話すときに多少カタカナっぽくても通じますが、聞き取り力を高めるにはネイティブの音を耳で覚えることが大切です。
Q. 早口で発音すればネイティブっぽく聞こえる?
A. いいえ。速さだけ意識すると、音がつぶれて伝わりません。大切なのは リズムと音のつながり。最初はゆっくりでもOKなので、自然なつながりを意識して練習しましょう。
Q. 「twenty」と「plenty」を自然に使うコツは?
A. 自分が話すときは「トゥエンティ」「プレンティ」と丁寧に言っても問題ありません。大切なのは、相手が「トゥエニィ」「プレンニィ」と言っても理解できること。リスニング重視で身につけると会話がスムーズになります。
Q. 「plenty of」と「a lot of」の違いは?
A. どちらも「たくさんの」という意味ですが、plenty of のほうがカジュアルで、日常会話にぴったりです。一方で a lot of はフォーマルでもカジュアルでも幅広く使えます。シーンに応じて使い分けると自然です。
Q. 発音を改善するおすすめ練習法は?
A. シャドーイング・リピーティング・録音チェックが効果的です。特にネイティブの音声を真似して録音すると、自分の発音のクセに気づけます。繰り返すことで、自然な音のつながりが身につきます。
Q. 発音や会話力を効率よく伸ばす方法は?
A. 独学だけでは発音の細かいクセや間違いに気づきにくいです。実際にアウトプットし、間違いを指摘してもらえる環境が上達の近道です。RYO英会話ジムでは、生徒さんから「自分の弱点に気づけた」「改善点が明確になった」という声も多数。気になる方はぜひ 無料体験レッスン をお試しください。
まとめ
今回の記事では、「twenty」や「plenty」などの発音のコツを中心に、ネイティブが実際にどう発音するのか、そして日本人がよくやってしまうNGパターンについて解説しました。
ポイントは以下の通りです:
- フラッピングにより「t」が弱まり、ネイティブ発音では「twenty=トゥエニィ」「plenty=プレンニィ」のように聞こえる
- カタカナ発音に頼らないこと、そして 聞き取り力を優先して身につけることが大切
- 関連語彙(水=water、バター=butter、都市=city、better など)も同じ現象が起きやすい
- NG例として「tを強く発音する」「カタカナで覚える」「早口で言う」などがある
- 自然な会話に慣れるには、シーン別会話例やシャドーイング練習が効果的
英語の発音は「正確さ」よりも「自然な音の変化を理解できるか」が大きなカギです。まずは聞き取りから慣れていきましょう。
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