目次
はじめに
21歳で僕は、大きな一歩を踏み出しました。大学を休学し、6ヶ月間のセブ留学に挑んだのです。この決断は、英語を学ぶだけではなく、異国での経験を通じて成長し、自分を大きく変えるためのものでした。今回は、僕がセブで体験した英語学習の実体験と、その中で得た重要なマインドセットを紹介します。
朝から夕方までのマンツーマンレッスン
英語漬けの日々 セブでの毎日は、朝8時から夕方までのマンツーマンレッスンで始まりました。全て英語で行われるレッスンは、リスニング力の向上に大いに役立ちました。しかし、僕は次第に文法や読み書きのレッスンを避け、アウトプット重視のスタイルに切り替えました。これが後に、僕がアウトプット特化型のスクールを運営したいと思うきっかけになったのです。日本でできることは日本でやればいい。留学中は、話す機会を極限まで増やすことを心がけました。
自主参加のフリートーク
飛躍的な成長の場 セブの語学学校では、自由参加のフリートーククラスがありました。4人ほどの生徒と先生で自由に話し合う場で、このクラスは僕にとって特別なものでした。さらに、インプット中心のクラスをスキップし、その時間は自室で音読を繰り返すアウトプットに費やしました。日本人の友人たちといる時間を意図的に減らし、英語が上手な韓国人の友人たちと過ごすことで、自然に感覚的に話す力を鍛えたのです。特に、夜はバーでお酒を交えて腹を割った会話を楽しむことで、英語での流暢な会話が次第に身についていきました。
腹を割って話せる友情の力
セブ留学中での最大の収穫は、腹を割って話したいと思える友人に出会えたことです。韓国人の仲間たちは、情が厚く、「I miss you」とストレートに伝えてくれる温かさがありました。彼らと夜通し話し、時には笑い、時には真剣に将来を語り合いました。
この経験は僕にとって、言語の壁を超える瞬間でした。帰国後もその友情は続き、韓国の友人がわざわざ日本に遊びに来てくれたこともありました。この時、僕は心から感じました――英語を学ぶことはただの手段であり、その先にある人とのつながりこそが真の宝物だと。
アウトプットからインプットへ ー 新たな学びのアプローチ
僕が採ったのは、アウトプットからインプットへの逆転の学習法でした。まずは話す。そして、そこで感じた間違いや新たに知った単語を後で確認する。この方法により、言葉は自然と体に染み込むようになりました。最初はブロークンでも、単語だけでも構わない。話す中で相手から正しい表現を学び、そこから自分の語彙や文法が広がっていったのです。
音読の魔法
スピーキング力の引き出しを増やす 唯一、卓上での勉強として続けたのは音読でした。限られた留学期間の中で英語を流暢に話せるようになるために、同じ教材を何十回も音読し続けました。言葉が口から自然に出てくるまで声に出し、繰り返し音読を行うことで、会話の引き出しが格段に増えたのです。
結果: 初級から上級へ ー 8ヶ月の挑戦の成果
8ヶ月間の留学を終え、卒業前のアセスメントで僕は入学当初の初級レベルから上級レベルへと成長していました。話す引き出しが増えたことで、リスニング力も劇的に向上し、英語が耳に自然に入ってくるようになりました。この経験を通して学んだことは、「話すことを恐れず挑戦し続けること」が何より大切だということです。
まとめ: 英語を超えた学び
僕がセブ留学で得た経験は、以下の5つのマインドセットに集約されます。
- 腹を割って話せる相手を見つける
- 卓上の勉強は控え、実践にフォーカスする
- アウトプットからインプットを学ぶ
- ローカルの人と積極的に話す
- 音読を繰り返す
これらを意識し、留学の時間を最大限に活用してください。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事では、さらに具体的な英語学習のステップをお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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