こんにちはRYO英会話ジムです!今回は「as 〜 as possible」について解説します。この表現は「できるだけ〜する」という意味を表します。使い方をマスターして、自分の意思をはっきりと表現しましょう。それではまいりましょう。
意味と使い方
「as 〜 as possible」は、「できるだけ〜する」という意味を表します。この表現は、目的に応じて様々な動詞に続けることができます。“as 〜 as possible”の中の”as”は基本副詞です。この表現では、動詞の直後に続く形で使われ、次に続く「〜」には比較の対象となるものが入ります。この表現は、ある行動や状態が最大限に行われる/達成されるように、可能な限り多くの努力をすることを表します。たとえば、「できるだけ早く走る」を英語で表現する場合、「run as fast as possible」と言うことができます。
使う場面
「as 〜 as possible」という表現は、可能な限り何かを最大限にする意を表します。この構造は非常に柔軟で、様々な文脈や状況で使用されます。この表現は、目標や望ましい結果に向けて、最大の努力を尽くすべきだという意志を示すために用いられます。文脈によって「可能な限り」を示す言葉(早く、詳細に、多く、少なくなど)が変わります。ここでは、その使用例を幾つか紹介します:
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速さや効率を強調する時:
- 「Please come as soon as possible.」(できるだけ早く来てください。)
- 「We need to finish the project as quickly as possible.」(プロジェクトをできるだけ早く終わらせる必要がある。)
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品質や精度を高める場面:
- 「Make the report as detailed as possible.」(報告書をできるだけ詳細にしてください。)
- 「He tried to make his explanation as clear as possible.」(彼は説明をできるだけわかりやすくしようと努めた。)
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量を増やす時:
- 「Fill the tank as full as possible.」(タンクをできるだけ満タンにしてください。)
- 「Save as much money as possible.」(できるだけ多くのお金を節約してください。)
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リスクや損害を最小限にする場面:
- 「Avoid risk as much as possible.」(リスクはできるだけ避けてください。)
- 「Try to minimize the damage as much as possible.」(損害をできるだけ最小限に抑えようとしてください。)
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健康や安全を守るため:
- 「Stay hydrated as much as possible during the hike.」(ハイキング中はできるだけ水分を摂取してください。)
- 「Keep the environment as clean as possible.」(環境をできるだけ清潔に保ってください。)
3つの例文
宿題を終わらせて旅行に行こうと言われて…
できるだけ早く宿題を終わらせます。
声が小さい部下へ…
できるだけはっきりと話してください。
明日の出張について…
できるだけ早く出発する必要があります。
一緒に覚えておきたい組み合わせ
- as much as possible:できるだけ多く
- as fast as possible:できるだけ早く
- as soon as possible:できるだけ早く
- as carefully as possible:できるだけ注意深く
- as far as possible:できるだけ遠くに
- as close as possible:できるだけ近くに
- as often as possible:できるだけ頻繁に
- as quietly as possible:できるだけ静かに
- as simply as possible:できるだけシンプルに
- as efficiently as possible:できるだけ効率的に
- as accurately as possible:できるだけ正確に
- as smoothly as possible:できるだけスムーズに
- as naturally as possible:できるだけ自然に
- as gracefully as possible:できるだけ優雅に
- as evenly as possible:できるだけ均等に
- as economically as possible:できるだけ経済的に
- as thoroughly as possible:できるだけ徹底的に
などがあります。基本的には、「できるだけ(どんな状況でも)〜する」という意味合いを持つ表現となります。
似た英語表現
「as 〜 as possible」に似た表現として、「to the maximum extent」と「to the best of one’s ability」があります。これらの表現も、何かをできる限り、または最大限に行うことを意味しますが、文脈やニュアンスによって使い分けられます。以下にそれぞれの例文と和訳、解説を示します。
1. To the maximum extent
この表現は、「できる限りの最大限度に」という意味で、「as 〜 as possible」と同様に使われますが、よりフォーマルな文脈や、法律や規則の範囲内での最大限度を指す場合に用いられることが多いです。
例文と和訳:
- “The law was enforced to the maximum extent to ensure public safety.”(公共の安全を確保するために、法律は最大限に施行された。)
- “We will support you to the maximum extent possible within the constraints of our budget.”(予算の制約内で、可能な限り最大限にあなたを支援します。)
2. To the best of one’s ability
この表現は、個人の能力や努力の限界を指す際に使用され、「できるだけよく」や「自分の能力の最大限に」と訳されます。これは、自分自身のスキルやリソースを最大限に活用することを強調します。
例文と和訳:
- “I will complete the task to the best of my ability.”(私は自分の能力の最大限に、そのタスクを完了させます。)
- “She cared for the patients to the best of her ability, despite the limited resources.”(彼女は限られたリソースにもかかわらず、自分の能力の最大限に患者の世話をしました。)
解説: これらの表現は、共に「できる限り」という意味を持ちますが、使用される文脈によって異なります。「to the maximum extent」は、何かが行われるべき最大限度を指し、特に公式の文脈や、規模や範囲を指す場合に適しています。「to the best of one’s ability」は、個人の努力や能力の最大限を強調し、より個人的な努力や状況に焦点を当てています。
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以上、「as 〜 as possible」の意味と使い方について解説しました。目的に応じて、適切な動詞を選んで使ってみましょう。それでは、またお会いしましょう。ありがとう!See you around!
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