こんにちはRYO英会話ジムです。今日はこれでもう大丈夫!wishの意味とその使い方についてお話します。wishをマスターできるとより表現力がアップします。また混乱しがちな英語の時制についてもより理解が深まるでしょう。この記事を読み終える頃には文法力がさらにアップしているでしょう。それではまりましょう。
目次
wish + 過去形は叶わない「今」の状況を変えたい
旅行に参加するはずだった友人が風邪で寝込んでいて…
あいつがここにいてくれたらな。
バスケットボール選手を見て…
あれだけ背が高かったらな。
現在、こうあってほしいというときに使うのがwish + 過去形です。過去形にする理由は、時制を現在から過去に一つ後ろにずらすことで非現実的なことを伝えるためです。なのでI wish he was hereと言った場合、he is not hereということになりますね。
wish + 過去進行形
ゴルフに行く予定だったが…
雨が降っていなかったらないいのにな。
コロナで旅行が中止になって…
今ごろカナダへ旅行に行っていたらよかったな。
またwishの直後に過去進行形を置くこともできます。使い方はwish + 過去形と同じで、非現実的なことに使うので、今、it is not rainingの時制を過去にずらして今起こっていないことを表現しています。なのでit is rainingな状態だということですね。例文2についてwasn’tではないの?と思った方いると思いますが、weren’tも正解です。
wish + 過去完了形は叶わない「過去」の状況を変えたい
彼氏と別れてから後悔してしまい…
彼と別れてなかったらなよかったな。
TOEICのスコアが思ったより悪くて…
試験の勉強をもっとすればよかったな。
wish + 過去完了形は、過去に行った行為に対して「後悔」の念を含めるときに使います。つまり過去の状況を変えたいという気持ちを表しています。注意したいのは現在完了形ではなくて、過去完了形です。
wish + wouldは起こる可能性の低い何かを期待する
とても退屈な会議で同僚へ…
この会議早く終わったらいいのにな。
高嶺の花の女性がいて…
彼女が俺のこと好きだったらな。
wish + wouldは起こる可能性の低いことに対して使うことができます。例文1に関してはすぐには会議は終わらないことを知りつつも、早く終わればと思いながらwish + wouldを使っていることになります。
またやめてほしいイライラさせるようなことに対してもwouldを否定形にして使うこともできます。
束縛の強い彼女について…
彼女が5分ごとに電話をかけてこなかったらな。
wish + to不定詞はwantより丁寧に伝えたい場合に使う
カスタマーセンターにて…
wantはダイレクトに願望を伝える動詞になりますが、それより少し控えめに伝えたい場合にwishがおすすめです。もしくはwould like toでもよいですが、wishのほうがより強調されます。
おさらい
- wish + 過去形は叶わない「今」の状況を変えたい
- wish + 過去完了形は叶わない「過去」の状況を変えたい
- wish + wouldは起こる可能性の低い何かを期待する
- wish + to不定詞はwantより丁寧に伝えたい場合に使う
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上がこれでもう大丈夫!wishの意味とその5つの使い方一挙公開でした。それではSee you around!
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