こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は、日常会話で頻繁に使われる「dog’s age」というフレーズに焦点を当ててみたいと思います。この記事では、ネイティブがどのようにこの表現を使いこなしているのか、さまざまなシチュエーションでの適切な使い方を紹介していきます。英語表現の幅を広げ、より自然な英会話ができるようになるためのポイントを押さえていきましょう。それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。
意味
「A dog’s age」というフレーズは、直訳すると「犬の寿命」という意味ですが、英語では「とても長い間」という意味で使われます。これは、通常、数年にわたる長期間を指す際に用いられる表現です。同様の意味で使われる他の表現には「It’s been ages」があり、こちらも「久しぶり」というニュアンスで親しまれています。これらのイディオムは、特に長い時間が経過した後の再会などに適しています。また、例文においては前置詞「in」を加えて「It’s been ages since we’ve seen each other」というように使うことができます。この表現を覚えておくと、英語での会話がより豊かで自然になります。
由来
「A dog’s age」は英語のイディオムで、「非常に長い時間」という意味で使われます。この表現の由来を探ると、犬の寿命が人間の寿命に比べて短いことから、比較的短期間を犬の視点で見ると「長い時間」と感じられることに基づいています。つまり、人間の数年は犬にとってはその寿命の大部分を占めるため、その期間は「非常に長い」と表現されるのです。
さらに、このフレーズは感情的な重みも帯びており、長い間会っていない友人や家族に再会する際などに用いられることが多いです。人間の感覚で「長い間」と感じる期間を、犬の短い寿命に例えることで、その時間の長さを強調しています。このように、「a dog’s age」は単なる時間の長さを超え、深い感慨や再会の喜びを表現するのにも使われる表現です。
使う場面
「A dog’s age」は、話し言葉で非常に長い時間が経過したことを表すのに使います。この表現は、特に久しぶりの再会や、長期間続いている状況を話題にする際に便利です。以下は、このイディオムを使う具体的な場面の例です:
- 友人との再会:
- 「Hey, I haven’t seen you in a dog’s age! How have you been?」
- (やあ、本当に久しぶりだね!元気だった?)
- プロジェクトの遅延についての議論:
- 「We’ve been working on this project for a dog’s age, and it still isn’t finished.」
- (このプロジェクトにはもう長い間取り組んでいるけど、まだ終わっていないんだ。)
- 長期間使われていない物の言及:
- 「I’ve had this old car for a dog’s age; it’s time to think about getting a new one.」
- (この古い車をずっと持っているけど、新しい車を考える時が来たかもしれない。)
- 久しぶりに訪れる場所についてのコメント:
- 「I haven’t been to this restaurant in a dog’s age. They’ve really changed the menu!」
- (このレストランに来るのは本当に久しぶりだ。メニューがすごく変わってる!)
このように、「A dog’s age」は時間が経過したことを感情的にも表現するのに適した言い回しで、親しみやすさや驚き、時にはフラストレーションを表現する際にも使えます。
例文
出会い際に…
久しぶり。
しばらく会ってない友人を思い出して…
しばらくアイヴァンに会ってないな。
友人との会話…
しばらくの間マイクのこと全然聞かへんな。
そして、いつ以来なのかを明確にしたい場合は、“since”「〜して以来」と下記例文のように一緒に使ってみましょう。その際”last”「最後に」が”since”内の文に置かれることが多いです。
野球がやりたくなって…
最後に野球をやってからしばらく経つな。
ロールプレイ
ここでは、「A dog’s age」を使った再会のシーンでのロールプレイの英文とその和訳を示します。このシナリオでは、長い間会っていなかった古い友人が偶然街で再会する場面を想定しています。
英文
A: “Mark! Wow, I haven’t seen you in a dog’s age! How have you been?”
B: “Sarah! It’s so good to see you! I’ve been well, just busy with work and family. What about you? What’s new?”
A: “I’m doing great, thanks. Just got back from traveling in Asia. It’s really been too long. We should catch up over coffee soon.”
和訳
A: 「マーク!わあ、本当に久しぶり!元気だった?」
B: 「サラ!会えて嬉しいよ!元気だよ、ただ仕事と家族で忙しくてね。あなたはどう?何か新しいことは?」
A: 「ありがとう、元気だよ。ちょうどアジア旅行から戻ったところなんだ。本当に久しぶりだね。近いうちにコーヒーでも飲みながらゆっくり話そうよ。」
このロールプレイは、友人同士が久しぶりに会った時の自然な会話を示しています。「A dog’s age」を使うことで、会っていなかった時間の長さを強調し、再会の喜びを表現しています。また、互いの近況を尋ね合うことで、会話をさらに発展させる橋渡しをしています。
音声
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が、【スラング】「久しぶり」の英語表現とその使い方でした。それでは、See you around!
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