はじめに
「もう〜する時間だ」と言う表現、皆さんは日常生活でよく使いますよね?例えば、「もう寝る時間だよ!」とか「そろそろ出かける時間だね」など、時間が迫っている時に自然に出てくるフレーズです。
このフレーズを英語でどう表現するか、気になる方も多いのではないでしょうか?実は、英語でも日常的に使える簡単な表現がたくさんあります。
ここでは、そんな「もう〜する時間だ」という意味を持つ英語フレーズをいくつかご紹介します。これを知っておけば、英会話の中でも自信を持って使えるようになりますよ!
「It’s time to 〜」を使った表現
まず、英語で「もう〜する時間だ」と言う時に最もよく使われるフレーズが 「It’s time to 〜」 です。このフレーズは、何かを始めるべき時間が来たことを自然に伝える表現で、日常会話でもよく登場します。
例文
- It’s time to go to bed.
和訳:もう寝る時間だ。
このように、「It’s time to 〜」の後に、動詞の原形を続けて使います。とてもシンプルな表現なので、使いやすいですよね。たとえば「It’s time to eat.」(もう食べる時間だ)や「It’s time to leave.」(もう出発する時間だ)など、日常のさまざまなシーンで活用できます。
これを覚えておけば、英語でもスムーズに時間の話ができますよ!
「It’s about time 〜」の使い方
次にご紹介するのは 「It’s about time 〜」 という表現です。このフレーズは、「もう〜してもいい頃だ」や「そろそろ〜する時間だ」という少し待ちくたびれたようなニュアンスを含んでいます。例えば、予定していたことをずっと待っていたけど、そろそろ実行に移すべき時だ、という時に使います。
例文
- It’s about time we left.
和訳:そろそろ出発する時間だね。
この「It’s about time 〜」は、もう始めるべきだという少し強めのニュアンスを含んでいます。例えば、「It’s about time you cleaned your room.」(そろそろ部屋を片付ける時間だね)といった具合に使います。
友達や家族との会話で、ちょっとした催促や提案をしたい時にピッタリの表現です!
「It’s high time 〜」で強調
「It’s high time 〜」 は、さらに強調したい時に使える表現です。このフレーズは「もうとっくに〜するべき」という意味を持っていて、「何かをするのが遅すぎるくらい」といったニュアンスを含んでいます。少し厳しめに相手に行動を促したい時にピッタリの表現です。
例文
- It’s high time you cleaned your room.
和訳:もう部屋を片付けるべき時間だよ!
このフレーズは、何かをずっと後回しにしていた相手に「もういい加減に始めなさい」といった意味合いを込めて使うことができます。例えば、「It’s high time we made a decision.」(もう決断するべき時だよ)など、強く行動を促したいシーンで便利です。
少し力強く相手に伝えたい時に、この表現を使ってみてください!
「Time to 〜」の省略形
カジュアルな会話では、 「It’s time to 〜」 をさらに短くして 「Time to 〜」 と省略して使うことがよくあります。この形は、特に日常会話や友達同士の間でよく使われ、より軽い感じで何かを始めるタイミングを伝える表現です。
例文
- Time to start working!
和訳:仕事を始める時間だ!
このように「It’s」を省略することで、会話がより自然でフランクな印象になります。他にも「Time to eat!」(ご飯の時間だ!)や「Time to go!」(行く時間だ!)など、日常生活でさっと使える表現が多いので、ぜひ使ってみてください。
この省略形を覚えることで、よりスムーズな会話が楽しめますよ!
例文集
まずは二人の会話を見てみましょう。
家族と外食することになり…
おい、もう行く時間だぜ。
ごめん、もう数分待って。
“It’s time to ~.”の意味
ここではto不定詞の形容詞的用法(名詞を修飾する用法のこと。この場合”time”を修飾します。)ので直訳すると「〜するための時間です。」となります。意訳して「〜する時間だよ。」となります。その他にも相手を起こすときに”It’s time to get up.”「起きる時間だよ。」や、お昼どきに”It’s time to eat.”「食べる時間だよ。」などとよく使ったります。
“It’s time + 過去の文.”
適切なタイミングで「~する時間だよ。」と言いたいときは、”It’s time to ~.”が自然な使い方ですが、すでに適切なタイミングが過ぎていたときはどうでしょう。例えば、姉が8時には起きていけないとダメなのにまだ寝ているとか。そういうときは過去の仮定法(形は過去だけど、事実と反するときにつかう用法)を使って、“It’s time + (仮定法)過去の文”「~する時間ですよ。」と言います。
“It’s time + 過去の文.”はなぜ過去形なの?
過去形には3つ使い方があります。1つは今より前の時間、つまり過去の時間を伝えるときに使います。2つ目は現実には起こっていないことを仮定するときに使います。そして最後が目上の人に対して丁寧な表現をするときに使います。とりあえず今は、1つ目と2つ目の違いを理解しておきましょう。二人の会話を見てみましょう。
いつもより30分遅れて起こされて…
ねぇ、もう起きる時間だよ!仕事の遅れるかもしれないよ。
やばい!今何時?
まとめ
今回ご紹介した「もう〜する時間だ」の英語表現、いかがでしたか?「It’s time to 〜」「It’s about time 〜」「It’s high time 〜」、そしてカジュアルな「Time to 〜」など、日常生活で簡単に使える表現ばかりです。
ぜひ、これらのフレーズを今日から取り入れてみてください!自分の生活や状況に合わせて使いこなせるようになると、英語がもっと楽しく、そして自然に感じられるはずです。少しずつ練習して、スムーズに使えるようになりましょう!
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