変わった人が続出!成果を見てみる →

「稟議を通す」は英語で?失敗しない言い換え・自然な会話例・NG表現まとめ

話せるつもりで満足?本気で話せる力を掴むなら、うちへ

英語学習に迷ったら、まずはプロに相談。無料診断であなたの伸びしろ発見!→ 詳しくはこちら
ABOUT US
アバター画像
RYO英会話ジム代表: 横田涼
セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務し、2019年にRYO英会話ジムを起業。KLab株式会社で翻訳・通訳を経験後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を担当。株式会社Alueでは三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムの強み/
話せる“つもり”でいいなら他へ。話せる力を掴むなら、うちへ。
- 圧倒的アウトプット量
- 発言を見える化&添削
- パーソナルコーチング
- パーソナル復習サポート

こんにちは、RYO英会話ジムです。

「稟議を通す」は英語で get approvalgo through the approval process と表現します。シンプルに言えば「承認を得る」という意味です。

✅ 例文1:
We need to get approval before moving forward.
(次に進む前に承認を取る必要があります。)

✅ 例文2:
This proposal has already gone through the approval process.
(この提案はすでに稟議プロセスを通っています。)

まずはこれだけ押さえれば安心です。さらに詳しく見ていきましょう。

 

私の失敗談:「accept」を使ってしまったときのモヤモヤ

なぜ「accept」を選んでしまったのか

正直に言うと、最初に「稟議を通す」を英語で説明しようとしたとき、僕は accept を使ってしまいました。

My boss accepted the proposal after the ringi.

その場では通じているように感じたのですが、後で「なんかしっくりこないな…」とモヤモヤしたのを覚えています。

なぜなら accept=受け入れる は「相手の提案を個人的にOKした」ニュアンスであって、会社の正式な承認プロセスを通った、というニュアンスは出せなかったんです。

共感ポイント:誰でもやりがちなミス

英語で「承認」と言いたいとき、つい accept を選んでしまうのは自然なことです。学校英語でもよく出てくる単語だから安心感があるんですよね。でもビジネスの現場では「稟議を通す」というフォーマルな承認プロセスを説明するには不十分です。

克服のコツ(Tips)

僕自身がその後意識しているのは次の3つです:

  • 「承認=approval」という言葉を最優先で思い出す
    → “get approval” をまず頭に浮かべる。
  • 「プロセス」を強調したいときは go through the approval process
    → 日本的な稟議制度にもニュアンスが近い。
  • 「トップの最終決裁」なら sign-off や authorization
    → 相手や文脈によって少し変える。

このコツを身につけてからは、英語でも「稟議を通す」がすっきり説明できるようになり、モヤモヤすることもなくなりました。

 

📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。

「稟議を通す」を表す英語表現とその使い方

get approval(承認を得る)

最もシンプルで汎用性の高い表現です。フォーマルからカジュアルまで幅広く使えます。

  • 意味:承認を得る、認められる
  • 使い方例
    • We need to get approval before starting the project.
      (プロジェクトを始める前に承認を取る必要があります。)

👉 日本の稟議プロセスを説明するときも、まずはこのフレーズを押さえておけば安心です。

obtain authorization(権限・許可を取得する)

よりフォーマルで公式文書や契約関連の場面に適しています。

  • 意味:正式な許可・権限を得る
  • 使い方例
    • You must obtain authorization from the finance department.
      (財務部からの承認を得なければなりません。)

👉 稟議が「書面での正式承認」を強調するときに便利です。

go through the approval process(承認プロセスを経る)

日本の稟議制度に最も近いニュアンスを出せる表現です。プロセスに焦点を当てています。

  • 意味:承認プロセスを通過する
  • 使い方例
    • The proposal has to go through the approval process before implementation.
      (その提案は実行前に稟議を通さなければなりません。)

👉 海外の人に稟議を説明する際、この表現を使うと「日本の独特な承認フロー」が伝わりやすいです。

secure approval(承認を確保する)

上層部や重要な意思決定者から承認をもらうニュアンスが強い言い方です。

  • 意味:承認を取り付ける、確保する
  • 使い方例
    • We finally secured approval from top management.
      (ついに経営陣から承認を取り付けました。)

👉 プロジェクトや大きな契約など、重要な場面で使うと「苦労して稟議を通した」ニュアンスも加わります。

関連フレーズ:sign-off / green light

  • sign-off:文書や契約で最終的なサインをもらうこと。
    • We got the sign-off from the director.(部長から最終承認をもらいました。)
  • green light:比喩的に「GOサインをもらう」というカジュアル表現。
    • The project got the green light yesterday.(昨日、プロジェクトにGOサインが出ました。)

👉 ポイントは、「稟議=approval」 を軸にしつつ、状況やニュアンスに応じて obtain / go through / secure / sign-off などを選び分けることです。

 

シーン別英会話:稟議を通すの自然な使い方

シーン1|社内で上司に確認するとき

A: We need to get approval from the finance department before we launch this campaign.
B: Okay, I’ll prepare the documents for the approval process.

(A: このキャンペーンを始める前に財務部の承認を取る必要があります。
B: わかりました。承認プロセス用の書類を準備します。)

👉 コツ:社内でのやり取りは get approval を基本に。シンプルでわかりやすい。

シーン2|クライアントに説明するとき

A: In Japan, we usually need to go through the approval process called “Ringi” before making big decisions.
B: Oh, I see. So it takes some time to finalize, right?

(A: 日本では、大きな決定をする前に「稟議」と呼ばれる承認プロセスを通す必要があります。
B: なるほど。じゃあ、最終決定までに少し時間がかかるのですね。)

👉 コツ:海外の相手に説明するときは go through the approval process を使うと、「日本特有の制度」を自然に説明できる。

シーン3|プロジェクトの進捗を報告するとき

A: We’ve finally secured approval from top management.
B: Great! Now we can move forward with the implementation.

(A: ようやく経営陣から承認を取り付けました。
B: いいですね!これで実行に進めます。)

👉 コツ:上層部からの最終承認は secure approval を使うと、苦労して稟議を通したニュアンスが出せる。

シーン4|カジュアルな社内トークで

A: Did the project get the green light?
B: Yes, we got the sign-off yesterday.

(A: プロジェクトにGOサイン出ました?
B: はい、昨日最終承認が下りました。)

👉 コツ:カジュアルな表現なら green light(GOサイン)、フォーマルなら sign-off(最終承認)と使い分ける。

 

実際にアウトプットして間違えることの大切さ

英語を学んでいると、「頭ではわかっているのに、会話になると出てこない」「言った後にモヤモヤが残る」という経験、ありませんか?僕自身も「稟議を通す」をうまく説明できず、後から「あれでよかったのかな…」と感じたことがありました。

大切なのは、実際に声に出してアウトプットし、間違いを通して改善していくこと。
RYO英会話ジムでは、この「アウトプット→フィードバック→改善」の流れを徹底しています。

例えば、ある生徒さんは最初「伝えたいことはあるのに、英語に自信がなくて声が小さくなる」と悩んでいました。ですが、毎回のレッスンで自分の発言を見える化し、講師から「ここを直せばもっと伝わる」という具体的なアドバイスを受けたことで、「自分の弱点がはっきり見えた」「改善できる手応えを感じられた」と話しています。結果的に、会議やディスカッションで以前より積極的に発言できるようになりました。

学びは「わかる」から「できる」へ移すことで初めて力になります。そのために、間違えることはむしろチャンスなんです。

👉 まずは気軽に試してみませんか?
無料体験レッスンはこちら

また、他の受講生の声も気になる方はこちらもどうぞ:
受講生の成果・体験談

 

よくあるNG表現パターン

不自然な言い回し

  • × My boss accepted the proposal after the approval.
    一見通じそうですが、「accept=個人的に受け入れる」というニュアンスになり、正式な承認プロセスを経た感じが出ません。
  • × We passed the approval.
    日本語の「稟議を通す」を直訳して「pass」を使うと不自然です。英語では「承認を得る」の発想で get approval を使うのが自然です。

👉 ポイント:approval は「承認そのもの」を指すので、get / obtain / secure といった「得る動詞」を組み合わせるのが基本。

前置詞のミス

  • × We got approval on the project.
    この場合は on ではなく for を使うのが正しい。
  • × The proposal went through approval by management.
    ここでは from が自然です。

👉 正しい例:

  • We got approval for the project.
    (そのプロジェクトの承認を得ました。)
  • The proposal went through approval from management.
    (その提案は経営陣の承認を通りました。)

まとめ

日本人がよくやってしまうミスは、

  1. accept / pass を使ってしまう不自然な直訳
  2. on / by といった前置詞の誤用

この2つを避けて、get approval for … / approval from … といった自然な組み合わせを身につけると、ビジネスの場でも自信を持って伝えられます。

 

似た英語表現と関連語彙の紹介

「稟議を通す」を表す英語表現にはいくつかバリエーションがあります。ここでは関連する単語・フレーズを整理しつつ、自然に使うコツと会話例を紹介します。

get sign-off(最終承認を得る)

  • 意味:文書や計画に対して、上司や責任者からの最終的なサインをもらうこと。
  • コツ:フォーマル度が高いので、契約や重要書類に使いやすい。

会話例
A: We just need the director’s sign-off before we can launch.
B: Okay, I’ll bring the documents to her today.

(A: ローンチする前に部長の最終承認が必要です。
B: わかりました、今日中に書類を持っていきます。)

green light(GOサイン)

  • 意味:比喩的に「承認=進んでいいよ」という合図。
  • コツ:カジュアルな会話でよく使われる。社内の口語表現として自然。

会話例
A: Did we get the green light for the new project?
B: Yes, management approved it yesterday.

(A: 新しいプロジェクトにGOサイン出ました?
B: はい、昨日マネジメントの承認が下りました。)

endorse(支持・承認する)

  • 意味:誰かの提案やアイデアに「公式に支持を表明する」こと。
  • コツ:上層部や権威ある人が後押しするときに使う。

会話例
A: The CEO personally endorsed the new strategy.
B: That should make implementation much easier.

(A: CEOが新しい戦略を直接承認しました。
B: それなら実行もずっとスムーズになりますね。)

authorize(権限を与える・正式に承認する)

  • 意味:権限や許可を公式に与えるニュアンス。
  • コツ:契約、取引、社外とのやり取りに多用される。

会話例
A: Only the finance manager can authorize this payment.
B: Then we’ll have to wait until she’s back from her trip.

(A: この支払いを承認できるのは財務マネージャーだけです。
B: では、彼女が出張から戻るまで待たなければなりませんね。)

approve vs. agree

  • approve:正式に承認する(稟議に近い)
  • agree:意見として同意する(承認ではない)
    👉 「稟議を通す」には approve を選ぶのが正解。

会話例
A: The team agreed with the idea, but we still need official approval.
B: Right, let’s submit the proposal this week.

(A: チームはアイデアに賛成しましたが、まだ正式な承認が必要です。
B: そうですね、今週提案を提出しましょう。)

まとめ:自然に使うコツ

  1. 正式なプロセス強調 → get approval / authorize / sign-off
  2. カジュアルにGOサイン → green light
  3. 支持・後押し → endorse
  4. 同意との区別に注意 → approve ≠ agree

状況に応じて言い分けられると、ビジネス英語でもぐっと自然になります。

 

練習クイズで確認しよう!

Q1. 「このプロジェクトを始める前に承認を取る必要がある」

正しい英語表現を選んでください。
A. We need to accept approval before starting the project.
B. We need to get approval before starting the project.
C. We need to pass the approval before starting the project.

答え:B

  • get approval が自然で正しい表現です。
  • accept は「受け入れる」というニュアンスになり不自然。
  • pass the approval は直訳的で使いません。

Q2. 「経営陣から承認を取り付けました」

最も自然な表現はどれでしょう?
A. We secured approval from management.
B. We passed approval from management.
C. We accepted approval from management.

答え:A

  • secure approval は「承認を取り付ける」というニュアンスが出せます。
  • pass approval は不自然。
  • accept approval も通常は使いません。

Q3. 「新しい戦略にCEOが公式に支持を表明しました」

最適な表現を選んでください。
A. The CEO endorsed the new strategy.
B. The CEO agreed the new strategy.
C. The CEO passed the new strategy.

答え:A

  • endorse は「公式に支持する・承認する」という意味。
  • agree は単なる「賛成」でフォーマルな承認には弱い。
  • pass は使いません。

Q4. 「その提案はすでに承認プロセスを通りました」

正しい英語表現を選んでください。
A. The proposal has gone through the approval process.
B. The proposal has passed the approval.
C. The proposal has accepted the approval process.

答え:A

  • go through the approval process が自然で正しい。
  • pass the approval は直訳的で誤り。
  • accepted the approval process は意味が通じません。

Q5. 「そのプロジェクトにGOサインが出ました」

最も自然な表現はどれでしょう?
A. The project got the green light.
B. The project got the sign-off.
C. The project accepted the approval.

答え:A または B

  • green light はカジュアルに「GOサイン」を表す便利な言い回し。
  • sign-off はフォーマルで「最終承認」という意味。
  • accepted the approval は誤り。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 「稟議を通す」とは英語でどう言いますか?

A. 「稟議を通す」は英語でシンプルに get approval(承認を得る)と表現できます。状況によって go through the approval processsecure approval も使えます。

Q. 「get approval」と「obtain approval」の違いは?

A. どちらも「承認を得る」ですが、get approval は日常的で広く使われ、obtain approval はフォーマルな書類や契約などでよく使われます。

Q. 「稟議を通す」をカジュアルに言いたいときは?

A. 社内の口語表現なら get the green light(GOサインをもらう)が自然です。仲間内やカジュアルな会話ではこちらがよく使われます。

Q. 「sign-off」と「approval」は同じ意味ですか?

A. 似ていますがニュアンスが違います。approval は承認全般を指し、sign-off は「最終承認」や「署名入りのOK」を意味します。

Q. 「approve」と「agree」の違いは?

A. approve は「公式に承認する」、agree は「賛成する」という意味です。稟議のような正式な承認は必ず approve を使います。

Q. 「authorize」と「approval」の違いは?

A. authorize は「権限を与える」ニュアンスが強く、特定の行為や支払いを正式に許可するときに使います。approval はより広く「承認全般」に使えます。

Q. 「endorse」はどう使うの?

A. endorse は「公式に支持する」という意味で、上層部や有力者が提案や方針を後押しするときに使います。例:The CEO endorsed the new policy.

Q. 前置詞の使い方で気をつけることは?

A. よくある間違いは approval onapproval by です。正しくは approval for(対象の事柄)や approval from(承認する人)を使います。

Q. 「稟議」という日本特有の制度を英語で説明するには?

A. そのまま “internal approval process” と説明するのが自然です。必要に応じて「Japanese companies often require going through a formal approval process.」と文化背景を補足するとわかりやすいです。

Q. 効率よく英語表現を身につけるには?

A. 実際にアウトプットして、間違えて、改善することが一番の近道です。RYO英会話ジムでは「発言を見える化」「フィードバックで改善」「成果を実感できる仕組み」を導入しています。気軽に挑戦したい方は、無料体験レッスンがおすすめです。

 

記事まとめ

今回の記事では、日本のビジネス文化に欠かせない「稟議を通す」という表現をテーマに、正しい英語での言い換え方とその使い分けを解説しました。

  • 基本は get approval を押さえる
  • よりフォーマルなら obtain authorization / secure approval
  • プロセスを強調するなら go through the approval process
  • カジュアルな会話では get the green light も便利
  • approve ≠ agree など、よくあるNGパターンも確認

さらに、実際の会話例・失敗談・関連表現を通じて、状況ごとに自然な表現が使えるよう整理しました。

英語学習で大事なのは、「知識」だけではなく、実際にアウトプットして間違いを改善していくことです。


🎯 実際にアウトプットしてみたい方は▶︎ RYO英会話ジムの無料体験レッスンで、「知ってる英語を、使える英語に」変えていきましょう!

まずは無料相談&体験から!

無料相談&体験トライアル実施中

話せる“つもり”でいいなら他へ。話せる力を掴むなら、うちへ。

英語の壁、感じていませんか?
✔ オンライン会議で発言ができない
✔ 何をやっても成長を実感できない
✔ 言いたいことがすぐに出てこない

結果につながる英語コーチング
✅ 業界No.1の圧倒的アウトプット量
✅ レッスンでの発言を可視化&添削
✅ 課題を明確にし、改善策まで導く
✅ パーソナル復習サポートで記憶に定着

アウトプットの伸ばし方を知り尽くしたプロが無料相談を実施中! 今の課題を明確にし、改善策をフィードバックします。 まずは無料コンサルテーションで、一緒に突破口を見つけましょう!

  
ブログの購読は無料です。また購読はいつでも自由に解除が可能です。習慣的にインプットしたい方は是非購読してみてください。新着記事をご登録メールアドレスにお届けします。ブログの新規投稿は週に1回程度行っています。

2,158人の購読者に加わりましょう