こんにちは、RYO英会話ジムです。
「あの人、イタいなぁ」を英語で一番自然に言うなら
👉 “He’s so cringy.” または “That’s so cringe.”
これが最もカジュアルでよく使われる表現です。
例文:
- 友達のSNS投稿がイタいとき → “His post was so cringy.”
- 誰かが空気を読まず必死すぎるとき → “He’s such a try-hard. It’s kinda cringe.”
まずはこの2つを覚えておけば、「イタい」のニュアンスはほぼカバーできます。
それでは、他にも使える表現やシーン別の言い方を、さらに詳しく見ていきましょう。
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「イタい」に近いニュアンスを持つ表現として、cliché(クリシェ) もよく会話に出てきます。
「使い古された決まり文句」や「ありきたりで痛々しいフレーズ」を意味するこの単語も、英会話で知っておくと便利です。
👉 詳しくはこちらの記事で解説しています:
『cliché』の意味と自然な使い方ガイド
僕の失敗談:「He’s painful…」と言ってしまった話
なぜ間違えたのか?
昔、英会話中に「イタい人だな」と言いたくて、咄嗟に “He’s painful.” と言ってしまったことがあります。
そのとき相手は「???」という顔。あとから気づいたのは、painful は「物理的に痛い」または「つらい経験」を指すので、人そのものに使うと意味が通じないということでした。
共感できるポイント
英語学習者なら誰でも、日本語の感覚をそのまま直訳してしまうこと、ありますよね。
僕自身も「痛い → painful」と短絡的に考えてしまって、頭が真っ白になった経験です。
克服のコツ(Tips)
- 「イタい=痛々しい/恥ずかしい」と頭で切り替える
- 基本は cringe / cringy を思い出す
- もし迷ったら「awkward(気まずい)」や「embarrassing(恥ずかしい)」に置き換える
- 完璧な一言が出なくても、シンプルな表現で伝えられればOK
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「イタい」を表す英語表現とその使い方
cringe / cringy
- 意味:見ていて「うわっ」と思う、恥ずかしくて目をそらしたくなるような感覚。
- 使い方:人や行動、発言に対して使える。カジュアルで若者を中心に非常によく使われる。
- 例文:
- “That TikTok video was so cringy.”(あのTikTok動画、めっちゃイタい)
- “I cringed when he said that.”(彼があの発言したとき、こっちが恥ずかしかった)
awkward
- 意味:気まずい、場違い、見ていられない。
- 使い方:状況や雰囲気に対してよく使う。本人が「イタい」というより、周囲が「どう反応していいかわからない」ときにピッタリ。
- 例文:
- “It was so awkward when nobody laughed at his joke.”(誰も笑わなかったから、めちゃ気まずかった)
embarrassing
- 意味:恥ずかしい、赤面もの。
- 使い方:本人や行為に対して直接「恥ずかしい」という意味合いで使う。
- 例文:
- “Her speech was so embarrassing to watch.”(彼女のスピーチは見てて恥ずかしかった)
lame
- 意味:ダサい、かっこ悪い、イタい。
- 使い方:ジョークや態度、ファッションなどが「センスない」感じのとき。
- 例文:
- “That excuse was so lame.”(その言い訳、ダサすぎる)
corny / cheesy
- 意味:クサい、安っぽい、イタい。
- 使い方:恋愛表現やジョーク、過剰な演出などに。
- 例文:
- “That movie ending was so cheesy.”(あの映画のエンディング、クサすぎた)
try-hard
- 意味:必死すぎる、空回りしてイタい。
- 使い方:SNSやリアルで「がんばってるのは分かるけど痛々しい」人に。
- 例文:
- “He’s such a try-hard on Instagram.”(インスタで必死すぎてイタい)
まとめ:どれを使うべき?
- 万能&一番自然:cringe / cringy
- 気まずさを強調:awkward
- 恥ずかしさを強調:embarrassing
- ダサさを強調:lame
- クサい感じを強調:corny / cheesy
- 必死すぎて痛い:try-hard
シーン別英会話
1. SNSの投稿がイタいとき
A: Did you see his Instagram story last night?
B: Yeah, it was so cringy. He’s trying way too hard.
和訳
A: 昨日の彼のインスタストーリー見た?
B: うん、めっちゃイタかったよ。必死すぎ。
自然に使うコツ
- SNSの文脈では cringe / cringy と try-hard の組み合わせがよく使われる。
- 「必死すぎてイタい」ニュアンスを出したいときはこのセットが鉄板。
2. 職場のプレゼンがイタいとき
A: How was his presentation?
B: Honestly, it was kind of embarrassing. He kept bragging about himself.
和訳
A: 彼のプレゼンどうだった?
B: 正直ちょっとイタかったね。ずっと自分自慢ばかりしてて。
自然に使うコツ
- 職場では直接的な「cringe」よりも embarrassing のほうが無難で柔らかい。
- ビジネスシーンでは語気を和らげる表現(kind of embarrassing)を入れると自然。
3. 恋愛の場面でイタい行動
A: He brought a giant teddy bear to the date.
B: Oh no… that’s so cheesy!
和訳
A: 彼、デートに巨大なテディベア持ってきたんだよ。
B: えぇ…それ、めっちゃイタい(クサい)わ!
自然に使うコツ
- 恋愛系の「イタさ」は cheesy や corny が自然。
- 甘すぎて逆に「痛々しい」雰囲気を伝えるのにピッタリ。
4. 日常のジョークがイタいとき
A: Did you hear his joke?
B: Yeah… it was so lame. Nobody laughed.
和訳
A: 彼のジョーク聞いた?
B: うん…イタかったね。誰も笑ってなかったし。
自然に使うコツ
- ジョークや言い訳など「ダサい」ニュアンスには lame を使う。
- シンプルに言うと伝わりやすい。
まとめのコツ
- SNS → cringe / try-hard
- 職場 → embarrassing
- 恋愛 → cheesy / corny
- ジョーク → lame
👉 シーンによって言葉を選ぶと、ネイティブっぽい自然なニュアンスを出せます。
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よくあるNG表現パターン
❌ He’s stupid.
- なぜNG?
「イタい」を「バカ」に直訳してしまうパターン。
ただし “stupid” はかなり強い侮辱になり、「頭が悪い」という意味に直結してしまう。 - 代替表現
→ “He’s so cringy.” / “He’s kind of embarrassing.”
❌ That’s a pain.
- なぜNG?
“a pain” は「めんどう」「やっかい」という意味。
例:“That homework is a pain.”(その宿題めんどくさい)
人や行動が「イタい」というニュアンスにはならない。 - 代替表現
→ “That’s so awkward.” / “That’s lame.”
❌ Too much to handle.
- なぜNG?
直訳で「手に負えないほどすごい」と言いたくなるが、これは「量が多すぎて対応できない」という意味になる。
例:“The workload is too much to handle.”(仕事量が多すぎて無理)
痛々しい人に対しては不自然。 - 代替表現
→ “He’s such a try-hard.” / “That’s cringy.”
❌ Can’t accept.
- なぜNG?
「受け入れられない」と訳してしまうケース。
ただし “can’t accept” は 規則や条件を受け入れない という意味で、人物に対して「イタい」は表現できない。 - 代替表現
→ “That’s hard to watch.” / “That’s embarrassing.”
ポイントまとめ
- 直訳は危険! → 「痛い=painful」とは限らない
- 侮辱系(stupid)は避ける → 強すぎて別の意味になる
- 便利なのは cringe/cringy → 迷ったらまずこれ
似た英語表現と関連語彙
1. pathetic
- 意味:哀れな、情けない、痛々しい
- 自然に使うコツ:ただし強い言葉なので、友人同士のカジュアルな会話ならOK、ビジネスでは避けるのが無難。
- 会話例
A: He kept begging her to come back.
B: That’s so pathetic…
和訳:
A: 彼、ずっと彼女に戻ってきてって懇願してたよ。
B: それ、めっちゃ痛々しいね…。
2. ridiculous
- 意味:ばかげている、笑っちゃうくらい変
- 自然に使うコツ:ユーモアを込めて「バカバカしい」感じで使える。怒りよりも呆れに近い。
- 会話例
A: Did you see his outfit?
B: Yeah, it looked ridiculous.
和訳:
A: 彼の服装見た?
B: うん、かなりイタかったね。
3. over the top
- 意味:やりすぎ、度が過ぎて痛々しい
- 自然に使うコツ:特にイベントやSNSの投稿、ファッションなどに。
- 会話例
A: He decorated his car with neon lights.
B: Wow, that’s so over the top.
和訳:
A: 彼、車をネオンで飾ってたよ。
B: うわ、それはやりすぎてイタいな。
4. desperate
- 意味:必死すぎる、切羽詰まって痛々しい
- 自然に使うコツ:恋愛や自己アピールで「空回りしている」ニュアンスにぴったり。
- 会話例
A: He texts her like ten times a day.
B: That’s kinda desperate…
和訳:
A: 彼、1日に10回くらい彼女にメッセージ送ってるらしいよ。
B: それ、ちょっと必死すぎてイタいね…。
5. awkward silence
- 意味:気まずい沈黙、場が痛々しいほど静か
- 自然に使うコツ:会話が途切れたときや、場が凍ったときに自然に出てくる表現。
- 会話例
A: Nobody laughed at his joke.
B: Yeah, there was such an awkward silence.
和訳:
A: 誰も彼のジョークに笑わなかったよね。
B: うん、めっちゃ気まずい沈黙だったね。
まとめのコツ
- 強めに「痛々しい」 → pathetic / desperate
- 軽く「笑っちゃうイタさ」 → ridiculous / over the top
- 状況がイタい → awkward silence
練習用クイズ
Q1. SNSの投稿が必死すぎて「イタい」と言いたいとき
Which is the most natural expression?
- He’s painful.
- He’s such a try-hard.
- He’s stupid.
- He’s too much to handle.
- “try-hard” は「必死すぎて痛々しい」というニュアンスにピッタリ。
- “painful” は物理的な痛み、 “stupid” は侮辱的で意味が変わる。
- “too much to handle” は「量が多すぎて無理」という意味。
Q2. 誰も笑わなかったジョークが「イタい」と言いたいとき
Which phrase fits best?
- That joke was lame.
- That joke was a pain.
- That joke was ridiculous.
- That joke was desperate.
- “lame” は「ダサい」「イタい」という意味でジョークや言い訳にピッタリ。
- “a pain” は「めんどう」、 “ridiculous” は「ばかげている」、 “desperate” は「必死すぎる」。
Q3. デートで大げさなサプライズをして「クサくてイタい」と言いたいとき
Which is the most natural?
- That’s cheesy.
- That’s awkward.
- That’s pathetic.
- That’s can’t accept.
- “cheesy” は「クサい」「安っぽい」「イタい」の意味で恋愛や演出にピッタリ。
- “awkward” は気まずい、 “pathetic” は強すぎて哀れ、 “can’t accept” は意味が違う。
Q4. プレゼンが自慢ばかりで「見ていてイタい」と言いたいとき
Choose the best option.
- His presentation was embarrassing.
- His presentation was painful.
- His presentation was stupid.
- His presentation was over the top.
- “embarrassing” は「恥ずかしい、見ていてイタい」。
- “painful” は物理的な痛みや辛い経験、 “stupid” は頭が悪いの意味。
- “over the top” も近いが、「やりすぎ」のニュアンスで場面次第。
よくある質問(FAQ)
Q. 「イタい」を英語で何と言いますか?
A. 日本語の「イタい(痛々しい・見てられない)」は cringe / cringy が最も自然です。例えば「彼の投稿イタいね」は He’s so cringy. と表現できます。
Q. 「cringe」と「cringy」の違いは?
A. cringe は動詞で「うわっと身をすくめる」、cringy は形容詞で「イタい・見てられない」という意味です。会話では「That’s so cringy.」がよく使われます。
Q. 「awkward」は「イタい」と同じ意味ですか?
A. awkward は「気まずい」「バツが悪い」という意味。人そのものよりも状況や雰囲気に対して使うことが多いです。「場が凍った」ようなときにぴったりです。
Q. 「embarrassing」と「cringy」の違いは?
A. embarrassing は「恥ずかしい」、cringy は「他人を見ていて恥ずかしい・痛々しい」というニュアンス。前者は「本人の赤っ恥」、後者は「周囲が見ていてつらい」に近いです。
Q. 「lame」はどんなときに使えますか?
A. lame は「ダサい・かっこ悪い」という意味で、ジョークや言い訳、態度がイタいときに使えます。例えば「その言い訳イタいね」は That excuse is so lame. で自然です。
Q. 「cheesy」と「corny」は同じですか?
A. どちらも「クサい・安っぽい」という意味で似ています。恋愛のセリフやドラマの演出などがイタいときによく使われます。ニュアンスはほぼ同じで入れ替えて使えます。
Q. 「pathetic」を使ってもいいですか?
A. pathetic は「哀れ・情けない」という意味でかなり強い表現です。友人同士なら使えますが、ビジネスやフォーマルな場面では避けたほうが無難です。
Q. 「painful」で「イタい」と言えますか?
A. painful は基本的に「物理的に痛い」「つらい経験」という意味です。人に対して「イタい」と言うと不自然です。代わりに cringy や awkward を使いましょう。
Q. 「try-hard」ってどういう意味?
A. try-hard は「必死すぎてイタい」というスラング。SNSやゲームで「がんばりすぎて空回りしている人」によく使われます。フランクな会話で活用できます。
Q. 学んだ表現を実際に使えるようになるには?
A. 英語表現は知識だけでなく、実際にアウトプットし、間違え、改善することで定着します。RYO英会話ジムではレッスン内での発話をその場で添削し、改善ポイントが明確になります。気づきや成長を実感できる仕組みがあります。👉 無料体験レッスンはこちら
まとめ
この記事では、日本語の「イタい」を英語でどう表現するかを整理しました。
- 一番万能なのは cringe / cringy
- 状況の気まずさは awkward
- 見ていて恥ずかしいなら embarrassing
- ダサさを表すなら lame
- クサい恋愛や演出は cheesy / corny
- 必死すぎて空回りは try-hard
さらに、ありがちなNG表現(“He’s painful.” など)や、似た表現(pathetic, ridiculous, over the top など)も紹介しました。シーン別の会話例を通して、どう自然に使い分ければよいかも確認できたと思います。
英語は「知っている」だけでは使えるようになりません。実際に口に出して間違え、修正していくことで、初めて自分の言葉になります。
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