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「よかった!」って英語でどう言うの?
「よかった!」という表現は、日常会話でよく使いますよね。嬉しいことがあったり、ほっとしたりした時など、さまざまなシーンで使われます。でも、英語でどう表現すればいいか悩んだことはありませんか?
実は、「よかった!」にはいくつかの言い方があるんです!状況に合ったフレーズを覚えれば、英語での会話がもっとスムーズになりますよ。
それでは、まずは「よかった」の基本の英語フレーズを見てみましょう。
一般的な「よかった」の表現
I’m glad ~.
「I’m glad」は、「よかった」という気持ちを表す一番シンプルな表現です。「Glad」は「嬉しい」「ほっとした」という意味があり、良い出来事があった時に使うことができます。
例文
- I’m glad I passed the test.
(テストに合格してよかった。)
ここで「I’m glad」の後ろに「I passed the test.(テストに合格した)」という結果を入れることで、具体的に何が「よかった」のかを伝えています。
また、I’m glad ~ は他のシチュエーションでも使えますよ!
- I’m glad you came.
(あなたが来てくれてよかった。) - I’m glad to see you again.
(また会えてよかった。)
使い方のポイント
この表現を使うときは、 「何がよかったのか」をはっきり伝える ことがポイントです。シンプルな言葉ですが、伝えたいことを具体的にすると、より気持ちが伝わりやすくなりますよ!
例えば、「I’m glad」と言っただけだと、「何がよかったの?」と相手に思われてしまうことも。そこで、少しだけ内容を加えるとより自然です。
例:
- I’m glad the weather is nice today.
(今日は天気がよくてよかった。)
こんな感じで「何がよかったか」を伝えられるとバッチリですね!
2. シチュエーション別の「よかった」の言い方
「よかった」という表現は、場面によって使い分けると、もっと自然な英語になります!ただ「I’m glad」だけを繰り返すのではなく、いろいろな表現を覚えておくと便利です。
ここでは、シチュエーション別に使える「よかった」のフレーズを紹介します。いくつかの例文を見ながら、一緒に確認してみましょう!
2-1. ほっとした時の「よかった」
何か心配なことが解決して、ほっとした瞬間。そんな時の「よかった」にぴったりの表現です。
I’m relieved.(ほっとしたよ。)
「relieved(リリーブド)」は「安心した」「ほっとした」という意味があります。例えば、試験の結果を待っていて合格した時や、大事な荷物が無事に届いた時などに使います。
例文
- I’m relieved to know you’re safe.
(あなたが無事だとわかってほっとしたよ。)
It’s a relief.(安心した。)
こちらも同じく、「ほっとした」と言いたい時に使います。「Relief(リリーフ)」は「安心感」を表す名詞で、ストレスや心配がなくなった時に使います。
例文
- It’s a relief that everything went well.
(すべてがうまくいって安心したよ。)
2-2. 嬉しい時の「よかった」
相手に嬉しいことがあった時、自分のことのように喜びたい時には、こんな表現を使ってみましょう!
I’m happy for you!(あなたのことが嬉しいよ!)
相手の嬉しい出来事を一緒に喜ぶときにピッタリのフレーズです。「Happy for you」は直訳すると「あなたのために嬉しい」という意味になります。友達が夢を叶えた時や、試合に勝った時などに使います。
例文
- I’m happy for you! You finally got the job!
(よかったね!ついにその仕事をゲットしたんだね!)
That’s wonderful!(素晴らしいね!)
「Wonderful(ワンダフル)」は「素晴らしい」「最高!」という意味です。相手にとって素敵な出来事を聞いた時に、驚きや喜びを伝えることができます。
例文
- That’s wonderful! Congratulations!
(素晴らしいね!おめでとう!)
2-3. 期待通りだった時の「よかった」
「思った通り!」や「期待していた結果になってよかった!」という時には、こんなフレーズが使えます。
That’s exactly what I wanted!(まさに私が望んでいたことだ!)
「Exactly(エグザクトリー)」は「正確に」「まさに」という意味。自分が期待していたことがその通りに実現した時や、探していたものを見つけた時に使えます。
例文
- That’s exactly what I wanted for my birthday!
(それ、まさに私が誕生日に欲しかったものだよ!)
It turned out well.(うまくいってよかった。)
「Turn out」は「結果として~になる」という意味があります。「Well」は「よく」「うまく」という意味なので、「うまくいってよかった」というニュアンスになります。計画や仕事が成功した時にピッタリです。
例文
- I was worried about the event, but it turned out well.
(イベントが心配だったけど、うまくいってよかった。)
3. 「よかったね!」と相手に言いたい時
相手にとって嬉しいことがあった時、一緒にその気持ちを共有できたら素敵ですよね。そんな時は「よかったね!」と英語で表現してみましょう!シンプルで覚えやすいフレーズをいくつかご紹介します。
英語で「よかったね!」を表す表現は、相手を思いやる気持ちを伝えることができるので、ぜひ積極的に使ってみてください。
使えるフレーズ①: I’m so glad to hear that!
(それを聞いて本当に嬉しい!)
このフレーズは、相手の良い知らせを聞いた時に使います。「I’m so glad(とても嬉しい)」という気持ちを「to hear that(それを聞いて)」の部分で、具体的に「何が嬉しかったか」を伝えられるのがポイントです。
例文
- I’m so glad to hear that you got the promotion!
(昇進したって聞いて本当に嬉しいよ!)
「I’m glad」だけだと少し素っ気ない感じになりますが、「so」を入れると「とっても嬉しい!」というニュアンスになり、相手にしっかりと喜びが伝わりますよ!
使えるフレーズ②: Good for you!
(よかったね!)
「Good for you!」は、シンプルで使いやすいフレーズです。相手が頑張ったことや、苦労して手に入れた成功を祝う時に使います。この表現を使うことで、「あなたが成功してよかったね!」という気持ちを伝えることができます。
例文
- You finally passed the exam? Good for you!
(ついに試験に合格したんだ?よかったね!)
注意点として、カジュアルな表現なので、親しい友達や家族に使うのがベストです。ビジネスシーンではもう少しフォーマルな表現を使いましょう。
使えるフレーズ③: I’m happy for you!
(私も嬉しいよ!)
「I’m happy for you」は、相手の幸せを一緒に喜ぶ時にぴったりです。直訳すると「あなたのために嬉しい」という意味ですが、つまり「あなたが嬉しいと、私も嬉しい!」というニュアンスです。
例文
- I’m happy for you! You worked so hard for this!
(よかったね!このために一生懸命頑張ってたもんね!)
このフレーズを使うと、相手がどれだけ努力したかを理解していることも伝えられます。友達同士の会話だけでなく、上司や同僚など、フォーマルな場面でも使える便利なフレーズです。
使えるフレーズ④: I knew you could do it!
(できるって思ってたよ!)
相手の成功や結果に対して「やっぱりできたね!」と自信を持って褒めたい時に使います。これは「よかったね!」と言うと同時に、「あなたならできるって信じてたよ!」という気持ちも伝えることができる表現です。
例文
- I knew you could do it! You’re amazing!
(できるって思ってたよ!君は本当にすごいね!)
このフレーズは、相手の能力や努力を認めて、さらに自信を持たせることができるので、相手にとっても嬉しい気持ちになること間違いなしです!
4. 失敗や危機を免れた時の「よかった」
日常生活の中で、「危なかった…」「何もなくてよかった!」とほっとする場面ってありますよね。例えば、忘れ物をしたかと思ったけれどカバンの中にあった時や、事故になりかけたけど無事だった時など、ネガティブな状況を避けられた時に使う「よかった」の表現です。
そんな時に使える英語のフレーズを覚えておくと、いざという時にサッと口に出せて便利ですよ!それでは見ていきましょう。
使えるフレーズ①: I’m glad nothing happened.
(何も起こらなくてよかった。)
この表現は、「事故やトラブルなどの悪いことが起こらなくてよかった」という意味です。例えば、雨で転びそうになったけど無事だった時や、忘れ物をしたかと思ったけど見つかった時に使います。「Nothing happened(何も起こらなかった)」の部分で、「心配していたことが起こらなかった」という安心感を伝えています。
例文
- I thought I lost my wallet, but I’m glad nothing happened.
(財布をなくしたと思ったけど、何も起こらなくてよかった。)
「I’m glad」と組み合わせることで、「よかった!」という気持ちをしっかり伝えられます。
使えるフレーズ②: Phew! That was close.
(ふぅ、危なかった。)
このフレーズは、目の前でヒヤッとすることが起こったけど、なんとか無事だった時に使います。「Phew(フゥ)」は「ほっとした時のため息の音」を表していて、気持ちを表現するのにピッタリの言葉です。そして「That was close(危なかった)」の部分で、ギリギリの状況を伝えています。
例文
- Phew! That was close. I almost hit the car in front.
(ふぅ、危なかった。前の車にぶつかりそうになったよ。)
「That was close」は特に「あと少しで事故や失敗になりそうだった」というニュアンスが含まれているので、危険を免れた時に使うと自然です。
使えるフレーズ③: Thank goodness!
(ああ、よかった!)
このフレーズは「心の底からホッとした時」に使います。「Goodness」は「神様」という意味を持ち、「Thank goodness」は直訳すると「神様に感謝」というニュアンスです。普段の会話では、「何事もなくてよかった!」という意味で使われます。
例文
- Thank goodness we got home before the storm hit.
(嵐が来る前に家に帰れてよかった!)
「Thank goodness」は、予期せぬ出来事を避けられた時や、災害や事故をギリギリで免れた時などに使うことが多いので、覚えておくと便利です!
使えるフレーズ④: What a relief!
(本当にほっとしたよ。)
「Relief(リリーフ)」は「安心感」「ほっとすること」を意味します。このフレーズは、緊張していた状況や不安な場面を無事に乗り越えた時に使うとしっくりきます。
例文
- What a relief! The test results came back normal.
(本当にほっとしたよ。検査結果が正常だった。)
「What a relief!」は、身近な場面でも使えるフレーズなので、心配事が解消された時や無事に終わった時に、ぜひ使ってみてくださいね!
使えるフレーズ⑤: I dodged a bullet.
(危機一髪だった。)
このフレーズは「危ないところだった」「もう少しで危険に遭うところだった」という意味です。「dodge(かわす)」は「避ける」という意味で、「bullet(弾丸)」を避けた、つまり「間一髪で危機を回避した」というニュアンスになります。
例文
- I forgot to submit the report, but my boss didn’t notice. I really dodged a bullet.
(報告書を提出し忘れたけど、上司に気づかれなかった。本当に危機一髪だったよ。)
この表現は、特に「大きなミスをするところだったけど、なんとか大丈夫だった!」という時に使うことが多いので、覚えておくとネイティブらしい表現ができますよ。
5. 会話をもっと豊かに!「よかった」の別の表現
「I’m glad」や「That’s good」などのシンプルな「よかった」も便利ですが、会話をもっと表現豊かにしたい時には、他の言い方も覚えておくと役立ちます!
特に、感情を強く伝えたい時や、少しニュアンスを変えて表現したい時には、さまざまなフレーズを使うと相手にしっかりと気持ちが伝わりますよ。
ここでは、「嬉しい」「満足している」「感動している」など、シチュエーションごとに使える「よかった」の別の表現をご紹介します。
使える表現①: I couldn’t be happier.
(これ以上嬉しいことはないよ。)
この表現は、「I’m very happy.(とても嬉しい)」をさらに強調した言い方です。「これ以上幸せなことはない!」という気持ちを伝えることができるので、最高の結果を得られた時や、大きな喜びを表現したい時に使います。
例えば、長い間会えなかった友達に再会した時や、大切なイベントが大成功に終わった時など、「これ以上嬉しいことはない」と言いたい時にピッタリのフレーズです。
例文
- I finally got my dream job. I couldn’t be happier!
(ついに夢の仕事に就いたんだ。これ以上嬉しいことはないよ!) - Our team won the championship! I couldn’t be happier!
(私たちのチームが優勝したよ!これ以上嬉しいことはないよ!)
この表現を覚えておくと、気持ちをしっかりと相手に伝えられますよ。
使える表現②: I’m over the moon.
(嬉しさのあまり舞い上がっているよ。)
「Over the moon(お月様の上にいる)」というフレーズは、「嬉しすぎて空を飛んでいるような気分」という意味です。とても嬉しい時や感動した時に使います。特に、何か嬉しいニュースを聞いた時や、夢が叶った時などに使うと、喜びの大きさが伝わりますよ。
例文
- I’m over the moon to hear that I got the scholarship.
(奨学金をもらえるって聞いて、嬉しさのあまり舞い上がってるよ。) - She’s over the moon about the surprise party.
(彼女はサプライズパーティーに大喜びしているよ。)
この表現は少し詩的でカジュアルな印象があるので、家族や友達同士の会話で使うのがオススメです。
使える表現③: I’m on cloud nine.
(最高に幸せな気分だよ。)
「Cloud nine(9番目の雲)」というのは、「とても幸せな状態」を指すイディオムです。特別な出来事や、大きな成功を手に入れた時などに使います。これは「とてもハッピー」という気持ちを少しユーモラスに伝えたい時にピッタリです。
例文
- Ever since I got engaged, I’ve been on cloud nine.
(婚約してから、ずっと幸せな気分だよ。) - When I heard that I won the award, I was on cloud nine.
(賞を受賞したって聞いて、最高に幸せな気分だったよ。)
この表現はポジティブで明るい印象を与えるので、嬉しさを強調したい時に使うと効果的です。
使える表現④: It made my day!
(本当に嬉しかったよ!)
「It made my day」は、「それが今日一番嬉しかった!」という意味です。誰かがしてくれた親切な行為や、思いがけないサプライズに対して使います。自分にとって特別な出来事を伝えるのにピッタリの表現です。
例文
- Thank you for your kind words. You really made my day!
(優しい言葉をありがとう。本当に嬉しかったよ!) - Finding out that my friend is visiting really made my day.
(友達が訪ねてきてくれるって聞いて、本当に嬉しかった。)
日常の小さな喜びを伝える時にも使えるので、ぜひ覚えてみてください!
使える表現⑤: I’m thrilled.
(すごくワクワクしているよ!)
「Thrilled(スリルド)」は、「とてもワクワクしている」「興奮している」という意味です。特に、何か新しいことに挑戦する前や、ずっと楽しみにしていた出来事が近づいている時に使います。「I’m glad」よりも感情を強く伝えたい時にピッタリです。
例文
- I’m thrilled to start my new job next week.
(来週から新しい仕事を始めるのがすごく楽しみだよ。) - He was thrilled to meet his favorite actor in person.
(彼は大好きな俳優に直接会えてすごく興奮していたよ。)
この表現を使えば、喜びの気持ちをもっと生き生きと表現できますよ!
6. 最後に:自分にぴったりの「よかった」を見つけよう
「よかった」を表す英語表現は、実はとてもバリエーション豊かです。どれも似たように見えるかもしれませんが、微妙なニュアンスの違いがあるので、シチュエーションに合わせて使い分けると、会話がもっと自然で楽しくなりますよ!
まずは、自分がよく使うシチュエーションを思い浮かべて、シンプルな表現から始めてみましょう。例えば、嬉しいことがあったら「I’m glad!」や「That’s good!」、友達の成功を祝う時は「Good for you!」など、シンプルなものを使うだけでも十分伝わります。
自分に合った表現を選ぶコツ
- シンプルな表現からスタート
最初は「I’m glad」や「That’s great!」など、短く覚えやすいものから始めてみましょう。気軽に使える表現を身につけておくと、会話の幅が広がります。 - シーンに合ったフレーズを選ぶ
例えば、「ほっとした」という気持ちを表す時には「I’m relieved.」や「Thank goodness!」を使ってみたり、心の底から嬉しい時には「I’m over the moon!」など、感情の強さや状況に応じて選ぶことが大切です。 - お気に入りフレーズを決める
いろいろ試してみて、「これだ!」と思うお気に入りフレーズを見つけてみましょう。それを使いこなせるようになると、自分らしい英語が話せるようになりますよ。
少しずつバリエーションを増やしてみよう
シンプルな表現に慣れたら、次は少しずつバリエーションを増やしていきましょう。例えば、最初は「I’m glad.」を使い、次は「I couldn’t be happier.」や「It made my day.」など、感情の強さを表す表現にチャレンジしてみてください。
実際の会話で試してみるのが一番!
英語表現は、実際に使ってみることで自分のものになります。英会話のレッスンや、英語で友達と話す機会があれば、ぜひ「よかった!」を表す表現を使ってみてくださいね。少しずつ使い方がわかってきて、自信を持って使えるようになるはずです。
最後に
「よかった!」という気持ちは、シンプルな表現から感情豊かなフレーズまで、いろいろな言い方があります。大切なのは、自分が本当に伝えたい気持ちにぴったり合う表現を見つけることです。
まずは、気になるフレーズを1つ選んで、日常の中で使ってみてください。きっとあなたらしい「よかった!」を表す英語が見つかるはずです!
これで、今回の「よかった」を表す英語フレーズの解説はおしまいです。この記事が、あなたの英語表現を豊かにするお手伝いになれば嬉しいです。
次回も、英語学習が楽しくなるような記事をお届けするので、どうぞお楽しみに!