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ビジネス英語: 「法人」とは?適切な表現と使い分けのポイント

こんにちは、皆さん。RYO英会話ジムです。「法人」はビジネスにおいて重要な概念であり、企業や組織が法的に独立した存在として扱われる形態を指します。今回は、「法人」に関連する英語表現を紹介し、ビジネスコミュニケーションでの活用方法を解説します。

 

 

英語での「法人」の表現

ビジネス英語で「法人」を表現する際には、いくつかの異なる単語があります。それぞれの違いや使い方を理解することで、適切な表現を選ぶことができます。

1. Corporation

定義:

  • 法律上の法人として認められている大規模な企業や組織を指します。
  • 主にアメリカで使われることが多い。

特徴:

  • 独立した法的存在であり、株主、役員、従業員とは別の存在として扱われます。
  • 法律に基づき設立され、法的な義務や権利を持つ。

例:

  • “Microsoft Corporation”
  • “The corporation is liable for its debts.”

2. Company

定義:

  • ビジネスを行うための団体を指し、小規模から大規模まで幅広い企業形態を含む。
  • イギリスや他の英連邦諸国で一般的に使用される。

特徴:

  • 一般的な企業を指す言葉として広く使われる。
  • 必ずしも法的な法人格を持つわけではない。

例:

  • “Google is a well-known company.”
  • “The company has been operating for over a decade.”

違いのまとめ

「corporation」は法的に法人格を持つ大規模な企業を指し、「company」は規模や法的構造にかかわらず一般的な企業を指します。

 

 

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その他の「法人」を表す英語表現

1. Firm

定義:

  • 主に法律事務所や会計事務所など、特定の専門サービスを提供する企業を指します。

特徴:

  • 専門的なサービスを提供する小規模から中規模の企業に使われることが多い。

例:

  • “She works at a prestigious law firm.”
  • 「彼女は有名な法律事務所に勤めています。」

2. Enterprise

定義:

  • ビジネスやプロジェクト全体を指す広範な用語で、特に冒険的なビジネス活動を強調する場合に使われます。

特徴:

  • イノベーションやリスクを伴うビジネス活動に対して使われることが多い。

例:

  • “The new enterprise aims to revolutionize the tech industry.”
  • 「その新しい企業は、技術業界に革命をもたらすことを目指しています。」

3. Organization

定義:

  • 特定の目的を持つ団体や機関を指し、営利・非営利を問わず使用されます。

特徴:

  • 企業だけでなく、非営利団体や政府機関にも使われることが多い。

例:

  • “The organization focuses on environmental conservation.”
  • 「その組織は環境保護に取り組んでいます。」

4. Incorporation (Inc.)

定義:

  • 法的に法人格を取得した企業を指し、「Inc.」として略されることが多い。

特徴:

  • 法律上の手続きを経て設立された企業を強調する場合に使われます。

例:

  • “Apple Inc.”
  • “The incorporation process was completed last year.”

まとめ

「法人」を表す英語表現にはさまざまな種類があり、それぞれの違いを理解することで、より適切な表現を使うことができます。特に「corporation」と「company」の違いを意識して使い分けることで、プロフェッショナルな印象を与えることができるでしょう。

 

 

 例文

アイヴァン
Our corporation is expanding its operations globally.
我々の法人はグローバルで事業を拡大しています。

 

 

ナオミ
The company‘s annual report highlights its financial performance.
会社の年次報告書はその財務パフォーマンスを強調しています。

 

 

 

メールでの「法人」の使い方

1. イントロダクションでの使用

メールの冒頭で、取引先や新しいビジネスパートナーに対して自己紹介をする際に「法人」を使います。

例:

  • “Our corporation specializes in providing top-notch IT solutions.”
  • 「私たちの法人は、一流のITソリューションを提供することに特化しています。」

2. 会社紹介の部分での使用

会社の情報を伝える際に、「法人」の具体的な名前を使うことが多いです。

例:

  • “XYZ Corporation has been a leader in the industry for over 20 years.”
  • 「XYZ法人は、業界のリーダーとして20年以上の実績があります。」

3. 契約や法的な文脈での使用

正式な契約書や法的文書を取り扱う際に、「法人」の表現を使うことが重要です。

例:

  • “The agreement between our corporations will be reviewed by our legal team.”
  • 「我々の法人間の契約は、法務チームによって確認されます。」

 

 

会議やプレゼンでの「法人」の使い方

1. 自社紹介時の使用

会議やプレゼンの冒頭で、自己紹介や会社紹介をする際に「法人」を使います。

例:

  • “Good morning, everyone. I’m John Doe from ABC Corporation.”
  • 「皆さん、おはようございます。ABC法人のジョン・ドウです。」

2. プロジェクト提案時の使用

新しいプロジェクトを提案する際に、「法人」を使って自社の強みや信頼性を強調します。

例:

  • “Our corporation has extensive experience in managing international projects.”
  • 「我々の法人は、国際プロジェクトの管理において豊富な経験があります。」

3. 質疑応答時の使用

質疑応答の際に、相手の法人に対する質問や意見を述べるときに使います。

例:

  • “Could you explain how your corporation handles data security?”
  • 「御社の法人がどのようにデータセキュリティを管理しているか教えていただけますか?」

 

 

 

注意点と間違えやすいポイント

ビジネス英語で「法人」を使う際には、いくつかの注意点や間違えやすいポイントがあります。以下では、よくある間違いと適切な使い方のポイントを紹介します。

1. 「corporation」と「company」の混同

問題点:

  • 企業の規模や法的構造にかかわらず、どちらか一方のみを使用してしまうことがあります。

例:

  • “Our company, Microsoft Corporation, is a leader in software development.” (”company” と “corporation” が混同されている)

改善例:

  • “Our corporation, Microsoft Corporation, is a leader in software development.” (正しく “corporation” を使用)

2. 「firm」と「company」の混同

問題点:

  • 特定の専門サービスを提供する企業に対して、一般的な企業を指す “company” を使用してしまうことがあります。

例:

  • “She works at a law company.” (”company” の誤用)

改善例:

  • “She works at a law firm.” (正しく “firm” を使用)

3. 「Inc.」の誤用

問題点:

  • 法的に法人格を持たない企業に対して “Inc.” を使用することがあります。

例:

  • “Green Solutions Inc. is a small startup.” (”Inc.” の誤用)

改善例:

  • “Green Solutions is a small startup.” (”Inc.” を省略)

 

 

適切な使い方のポイント

1. 企業の規模や法的構造に応じた適切な用語の使用

ポイント:

  • 大規模で法的に法人格を持つ企業には “corporation” を、小規模から中規模の一般企業には “company” を使用します。

例:

  • “Apple Inc. is a well-known corporation.”
  • “She started a small tech company.”

2. 専門サービスを提供する企業には「firm」を使用

ポイント:

  • 法律事務所や会計事務所など、特定の専門サービスを提供する企業には “firm” を使用します。

例:

  • “The accounting firm has over 100 clients.”
  • “He joined a prestigious law firm.”

3. 「enterprise」と「organization」の使い分け

ポイント:

  • 冒険的なビジネス活動やイノベーションを強調する場合は “enterprise” を、非営利団体や特定の目的を持つ団体には “organization” を使用します。

例:

  • “The new enterprise aims to innovate the energy sector.”
  • “The organization works towards improving public health.”

4. 法的な文脈での「法人」の使用

ポイント:

  • 契約書や法的文書では、法的に正確な表現を使用することが重要です。例えば “corporation” や “Inc.” を適切に使い分けます。

例:

  • “The agreement between the corporations was signed yesterday.”
  • “Tech Innovators Inc. has filed for bankruptcy.”

 

 

関連する語彙とその例文

Shareholders

意味:株主

  • 例文:The meeting was attended by shareholders from various regions.
  • 会議には様々な地域の株主が出席しました。

Board of Directors

意味:取締役会

  • 例文:The board of directors is responsible for strategic decision-making.
  • 取締役会は戦略的な意思決定に責任を持っています。

 

 

今日学んだことの復習

1. 英語での「法人」の表現

  • 「corporation」は法的に法人格を持つ大規模な企業を指し、「company」は規模や法的構造にかかわらず一般的な企業を指します。
  • その他の表現として「firm」、「enterprise」、「organization」、「Inc.」があり、それぞれの用途に応じて使い分ける必要があります。

2. ビジネスシーンでの「法人」の使い方

  • メール: 法人名を使って自己紹介や会社紹介を行い、契約や法的な文脈で正確に使用する。
  • 会議やプレゼン: 自社紹介やプロジェクト提案、質疑応答の際に適切に法人を表現する。

3. 注意点と間違えやすいポイント

  • 「corporation」と「company」の混同を避ける。
  • 専門サービスを提供する企業には「firm」を使用する。
  • 「Inc.」を法的に法人格を持たない企業に使用しない。
  • 企業の特性や文脈に応じた適切な用語の使用。

 

 


 

ビジネスにおいて、「法人」の正確な英語表現の選択は重要なスキルです。適切な言葉の使い分けをマスターし、ビジネスコミュニケーションの精度を高めましょう。

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株式会社KLabにて翻訳兼通訳者として勤務。株式会社Unhoop(大手英会話スクールhanaso)に転職してスタディサプリの有名講師関正生さん監修元、自社メソッドを共同開発し数々のヒット教材を送り出す。またその後講師やカンセリングにも従事。株式会社Alueへ転職後、三菱UFJやUNIQLOなど名だたる大手日系企業対象に短期集中ビジネス英語研修を提供し数百名以上の「英語が話せる日本人」を輩出
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