こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常生活でよく遭遇する状況の一つに、何かのコストを知りたい時があります。「How much does it cost to…?」は、そのような時に非常に便利なフレーズです。この記事では、この表現の意味、使い方、関連する英語表現についてわかりやすく解説します。それでは、まいりましょう。
目次
使う場面
このフレーズは、「…するのにいくらかかりますか?」と問いかける際に使います。特に以下のような場面でよく使用されます。
サービスや商品の価格を尋ねる時
特定の活動や体験をするための費用を知りたい時
例文
友人がジムに言っているらしく…
ジムに入会するのいくらかかるん?
修理屋で…
この車を修理するのにいくらかかるかい?
“How much does it cost to 〜?”は、「〜するのにいくらかかるの?」という意味で、何かを購入するのに自分がどのくらい払わないといけないのか聞きたいときに”How much is it to 〜?”と同じくらい使われる英語表現です。to以降には不定詞を持ってくる形です。この場合の”it”は対象のものの値段を意味します。ただし、”it”の部分を明確にして伝えないとわからない場合はもちろん名詞を使いましょう。
値段がわからなくて…
この本はいくらですか?
- How much does it cost to send this package to Japan?
- このパッケージを日本に送るのにいくらかかりますか?
- How much does it cost to join the gym?
- ジムに入会するのにいくらかかりますか?
- How much does it cost to repair a smartphone screen?
- スマートフォンの画面を修理するのにいくらかかりますか?
丁寧に伝える”would”
ビジネスやフォーマルな場面で相手へ丁寧に伝えたい場合は、助動詞の過去形”would”を使って表現しましょう。
レンタカー屋さんで…
車を借りるのにいくらかかるでしょうか?
旅行代理店で…
ヨーロッパへ行くのにどのくらいかかりましょうでしょうか。
返答のパターン
「How much does it cost?」への答え方は、質問された物やサービスの価格や費用に応じてさまざまです。ここでは、一般的な返答のフォーマットと具体例を紹介します。
一般的な返答のフォーマット
- 具体的な金額を示す
- 「It costs [金額].」
- 例: 「It costs $50.」
- 範囲を示す
- 「It costs between [金額] and [金額].」
- 例: 「It costs between $100 and $200.」
- 条件付きで答える
- 「The cost depends on [条件].」
- 例: 「The cost depends on the size and material.」
- 見積もりを提供する
- 「I can give you an estimate of [金額].」
- 例: 「I can give you an estimate of around $300.」
- 無料であることを示す
- 「It’s free.」
- 例: 「There’s no charge. It’s free.」
具体例
- 商品の価格について
- Q: How much does this book cost?
- A: It costs $15.
- サービスの料金について
- Q: How much does it cost to repair a laptop?
- A: The cost depends on the issue, but it usually starts at $100.
- 体験やアクティビティの費用について
- Q: How much does it cost to join the cooking class?
- A: It costs $30 per session, or you can sign up for a monthly membership at $100.
返答のコツ
- 明確かつ正確に: 金額が分かっている場合は、具体的な数値を提供してください。
- 範囲を利用する: 正確な金額を事前に知らない場合は、可能な範囲を提供します。
- 条件を明確にする: 費用が条件によって変わる場合は、それが何に依存するかを説明してください。
- 追加費用を指摘する: 隠れた費用や追加料金がある場合は、それを前もって指摘することが重要です。
「How much does it cost?」への答え方をマスターすることで、日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションがスムーズになります。
“It costs 値段”
お店で…
それいくらですか?
25ドルです。
相手に値段を伝えるときは、”cost”の直後に値段をおいてあげるだけでよいです。
「もの cost 人 値」
海外旅行のツアーを探していて..
“cost”のあとに目的語が二つくるパターンです。例文では自分がツアーを探している前提なので”me”になっていますが、状況によって”us”や”you”になります。
“It’ll cost you.”
横浜に住みたいと言う友人へ…
横浜で家がほしいなら、値段高いよ。
こちらはフレーズとして覚えていただくとよいと思いますが、”It’ll cost you.”で特定の状況で誰が何かを買おうか検討しているときに、その値段が高くつくってときによく使う英語表現です。
How much is it?との違い
「How much is it?」と「How much does it cost?」は、両方とも価格や費用を尋ねるために使われる表現ですが、使用するコンテキストや微妙なニュアンスが異なる場合があります。
- How much is it?
- このフレーズは非常に直接的であり、商品やサービスの価格を尋ねる最も一般的な方法の一つです。状況がはっきりしていて、何について話しているのかが明確な場合によく使われます。例えば、レジで商品を指して「How much is it?」と尋ねるなど、非常に具体的なシナリオで使用されます。
- How much does it cost?
- この質問は少しフォーマルなニュアンスを持ち、価格について尋ねる際にも使われますが、「それ」が何であるかが明らかでない場合や、サービスの費用、あるいは何かを行うための全体的な費用について話している場合に適しています。また、少し間接的な聞き方であり、具体的な商品だけでなく、サービスや活動の費用を尋ねるのにも使われます。
例文:
- How much is it?
- 店で商品を指しながら: “I’d like to buy this. How much is it?”
- How much does it cost?
- サービスについて尋ねる場合: “How much does it cost to get a monthly subscription to this online magazine?”
結論
両方の表現は価格を尋ねる際に使われますが、「How much is it?」はもっと直接的な状況で、具体的な商品や明白なサービスの価格を尋ねるのに使われ、「How much does it cost?」は少しフォーマルで、サービスの費用や何かをするための費用全般についての質問に適しています。どちらのフレーズも柔軟に使い分けることができ、コンテキストに応じて適切な方を選ぶことが大切です。
似たような表現
これらの表現は、「How much does it cost to…?」と同様に、価格や費用に関する質問をする際に役立ちます。シチュエーションや話の流れに応じて適切なフレーズを選ぶことが大切です。
What’s the price of…?
「…の価格はいくらですか?」と尋ねる別の方法です。
例文: What’s the price of this digital camera?(このデジタルカメラの価格はいくらですか?)
How much do I owe you?
特にサービスを受けた後、支払うべき金額を尋ねる際に使います。
例文: I’ve had a haircut and a beard trim. How much do I owe you?(髪を切ってひげも整えてもらったんですが、支払いはいくらになりますか?)
What does it cost?
より一般的な「それはいくらですか?」という質問です。
例文: What does it cost to park here for a day?(ここに一日駐車するのはいくらかかりますか?)
関連する語彙
Expense
(費用)
例文:The total expense of our trip was quite high.(私たちの旅行の総費用はかなり高かったです。)
Charge
(請求額)
例文:What will the charge be for the service?(そのサービスの請求額はいくらになりますか?)
Affordable
(手頃な価格)
例文: I’m looking for an affordable smartphone.(手頃な価格のスマートフォンを探しています。)
押さえておきたいポイント
- 「How much does it cost to…?」は非常に汎用性の高いフレーズです。
- 相手が提供しているサービスや商品について具体的に尋ねる場合に適しています。
- 似たような表現も覚えておくと、会話の幅が広がります。
”cost”の関連する記事のご紹介
では、最後に”cost”に関連する記事をご紹介します。あなたの英語学習にさらに役立つと幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。日常生活でよく出くわすさまざまな状況で、「How much does it cost to…?」というフレーズを使ってみましょう。この記事を通じて、英語での質問がよりスムーズに、自信を持って行えるようになれば幸いです。
以上が”How much does it cost to 〜?”の意味とその使い方【お店で使える】でした。それではSee you around!
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