5年の時を経て振り返る独立後の日本帰国

浦島太郎状態だった日本帰国
今から5年前、フィリピンでの長い滞在を経て、日本に帰国しました。独立し、自分の道を歩み始めたタイミングでした。しかし、日本に戻ると、まるで別世界。時が止まっていたかのような感覚に陥り、まさに“浦島太郎状態”でした。
日本の生活の新鮮さを味わう日々

帰国して最初の1〜2週間は、ただただ日本の空気を感じながら、その時間に身を委ねていました。久しぶりに味わう四季の移り変わり、整然とした街並み、便利な生活環境——すべてが新鮮で、まるで新しい国に来たかのようでした。
コンビニに並ぶ豊富な商品、電車の正確な運行、道端に落ちているゴミの少なさ——当たり前だったものが、どれほど恵まれた環境だったのかを改めて実感しました。

フィリピンでの8年間が愛おしい理由

日本の生活を満喫する一方で、ふとした瞬間にフィリピンで過ごした日々がよみがえります。たった1ヶ月前まであの地にいたはずなのに、今となってはまるで遠い昔のことのように感じます。
フィリピンでの7年間は、決して楽なものではありませんでした。整ったインフラがあるわけでもなく、経済格差も大きい。それでも、人々は笑顔を絶やさず、互いに助け合い、夢を追い続けていました。そのハングリー精神に刺激を受けながら、私自身も成長できたのだと思います。
フィリピンの喧騒、独特のにおい、人々の活気に満ちた声——今でも思い出すと胸が熱くなります。あの環境の中で過ごした日々は、間違いなく私の人生の財産です。
家族と過ごす時間の大切さに気づく
そして今、日本で家族と過ごす時間の尊さを改めて感じています。特に妻のアイヴァンと過ごす日々は、何ものにも代えがたいものです。
アイヴァンが母や父と楽しそうに会話する姿を見るたびに、「こんな幸せな時間があるのか」と胸がいっぱいになります。今まで気づかなかった家族との時間の価値を、今だからこそ強く実感できるようになりました。
これからの挑戦と未来への決意

しかし、心の奥底では「ここからが本当の勝負だ」と感じています。日本での新たな挑戦が始まり、自分自身に対する期待とプレッシャーが入り混じる日々。それでも、一歩ずつ着実に進むことが大切だと信じ、日々積み重ねています。
これから先、どんな人々と出会い、どんな挑戦が待っているのか。未来は未知数ですが、信じて進んでいきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう。See you around!
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