こんにちは!今回のトピックは「later」と「later on」の違いとその使い方についてです。この二つの表現は似ていますが、微妙なニュアンスの違いがありますので、しっかりと把握しておく必要があります。
目次
違いとその使い方
Later
「later」は、「もう少し後に」という意味で、一般的には時間に関することを表現するときに使われます。例えば、「I’ll call you later」(後であなたに電話します)、「See you later」(また後で会いましょう)などがあります。
Later on
一方、「later on」は、「その後に」という意味で、より具体的な時期や状況を表現する場合に使われます。例えば、「Later on in the day」(その日の後半に)、「We can discuss it later on」(その後でそれについて話し合いましょう)などがあります。
また、両方の表現は口語的なニュアンスを持っており、正式な文章で使用するよりも、日常会話の中でよく使われます。
結論
簡単にまとめると、「later」はある程度抽象的な時間の表現に、一方「later on」はより具体的な時期や状況に対して使われるということです。
カジュアルな言い回し
「later on」は比較的カジュアルな表現です。日常会話で未来のある時点や出来事について言及する際によく使用されます。例えば、「I’ll see you later on」と言うことで、「後で会いましょう」という意味になります。
「later」も同様にカジュアルな表現で、未来の時点を指す際に広く使われますが、「later on」に比べて少し幅広い文脈で使用されます。「See you later」や「I’ll do it later」といったフレーズでよく見られます。「later」は「later on」よりも短く、ややフォーマルな文脈でも使われることがありますが、基本的には両方とも日常会話で頻繁に使われる表現です。
4つの例文
妻から電話が来て…
今日の予定を聞かれて…
まずはこのレポートを終わらせてから、その後であなたのプロジェクトを手伝います。
今日は休みで…
後でビーチに行こうよ。
部下へ…
その後で計画の詳細について話し合いましょう。
「See you later」と「See you later on」
「See you later」と「See you later on」は、両方とも「また後で会いましょう」という意味を表しますが、微妙にニュアンスが異なります。
「See you later」は、非常に一般的で、友達や同僚との別れ際によく使われます。それは、あなたがその人と日程ははっきりしていないけど、また会う可能性があるときに言うフレーズです。例えば、ランチの後や、会議の後に「See you later」と言うことができます。
一方、「See you later on」はあなたがその人とまた会う日が具体的に決まっているときに使用されます。例えば、翌週の会議の日程を確認して「See you later on Tuesday」と言うことができます。
簡単に言うと、「See you later」は、単に「また後で会おう」という意味ですが、「See you later on」は、次回の会合が具体的に決まっている場合に使用されるようなフォーマルな表現です。
No later thanの使い方
“No later than”は、時間的な制限を表現する際に使われる表現で、ある時刻または期限までに何かをすることを強調します。つまり「no later than」の後に続く時刻や期限よりも前に何かを行う必要があることを示します。
- Please submit your report no later than Friday. (金曜日までに報告書を提出してください)
- We will arrive at the airport no later than 3 p.m. (空港には3時までに到着します)
- I need the payment no later than next week. (来週までに支払いが必要です)
Later onの対義語
“Later on”の対義語は、時間の流れにおける前方向を指す表現であるため、「earlier on」や「previously」が相応しいです。これらの表現は、過去のある時点や出来事を参照する際に使われます。
関連する語彙
afterwards
「後で」の意味で「later on」と同様により具体的な時期を表現します。
eventually
「最終的に」の意味で、ある状況や出来事が時間をかけて実現することを表現します。
sooner or later
「遅かれ早かれ」の意味で、あることが必ず起こることを表現します。
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どちらも時間に関する表現である「later」と「later on」について解説しました。使い分けには微妙な違いがありますが、日常会話の中でよく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう!それではSee you around!
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