はじめに
英語を勉強していると、「これ、似てるけど何が違うの?」と思う単語に出会うこと、ありますよね。
「late」と「lately」も、そんな紛らわしい単語のひとつです。
TOEICでは見かけるけれど、いざ会話で使おうとすると、どっちが正しいのかわからなくなる…
こんな悩みを持っている方、きっと多いのではないでしょうか?
📌この記事のターゲット
この記事は、以下のような方に向けて書いています。
- 英会話初心者〜中級者(TOEIC600〜800くらい)
- 日常英会話やビジネス英語を身につけたい人
- 知っている単語でも、実際に会話で使えるか不安な人
📌読者のリアルな悩み・目標
実際にこんなふうに感じたこと、ありませんか?
- 「lateもlatelyも知ってるけど、実際の会話では使い分けに自信がない」
- 「TOEICのリーディング問題では何となくわかるけど、会話の中で自然に使えるかは自信がない」
単語の意味は知っているのに、使いこなせないもどかしさ、とてもよくわかります。
でも、違いとポイントさえ押さえれば、すぐに使えるようになりますので、安心してくださいね!
💡筆者の体験エピソード
実は、私自身も「late」と「lately」で失敗した経験があります。
海外の友人と近況を話しているときに、「最近どう?」と聞きたくて、”Have you been busy late?”と言ってしまったんです。
相手は「ん?遅れて忙しいってどういうこと?」という反応…。
その場は何とか笑って流してくれましたが、後から「最近」という意味なら”lately”が正しいと知り、
「単語の知識はあるのに、実際の会話で使えない悔しさ」を痛感しました。
このとき、「知っているつもり」と「実際に使える」は全然違うんだと実感。
使う場面ごとの違いを理解して、パターンで覚えることが大切なんだと学びました。
このブログでは、そんなリアルな体験も交えながら、
「late」と「lately」の違いをわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、今日から自信を持って使えるようになりましょう!
「late」と「lately」の意味と重要性
📌基本の意味とニュアンス
まずはそれぞれの基本的な意味を確認しましょう。
似ているように見えて、実は役割がまったく違う単語です。
- late:遅れて、遅くに(形容詞・副詞) - 例)I’m sorry I’m late.(遅れてごめんね。)
- lately:最近(副詞) - 例)Have you been busy lately?(最近忙しいですか?)
lateは「時間が遅い」、latelyは「最近」という意味。
時間の話ならlate、近況の話ならlately、と覚えておくとスッキリします。
📌ネイティブがどう使う?
それぞれ、よく使われる場面をまとめました。
- late:時間の遅れや遅刻に関する話題で使うことが多いです。 - 例)He was late for the meeting.(彼は会議に遅刻した。)
- lately:最近の出来事や、今の状況について話すときに便利。 - 例)I’ve been tired lately.(最近ちょっと疲れてる。)
lateは「時間」中心、latelyは「近況」中心というイメージですね。
特にビジネスシーンでも、どちらもよく使う重要表現です。
📌なぜこの2つが重要?
英語では、「最近」や「遅刻」は日常でも仕事でもよく話題になるテーマです。
そのため、この2つの単語を正しく使えると、会話がスムーズになります。
特に、ちょっとした違いで伝わる意味が大きく変わるので、
ここをきちんと理解しておくことが「自然な英語」への第一歩になります。
💡筆者の体験エピソード
私自身、以前ビジネス英語の勉強を始めたばかりのころ、
海外の上司に「最近忙しいですか?」と英語で聞きたくて、
“Have you been busy late?”と言ったことがあります。
すると、上司は「ん?」とちょっと困った表情。
「最近」と言いたいなら、”lately”を使うのが正解です。
当時は「late」でも意味は伝わるだろうと思っていましたが、
実際には、相手にとって不自然な英語になってしまったんです。
「伝わる」だけじゃなく、「自然に聞こえる英語」を目指すことの大切さを
改めて感じた瞬間でした。
この違いを知るだけで、英語への自信がグッと上がるので、
ぜひ今日から使い分けにチャレンジしてみてください!
実用的な使い方(シチュエーション別)
「late」と「lately」は、それぞれ使う場面が違うので、
シチュエーションごとにパターンで覚えると、すぐに実践できます。
✅カジュアルな会話で使う場合
日常のちょっとした会話では、こんなふうに使われます。
1. 遅刻や時間の遅れ(late)
- “Sorry I’m late!”(遅れてごめん!)
友達との待ち合わせや、ちょっとした約束でよく使います。 - “The train was late again.”(また電車が遅れた。)
電車やバスなど、交通機関の遅延にも使えます。
2. 近況や最近の話題(lately)
- “Have you seen any good movies lately?”(最近、何かいい映画見た?)
近況を聞いたり、最近のおすすめを話すときにぴったり。 - “I haven’t been sleeping well lately.”(最近あまりよく眠れてないんだ。)
自分の近況を伝えるときにも便利です。
✅ビジネスの場で使う場合
仕事の場面でも、「late」と「lately」はよく登場します。
1. 納期や会議の遅れ(late)
- “We’re running a bit late.”(少し遅れています。)
会議やプロジェクトの進捗が遅れているときに使います。 - “Sorry for being late.”(遅れてすみません。)
ビジネスシーンでも、冒頭の一言でよく使います。
2. 最近の業務状況確認(lately)
- “Have you been busy lately?”(最近お忙しいですか?)
オンライン会議やメールのやり取りでも、相手の様子を聞く定番フレーズです。 - “Lately, we’ve been getting more overseas orders.”(最近、海外からの注文が増えてきています。)
近況報告や会社の動きを伝えるときにも使えます。
📌対話形式で覚える
実際の会話の流れで覚えると、スムーズに口から出やすくなります。
A: Have you been busy lately?
B: Yeah, especially because our new project started last week.
A: That sounds tough! Make sure to take some breaks too.
相手の近況を自然に聞きながら、優しい一言を添えると、会話も弾みますよ。
💡体験・分析
実際に私が海外の取引先とのオンラインミーティングで経験した話です。
「最近の状況を軽く聞きたいな」と思い、“Have you been busy lately?”と質問。
そこから仕事の話だけでなく、天気や趣味の話にも広がって、会話がスムーズに進んだんです。
特に初対面の相手や、まだ関係が浅いときは、latelyを使った近況確認が、アイスブレイクにもピッタリです!
ちょっとしたフレーズですが、使いこなせると英語での会話がグッと広がるので、ぜひ試してみてください!
例文集
lateは「遅い」という意味で形容詞にも副詞にもなる
お腹空いてないのか聞かれて…
遅い朝食を取ったから。
遅れて出社して…
すみません、遅刻しました。
待ち合わせに遅れて…
lateは「遅い」もしくは「遅くに」という意味で実は形容詞だけでなく副詞にもなります。わかりやすいので言うと、例文1はbreakfast名詞にlateが修飾しているのに対して、例文3はlateがcame動詞に修飾しています。つまり何が言いたいかというと例文1ではlateは形容詞で、例文3ではlateは副詞となります。文の構造によってlateの役割がかわるんですね。
latelyは「最近」という意味の副詞
同僚に調子を聞くと…
最近友達の弟がどうしているか聞くと…
latelyは「最近」という意味の副詞です。現在完了形と一緒に使われることが多いです。注意点としては過去形では使われないことです。例えば、I had an car accent lately.とは言いません。この場合はrecentlyを使います。”recently”と”lately”の違いと使い方【時制で使い分ける】で詳しく解説しているので是非参考にしてください。またもちろん形容詞としては使わないので、I had a lately lunchのように表現することもできません。
よくある間違い・注意点
「late」と「lately」は、意味が似ているように感じるせいか、特に日本人が間違えやすい単語です。
せっかく覚えた単語も、使い方を間違えると「え?どういう意味?」と相手を困らせてしまうことも…。
ここで、よくあるミスと正しい使い分けを確認しておきましょう!
📌日本人が間違えやすいポイント
✅ lateを「最近」という意味で使ってしまうミス
「最近英語を勉強してるんです」と言いたいのに、”I’ve been studying English late.”としてしまうケース、よくあります。
✅ 「最近」はlately、「遅刻した」はlate
「最近」を表したいときはlately。
「遅くに」「遅刻した」ならlate。
ここを間違えると、全然違う意味になるので、しっかり区別しておきましょう!
📌使い分けポイント(一覧で確認)
シーン | 適切な表現 |
---|---|
最近よく英語を勉強している | ✅ lately |
今日の会議に遅れた | ✅ late |
「最近〇〇してる」はlately、「時間に遅れる」はlate
このルールを覚えておけば、迷わず使い分けられます!
💡筆者の実体験
私自身も、昔こんな失敗をしました。
「最近がんばって勉強してるよ」と言いたくて、”I’ve been studying hard late.”と言ったんです。
すると、ネイティブの友人が優しく
「Do you mean ‘lately’?」
と教えてくれました。
lateだと「夜遅くに勉強している」という意味にも取られてしまうので、
「最近」という意味を伝えたいときは、latelyが正解です。
このちょっとしたミスから、単語の細かいニュアンスの大切さを学びました。
一度間違えた表現ほど、次からは忘れませんよね。
みなさんも、この違いを知って、今日から自信を持って使ってみてください!
6. 学習のコツと体験談
「late」と「lately」の違いを知るだけではなく、実際の会話でスムーズに使えるようになるためには、普段の練習方法がとても大切です。
ここでは、おすすめの練習法を3つ紹介しますので、ぜひ今日から取り入れてみてください!
📌おすすめ練習法
✅ シャドーイング
ネイティブの会話音声やYouTube動画などで、「late」「lately」が使われている部分に注目して、そのまま声に出して真似する練習です。
実際のシチュエーションでの使われ方がわかるので、覚えやすくなります。
✅ 日記やSNS投稿に活用
普段の生活の中で、「最近○○してる」「今日遅れちゃった」など、「lately」や「late」を使った文章を、SNSや日記に書く練習をしてみましょう。
アウトプットすると、記憶に定着しやすくなります。
✅ 瞬間英作文
日本語の文章を見て、すぐに英語に言い換える練習です。
特に「最近〇〇している」や「今日遅刻した」など、「lately」「late」を使った例文を繰り返すと、パッと口から出やすくなります。
💡筆者体験
私も以前、「late」と「lately」の使い分けがうまくできず、
「これ、どっちだったっけ?」と何度も迷っていました。
そこで取り入れたのが、毎朝の音読練習です。
英語フレーズを音読する際に、「これは時間が遅い話だからlate」「これは最近の話だからlately」と、
頭の中で意識しながら音に出すことで、使い分けが体に染みついていきました。
「意識するだけで、こんなに違うんだ!」と実感したので、ぜひみなさんも試してみてください。
知識を使える英語に変えるためには、毎日のちょっとした工夫がポイントです!
コツコツ続ければ、必ず自信につながりますよ。
感情を揺さぶるストーリー
英語を学んでいると、「通じた!」という嬉しい瞬間もあれば、「伝わらない…」という悔しい経験もありますよね。
「late」と「lately」は、そんな思い出に残る経験を通して、しっかり身についた単語のひとつです。
📌リアルエピソード① 伝わった感動の瞬間
初めて海外旅行に行ったときのこと。
空港で乗り継ぎ便に走って向かい、搭乗ゲートに滑り込んだ瞬間、思わず口から出たのが、”I’m sorry I’m late!”でした。
係員の方が笑顔で「No worries! You made it!」と返してくれて、
「英語がちゃんと通じた…!」という嬉しさと、ホッとした気持ちで胸がいっぱいになりました。
この小さな成功体験が、「late」という単語を自分のものにするきっかけになったんです。
📌リアルエピソード② 伝わらなかった悔しい経験
一方で、ビジネス英語を勉強し始めたころ、
オンラインで海外の取引先と話す機会がありました。
雑談の流れで「最近忙しいですか?」と聞こうとして、
うっかり”Have you been busy late?”と言ってしまったんです。
相手は「???」という反応。
すぐに「あ、違う。最近って言いたかったのに…」と気づいて、悔しさでいっぱいでした。
その後、すぐに「late」と「lately」の違いを復習して、
このミスがきっかけで、2つの単語を一生忘れなくなりました。
📌失敗も成功も「自分だけの宝物」
英語は失敗した分だけ、身につくものだと私は思います。
「通じた!」という感動も、「伝わらなかった…」という悔しさも、全部あなたの英語力につながる大事な経験です。
今日学んだ「late」と「lately」、ぜひ実際の会話で使ってみてください。
きっと、あなたも自分だけの「通じた!」「悔しい!」エピソードができるはずです。
その経験こそ、あなたの英語の財産になりますよ!
読者ができる次のアクション
ここまで読んで、「late」と「lately」の違いがだんだんクリアになってきたと思います。
でも、知識を知識のままで終わらせるのはもったいないですよね。
大事なのは、読んだあとにすぐ行動すること!
今日からできる、シンプルなアクションを2つご紹介します。
📌すぐできる練習①
「late」と「lately」を使った例文を3つずつ声に出して言ってみる
まずは、声に出して口に慣らすことが大事です。
例えば、こんな感じです。
【late】
- I’m sorry I’m late.(遅れてごめん。)
- The meeting started late.(会議が遅れて始まった。)
- He often works late.(彼はよく残業してる。)
【lately】
- Have you been busy lately?(最近忙しい?)
- I’ve been tired lately.(最近ちょっと疲れてる。)
- Lately, I’ve been watching English videos every day.(最近は毎日英語の動画を見てるよ。)
声に出すことで、場面ごとの使い分けがスッと頭に入ります。
📌すぐできる練習②
SNSで「lately」を使った英語投稿にチャレンジ!
せっかく覚えたなら、実際にアウトプットする場を作るのがベストです。
SNSに「最近ハマっていること」を英語で投稿してみませんか?
例えば、
「最近新しい英会話アプリを使い始めました!」なら
“Lately, I’ve been using a new English app!”
いいねやコメントがつけば、「英語が伝わった!」という成功体験になります。
まずは気軽に1投稿から始めてみましょう!
小さな一歩でも、行動に移すことで英語はどんどん身についていきます。
ぜひ今日から、「late」と「lately」を自分の言葉にしていきましょう!
まとめ & 追加学習の提案
📌まとめ
最後に、今日のポイントを振り返っておきましょう!
- late:遅れて、遅くに(「時間」に関する表現)
- lately:最近(「近況」に関する表現)
似ているようで、使う場面が全然違います。
単語だけで覚えるのではなく、「文ごと」覚えるのが一番の近道です。
例えば、
- I’m sorry I’m late.(遅れてごめん。)
- Have you been busy lately?(最近忙しい?)
このように実際のフレーズごと覚えて、すぐに口から出せるようにしておきましょう。
📌次に学ぶべきテーマ提案
「late」と「lately」がわかったら、次は似た表現にもチャレンジしてみませんか?
✅ 【あわせて学ぼう】「recently」「these days」との違い
「最近」を表す表現は、他にもいくつかあります。
それぞれの違いを知ると、表現の幅が広がりますよ!
✅ 【知ってるだけで差がつく】ネイティブがよく使う時間表現5選
「ちょっと前」「ついさっき」「この前」など、時間を表す英語表現をまとめてチェックしておくと、会話がもっとスムーズになります。
💡モチベーションアップ
英語は「小さな発見の積み重ね」で必ず上達します。
今日学んだ「late」と「lately」、ぜひすぐに声に出したり、SNSに投稿したりして、アウトプットしてみてください。
「わかった!」を「使える!」に変えることが、英語上達のコツです。
少しずつでも確実に、自分のものにしていきましょう!
今日も一歩前進です!一緒にがんばりましょう!
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