こんにちは、RYO英会話ジムへようこそ。本日は、「ずっと〜したかった」という感情を英語でどのように表現するか、特に現在完了形を用いた表現法に焦点を当てて解説します。このセッションを通じて、現在完了形の理解を深め、英語での感情の表現力を高めることができるでしょう。それでは、さっそく学習を始めましょう。
目次
「ずっと〜したかった。」の英語表現
“Have always wanted to ~” は、過去から現在に至るまで続く深い願望や夢を表現する際に用いられる表現です。このフレーズを用いることで、時間を超えて持続する情熱や目標を伝えることができます。それは、個人が長い間追い求めてきた夢や希望を示すだけでなく、その願いが現在も変わらずに存在することを強調します。
この表現は、自己の野望や夢を述べる際に頻繁に使われます。たとえば、ある人が長年にわたり持ち続けている夢を持っていることを明示する場合に適しています。
さらに、”have always wanted to ~” は成就した夢や目標について語る際にも活用されます。このフレーズは主に肯定的な文脈で使用されるものの、否定形で用いることも可能です。例えば、「I have never really wanted to be a doctor」と表現することで、「私は医者になりたいと本当に思ったことがない」という意味合いを伝えることができます。これにより、話者が特定の職業や活動に対して持つ個人的な感情や関心の欠如を示すことができます。
使う場面
- 新しいスキルや趣味を学びたい場合:
- “I have always wanted to learn how to play the piano.”
- (ずっとピアノを弾けるようになりたかった。)
- 旅行や冒険をしたい場合:
- “I have always wanted to travel around the world.”
- (世界中を旅してみたかった。)
- 特定の業績や目標を達成したい場合:
- “I have always wanted to run a marathon.”
- (マラソンを走り切りたいとずっと思っていた。)
- 人に会う、もしくは特定の経験をすること:
- “I have always wanted to meet my favorite author.”
- (ずっと好きな作家に会いたかった。)
例文
夢は何か聞かれて…
私はずっと世界中を旅したいと思ってるんだ。
なぜ英語を学んでいるのか聞かれて…
私はずっと英会話を学びたかったのですが、今やっとレッスンを受ける機会を持っています。
always have been wanting toとの違い
- “Have always wanted to ~” は、「ずっと~したいと思っています」という気持ちを表します。こちらはもう少し一般的に使われ、長い間変わらない強い願望や夢を示します。例えば、「ずっと海外旅行したいと思っています」と言いたい時に使います。
- “Have always been wanting to ~” も似たような意味ですが、「ずっと~したいと思い続けています」という継続的なプロセスをもう少し強調します。こちらは願望がずっと続いているという点をもっと前面に出す時に使うかもしれません。つまり、今もその願望が強く続いていることを強調したい時に便利です。
例を使って説明すると、「ずっと英語を流暢に話せるようになりたいと思っています」という気持ちを表す時、どちらの表現も使えますが、”have always been wanting to” の方が、その願望が今も強く続いていることを少し強調する感じになります。
要するに、二つの表現はとても似ていて、どちらも長い間続いている強い願望を表しますが、”have always been wanting to” の方がその願望が継続していることをもう少し強調するんです。
過去形の”always wanted to 〜”との違いは?
“have always wanted to ~”は現在完了形であり、過去から現在までの継続的な期間にわたって、自分がやりたいと思っていたことを表現します。一方、過去形の”always wanted to ~”は、過去のある時点で、自分がいつもやりたいと思っていたことを表現します。つまり、その夢や希望が現在でも持続しているかどうかは明示されません。
子供の頃の夢を聞かれて…
子供の頃、私はいつも医者になりたかった。
“have always wanted to ~”という表現は現在完了形で使用され、過去から現在に至るまで継続している強い願望や夢を示します。これにより、話者が長い間、ある行動をしたいと考えており、その願望が現在も変わらず続いていることが強調されます。対照的に、単純過去形である”always wanted to ~”は、過去の特定の期間にわたって何かを強く望んでいたことを示しますが、その願望が現在も続いているのか、過去のものになってしまったのかについては述べられません。この違いは、願望の継続性と時制の理解において重要です。
この文は、現在でもその夢を持っているかどうかは分かりませんが、過去にはそのような夢があったことを表現しています。”have always wanted to ~”と過去形の”always wanted to ~”は、文脈によって使い分けられます。現在の自分の状況や意図を表現する場合は、”have always wanted to ~”を使用し、過去の出来事を説明する場合は過去形の”always wanted to ~”を使用することが多いです。
似た英語表現
これらの表現はすべて、長期間にわたる継続的な願望や夢を表す際に有用です。それぞれ微妙にニュアンスが異なるため、伝えたい感情の深さや継続性に応じて選択することができます。
“Have longed to ~”
例文: “I have longed to visit Japan ever since I was a child.”
和訳: 子どもの頃からずっと日本を訪れたいと思っていました。
解説: “Have longed to ~”は「長い間、切望していた」という意味で、深い願望や憧れを表します。現在完了形を用いることで、過去から現在までその願望が続いていることを示しています。
“Have been dreaming of ~”
例文: “I have been dreaming of becoming a writer for years.”
和訳: 数年間、作家になることを夢見てきました。
解説: “Have been dreaming of ~”は「長い間夢見ている」という意味で、特に長期間にわたる夢や目標に使われます。”have been”という現在完了進行形を使用することで、その夢や目標が過去から現在まで途切れることなく続いていることを強調します。
“Have always dreamed of ~”
例文: “I have always dreamed of running my own business.”
和訳: いつも自分のビジネスを経営することを夢見ていました。
解説: “Have always dreamed of ~”は「いつも〜することを夢見ていた」と表現し、長期間にわたる強い願望や夢を意味します。現在完了形を使用しているため、この夢が過去から続いて現在に至るまで持続していることを示しています。
“Have been longing to ~”
例文: “I have been longing to see you again.”
和訳: またあなたに会いたいとずっと思っていました。
解説: “Have been longing to ~”は「ずっと〜したいと思っていた」という意味で、強い憧れや願望を示します。現在完了進行形を用いることで、その感情が過去から現在に至るまで続いていることが強調されます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が「ずっと〜したかった。」の英語表現とその使い方【現在完了形】でした。それではSee you around!
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