こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「at once」って聞いたことありますか?
このフレーズ、実は日常英会話でもよく登場する便利な表現なんです。でも、ちょっとややこしいのが、シーンによって意味が変わるところ。
今回は、そんな「at once」の意味と使い方をわかりやすく解説していきます!
😅「すぐに」と思ったら…?実際にあった失敗エピソード
私が英語を学び始めた頃、「at once=すぐに」だとだけ思い込んでいたんです。
ある日、上司にこう言われました。
“We need to handle these tasks at once.”
僕はてっきり「急いで全部やれ!」という意味だと思い、焦ってバタバタ作業を始めました。
でも後から確認すると、その文の意味は「同時に複数のタスクを進める」という意図だったことが判明。
結果、優先順位を無視して中途半端な仕上がりに…💦
この経験から学んだのは、「単語の意味をひとつに決めつけないこと」の大切さ。
文脈によって意味が変わる表現こそ、注意が必要! ということを身をもって実感しました。
👉ちなみに、「once」や「twice」などの回数を表す英単語についても詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです:
▶︎回数を表す英単語「once」「twice」「thrice」の使い方とは?
💡「at once」の意味は2つ!
「at once」には、大きく分けて2つの意味があります。
- すぐに(immediately)
→ 緊急の場面や、早く行動してほしいときに使います。 - 同時に(simultaneously)
→ 複数のことが一度に起こるようなシーンで使います。
例:
Please come here at once.(すぐにここに来てください。)
He can do many things at once.(彼はいろんなことを同時にこなせます。)
🔈発音のポイント
「at once」は、英語でこう発音します:
- カタカナ:アット・ワンス
- 発音記号:/æt wʌns/
特に注意したいのは、「once」の“o” の音と”n” の発音。
「ワンス」の「ワ」がはっきり聞こえるように意識すると、より自然な発音になります。
英会話でパッと使えるようになると、表現の幅がグッと広がりますよ!
次回のレッスンや会話で、ぜひ「at once」を使ってみてくださいね✨
🗣「at once」の会話例&自然に使うコツ
✅ 会話例①「すぐに」の意味で使う
Situation:上司と部下の職場での会話
Boss: Could you send me the updated file at once?
Staff: Sure, I’ll send it right away.
【訳】
上司:「最新版のファイルをすぐに送ってくれる?」
部下:「はい、すぐ送ります!」
🔍 ポイント:このように「at once」は「right away(すぐに)」と同じ意味で、緊急性のある依頼にぴったりの表現です。
✅ 会話例②「同時に」の意味で使う
Situation:マルチタスクについての会話
A: How do you manage to answer emails and attend meetings at once?
B: I usually keep my camera off and multitask quietly.
【訳】
A:「どうやってメール返して、同時に会議に出てるの?」
B:「だいたいカメラをオフにして、こっそりマルチタスクしてるんだよ。」
🔍 ポイント:「at once」は複数のことを同時進行で行うときに使えます。
“do A and B at once” のような形でよく使われます。
🎯 自然に使いこなすためのコツ
📝 コツ①:「命令やお願い+at once」で使うと覚えやすい!
- Come here at once!(すぐに来なさい!)
- Leave the building at once!(今すぐ建物から出て!)
👉 怒っているときや、急いでほしいときの命令形とセットでよく使われます。
📝 コツ②:「A and B at once」で“同時に”の流れを掴もう!
- She’s laughing and crying at once.(笑いながら泣いている)
- He can cook, clean, and talk on the phone at once.(料理しながら掃除しながら電話もできる)
👉 動作が一緒に起きていることを強調するときに使うとナチュラル!
こういった会話フレーズや構文ごと覚えると、「at once」がぐっと使いやすくなりますよ😊
もっと例文を追加したい場合や、ビジネスシーン特化の応用編も対応できますので、お気軽にどうぞ!
💬英語表現を「使える」ようになるには、アウトプットがカギ
「at once」のような表現を理解しても、実際の会話で自然に使えるようになるには、やはりアウトプットの練習が欠かせません。
頭でわかっていても、いざ話そうとすると言葉が出てこない… そんな経験、ありませんか?
RYO英会話ジムでは、「わかる」から「使える」へと導くアウトプット特化型のトレーニングを行っています。
たとえばある受講生の方は、最初は「相手にどう伝えたらいいかわからず沈黙してしまうことが多かった」と言っていました。
しかし、レッスンで自分の発言をその場で可視化・添削されるというサイクルを何度も繰り返すうちに、
「英語を話すときに“伝わる視点”を持てるようになった」と大きな変化を感じられるようになりました。
このように、間違えることを恐れずにアウトプットする環境があることで、英語力だけでなく、
コミュニケーション力や自信そのものも育っていくのが、RYO英会話ジムの特長です。
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同僚へ…
うん。上司にこの報告書をすぐに終わらせるように言われたんだ。
まず一つ目が「すぐに」という意味です。他の単語で置き換えると、ちょうど”immediately”や”quickly”にあたります。
友人へ…
おしゃべりして同時に本も読めるわ。
2つ目の意味は、「同時に」です。「同時に」の意味でよく耳にするのが、”at the same time”です。ちょうどこれと同じ使い方をすることができます。
🎯「at once」の応用表現とその使い方
1. All at once(突然、一斉に)
意味:何かが急に起こったり、一気に始まるような場面で使われます。
例文:
- All at once, the lights went out.
→ 突然、電気が消えた。 - The kids started talking all at once.
→ 子どもたちが一斉に話し始めた。
🔍 ポイント:予想していなかった出来事や混乱した状況にピッタリの表現。
音声を聞く
同僚へ…
2. Right at once(すぐさま、即座に)
意味:「immediately(今すぐ)」をより強調した表現です。
例文:
- I need it done right at once.
→ 今すぐやってもらう必要があります。 - If anything happens, call me right at once.
→ 何かあったらすぐに電話して。
🔍 ポイント:「急いで!」という強い緊急性を伝えるときに使います。
3. Not all at once(一気にやらないで/全部いっぺんには)
意味:物事を一度に全部やらないでというアドバイスや注意でよく使われます。
例文:
- Don’t eat all the cake at once.
→ ケーキを一気に全部食べないでね。 - Let’s not make all the changes at once.
→ 変更は一気にじゃなくて、段階的にしよう。
🔍 ポイント:「ゆっくりやろう」「段階的にやろう」という意味合い。
✅まとめ
表現 | 意味 | よく使うシーン例 |
---|---|---|
at once | すぐに/同時に | 指示や説明でよく登場 |
all at once | 一斉に/突然 | 驚きや混乱を伝えるとき |
right at once | 即座に(強調) | 緊急性の高い指示やお願い |
not all at once | 一気にやらないで | 注意やアドバイス、段階的な行動の提案に最適 |
ご希望があれば、「ビジネス英語でのat onceの使い方」や「英作文トレーニング例」もご提案できますよ!お気軽にどうぞ😊
🧩「at once」の関連表現も覚えておこう!
「at once」に似た意味で使える、便利な英語表現を2つご紹介します。
それぞれ微妙にニュアンスが違うので、シーンに合わせて使い分けてみましょう!
1. at one go / in one go
👉「一気に・一度に全部」
この表現は、イギリス英語でよく使われる言い方です。
「go」はここでは名詞で、「一回の試み」や「一連の動作」という意味。
✅ at one go も in one go もOK!どちらも使われます。
意味:何かを途中で止めずに、一気に終わらせるイメージです。
例文:
- He finished all the reports at one go.
→ 彼は報告書を一気に全部仕上げた。 - I watched the entire season in one go.
→ 一気にそのシーズン全部見ちゃった!
🔍 ポイント:「at once(同時に)」と少し似ていますが、こちらはひと続きで完了することに重点があります。
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同僚へ…
たくさんの問題が同時に起こったよ。
2. for once
👉「たまには・今回くらいは」
「for once」は、普段とは違う行動や珍しい出来事に使う表現です。
「いつもはしないけど、今回だけは…」というニュアンスを含みます。
例文:
- For once, let’s eat out instead of cooking at home.
→ たまには家で料理せずに外食しようよ。 - He actually arrived on time, for once!
→ 彼が珍しく時間通りに来た!
🔍 ポイント:ちょっと皮肉っぽく使うこともありますが、カジュアルな会話でよく使われる便利表現です。
📝まとめ
表現 | 意味 | ニュアンス・使い方 |
---|---|---|
at once | すぐに/同時に | 行動の速さや出来事の同時進行 |
at/in one go | 一気に、一度に | 中断せずに一度でやりきる |
for once | たまには、今回だけ | 普段と違う特別な行動・例外的な出来事に使う |
これらを会話で使い分けられるようになると、英語の表現力がグッと自然になりますよ✨
他にも気になる表現があれば、いつでも聞いてくださいね!
🧩「at once」と似た英語表現・関連語彙まとめ
「at once」は便利な表現ですが、シーンによってより自然な別表現が使えることもあります。ここでは、「すぐに」や「同時に」を表す似た表現と関連語彙をわかりやすくご紹介します!
✅ ① Immediately(すぐに)
意味:何かが即座に起こることを強調した表現
特徴:「at once」と非常に近い意味。フォーマルでも使える万能表現。
例文:
- He left immediately after the meeting.
→ 彼は会議が終わるとすぐに去った。
✅ ② Right away(直ちに)
意味:今すぐに行動することを求めるときに使う
特徴:カジュアルな口語表現で、緊急性が高いニュアンスあり。
例文:
- Please send help right away!
→ すぐに助けを送ってください!
✅ ③ Simultaneously(同時に)
意味:2つ以上のことが同時進行で起きる状況を表す
特徴:「at once」の「同時に」と同じような場面で使えるが、ややフォーマル。
例文:
- The two events happened simultaneously.
→ その二つの出来事は同時に起こった。
🔍 関連語彙もチェック!
表現 | 意味 | 使い方のポイント | 例文例文 |
---|---|---|---|
Instantly | 即座に | 瞬間的な反応や返答を強調 | He replied instantly.(即座に返事) |
Promptly | 迅速に | スピーディーで適切な行動を取った時 | She acted promptly.(迅速に行動) |
覚えておくと便利なポイント💡
- 日常会話では “right away” や “instantly” がよく登場
- ビジネスやフォーマルな文脈では “immediately” や “promptly” が自然
- 同時進行を伝えるなら “simultaneously” か “at once”
✅ まとめ|「at once」を正しく使いこなそう!
「at once」は、「すぐに」と「同時に」という2つの意味を持つ便利な英語表現。
使い方を間違えると、誤解を生んでしまうこともあるので、文脈をしっかり読むことが大切です。
また、「right away」「immediately」「simultaneously」など、似た意味の表現もたくさんあります。
シーンに応じて言い換えができるようになると、より自然な英会話ができるようになりますよ!
覚えるだけでなく、実際に声に出して使うアウトプットの練習を重ねることで、本当の意味で「使える英語」に変わっていきます。
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