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こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は”Do you mind 〜?”の正しい使い方と返事についてお話したいと思います。日本人の方だけでなく英語を習得する方にとって”Do you mind if 〜?”の返事の仕方は混乱すると聞きますし、僕もよく混乱していました。その理由はとしては”mind”の動詞の意味をしっかりと理解していないことにあったんです。この記事を読めば英語感覚がさらにアップします。それでは、まいりましょう。
まず”mind”の意味を理解しよう
“mind”は、動詞で「いやに思う」という意味があります。次の例文を一緒に見てみましょう。
友人と話していて…
レストランでタバコを吸う人が嫌なんだ。
“hate”や”dislike”と似たような意味ですね。
“Do you mind 〜?”の2つの使い方
丁寧にお願いをするときに使われる”Do you mind 〜?”ですが、これには2つの使い方があります。日本語の訳では、よく「〜してもいいですか?」と紹介されます。これが混乱を招くきっかけになっています。なので一旦この訳を忘れて英語の”mind”の意味に限りなく近い訳で考えてみましょう。それは下記2つです。
- 「〜するのは問題ありますか?」
- 「〜するのはあなたを不快にさせますか?」
では2つの使い方を見ていきましょう。
Do you mind + 動名詞?
“mind”の後ろに動詞+ingの動名詞を並べた形です。
新幹線で…
窓を閉めても構いませんか?
また誰がするのかを明確にしたいときは目的格を動名詞の前におきます。
上司へ…
今夜早めにハーティーから帰ってもいいですか?
Do you mind if 〜?
Do you mind if 〜?”で「もし〜したら、不快に思いますか?」のような感じです。
同僚の家で…
テレビをつけてもいいですか?
スタンダードな返事
上司へ…
今日は早く退社してもいいですか?
はい、大丈夫ですよ。
病院の共有スペースで…
テレビを消してもいいですか?
いいえ、ダメです。
上の会話でもわかるように日本語の場合は訳が反対になってしまうので混乱してしまいます。しかしここで英語本来の意味で考える必要があります。“Do you mind”ということは不快に思うかどうか聞かれているということです。それに対して“Yes”といえば、あなたは不快に思っていることを伝えることになります。それに対して不快と思わなければ、”No”になるのです。
会話でよく使われる返事
スタンダードな返事をしても、もちろん間違いではないです。ただ直接的なだけに相手に失礼に聞こえる可能性があります。なのでここでは会話でよく使われる返事をご紹介します。
“No, I don’t mind”以外の表現
携帯電話を借りていいか聞くと…
問題ありませんよ。どうぞ。
先に帰宅してもいいか聞くと…
問題ありませんよ。どうぞ。
刺身の盛り合わせを注文しても聞くと…
“not at all”の発音については下記の記事でまとめているのでどうぞ。
最後の”sure”ですがこれ”Yes”の意味と同じじゃんと思いませんでしたか?実はそうではなく”sure”の後にit’s okay for me.”「私にとって問題ありません。」というのが省略されています。だから”No, I don’t mind.”の返事としてよく使われます。
“Yes, I mind.”以外の表現
新幹線で…
ここに座ってもいいですか?
このように”I’m sorry, 〜.”とワンクッション入れて、ダメな理由を伝えましょう。
Do you mindに関連する記事
“Do you mind if 〜?”のネイティブ発音については別の記事にまとめています。よかったらどうぞご覧ください。
最後まで読んでいただくありがとうございます。以上が”Do you mind 〜?”の正しい使い方と返事でした。それではSee you around!
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