こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は「それだけの価値はある」の英語表現についてご紹介します。この記事を読めば表現力の幅がさらに広がります。それではまいりましょう。
まずは会話を聞いてみよう
まずは二人の会話を見てみましょう。
一年記念に旦那さんと行ったレストランはどうだった?
実はね、すごく高かったんだけど全部おいしかったわ。それだけの価値はあるね。
“It’s worth it.”の意味と使い方
「それだけの価値はあるよ。」と英語で伝えたいときは、“It’s worth it.”と言います。worthは「~の(~する)価値があって」という意味で前置詞的に使うことができる形容詞です。なので特殊な形容詞であるということを認識しておいてください。
前置詞的に使われるということは、直後に名詞(代名詞)や動名詞を置くことができます。今回紹介しているフレーズの場合だと、”worth”の後に代名詞”it”がきています。では”It’s worth it.”と、2つの代名詞”itの意味は何なのかと不思議に思いますよね。置き換えるとこんな感じになります。
すべて(のサービスや食べ物)は値段が高いだけの価値がある。
という感じになります。代名詞”it”が指すものはそれぞれ違うのです。ややこしいですねー。話の内容によってそれぞれのitが指すものが決まってきます。
“worth”を応用して使ってみよう
では、応用としてこの代名詞itを置き換えて使ってみましょう。まずは二人の会話を見てみましょう。
この映画は見る価値があるよ。
いいね。借りてもいいかな?
というように置き換えて使うこともできます。上の会話では”worth”の後に動名詞”watching”「見ること」が来ています。もちろん名詞を置いてこんな感じで使うこともできます。
この絵画は100万ドルの価値があります。
“worth”は形容詞としても使える?
前置詞的に使える”worth”は、完全な形容詞として使う場合もあります。例えば下記のような文があったら、
シンガポールに行くことは価値がありますよ。
この場合の”worth”は形容詞として働いています。また頭に少し長めの句が来た場合は、”visiting Singapore”を”it”と置き換えて使います。例えば下記のように”visiting Singapore”を文末によくもっていきます。
シンガポールに行くことは価値がありますよ。
のように英語は恰好とバランスを気にするのです。なのでこういう場合の”worth”は前置詞的な形容詞ではありません。そのあたりを見分けられると、さらに英語が楽しくなってくるでしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が「それだけの価値はある」の英語表現でした。それではまた会いましょう!
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